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肉吸い



2007年02月20日

千とせ@大阪市(大阪うどん)



しばらくぶりに大阪のうどんに帰りまして。。
とは言っても、この店でうどんを食べてはいない。

うどんブログでうどんを喰わないとはどういうこっちゃ?



ここ「千とせ」はうどん屋であるのだが、一番の人気メニューが「肉吸い」と言って、肉うどんのうどん抜きという不思議なメニューなのだ。
昔、とある芸人さんが二日酔いでこの店に立ち寄り、肉うどんのうどん抜きを注文したことに端を発したらしい。
その後、芸人仲間の中で広まり、いつしか一般客の間にも広まり、店の看板メニューになったとのことだ。
面白い。
ということで、ここは当然立ち寄る。
古めかしく庶民的な外観内観。おずおずと「肉吸い、小玉(しょうたま)」を注文する。(小玉の読み方に自信が無く、小さい声で「こたま」と言って、店員に「しょうたまですね?」と訂正されたのである)
「小玉」とは、小ライスに卵が乗っているオプションメニューである。



丼に並々と入った汁に、牛肉がこれでもかとばかりに入っている。これに生卵の乗ったご飯。うどんは入っていないが、これは美味しくないわけがない。(うどんマニアとしては失格なのかもしれないが、うどんばかり、小麦粉ばかり食べ続けていると、むしょうに米が喰いたくなるのだ。お米万歳(>_<)!)

汁をすする。肉を喰う。それをおかずに米を喰う。
旨い。
ちなみにここへは朝一に立ち寄った。朝ご飯に最高だ。
また汁を吸い、肉を喰い、卵をかき混ぜた米を喰う。
これは旨くないわけがない。
丼の底にも半熟になった卵が沈んでいる。

うどんは入っていないのだが、うどん屋でわざわざこれを食べたくなる気持ちはとても良く分かる。
とは言え、回りの客が皆これを喰っている訳でもなく、うどんを食べている人も多いので、うどんも当然旨いのだろう。
また来る機会があれば、今度はうどんも食べてみたい(って、うどんブログなのに。。)


千とせ
大阪府大阪市中央区難波千日前8-1
TEL:06-6633-6861




この店のすぐ近くに有名な讃岐うどん店「釜たけうどん」がある。
ご覧の行列だ。
自分が「千とせ」に行ったとき、「千とせ」は5分の入りだった。
店主店員が窓の外を覗き、「釜たけ」の行列を眺めて、「並んどるなー」なんて感じの会話をしていたのが印象的であった。
「千とせ」は大阪の古い時代のうどん屋になってしまっているのだろうか?
「大阪うどん」のうどん屋に並ばず、「讃岐うどん」のうどん屋に行列する大阪の人たち。大阪に限らず、日本各地で見られる「讃岐うどん」に対する過度のブランド意識。。
讃岐うどんはもちろん旨いが、決してダントツの存在では無いのだがなぁ。



2009年03月23日

らうそん@経堂(肉吸い、かすうどん)

経堂に「かすうどん」と「肉吸い」のうどん屋があると知り、喜んで行ってみた。



「かすうどん」「肉吸い」それぞれ大阪うどん名物。
「かすうどん」とは「かす=牛の小腸を上げたもの」が入った大阪南部発祥のうどん。
大阪では市民権を得つつあるうどんだが、東京ではほとんど見ない。
「肉吸い」とは大阪は「千とせ」といううどん店の名物メニュー。うどんの入ってない肉うどんである。うどんが入ってないので、うどんではないのだが。。→こちらで
「肉吸い」は大阪でもそんなに出してる店は無いと思うが、東京ではまず見ない。

そんな大阪固有のうどん(肉吸いはうどん入ってないが)が両方食べれる店が、経堂にあるというのだ。喜んで行ってみた。



店内の黒板に「肉吸い」と「かす」の説明がかわいく書かれている。
かすうどんにも当然惹かれるが、肉吸いはもっと珍しいので肉吸いを注文。かすもトッピングできるようなので、追加でトッピングしてもらうことに。
なお「かす吸い」というのもメニューにあった。この店のオリジナルだろう。珍しいが、かすだけを食べるのは少々しんどそうなので今回はパス。



「千とせ」では別途注文しなくてはならないが、こちらではご飯と生卵はデフォルトで付いてくる。
先ほどの黒板の説明では、すき焼きよろしく生卵に肉を浸しながら食べると良いらしい。



では、食す。
旨い。
なんと言っても汁が旨い。
びっくりした。
東京でこれだけ旨い関西出汁の汁はまずなかった。
汁ならむしろ本家「千とせ」よりもずっと旨い。
繊細かつ、味わい深い。いやー。

少々残念なのは、肝心の肉が少ないことである。
写真では分かりづらいが、肉は旨いが、小さめの肉がそれ程たっぷり入っているとは言い難い。
かすも脂っこくなくジューシーで、実に良い味なのだが。

にしても汁は実に旨い。肉を卵に付けて食べるのもまどろっこしくなってきたので、卵掛けご飯にして、かつ、汁をぶっかけて雑炊状にして食べてみた。実に旨い。いやー。

ということで、この出汁でやっぱりうどんを食したいと思った。
ということなので、後日再訪した。



かすうどんである。
いやー、やはり旨い汁である。
うどん自体はしっかりして旨いがそれ程特徴があるわけでもない。が、やはりうどんと合わせて食べるこの汁は実に旨い。
かすはやはり上品な旨さである。大阪で食べたどのかすうどんのかすよりも旨いかも知れない。いやー。。


らうそん
東京都世田谷区経堂1-12-6
TEL:080-5862-1913