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埼玉のうどん

  • 粉家@花園町(埼玉のうどん)     2006年02月01日
  • 鬼うどん金勝@小川町(埼玉のうどん)     2006年02月05日
  • 万吉うどん@さいたま市(埼玉のうどん)     2006年11月06日
  • 袋屋@さいたま市(埼玉のうどん)     2007年01月06日
  • さわいち@さいたま市(埼玉のうどん)     2007年01月08日
  • 元祖田舎っぺうどん 厨房店@熊谷市(埼玉のうどん)     2008年03月10日
  • 藤店うどん@さいたま市(埼玉のうどん)     2008年06月15日
  • 丸金手打うどん店@志木市(埼玉のうどん)     2008年11月09日
  • 塩崎うどん(騎西町@埼玉のうどん)     2008年12月12日
  • 手打うどん 田舎屋@熊谷市(埼玉のうどん)     2010年10月02日
  • とちぎや@羽生市(埼玉のうどん)     2012年05月06日


  • 2006年02月01日

    粉家@花園町(埼玉のうどん)

    イーハトーボという有名な讃岐うどん店が、埼玉県は寄居町にある。
    香川県のあの「やまうち」で修行したと言うことだから、宮武ファミリーの一員と考えられる。
    自分も数回行っている。
    ここのうどんは実に旨い。
    関東の讃岐うどんの中では、前に紹介した「綾」「すみた」に勝るとも劣らじだ。 だがしかし、今日はイーハトーボではないのだ。
    この店については他のページでも詳しく紹介されているので、しばらくは他ページを参照して欲しい。

    じゃあ何故名前を出したかというと、実はこのイーハトーボのある寄居町や、その周辺にはうどん店が実に多いことに気が付いたからなのだ。何度か車でこの周囲をうろついたところ、かなりの数のうどん店を発見している。そのうち何軒かにしか入っていないのだが、レベルの高い店が多い。イーハトーボのことしか触れられることのないこの地域だが、実はイーハがこの地に讃岐うどん店を開くよりも以前から、地場のうどん文化が深く根付いているような気がするのだ。今後この辺りを掘り下げていきたい所存なのだ。

    ということで、今回は寄居町に隣接する(花園インターを先頭に・・・で有名な)花園町にある「粉家」だ。(花園町はつい最近深谷市と合併したらしいが)



    国道沿いにばかでっかい看板が建っているのでとても分かりやすい。
    午後の1時を過ぎているのに広い駐車場は満車状態で、人気の程が伺える。



    のれんをくぐり店内へ。
    店内も広く、多くあるテーブル席は満席だ。どうやら地元民達で大にぎわいだ。

    入ってすぐのカウンターに座る。
    まったくの飛び込みなので、どんなうどん屋なのかさっぱり分からない。
    メニューは、と。





    ここは「つけ汁」の大盛りにかき揚げを付けて頼む。

    うどん待つ。
    混んでいるし、打ち立て茹でたてなので、結構待つ。
    うどん出てくる。



    ぶっとい麺は存在感がある。
    油揚げの添付された付け汁に付けて、うどん食す。
    うまー。
    こ、これはうまい。
    かなり硬めの麺で、池袋の武蔵野うどん店「うちたて家」を思い出した。
    そぼくな味わいは武蔵野うどんによく似ている。

    メヌーをもう一度見返す。
    「きのこ汁」「豚肉ごま汁」「つけ汁」に、裏っ返すと「ちゃんこ鍋」に「冷し汁」。。
    表面は全部つけ汁系だろう。武蔵野うどんの様だが、豚肉の汁は単なる肉汁ではなく、ごま汁になっている。「冷し汁」もある。加須の冷汁と同義だとすれば、これもごま汁だろう。系は武蔵野うどんに近いが、ごま汁がある辺り、ちょっと違う。そもそも、この花園町の辺りまで武蔵野とはあまり呼ばないだろう。ごま汁文化は加須を始め、水沢や桐生もそうだった。ここに行った時点では知らなかったが前に紹介した「旅の手帖」に「上州うどん」として載っていた、一連の群馬のうどんに一番近い。しかし、上州うどんが群馬のうどんを指すならば、ここ花園は埼玉県なのだ。武蔵の国にあって、上州うどんとはなかなか言い難い。
    ところで上州うどんも武蔵野うどんも、基本はつけ汁うどんだ。
    全般に関東土着のうどん文化はつけ汁文化の様なのだ。(もっというと、吉田うどんの富士吉田市の辺りまでつけ汁文化だ)

