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  • 2005年05月01日

    うどん

    Eg-Blog本店からの転載)

    元々うどん好きだと自認していたのだが、ずいぶん昔に「多摩の蕎麦、うどん名店77」という本を買っていた。この本は3対1で蕎麦の店の紹介の方が多いのだが、興味を引いたのはうどんの方だった。多摩のうどんは「武蔵野うどん」として紹介されている。

    聞き慣れない言葉である。本には「武蔵野の土地は保水が悪く、水田には向かない地層だったために、アワ、ヒエ、小麦といった穀類の栽培が盛んであった。(中略)そんな土地柄なので、小麦は主食扱いされ、うどんは当たり前のように食べられる日常食であり」うんぬんとある。

    なるほど、以前所沢の駅前で手打ちうどんの店なるものに入ったことがあった。あれはこれであったか。所沢が多摩地区なのかどうかはよく分からないが、武蔵野うどんの店として、東村山市、東大和市、小平市などの他に、所沢の店も載っていた(行った店ではない)

    この「武蔵野うどん」なるもの、見ればみるほど自分好みのうどんだ。(底の浅い)うどんファンである私は、香川に讃岐うどんを食べに行ったりもしたが、麺はともかく醤油の効かないだし(関西ではつゆとは言わない(らしい))が、根っからの関東人である自分には何とも物足りない感想であった。(この辺も調べると奥が深そうだ(大阪うどん うす味の謎)

    しかしこの武蔵野うどんは、醤油の強い汁であることはもちろん、もりうどん、肉汁うどん、荒っぽい麺と、何ともそそられる特徴を持っているようだ。
    多摩地区に勤め先があることから、「多摩の〜」なんて本を買ったわけだ。多摩には縁も近くなったことだし、これは行かねば、と思ったまま、似非うどん好きなので行かないでほったらかしていた。(武蔵野うどん好きの真性ファンのホームページがちらほらあることはチェックしていた)

    しかし、最近になって行く気になり2店だけ行ってみた。

    うまい。

    わざわざ、四国くんだりまで行ってうどんなんか食べに行くこたなかった。(いや、讃岐は讃岐でもちろん行く価値、食べ歩く価値はあると思う)

    まー、自分のことだからホントのマニアにはなれないと思うが、ぼちぼち感想など、この場で述べれればと思うのである。

    2005年05月28日

    ますや@東村山市(武蔵野うどん)

    Eg-Blog本店からの転載)

    最初に行った武蔵野うどん店が東村山の「ますや」だ。



    実をいうと、始めからこの店を目指したわけではない。「武蔵野うどん」に興味を持つきっかけとなった本「多摩の蕎麦、うどん名店77」を見て、最初に行こうと思った店は、有名店「小島屋」だ。実はこの時既に別のうどん本(日本全国絶品うどん図鑑 2005−06)も手に入れていて、その本にある「小島屋」の写真は古い木造の外観がいかにも、な感じで興味をそそられた。本には「武蔵野うどん」の老舗とも書いてある。兎にも角にも本に紹介される店舗の中で一番興味が惹かれたため、「武蔵野うどん」を食べに行こうと思い立ったとき、まずそこへ車で向かった。

    東村山近辺の複雑な細い道を抜けた交差点に「小島屋」はあった。本の写真の通りの古ぼけた味のある建物だった。本には駐車場があると書いてあったので探すが、見あたらない。少しうろうろするが、どうやら建物裏のどう見ても民家の庭みたいなところがそうらしい。しかし、うろうろしている時に店をよく見ると暖簾も出ていなく、どうやら休みであるようだ。仕方がないので、別の店に向かうことにした。

    次に向かう先も今回の「ますや」ではなく、次に興味を惹かれた店「とき」だ。ここは強面の頑固オヤジのような店主がやっている。その写真のうどんが実においしそうで、次の目的地に決めた。先ほどの「小島屋」に行く道よりもさらに複雑で細い道を進むが、店が見つけられない。自慢のカーナビをあてにして周囲とナビを見ながら注意深く進むが、結局見つけられなかった。一回違う道に出て別の方面から再度「とき」に向かおうと決めた。

    とにかく東村山周辺は道が複雑だ。線路も複雑に絡み合い、踏切も多い。そんな踏切の一つにかかって踏切待ちをしている時にふと前方に、手打ちうどんの看板が見えた。「ますや」と書いてある。そう言えばそんな名前の店も前出の本に紹介されていたことを思い出し、入る店を「ますや」に決めた。
    ちなみに「とき」へは後日行って食べることになり、今のところ(たぶん今後もずっと)ベストうどん店となっている。

