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焼きうどん



2008年02月04日

だるま堂@北九州市(焼きうどん)



北九州市は小倉の駅は、ビルからモノレールがにょきっと生えていてちょっと未来的。

去年は小倉のどきどきうどん(若しくはどぎどぎうどん)にはまったわけだが、ほんというと、どきどきうどんを知る前にも小倉には2度ほど行ったことがある。そしてそのうちの1度はうどん屋を探訪している。小倉は焼きうどんが名物だと言うことを知ったからだ。どきどきうどんは小倉に住む人でさえマイナーな存在らしいが、焼きうどんは今回の「だるま堂」が発祥だということで、そこそこ知られた存在であるようだ。
発祥というのがどこまで確かなものなのかは分かる話ではないが、だるま堂では終戦直後の物資不足の時代に、焼きそばの代わりに干しうどんを湯がいて、焼きそばのように焼いて売ったのが始まりと言うことだ。発祥というのも確かか。



昭和のにおいが色濃く残る狭いアーケードの商店街に、だるま堂はある。



ガラス窓越しに見える店内は、狭いL字型のカウンター。一見の余所者には何となく入りづらい雰囲気である。

焼きうどんを考案した店主は、数年前に亡くなったらしい。今はその奥さん、というか、おばあちゃんが店を維持している。
おばあちゃんになるのも無理はない、終戦直後から店はあるのだ。

メニューはシンプル。焼きうどんと天まど、それにごはんやビール、酒のみだ。
ん?天まどって何だ?(ちょっと調べてから行けばすぐ分かるのに、下調べ不十分でうどん屋に行くことが多いのだ)
気にはなったが目的は焼きうどんなので、焼きうどんを注文。
あとから来た客が天まどを注文してた。出てきたのを見たら、焼きうどんに目玉焼き状の卵の卵が乗っていた。あぁ、天まどの方が良かったかな。馴染みの客は天まどを注文するのだろう。
天窓越しに見た月をイメージしたと、どこかのホームページに載っていた。いかした名前じゃないか。



焼きうどん。
いたってシンプルかつ素朴。
味は特別ではない。量も多くはない。
しかし、「だるま堂」を紹介している他のブログなどでも書かれているように、この店はそういうところとは別な所に存在価値がある。小倉の地に根ざして、焼きうどんとその客たちとともに戦後の時代を歩んできた重みが、ずっしりと店内にあふれている。
今では、焼きうどんを食べられる店は小倉にはいくつもあるらしい。


だるま堂
福岡県北九州市小倉北区魚町1-4-17
TEL:093-531-6401