    この辺、色々と興味津々であるのだが、今回はこの辺にして、次回以降に続けて考察を深めていきたいと思うのである。。


    粉家
    埼玉県深谷市小前田289-1
    埼玉県大里郡花園町大字小前田289-1(←花園町は今年初めに深谷市と合併したらしい。合併後の住所は不明)
    TEL:048-584-5678

    2006年02月05日

    鬼うどん金勝@小川町(埼玉のうどん)

    前回の流れは、有名讃岐うどん店「イーハトーボ」のある埼玉県寄居町周辺には、うどん店が沢山あるということだったわけです。で、またそんな埼玉県うどん地帯事情についてです。

    今回の「鬼うどん金勝」は結構有名なようで、ネット上にも沢山の情報がある。
    場所は寄居町の南隣、小川町だ。
    「イーハトーボ」からは数kmの距離にある。



    金勝山という低山の麓を囲むように進む国道254号沿いに、この店はある。
    山の中に佇む様は、讃岐うどんの山中の店さながらだ。(この辺、もはや秩父なのだ)

    なんで「鬼うどん」なんだろう、色物か?などと猜疑心を持っていたのだが、どうやらそういうことではなく、この店では太麺と細麺を選ぶことが出来、太麺を「鬼うどん」、細麺を「姫うどん」と呼んでいるようだ(メニューには書いてない)。

    メニューには温かいうどんも多く載っているが、天ざるうどんが冒頭に載っているので、メインは冷たいつけうどんなのだろう。
    ということで、いか天ざるうどん(1,260円、鬼)を注文する。
    少々高いのが気になるが、どんなものか。
    うどん待つ。
    うどん出てくる。



    どっかーん!!

    まず、巨大ないか天に圧倒される(写真では分かりづらいか。。)
    そして、ざるに乗った存在感十分の鬼うどんに、さらに圧倒される。

    色物などでは全くなかった。
    武蔵野うどんでは全くないが、つけ麺系であるところはやはり、北関東土着うどんの系譜か。

    うどん食す。
    激うまー!!
    つややかでエッジの効いたうどんは、素朴系のうどん(武蔵野うどんや吉田うどん)ではない。
    水沢うどんや館林のうどんのような、洗練系のうどんだ。(素朴とか洗練とかいう例えが適当か分からないが)
    鬼うどんはハンパなく太いので、太麺が苦手な人は姫うどんにしておいた方が無難かも(それでも結構太いらしいが)

    しかし、うどんうまー。
    天ぷらはどうか。

    天ぷら食す。
    うひょー!!激うまー!!
    衣がなんともサクサクだ。そしてホロホロしている。
    他のうどん店では、うどんの付け合わせ的なテキトーな天ぷらが多い中、この天ぷらは明らかに別次元だ。
    今のところ自分は、他のうどん屋で、ここの天ぷら以上においしい天ぷらに出会っていない。
    抜群に旨い。

    てことで、自分はこの「鬼うどん金勝」についてはべた褒めであります。
    高めの値段設定など、まったくもって納得なのだ。
    最初に行った時は夜で客もほとんどおらず、山中の静かな雰囲気に包まれながら、まったりと食べることが出来た。
    後日再訪した時は昼時で店内満員。店員もあくせく動いて大忙しで、昼と夜ではだいぶ雰囲気が違っていた。

    ところで(1)
    店の大きな看板には「牛めし、もつ煮、天ぷら」とある。

    牛めしはメニューにあったか定かじゃないが、もつ煮は確かにあった。
    今度訪れる機会があれば、それらも頼んでみたいところだ。

    ところで(2)
    この店ホームページがあることを今、知った。↓
    http://www.geocities.jp/akinaom/oni.htm
    検索しても引っかからない。
    ナンデだろうと思ったが、ホームページにタイトルは無くて、画像で「鬼うどん金勝」と載っている。テキストでは「金勝」の名は書かれていない。これじゃー検索ページのロボットには拾われないよー。だれか教えてあげてー(>_<)


    鬼うどん金勝
    埼玉県比企郡小川町木呂子45
    TEL:0493-72-1901







    鬼、かわいー

    2006年11月06日

    万吉うどん@さいたま市(埼玉のうどん)