    ようやく「ますや」の話だ。なお当記事は「うどん店ガイド」ではなく、あくまで「うどんコラム」なので話が冗長でもお許し下さい(言い訳)

    外観はこじんまりとした、民家のような店だ(武蔵野うどん店はどこもそうなのだが)。暖簾が下がっているのを確認して店に入ると、左手にあがりがまちがある座敷にテーブルが2つ3つ、右手に5、6席のカウンターだ。店内も民家チックであった。座敷に1組、カウンターには左右の端に1人ずつの先客がいた。
    自分はカウンターの真ん中の席に座った。メニューは見あたらず、目の前の厨房ごしの壁に貼られた張り紙にそれらしきものが書いてある。いかにも常連然とした両隣の先客になめられないように、「肉汁うどんのあったかいの!」てな感じで注文した。店は本にもあったとおり、「おばあちゃん」が仕切ってやっている。他に「近所のおばちゃん」のような店員が1人か2人かいた。カウンターには何種類かの天ぷらがバットに載せられていた。「おばあちゃん」に「天ぷらはごにょごにょでいい?」なんて聞かれたが、ごにょごにょの部分が何て言ってたのかよく分からないので、てきとーに「それでお願いします」なんて返事した。



    うどんは既に茹でられていて、せいろのようなもので蒸されてざるに載せられ、豚肉の入った付け汁と、何種類かの天ぷらとともに出された。さっそく箸を手に取り、付け汁を付けてうどんを食べる。
    素朴だ。茹で置きなので麺は適度に柔らかく、もにもにしてて、とてもおいしい。表現はやっぱり「素朴」というのが一番しっくりくる。そんな優しい感じのうどんに自分は、あーうまいなぁ、と思ったのでした。ということで、この時以降、武蔵野うどんをもっと知りたいと思うようになった。

    壁のメニューには麺のおかわり出来ます、と書いてある。そこで、うどんを食べ終わると間髪入れず、おかわりを注文する。おかわりを食べている時、左隣の客が会計となった。すると「おばあちゃん」は「おかわりは?」なんてその客に促す。客はちょっと慌てた感じで、「そうか、そんなのがあるのか、、じゃあおかわり」。って自分は、「なんだこの客は常連じゃなかったのか」って思い、客に身構えた自分が馬鹿らしかった。自分も食べ終わり会計をしようとすると、右の客が「本に載ってたので来てみた」なんて「おばあちゃん」に話している。げっ、どっちの客も自分と同じ一見さんではないか。なんだ馬鹿馬鹿しい。

    まあ、そんなことは全くの余談で、主人の「おばあちゃん」といい、優しい味わいのうどんといい、「武蔵野うどん」にはまるきっかけとなった「ますや」でした。

    後でもっと調べると、最初に行こうと思った「小島屋」はテレビなどでもかなり紹介されている有名店なので、最初に行った店が「ますや」だったのはミーハーチックでなくて良かったと思う。また、次に行こうと思った「とき」が最初に行く店だったら、次以降に行く店のうどんがみんなチープに思えてしまっただろうから、「とき」も最初の店でなくて良かったと思うのである。

    なお、武蔵野うどん店は「小島屋」と、さらに行列が出来るほどの「きくや」の2店が、良くメディアに紹介される有名店であるようだ。

    ではまた。


    ますや
    東京都東村山市久米川町4-33-10
    TEL:042-393-9481

    2005年05月29日

    あづまや@所沢市(武蔵野うどん)

    Eg-Blog本店からの転載)

    「ますや」に味をしめ、次に行ったのが所沢の「あづまや」だ。
    茹でたてが食べられるということで選んだ。再び車で向かうと、所沢の、やはり住宅街の中に「あづまや」はあった。



    写真のように、味のある建物がぽつんと建っている。中に入ると、沢山の先客がいた。テーブル席と座敷の席が結構な数あるが、ようやく座敷の一番奥の席が(相席にはなるが)空いているのを見つけ、1人で座っていた客に断り、座敷に腰を下ろした。

    メニューで「糧もりうどん」というのが目を引いた。「糧(かて)」=「茹でた野菜」を付け汁に付けてうどんと共に食べるらしい。おもしろい。迷わずこれにした。

    落ち着いて周りを見回すと、みんな酒を飲んでるグループばかりだ。うどんは食べていない。うどん屋というのは、ささっとうどんを食べるだけのものかと思っていたが、ここにいる人達はどう見ても「酒>うどん」だ。うどんはだいぶ後になってから注文していた。酒席の締めとして「うどん」を食べるということなのだろう。いい感じだ。

