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小田巻き蒸し



2006年02月21日

虎ノ門砂場@虎ノ門(小田巻き蒸し)

虎ノ門砂場。

名前から分かるとおり、そば屋の老舗だ。
この都心中の都心に、見ての通りの趣があり歴史を感じる建家。





しかし、うどんブログがそば屋に何用かといぶかる向きもあろう。
目的は、以下のメニュー中程にある「小田巻き蒸し」だ。



さて、小田巻き蒸しとは何か。
分かる人は分かるが、分からない人はまったく分からない。(そりゃそうか)
簡単に言うと、茶碗蒸しにうどんが入っている食べ物だ。
これを食べるために半年ほど前、残暑の中チャリンコをチャリチャリ1時間ほど漕いで探訪した。→またも、この時。。→「チャリンコ最強伝説(予)」

さてさて、この小田巻蒸し、歴史は古く、江戸時代からうどん屋そば屋のメニューにあったらしい。戦前までは、どこのうどん屋そば屋でも定番だったようだが、今では扱っている店はほとんど無いとのこと。
小田巻蒸しは作るのに手間と時間がかかり、店側客側ともに現代には合わないメニューになってしまったのだろう。
しかしさすがの老舗「虎ノ門砂場」には小田巻き蒸しがあると知り、参上した次第である。

チャリを歩道に停め(自転車で来る客もあまりいないだろう。。)、店に入る。
土曜日昼間の店内は賑わっている。
さっそく「小田巻き蒸し」を注文。少々戸惑われる。あまり注文する人もいないのだろう。

「お時間かかりますがよろしいですか?」

そら来た、当然。承知の注文なのだ。
ビールを頼んで、ちびちび飲みながら待つ。



待つことしばし、20分ほど。
小田巻、やって来た。



うひょー!うまーそう。茶碗蒸し大好きーなのだ。
しかし、ビールはとうに切れている。
小田巻き蒸しは本来酒の肴だと言う。
酒、酒。



うひょー!焼酎のそば湯割りだ。
うめー。
昼間からそば屋で、酒。
何という道楽。
この酒の飲み方は実にスバラシイ。

だー。すっかり小田巻を無視してるじゃないか。
肝心のうどんはドコだ?



写真がぶれてるじゃないか。酔ってる。。

しかし小田巻き蒸しをつまみながらの酒。酒に小田巻き、実に合う。
無茶苦茶旨い。
間違いなくオススメだ。
小田巻き蒸しは出てくるまでに時間がかかるので、それまで別のものをつまみながら酒を飲んで待つのがモアベターだ。

そして、〆はそば。



そば、うめー。

というか、ここのそば、まじ旨い。
自分はうどん好きだが、そばも好きなのだ。
さすがの老舗。
さっぱりとして、実に旨い。
酒席(1人だけど)の〆としても最高だ。
いやー良かった、良かった。
うー、自分で書いてて、また同じ様に飲み食いしたくなった。。

ほろ酔い気分で店を出て、すぐ近くにある江戸城見学をする。
優美だ。




虎ノ門砂場
東京都港区虎ノ門1-10-6
TEL:03-3501-9661




2007年10月28日

かんだやぶそば@神田(小田巻き蒸し)

何の脈絡もなく小田巻き蒸し。またも古い、去年の記録から。
以前に書いた、老舗蕎麦屋「神田まつや」に続いて行ったのであった。
まつやからはほど近い。



ビルのあいまに残る、古めかしい建物。



まさに老舗。
行列必死なので、開店時間に合わせて行ったらば、一番乗りだった(写真は食後に撮ったもの)



店内は広い。そして、老舗感あふれる。
東京観光にも人気のスポットらしい。外国人の姿もちらほら。

自分の目的は、「まつや」で果たせなかった小田巻蒸しである。
※小田巻蒸し:うどん入りの茶碗蒸し。江戸時代から蕎麦屋で主に酒のアテとして供されてきた。作るのに時間と手間がかかるため、現在ではメニューに揚げる店はまれ。



であるから、当然酒を飲む。
小田巻は時間がかかるというのは分かっているため、板わさをつまみにビールを飲む。
蕎麦味噌はお通しだ。



そして小田巻。
ビールは空いてるので、日本酒だ。しかし、菊正宗だ。蕎麦屋だからそういうもんだ。むしろそれが良い。





うどんに茶碗蒸しだから、味は間違いない、旨い。
特別なうどんではないし、特別な酒でもないが、こういう都心の老舗な蕎麦屋で、渋い肴と共に酒を飲むというシチュエーションに酔える。それが何より良い。
天抜きもメニューに載っている。



〆はそば。
明らかに緑色。
クロレラ入りだということがネットでは言われているが、かんだやぶそばのホームページではこう書いてある↓

>青みがかったそばは、創業者七兵衛が夏場のヒネの時期にそばもやしの青汁を打ち込んで清涼感と新そばの青みを出そうと工夫したものです。

いずれにしても、新そば風に色づけをしていると言うことか。
正直、そばの味は(「まつや」同様)たいしたこと無い。
もともと江戸のそばはそんな気取って食べるものでは無かったのだろうから、これはこれだろう。
都心に残るこの老舗の雰囲気が一級品なのである。


かんだやぶそば
東京都千代田区神田淡路町2-10
TEL:03-3251-0287




とにかくこの界隈はビルの合間に老舗な店が点在する。
こちらは、甘味処「竹むら」。


2007年10月31日

更科堀井@麻布十番(小田巻き蒸し)

小田巻蒸しに興味のある人もそんなにはいない気がするが、去年行ったもう一軒が残ってたので、今回も小田巻蒸し。



普段私には全く縁のない麻布十番の駅を降りる。
行き交う人々はセレブ感が漂う。
街自体は下町風情でセレブでもない。



更科堀井。
老舗そば屋だが、建物はご覧の通り新しい。

さて目的は小田巻蒸しを肴に酒を飲むことであるが、店内は明るく広く、あまり酒を飲むという雰囲気でもない。
(とは言え、小田巻蒸しがメニューにあるし他にツマミ的メニューもあるので、酒飲みも当然前提にあるのだろう)
席も混雑したカウンターで、あんまり落ち着かないので他に肴も頼まず、小田巻蒸し&ビールのみ注文。





小振りの小田巻だ。
うどんはコシがある。(ありすぎて冷凍うどんな気もするが。。)

さて。
老舗蕎麦屋に、今も小田巻蒸しがメニューに残っていることが確認できたので、自分的には満足。
早々に〆でそば。



せっかく更科に来たのに、更科ではなく普通のそばを頼んだのだなぁ。。
食す。
や、旨い。
神田の老舗蕎麦屋2店のそばはアレだったので、こちらもあまり期待はしていなかったが、こちらはそれなりに旨かった。まぁ、感動的に旨いと言うことではないが。
つゆは辛口と甘口と両方用意されるのが面白い。
個人的には、そばのつゆは辛ければ辛いほど良いので甘口はいらないのだけども。

蕎麦屋で酒を飲むという目的はココでもあまり果たせなかった。
そもそも、わざわざ電車で遠出して有名蕎麦屋で酒を飲むというのは、あまりイケてないな。
(はるばる虎ノ門砂場までチャリで行って酒を飲んだのは、ある意味、粋だったかも知れないな)


更科堀井
東京都港区元麻布3-11-4
TEL:03-3403-3401




麻布ではサンクスまでセレブ仕様であった。