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大阪うどん



2007年01月10日

大阪うどん

東京のうどんはまずい、とか、関西はうどん関東はそば、とか、言われるわけです。

東京に生まれ育ち、しかし蕎麦よりもうどんが好きで生きてきた自分にとって、そんな言われ方は実に不本意。けれども、実際のところ、自分の周囲の人たちも蕎麦の方が好きだという人の方が大多数だったりするのも事実。

しかし武蔵野うどんを知って以来、うどん好きが高じてうどんマニアとなり、それと共にうどんの探求が進むにつれて関東の根強いうどん文化を知ることとなり、少なくとも東京のうどんはまずい、とか、「関東はそば」という部分については明らかなる事実誤認であることを確信するに至っている。

そう言ったわけであり、今度は逆に、「関西はうどん」、と言う時の「関西」を意味しているところの、「大阪」のうどんはナンボのものなのかを、いずれは確かめなくてはいけなかったわけである。

うどんマニアとなる以前の過去にも大阪は何度も足を踏み入れており、「大阪はうどんがおいしい」というイメージはあったものだから、機を見て何度かうどんを食したりしたこともあった。しかし、いずれもほとんど「うどん」の知識の無い頃のことであり、大阪のうどんを実際食しても、それ程の感想はなかった。言ってみれば観光地でご当地料理を記念に食べてきました的なノリでしかなかったのである。

だから、うどんマニアを認識して以来、大阪でちゃんとうどんを食べるということは、自分にとっての大きな課題であったと言える。

さて。

そんな折、昨年のある時期、大阪のうどんをある程度まとまって食べる機会を得ることができた。
その時の感想をぼちぼちとやっていこうと思って今日書き始めたが、肝心の行った店の紹介に至る前に、夜も遅くなり、早よ寝ないと明日に差し支える時間となってきたので、今日のところは何も肝に進まずじまいなのである。
申し訳ありませんがお休みなさい、Zzz・・・。。

2007年01月11日

手打ちうどんの店 たかはた@大阪市(大阪うどん)

大阪でうどんを食べたとは言っても、例によって目的がうどんだったわけではない。
だから、いざ大阪の駅に着いて、そこでようやくうどん屋どこだろう?と探し出す始末。
携帯でネットを探して、ようやく見つけた大阪うどんを紹介しているページから、JR大阪駅から歩いて近い店をとりあえずピックアップ。
やがてビルに入り地下に降り地下街へ。



目指すうどん屋はこんな地下街の先。



「たかはた」に到着。(同じ地下街にもう一軒の「たかはた」があるが、そちらは休みであった)



東京の(そば屋的な)うどん屋のメニューと似ているようで色々と違う。
大阪うどん一発目は、大阪うどん的に「きつねうどん」を注文。
普段は自分は全く頼まないメニューだ。キツネの揚げで汁の味が甘くなってしまうのが好きでないのだ。
しかし大阪と言えばキツネというイメージが自分にはあった。
(東京でこんな地下街にあるうどん屋に出会ったら、そんなときは有無を言わさず「たぬきうどん」を注文する。我が愛すべき超B級うどんメニューだ。しかし、大阪に「たぬきうどん」は存在しない(いずれ詳述))



刻みネギは緑色。
うどんは白く細めで、揃っている。
そして当然、汁は薄色に澄み切っている。
関西の白い汁にも全く最近は慣れている。(初めて香川で讃岐うどんを食べた時、汁に醤油を入れたくてたまらなくなったのは今や昔の話だ)

そしてこの店、汁がとっても旨かった。
正直、うどんそのものはそれ程の印象は残っていないのだが、とにかくも汁が旨かった。
大阪の人がうどんの汁を「汁」とは呼ばずに「出汁」と言うのはこのことか、というのが良く分かった。
同じ西日本の白い汁とは言え、讃岐や博多の汁とは明らかに別物であった。
大阪のうどん口だけのことはあり、正直やるな、というのが一軒目にして思い知らされた感想であったのだ。
(とは言え、感銘を受けたのは主に汁の部分なのではあるが)