    注文後に茹で始めるために待ち時間は結構あったが、出てきたうどんは期待通りしっかりとして、実にうまいものだった。付け合わせの「糧」は茹でたほうれん草に茄子(他にもあったかも)で、うどんと共に付け汁に付けて食べると、とてもおいしい。武蔵野うどんとはこのように農家で食べられてきたものだ、ということを思わせる。

    結局、普通盛りはあっという間に食べ終わってしまい、名残惜しくもそそくさと自分は店を後にしたが、店内は相変わらず大勢の客で賑わっており、住宅街ど真ん中のその立地といい、地域密着がよく分かる実に良い雰囲気のお店でした。

    あづまや
    埼玉県所沢市久米1637
    TEL:042-922-7175

    2005年05月31日

    とき@東村山市(武蔵野うどん)

    Eg-Blog本店からの転載)

    結論から言うと、この「とき」が自分の中でのベスト武蔵野うどん店だ。たぶん今後も変わらないと思う。

    はじめに車で行って見つけることが出来なかった店だ。
    武蔵野うどんの店にしては珍しく夜も8時くらいまでやっている(昼のみ営業の店が多い)。そこで会社帰りに電車で寄ってみることにした。

    東村山の西口から歩いて数分の住宅地の中に「とき」はあった。車では、やはり見つけにくそうな場所である。これまでの店と同様、民家の一部を店にしているが、違うのは「OSHAREな民家および店」である点だ。



    カウンター席とテーブル席で、結構広い。メニューはカウンターに一つあるのみだ。コワモテのオヤジが主人で、おそるおそる肉汁うどんをたのむ。

    茹で上がるのに20分くらい待つ、というような情報もあったので本を読みながら待つが、実際には10分もかからない位で出来上がった。早速ざるに盛られたうどんを肉汁に付けて食す。


    激ウマだ。

    まず、肉汁がうまい。
    ネギと豚肉と汁の付け汁だが、これがもう圧倒的にうまい。
    説明できんが、とにかくうまい。

    そして、当然うどんがうまい。
    コツコツとしっかり固い武蔵野うどんだ。しかし絶妙な固さと太さだ。
    他の武蔵野うどん店では、柔らかいのや、シコシコしてるうどんもあったが、この「とき」のうどんの様な、がっちり硬派なうどんが「武蔵野うどん」の基本形なんじゃないかと思う。(←注:その後色々食べ歩いた結果、「とき」の麺はオンリーワンですな。他店に多いのは、「きくや」や「小島屋」系のシコシコ系かな?12/25記)

    またしても大盛りとか頼む余裕が無くて、普通盛りを頼んでしまったが、大盛りは100円増し、そして200円増しでバカ盛り、300円増しでバカ王と続く。
    「とき」にすっかりはまった自分はその後何度も通い、今ではバカ王を選んでいる(写真がそうだが、その量の多さが写真では上手く表現できていない。たぶん一般的に言ったら相当に多いので、最初にバカ王を注文するのはオススメしない。)



    さらに付け汁の種類も豊富で、特にカレー汁なんてのは珍しく、そしてとてもうまい。
    まだまだ言いたいところは沢山あるのだが、すでに長文化しているのでこの辺にしておく。

    自分が会社帰りに寄れる(夜も営業していて、ほぼ通勤沿線上にあり、かつ駅から歩いて近い)、そしてうどんは激ウマ。そんな店は他に現れないと思うので、自分の中での、武蔵野うどん最強店の座は今後も揺るがないと思うのである。


    とき
    東京都東村山市野口町1-7-10
    TEL:042-394-9800

    2005年06月09日

    小島屋@東村山市(武蔵野うどん)

    Eg-Blog本店からの転載)

    今日は思い出したかのように武蔵野うどんの記事。

    今回は武蔵野うどんの有名店です。
    ここ「小島屋」は、自分が最初に行こうと思った武蔵野うどん店だ。



    写真を見て分かるとおり、なんともソソられる外観の店だ。
    最初に行った時は残念ながら休みだったため、「小島屋」に実際行ったのは最近だ。

    武蔵野うどん店を調べていて最初に当たるのは、この「小島屋」と「きくや」かも知れない。どちらも、テレビなどで良く紹介されるようだ。 そんな訳で、あまのじゃくな自分は有名店は味はあんまり期待できないだろう、だけども押さえては置かないと、というような気持ちで出かけたのだ。