    記事を上げるペースが、うどん屋を訪ねるペースに全く追いついていない。
    記事を書く気がある隙に、なるべく過去に訪れたうどん屋をランダムに記事化。。



    万吉うどんは、このようにかなり民家な埼玉のうどん屋さん。
    なかなかわかりにくい場所にある。
    しかし、地元で結構な人気のようで昼時は過ぎているのに駐車場はほぼ満車(狭いので結構停めづらい)
    なんとか空いていたスペースに車を停め、家のような店に上がる。

    ネットの情報では野菜天盛りうどんが人気のようだが、何故かえび天盛りうどんを注文。
    何となくブルジョワ気分だったのだろう。
    (エビ天でブルジョワ気取りなのだから、程度が知れる。。)



    結構な細麺だ。
    しかしコシがあって旨い。
    付け汁も出汁十分、醤油十分で、そばの旨い付け汁のようだ。
    埼玉のこの地にあって、しかし、武蔵野うどんとは分類できない、けれども旨いうどんであった。
    そして天ぷらもサクサクで旨い。
    人気もまったく頷ける。


    万吉うどん
    埼玉県さいたま市桜区西堀9-26-2
    TEL:048-853-7050




    2007年01月06日

    袋屋@さいたま市(埼玉のうどん)

    2007年はとっくに始まっており、よその気の利いたブログはとっくに年末年始のご挨拶などを行っており、まったく自分も見習うべきなのだが、すっかりそんなタイミングは逸している。というか結局(今年も)年賀状さえも出さずじまいだったのである。
    仕方がないので、正月などは特になかったこととして、淡々と2007年の1回目の投稿を始める次第である。

    武蔵野うどんをきっかけに始めた「うどんマニア」であるが、このところ武蔵野うどんを武蔵野うどんと呼ぶことについて抵抗を感じている。
    武蔵野と聞いて感じるイメージは東京の北西部がメインで、埼玉に入るとせいぜい所沢や狭山、入間辺りがギリギリと感じる。これは自分の主観でしかないが、武蔵野台地ということであれば一般に入間川・荒川から多摩川に囲まれた台地を指すとのことであり、この地学的見地から言っても自分の主観は概ね間違いではないと考えております。
    そうすると今回の「袋屋」のある、さいたま市西区(旧大宮市)あたりから北や東に行くと感覚的には武蔵野うどんとは言いがたくなる。しかし、実際には埼玉北部〜群馬県(果ては栃木県の一部)まで武蔵野うどんと同様の付け麺うどん文化が連続的に広がっているのである。
    話が長くなるので、この話は今後ちょくちょく考察していくとして、今回は、そう言ったわけであるから、武蔵野うどんとは言いがたい、がしっかり地元に根付いている埼玉県のうどんに対し「埼玉うどん全般」というカテゴリーをとりあえず作ってみた。(つまらない呼称なので本当はもっと良い名前を考えたいのだが)
    (これに伴い、これまで「その他」にしてしまっていた「粉家」「鬼うどん金勝」「万吉うどん」を「埼玉うどん全般」カテゴリーに移動し、かつ「加須うどん」をこのサブカテゴリーとする)



    で、「袋屋」であるが地元では結構な人気店らしく、ネット上にもいくつかのレポがある。
    昼前にもかかわらず、続々と客が入ってくるのでやはり人気なのだろう。

    メニューをざっと眺めるが、肉汁やきのこ汁などの関東うどんらしいメニューは見あたらなかった。
    ここはちくわ天セットのもりを注文する(天ぷらのセットは「かけ」か「もり」を選べる)



    汁は冷たい。
    しかしうどんは太くつややかで、実に旨そうだ。
    食す。
    旨い。
    とてももにもにしている。
    適度な弾力で、噛みごたえのあるしっかりしたうどんだ。
    地元の人気はまったく頷ける。
    肉汁はないし、そもそも汁が冷たいので、一般的にいってもここは武蔵野うどんとは言われないだろうが、埼玉うどんのレベルの高さを知ることができる良い店だと思いました。
    ちくわの天ぷらも、ちくわがとても肉厚でふかふかしてて、衣もサクサク。旨いうどん屋はこういったサイドメニューもとても旨い。
    今度行く機会があれば、温かいうどんを是非食べてみたいと思うのでした。


