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鳴門うどん

  • 大井食堂@鳴門市(鳴門うどん)     2008年02月05日
  • 舩本@鳴門市(鳴門うどん)     2008年02月06日


  • 2008年02月05日

    大井食堂@鳴門市(鳴門うどん)

    このところスイッチが入っている。今のうちの連日投稿である。
    そしてうどんカテゴリーの種類を増やすことに力が入っているので、今日も新規カテゴリーのうどん。そしてカテゴリー一覧はカオス状態。いづれ整理します。。

    鳴門うどんを知ったのは、結構前のAllAboutの蓮見さんの記事でだと思う。
    その時は、へー、そんなうどんもあるのか、ん?鳴門うどんの本も出てるのか、とりあえず買っておこう、と言う感じで、買った本も読まずにそれっきりだった。
    去年の秋口、何となく旅に出て、何となく鳴門のあたりまでやって来たので、前述の鳴門うどん本片手に、何となく鳴門うどん店を探訪してみた。
    毎度の事ながら、それ程期待してはいなかったのだが、これも毎度の事ながら、まったくもって興味深いうどんであった。



    鳴門というのは、言うまでもなく渦潮で有名な、徳島県の鳴門である。
    鳴門うどんは江戸時代より存在していたというから、相当に歴史のあるうどんである。
    鳴門はかつては塩田が盛んで、その労働者に供されたうどんであるという。
    この大井食堂がいつからあるのかは知れないが、かなりの老舗人気店とのこと。

    メニューは壁に短冊でちょこんとかけられている。
    うどん、玉子入り、竹輪入り、それぞれの大というシンプルさ。
    惜しむらくは、あぁ、何故自分は竹輪入りを選ばなかったのかと言うことだ。
    どうやら鳴門うどんに竹輪は付き物のようである。考えてみれば天ぷらではない竹輪がうどんに入っているのもユニークだ。鳴門は竹輪も名産とのこと。うどんには斜めに輪切りにしたものがわらわらと散らされている。



    ということで竹輪入りではないが、腹が減っていたのでうどん大を注文した。
    丼になみなみとうどんが入っている。とても多い。
    刻んだ油揚げが乗っているのも、鳴門うどんの特徴だろう。
    しかしやはり特筆すべきはその麺(&汁)
    麺はとても短い。太かったり細かったり。ぼこぼこと縮れている。そしてふにゃふにゃ、なんともとらえどころのない、頼りない食感である。
    しかし、これが汁と良く合う。かなり強いダシの汁である。この頼りないうどんが強い汁の具となり、するするとすすりこまれ、口からのどへ、のどから胃へと滑り込む。どんぶり山盛りのうどんがあっという間に全部胃の中へ。何とも不思議なうどん。旨さレベルとしては正直それ程高いとは思わなかったが、何とも印象に残る不思議うどんであった。そして例によって予定外の2軒目に向かうことになり、そして次の店では(個人的に)旨さレベルも非常に満足を感じたのである。

    それにしても、うどんの多様性については今さらながら感心してしまう。
    そして、これだけ日本各地でうどんが各様に分化し発展しているのに、一般はうどんに対してあまりに無関心であるのが改めて残念である。


    大井食堂
    徳島県鳴門市撫養町南浜東浜603
    TEL:088-686-4079


    2008年02月06日

    舩本@鳴門市(鳴門うどん)

    まだスイッチは切れていないようなので、相変わらずの連投。

    鳴門うどん2軒目は、鳴門うどんの店の中では大井食堂とならび、こちらも有名店であるらしい「舩本」。狭い海峡を挟んで淡路島側の、島になっている所の高島という地区にある。
    かつては塩田があった地域とのこと。この地区が鳴門うどんの発祥という説もあるようだ。
    広い道路がたいらな土地に縦横に走っているが、そのすこし古ぼけた道には車も人の気配もあまり感じられない。沖縄の離島のような、不思議に静かに時の止まったような空気を感じた。



    目的の店はなかなか見つからなかったが、ようやくうどんののぼりを見つけた。



    小さな水路を隔てた向こう側の集落の中に、店はある。
    細い橋を渡ると、すぐそこが「舩本」だ。



    静かで鄙びた集落の中にあって、少し場違いなくらいきれいな店だ。
    そして唯一のメニュー「うどん」を注文(おでんなど、サイドメニューはいろいろある)



    縮れた不揃いの太さの麺、刻んだ油揚げ、青ネギ。容姿は大井食堂のうどんと同様。
    食す。
    旨ーっ。
    うどんはやわやわで、さらにふわふわ。やはりとらえどころのない食感。
    そして汁がすごく旨い。やわやわのうどんは、やっぱりこの汁の具のよう。汁と具(うどん)が渾然一体となる。ちゅるちゅるとすすり込むように食べる。まさに鳴ちゅるだ。
    鳴門うどんの店は他にも多くはないが、何軒かはあるらしい(この「舩本」の支店もあるようだ)。次の目的地もあり、残念ながらこれ以上の食べ歩きは出来なかった。
    異常に旨い汁に、素敵にやわいうどん。こんな個性的で魅力的なうどんが、四国の端にひっそりと根付いている。讃岐だけが四国のうどんではないのだ。


    舩本
    徳島県鳴門市鳴門町高島字中島25-2
    TEL:088-687-2099


    以下、「舩本」周辺のイメージ画像。