ところで「キツネ」であるが、やっぱり汁が甘くなるのは避けがたく、それが面白くないのは相変わらず、仕方がないので汁に甘みが移行しないよう、二口で喰ってやった。
(もちろん、揚げそのものは旨いんだけどね。。)


手打ちうどんの店 たかはた
大阪市北区梅田1-3-1大阪駅前第一ビルB2
TEL:06-6341-9210




2007年02月20日

千とせ@大阪市(大阪うどん)



しばらくぶりに大阪のうどんに帰りまして。。
とは言っても、この店でうどんを食べてはいない。

うどんブログでうどんを喰わないとはどういうこっちゃ?



ここ「千とせ」はうどん屋であるのだが、一番の人気メニューが「肉吸い」と言って、肉うどんのうどん抜きという不思議なメニューなのだ。
昔、とある芸人さんが二日酔いでこの店に立ち寄り、肉うどんのうどん抜きを注文したことに端を発したらしい。
その後、芸人仲間の中で広まり、いつしか一般客の間にも広まり、店の看板メニューになったとのことだ。
面白い。
ということで、ここは当然立ち寄る。
古めかしく庶民的な外観内観。おずおずと「肉吸い、小玉(しょうたま)」を注文する。(小玉の読み方に自信が無く、小さい声で「こたま」と言って、店員に「しょうたまですね?」と訂正されたのである)
「小玉」とは、小ライスに卵が乗っているオプションメニューである。



丼に並々と入った汁に、牛肉がこれでもかとばかりに入っている。これに生卵の乗ったご飯。うどんは入っていないが、これは美味しくないわけがない。(うどんマニアとしては失格なのかもしれないが、うどんばかり、小麦粉ばかり食べ続けていると、むしょうに米が喰いたくなるのだ。お米万歳(>_<)!)

汁をすする。肉を喰う。それをおかずに米を喰う。
旨い。
ちなみにここへは朝一に立ち寄った。朝ご飯に最高だ。
また汁を吸い、肉を喰い、卵をかき混ぜた米を喰う。
これは旨くないわけがない。
丼の底にも半熟になった卵が沈んでいる。

うどんは入っていないのだが、うどん屋でわざわざこれを食べたくなる気持ちはとても良く分かる。
とは言え、回りの客が皆これを喰っている訳でもなく、うどんを食べている人も多いので、うどんも当然旨いのだろう。
また来る機会があれば、今度はうどんも食べてみたい(って、うどんブログなのに。。)


千とせ
大阪府大阪市中央区難波千日前8-1
TEL:06-6633-6861




この店のすぐ近くに有名な讃岐うどん店「釜たけうどん」がある。
ご覧の行列だ。
自分が「千とせ」に行ったとき、「千とせ」は5分の入りだった。
店主店員が窓の外を覗き、「釜たけ」の行列を眺めて、「並んどるなー」なんて感じの会話をしていたのが印象的であった。
「千とせ」は大阪の古い時代のうどん屋になってしまっているのだろうか?
「大阪うどん」のうどん屋に並ばず、「讃岐うどん」のうどん屋に行列する大阪の人たち。大阪に限らず、日本各地で見られる「讃岐うどん」に対する過度のブランド意識。。
讃岐うどんはもちろん旨いが、決してダントツの存在では無いのだがなぁ。



2007年03月24日

うさみ亭マツバヤ@大阪市(大阪うどん)



大阪のうどん屋でどうしても行きたかったのがこの店。
明治創業の老舗うどん店。
もう亡くなってしまっているが2代目の主人が有名人で、本も出している。
その本を読むと大阪のうどんの歴史が窺えて、大変興味深い。
その頃の店名は「松葉家」だったが、今は代替わりしたからなのか、「うさみ亭マツバヤ」という店名になっていた。