    袋屋
    埼玉県さいたま市西区大字中野林202-4
    TEL:048-624-2968

    2007年01月08日

    さわいち@さいたま市(埼玉のうどん)

    東京近辺の武蔵野うどん店では、中細で柔腰系の「きくや系」の「武蔵野うどん」の勢力が強いように思うが、個人的なことを言うと、本当はもっと太くて固いうどんの方が好みである。
    埼玉北部〜群馬ではそんなうどんの方が多いように感じる。



    この「さわいち」もやはり太くて固い、噛みしめて旨いうどんであった。
    地元ではかなりの人気店らしい。
    温かいうどんも、冷たいうどんも色々種類があるが、やはり温かい付け汁で食べたい。
    しいたけ汁とかもあるが、肉なす汁というのがあったので、それにする。



    ざるに盛られたつややかなうどんは、実に旨そう。
    ここに来る前は、もっとおとなしい感じのうどんを想像していたが、実際は前述のように、ガッツリ太くて固腰の食べ応えのあるうどんであった。
    もぎゅもぎゅと噛みしめて旨い。
    付け汁も、単なる肉汁でないところが良い。
    ぶつ切りの茄子と豚肉と、甘からずしょっぱからずの汁が、良く調和している。
    エノキやネギもバランス良く入っている。
    「田舎うどん」という言い方があるが、汁の感じはまさにそんな懐かしい感じ。

    ここもいつか再訪して、鍋焼きうどんなど、温かいうどんも食べてみたいと強く思うのでした。


    さわいち
    埼玉県さいたま市見沼区大和田町2-1018-2
    TEL:048-688-3888

    2008年03月10日

    元祖田舎っぺうどん 厨房店@熊谷市(埼玉のうどん)



    取り上げるのが遅きに失した感のある、言わずと知れた「元祖田舎っぺうどん」である。
    熊谷市を中心に埼玉県内に複数の店を持つ人気店だ。

    そして私は少々悩んでいる。
    一般的に、この店は武蔵野うどんの店と言うことになっている。
    しかし、自分の感覚では埼玉の北端の熊谷市に対して武蔵野と呼ぶことに違和感がある。自分の感覚での武蔵野の範囲はもっと狭いのだ。
    それに、埼玉中北部から群馬にかけてのうどんは、温かい汁に冷たい麺を付けて食べるという武蔵野うどんと共通の特徴をもつが、うどんの色は白色系であることが多く、武蔵野の黒っぽい麺とは明らかに差がある。つけ汁も、きのこや野菜が多く入って、より田舎汁的な雰囲気がある。武蔵野うどんで言うところの、茹で野菜「糧」が付け合わせについてくることもあまり無い。
    武蔵野の地勢的な範囲の感覚もさることながら、うどんそのものの特徴も、武蔵野うどんとは明らかに差異が感じられるのだ。
    しかしながら、一般的には武蔵野うどんと言うことになっている。
    何も考えずに自分も武蔵野うどんということにしておけば悩まずにすむのだが、しかしでは、前橋や高崎などの群馬の付け麺うどんまで武蔵野うどんと呼ぶだろうか?いくらなんでも、群馬に武蔵野は無いだろう。かつての武蔵国の範疇ですらないのだ。
    そして、埼玉中北部のうどんは武蔵野うどんよりも、群馬のうどんとの共通項の方が多い。自分の中では(関東北西部の付け麺うどん)=(武蔵野うどん+埼玉中北部〜群馬平地部のうどん)なのである。
    そんなわけで、かつてから同じ事で悩み、群馬のうどんに対しては「上州うどん」、埼玉北部のうどんに対しては「埼玉うどん全般」などという苦しいカテゴリー分けをしていたが、もっとすっきり分けれる良い呼称は無いものか。そもそもそんなことする必要は無く、武蔵野うどんでひとくくりにするべきなのか。
    (どうやら、前も同じ様なこと書いてたな。。)

    にしても「埼玉うどん全般」は無いだろうと思ったから、今回は「埼玉北部のうどん」ということにしておいた(が、すっきりしない)。この辺、いずれ整理します。





    塩味のつけ汁が自慢のメニューとのことなので、塩きのこ汁うどんを注文。



    極太のきんぴらごぼうも「田舎っぺ」の特徴だ。
    ここに来たからには注文しておく必要がある。

    メニューには大盛り以上の盛りで1kg、2kg、果ては3kgの盛りまである。
    きんぴらや、kg単位での盛りなど、「田舎っぺ」のスタイルを持つ店は埼玉には多くある。「きくや」が武蔵野うどんの1スタイルであるのと同様、この地域では「田舎っぺ」が1つのスタイルなのである。
    考えてみると、池袋の「うちたて家」も田舎っぺ系だよなぁ(武蔵野うどんではないようなぁ)。うどん湯が出てくるのも田舎っぺスタイルだろう。

