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かすうどん



2007年03月19日

鶴乃屋@大阪市(かすうどん)

まだ「大阪うどん」の続きが残ってたりするので、まずそれを先に。。

えーと、前回は朝に「千とせ」で肉吸い(肉うどんのうどん抜き)をたらふく食べたわけです。
そんなわけで、まだ行きたい店があるのに腹が重い。
次の店に歩いて向かう途中の大阪らしい庶民的な商店街で、豆乳を売ってる店を発見。
腹をさっぱりさせたかったので豆乳、購入。





こころもち腹が軽くなった(ような気がした)



と言うわけで、今回大阪で最も食べたかった「かすうどん」の店、「鶴乃屋」だ。
「かすうどん」の店としてもっと有名な店もあろうかと思うが、今回のスケジュール的に考えるとこちらが適していた(早い時間にやっていて、かつ大阪市内)。

ところで、「かすうどん」とはなんなのか?というところから。
まず「かす」というのは「油かす」と言って、牛の小腸を小さく切って素揚げしたもの。
大阪の一部地域で食べられてきたものと言うことだ。
これをうどんに入れたものが「かすうどん」と言って、最近大阪で人気が高いらしい。
ちなみに、「油かす」はお好み焼きの具材に加えられたりもするらしい。

さて、「鶴乃屋」は看板にも書いてあるがここは立ち飲み屋兼、かすうどん屋である。
ホームページによると営業時間はAM11:00〜AM6:00となっている。
PM4:00〜PM10:00は立ち飲みONLYでうどんは出ないようだから、飲んだ後の夜中にうどんを食べる、というのがメインパターンなのかも知れない。



とは言え、自分が訪れたのはAM11:00の開店直後だから、この時間なら朝飯昼飯にうどんを食べるということで良いだろう(と思った)

立ち飲み屋であるから椅子は無い。
目の前に酒瓶が山ほど並ぶが、当然それは軽く無視して、かすうどんを注文(かす大盛りにしたんだっけかな?忘れた。。)

うどん待つ。
その間に他の客もやってくる。
みんな「うどん」など軽く無視して、ビシバシ飲み始める。。
ぁゎゎゎゎ。
ちなみに土曜ではあるが、午前11時である。
さすが大阪だと思った。(このあと大阪をぶらぶら歩くに辺り、昼間から立ち飲み屋はあちこちで大繁盛であることを知ったわけだが)

むしろ酒を飲まずにうどんを頼んだ自分の方がすっかり浮いているが、うどん出てくる。



ほほう、これが噂に聞く「かすうどん」か。
(実は「東京麺通団」にも(讃岐うどんにもかかわらず)「かすうどん」というメニューがあり、この店の前に食したことがあったのだが、あまりにイメージしていた「かすうどん」とは違っていて、自分の中では「かすうどん」としてカウントされていなかったのだ)



「かす」がイマイチ分かりづらいのでもう少しアップ。
透明な層の周りに茶色っぽい薄い皮がある。
食す。
かりっとして、それでいてふわっとして、香ばしくて、かつジューシー。
何とも表現し難き美味であった。(やっぱり麺通団の「かす」とは別物だと断言する)
見た目ほどしつこくもない。透明な部分はコラーゲンたっぷりとのことなので、むしろ健康的ですらある。

まぁ、実のところ大阪で「かすうどん」を食べたのはこの一軒だけなので、これが「かすうどん」の典型的なものなのか、定かではないのだが。。



何気なく歩く先に別の「かすうどん」の店も見つけて非常に入りたかったのだが、この時、再び腹が重くなっていて、とてももう一杯かすうどんを腹に収められる状態では無かったのだ。
まぁ、かすうどんについては今後じっくり検討していきたい。

って、肝心のうどんについてはちっとも触れていなかったが、まぁ、可もなく不可もなく。麺は中細で、汁もそんなに印象は無かったです。「かす」はとっても旨かったです。


鶴乃屋
大阪府大阪市中央区千日前2-9-7
TEL:06-6632-7811

2008年02月07日

加寿屋@藤井寺市(かすうどん)

関東は蕎麦、関西はうどん、ということに世間ではなっている。
もちろん、関東は蕎麦(でうどんはダメ)なんていうのは全くの誤りなのは、このブログでは最早言うまでもない。
しかし一方の関西はうどん、について、特にその中心たる大阪圏のうどんについて、自分の知見が足らないのも確かなのである。以前一度まとまって食べ歩いたことはあるが、どうもこれこそが大阪のうどん、というのにはあまり出会えなかった。大阪は讃岐うどんの侵蝕が著しいという印象も受けた。香川が近いせいだろう。生粋の大阪うどんは減りつつあるのかも知れない。
大阪のうどん、いずれちゃんと再チャレンジしてみたいと思う。
今回は寄り道で探訪した一軒のみ。

「かすうどん」は旧来の大阪うどん、新興の讃岐うどんとは別の流れにある、大阪うどんのニューウェーブか。古くから南河内地方で食されてきたとのことだが、ここ数年来、静かな広がりを見せているらしい。

前に一度取り上げているが改めて「かす」とは何ぞやと言うことを、今回の「加寿屋」のホームページから引用。

>「油かす」とは大阪の南河内地方で昔から食されてきた郷土料理です。
>牛の腸を油でじっくりと時間をかけて揚げ、余分な油分が抜けて肉の旨味が
>凝縮された、美味でしかも栄養価も高い食材です。まわりはカリカリと香ばしく、
>中はぷるぷるとした独特の歯ざわりが特徴です。

この「油かす」をうどんに乗せたのが「かすうどん」だ。



カーナビに従って目的地にやって来たが店が見あたらない。ブックオフやラーメン屋がどーんと建っている。もしや店を閉めてしまったのか?と思ったが、よく見ると、駐車場のある広い敷地の道路側にプレハブ状の小さな小屋が。



あぁ、こりゃ見落としていた。



で、入り口。
お客さんで一杯だ。待たないと席に着けない。
ここで待つのは嫌なので、目の前のブックオフでしばしやり過ごし、再度店に。
今度はギリギリ席に着けた。

雰囲気はラーメン屋のそれである。
若い店員に、若い客。狭いカウンターと少しのテーブル席。とても賑わっている。



そしてかすうどん。
麺は細め。とろろ昆布が関西のうどんっぽい。そして油かすがたっぷりと。
食す。
やぁ、人気店だけあって、やっぱり旨い。
油かすの脂っ気と肉っぽさが、旨いダシと良く合わさって濃厚なスープとなる。
細めのうどんは特段どうということはないが、かすうどんの主役はあくまで油かすだろう。
外はカリカリ、中はふわふわ、口に入ってしみ出す油はとってもジューシー。
本当は油かす追加してワシワシ食べたいところだが、悲しいかな私、年のせいで近頃めっきり油ものに弱くなってきてまして。。


加寿屋
大阪府藤井寺市沢田1-28-1
TEL:0729-54-6490