そしてこちらの初代が考案したとされているのが、この「きつねうどん」だ。
「きつねうどん」は、もちろん大阪うどんのゴールデンスタンダード。東京の蕎麦屋でのそば・うどんのメニューにも「たぬき」と並んでメニューの始めの方にほぼ必ずある。
(ちなみに個人的にはあげの甘い汁がうどんの汁に混ざってしまうのが好きでないので、きつねうどんを食べることはまずない)

松葉家がきつねうどんを作り出したのちに、大阪を代表するうどんのメニューになった経緯は良く分からないが、とにかくこれは歴史的メニューであるので必ず食したいと思っていた。
写真を見て分かるように、大阪のうどんらしくなく汁はかなり黒っぽい。
とはいうものの見た目こそ東京のうどんの汁に近いが、味は非なるものと言って良い。
が、それほど印象強い味でなかったのも確か。うどんもまたしかり。うどんとは元来、主張の強い食べ物では無かったに違いない。
ともかくも歴史的うどんを食べれたことに満足して店を出る。



店の脇に石臼が置かれていた。かつては店で粉も挽いていたのだろうか?

ところで、実はこの店でもうひとつ食べておきたいメニューがあった。
店を出た後、散歩したり、大阪城に行ってみたりした後、またこの店に戻ってきた。



そして食べておきたかった「おじやうどん」を注文。



うどんとおじやを合体させたという「おじやうどん」は2代目が戦後の食糧難の時代に作り出したメニューとのこと。「きつねうどん」と並ぶ、「マツバヤ」の代表的メニューだ。
平べったい鉄鍋に、沢山の具と共にうどんが盛られている。
米の姿はこの時点では見えない。



具とうどんをかき分けると、底に米が沈んでいるのが分かる。
その名の通り、おじやうどんだ。
こちらも強い味の印象は無かったが、バランス良い味であった。
大阪のうどんの歴史を今に伝える、貴重な店である。


うさみ亭マツバヤ
大阪府大阪市中央区南船場3−8−1
TEL:06-6251-3339


さて、大阪うどんについてはここまで。
もう2軒ほど行ったが、特筆すべき点は特になかったので。。
大阪うどんの全体的な感想としては、正直、普段ちまたで聞くほどのおいしさや特徴は感じられなかったこと。
とは言え大阪中心部の何店舗かを回っただけなので、これだけで大阪うどんはこうだとは断じることが出来ない。
また大阪でうどんを食べる機会もあるだろうから、大阪のうどんについても今後の検討課題としておこうと思います。

2007年06月01日

グル麺@新大阪駅(大阪うどん)

更に駅うどん。
今度は大阪。
新幹線下りホームの駅うどん屋だ。


入った時は当然、名前もなんも知らないで入った。
どうやらここは「グル麺」という名前の店で、JR東海系の会社の店らしい。
どうやら新幹線の名古屋駅と東京駅でも店を出しているらしい。
名古屋のあの「きしめん」の店のようだ。
東京駅でも新幹線のホームに店を出しているらしいが、東京の新幹線ホーム上にうどん屋があった記憶が無いんだがなぁ。。今度機会があったら、確かめてみよう。



えび天は何だか変な形の衣が付いている。味は悪くない。
うどんの味も出汁の味も悪くない。
むしろ旨い。
大阪うどんはどんなうどん?っていうのを手軽に知ることが出来ると思う。

ところで。
更に調べてみたら、新大阪駅には、在来線ホーム上に「杵屋」の立ち食いうどん屋があるらしい。(これも機会があれば確かめて見たい。)

ところで。。

乗り換えの新幹線に乗り席に着き、外を眺める。



あっ。
ドクターイエローだっ。



写真撮る。



更に撮る。

他の人は誰も興味持ってないようだが。。


グル麺
大阪府大阪市淀川区西中島5-16-1 新大阪駅構内
TEL:066-303-9287