    ステンレスでピカピカの内装は、「田舎っぺ」他店とは違い現代風だ。数年前に改装されたとのことだ。





    太麺がガッと盛られている。
    色はうっすらクリーム色。
    かなり固め。ギュッとしている。がっつり系のうどんだ。
    この固麺、がっつり麺も、武蔵野うどんの固さとはちょっと違う固さじゃ無いかな。。
    噛みしめて食べるうどんである。
    人気の塩つけ汁もすっきり旨い。

    店はお客さんで一杯。昼時に行ったら並んでて順番待ちだった。
    そして他の「田舎っぺ」の店も同様に大繁盛なのである。



    元祖田舎っぺうどん 厨房店
    埼玉県熊谷市代1061-1
    TEL:048-521-8784


    2008年06月15日

    藤店うどん@さいたま市(埼玉のうどん)

    さいたまの人気店、「藤店うどん」である。
    実のところ、私、初食です。
    まぁ、なんだ、店の前は何度も通ったことあるのだが、休みだったり、混んでたりで、何となく初訪問だったわけです。
    しかし「藤店うどん」のうどんのスタイルは、いわゆる「武蔵野うどん」の1つのスタンダードであるのは間違いない。
    それにしても混んでる。
    平日月曜11時台にもかかわらず、そこそこ広い駐車場はほぼ満杯。
    私が食べ終わり店を出る頃は、停められない車で通路があふれかえる始末であった。人気店である。
    埼玉も荒川を越えてこの辺まで来ると、いわゆる「武蔵野うどん」と呼ぶことに抵抗がある。。「藤店うどん」は「埼玉のうどん」に分類します。過去の「埼玉全般のうどん」とか「埼玉北部のうどん」も「埼玉のうどん」に分類しようと思います。)



    ともかくも席に着き「きんぴら」があったので注文。



    「田舎っぺ」その他多数で一般的な、ぶっといきんぴらを想像してましたが、違いました。普通(?)の細いきんぴらでした。結構ボリュームがあります。



    そして、肉汁うどん。
    きのこ汁もメニューにあり、むしろこちらの方がスタンダードなのかも。きのこ汁も埼玉群馬系のつけ汁うどんの定番メニューではないでしょうか?



    自分が「藤店うどん」が1つのスタンダードという理由が、こちらのつけ汁。
    ネギのざく切りに、惜しげもなくたっぷり入った豚肉。
    この満足感のあるつけ汁が「藤店うどん」の人気の理由の1つでしょう。
    ざく切りネギ&肉どっさり系の「武蔵野うどん」→「温つけ汁うどん」は他の多くの店でも見かけるスタイルです。発祥がどこかはともかく、1つのスタンダードであることは間違いないでしょう。
    そして「藤店うどん」のつけ汁はボリュームのみならず、味もバランスの取れた実に良い味。

    さて、うどんはやはり白さが強く、しっかりした噛みごたえのあるガッツリ系の関東北方系のうどん。
    安心できる旨さである。人気があるのも当然でしょう。揺るぎ難き定番店です。


    藤店うどん
    埼玉県さいたま市西区三橋6-14-7
    TEL:048-624-2509


    2008年11月09日

    丸金手打うどん店@志木市(埼玉のうどん)

    ご無沙汰しております。皆様、いかがお過ごしでしょうか。。
    私目はややもっていそがしい(振りをしてます)ですが、相変わらずうどん店探訪は機を見て行っておりますです。
    特筆したいうどん店も結構貯まってる次第ですので、ようやく更新致しますです。

    ということで、今回特筆したいうどん店ナンバーワンがこちら埼玉県は志木市の「丸金手打うどん店」だ。
    今頃になって志木市もまた武蔵野〜埼玉系のうどんが盛んな地域であることに気付いて訪れたわけである。

    志木市がどういった歴史を持つ町なのかちっとも知らずに行ったわけだが、古く立派な民家が多く建ち並んでいた。古くから栄えた街道町なのであろう。
    そしてそんな武蔵野ラインの街道沿いにはやはりうどん文化が花開いていたのである。



    車道の大通りを一歩脇に入った住宅地の一角にうどん屋が佇む。(駐車場がないなぁ、と苦労したが、店の前の駐車場に停められるようだ)



    店内はテーブル卓2卓、座敷卓2卓のみで正直狭い。
    そして12時前から既に地元の老齢客でいっぱい。
    この時点で期待大である。



    注文の品は「肉もりうどん」。薬味が充実している。
    ちなみに地元客たちは主に汁物のうどんであった。寒かったこともあるが、北関東一般うどん系のつけ汁系が主体というわけでもなさそうだ。
    少なくとも肉汁うどんがメインメニューでは、けしてない。

    そして&「団子」である。
    こちらの店は団子も人気のよう。
    うどんを食べずに団子を持ち帰りで買って帰る客にも遭遇した。
    「団子」は広く武蔵野地域で盛んである。
    武蔵野うどんと言えば、米作に適さない地域で発展したという説が一般的だ。
    しかし現実には武蔵野うどんの地域には、米を原料とする「団子」もまた同時に非常に根付いている。
    これについては今後深く検討すべきテーマであるが、今回は浅くも考えないのである。
    何はともあれ「丸金うどん」の団子はひっじょうに旨かったのである。これまで食べてきた武蔵野の「団子」の中では最も旨かったと断言して差し支えない。
    もちもちして、米の味がして、醤油の香りがして、焼きたてで、こりゃ旨い。旨きゃ理屈などどうでも良いのだ。

    そして肝心のうどん。
    あぁ、旨いですよ、これは。
    まったくノーマークであったが、極めて本質的な武蔵野埼玉系のうどんであると感じた。
    もちろん地粉の小麦粉の風味が十分。
    食味はガシガシごわごわの(良い意味で)野暮な食感。「とき」に通ずる、かなり硬派な硬さ。「コシ」という表現は似合わないだろう。
    「肉汁」は本来の地元の食べ方ではないのかも知れない。冷たい汁であった。これは初めて。
    注文すればあっためてもらえるかも知れないが、いずれにしても「うどん」を「肉汁」につけて食べるのが一般ではないのではないだろうか。

    食し方はともかく、うどんは紛れもない武蔵野埼玉系の原石的なうどんであった。
    地元客の賑わいからしても、本来の武蔵野埼玉うどんのあり方を今に伝える、とても貴重なうどん店であると感じた訳である。


    丸金手打うどん
    埼玉県志木市本町1-5-6
    TEL:048-471-0302


    2008年12月12日

    塩崎うどん(騎西町@埼玉のうどん)

    ご無沙汰しております。皆様、いかがお過ごしでしょうか。。
    私目はややもっていそがしい(振りをしてます)ですが、相変わらずうどん店探訪は機を見て行っておりますです。
    特筆したいうどん店も結構貯まってる次第ですので、ようやく更新致しますです。

    ということで、前回と全く同じ書き出しをしたところで。。

    今回特筆したいうどん店ナンバーワンがこちら埼玉県は騎西町の「塩崎うどん」だ。
    騎西町というのは加須市に隣接している。加須といえばうどん的には加須うどんである。
    そしてそれに隣接している騎西町もまたうどんの町であるようだ。



    すっかり家々に埋もれているのが「塩崎うどん」。





    色々メニューある中に肉つけ汁うどんがあったので、それを注文。
    しかし、まわりの客の注文を見るに、単なる盛りうどんが主力のよう。
    加須うどんも本来そう。さらに北方群馬までいくと、完全に盛りうどんが主力。
    単にうどんと言ったら盛りうどん。
    ここら辺り以北は盛りうどん主体、なのだろう。
    そして以南の肉汁うどん。
    同じつけ汁うどんながら、この辺に線引きを感じる今日この頃。
    考察はあるが、また次回以降に。



    いんげん豆は北関東うどんの原初と考える。
    のりはやや珍しい。
    つけ汁のタマネギはかなり少数派。
    かまぼこは初見である。
    色々考えさせられるが、こんなことで色々考える人(自分)は、ちょっとおかしい。

    それにしてもこのうどん、とても旨い。
    白くきれいに揃えて盛られたうどんは、武蔵野〜北関東うどんにらしくないが、固めのしっかりしたうどんは、まさしく関東のうどんを体現している。
    タマネギベースのらしくないつけ汁はオリジナリティがあって実に旨いが、本来は単なる盛りうどんで食すべきか。
    いずれ再訪して盛りうどんを食そうかと思う。
    再訪、再々訪に値する稀少なうどん屋なのでした。





    塩崎うどん
    埼玉県北埼玉郡騎西町騎西1238-5
    TEL:0480-73-0413


    2010年10月02日

    手打うどん 田舎屋@熊谷市(埼玉のうどん)

    住所がはっきり分かりません。。
    東松山市から北に抜ける県道66号沿いにあります。道路沿いに目立つ看板が出てるので迷うことはありません。



    店の看板もでかいです。
    入ると年配の女性が2名でやっておりました。穏和な雰囲気。店内はゆったりとして落ち着いた空気が漂っている。
    壁に掲げられたメニュー達は非常に安い(携帯にメモっといたのですが携帯が壊れてしまったので具体的な値段が分からなく。。再訪したときに改めて書きます)



    (同様に携帯のメモが参照できないので、頼んだうどんの名前も覚えてません。数ヶ月前の訪問なのです)
    安いが量はしっかり。白く太い麺。汁はうどん同様素朴な田舎風、家庭風。
    食す。
    旨い。
    北関東的な、白くギュッギュッとした噛みごたえのある麺。武蔵野うどんの褐色でゴワッとしたうどんとはやはり違う。(どちらもガッシリとして小麦粉をしっかり食べてる感じのうどんであることには違わないが。)
    汁も見た目通り純朴な味。
    具体的な値段が分からなくなってしまっているが、とにかく安いのようっ。
    そして確実にお値段以上の味、量。
    ここは自分の再訪したいうどん屋の最上位。
    丼もののメニューもあった。セットメニューもあったのだが、これに何がセットになっているのだろう。再訪時に確かめたいと思う


    手打うどん 田舎屋
    埼玉県熊谷市舟木町(の辺り。県道66号沿い)


    2012年05月06日

    とちぎや@羽生市(埼玉のうどん)

    以前から「埼玉のうどん」というカテゴリーを作ってしまっているが、どうにもわかりづらいような。
    武蔵野うどんと言ってしまえばよいのだろうが、荒川を北に越えた地域のうどんまで「武蔵野」うどんとしてしまうのはどうも抵抗がある。
    しかし武蔵野うどんも、埼玉北部のうどんも、群馬のうどんもいずれも付けうどん主体、農家の主食といううどんで、同じ系譜である。



    加須のとなり、羽生市の「とちぎや」
    初めてではなく、2回目の訪問。とてもおいしかった記憶があるが、これもこちらでは書いてなかった。
    内装が以前と変わった気がするが、どうだろう?いつ行ったかのか判然としないからこれは不明。

    メニューが極めてシンプル。大きさしかない。並、大、特大、超特大。
    並で250円、超特大でも450円という超リーズナブル価格だ。



    これは盛り。かけと盛りがあるがメニューにはそんなことは書いてない。大きさだけ(写真撮らなかったので、今度再訪して再upします)。
    かけ盛りという頼み方ではなく、冷たいのあったかいの、が正解なのだろうか?これも良く分からず。とりあえず、盛りでと言っても通じました。
    掻き揚げはデフォルト。
    前金という情報があったので先にお金を払って受け取って貰いましたが、これも正否は不明。
    わからんわからんですみません。店の人に聞けばいいのだろうが聞いてません!

    そんなことより味!
    これは旨い!記憶以上で、久しぶりに大ヒット。
    ほんのり白く、ふわっと伸びやかな麺は群馬のうどんを彷彿させる。埼玉北部〜群馬にかけてのうどんは、武蔵野の茶褐色でごわっとしたうどんとはやはり一線を画す。肉汁とかなく単なる醤油のつけ汁なのもそう。しかし限りなく素朴なところは共通。
    加須のうどんはいささか商業的になりすぎな面があり、おやっ?と感じる時もあるが、このお隣の羽生市「とちぎや」はいささかの迷いもなく、現地にしっかり根ざした最良のうどんだ。
    この時に「かけ」を食べ逃したので、ぜひ近いうちに再々訪したいのだ。


    とちぎや
    埼玉県羽生市中央1-6-14
    TEL:048-561-1432