    最初に行った時は駐車場の位置が良く分からなかった。上の写真の民家のような店の裏にある、民家の庭先のような場所(というより庭そのもの)が駐車スペースとなっている。庭そのものなので線とか引かれているわけでは無いので、みんな思い思いの場所にてきとーに止めている。なので、自分もようやくあったスペースに無理矢理車を止める。

    店に入ると、まずテーブル席がいくつかあり、その奥に座敷がある。テーブル席は一杯だったので座敷に座って、「肉汁うどん」を注文。(もう「武蔵野うどん」=「肉汁うどん」ということで良いのでは、と考え中)

    注文後、比較的すぐに出てきたので茹で置きスタイルの店だと思う。
    (茹で置きを極端に嫌う人も多いので、もし違ったらご指摘下さい。前も書いたように、自分は「茹で置き」=「悪い」とは考えていないのだ)

    で、これが写真。



    肉汁はシンプルだ。ざるに盛られたうどんに茹でたほうれん草が添えられているのが、いかにも「武蔵野うどん」だ。

    で、肝心の味だが、有名店だからどーせ。。なんて考えていた自分は間違っておりました。固からず、柔らかからず、当然うどん粉の香りがちゃんとする、実に良い塩梅の、良い意味で期待を裏切るおいしいうどんだったです。もう、昔ながらの正しい「武蔵野うどん」がコレですよ、というような「小島屋」のうどんでありました。

    店内はどこぞで聞いて来ました的な(自分みたいな)、ジモピー的では無い人が多かったです。しかしながら、また食べに行きたいと思います。今度は、この地域もう一つの名物である団子も食べたいです。(店の看板にも「だんご小島屋」と書いてある)

    テレビで紹介されてるところLINK
    http://www.ntv.co.jp/asaten/nattoku/20031018.html
    http://www.ntv.co.jp/burari/040515/info04.html


    小島屋
    東京都東村山市野口町3-10-3
    042-391-2638

    2005年07月12日

    武蔵野うどん@府中市(武蔵野うどん)

    Eg-Blog本店からの転載)

    府中にその名もズバリな「武蔵野うどん」という店がある。あまのじゃくな自分は、そんな、とってつけたような名前の店はイケてないだろう、などと勝手に思っていた。
    それでもある日曜の午後、発作的にうどんを食べたくなり、しかし、武蔵野うどんな店は日曜は休みが多いし、そもそも昼時しかやっていない店がほとんどなのだ。
    ということで思案に暮れていたが、この府中の「武蔵野うどん」は日曜のしかも夜遅くまでやっていることを思い出し、いそいそと出かけることとなった。
    しばし車を走らせ、着いた店の店構えは武蔵野うどん店にありがちな、民家改造の店舗ではなく、普通に店!って感じのお店でした。



    で、なんとなく肉汁な気分でもなかったので、かき揚げもりを注文。傍らに置いてあった武蔵野MAPをGETしたりして、しばし待つ。
    ふと、目を脇にやると「おでんセルフサービス」の文字。
    そうだ、この店はおでんを置いていることで有名だったのだ。




    ちょっと迷うが「だいこん」GET!そして「ちくわぶ」GET!! そう関東でしか通用しない「ちくわぶ」だ。 (しかし関西代表「牛すじ」が一緒に並んでいるのは余計な気がする)



    「ちくわぶ」食って、ほどなくして出てきました武蔵野うどん。


    はい、おいしいです。

    先入観は禁物です。
    麺はツルシコ系です。とは言え讃岐のようにグニグニとまではいかず、ちょうど良い塩梅の食感です。小麦の香りもしっかりします。
    壁には「つゆがしょっぱい場合は出汁で割るので声を掛けてください」などという張り紙がありましたが、そんな必要はとくに感じなかったです。
    ほうれん草も入っていて、正統派な武蔵野うどんでした。
    機会があれば、また行きたいと思います。

    (なお、すぐ隣に讃岐うどんな店もありました)


    武蔵野うどん
    東京都府中市府中町1-5-5
    電話 042-368-6340

    2005年07月13日

    うちたて家@池袋(武蔵野うどん)

    Eg-Blog本店からの転載)

    さて、これまで「武蔵野うどん」の店と紹介してきたところは、すべて多摩地区(あるいはその近辺)にある店だった。「武蔵野」と聞いてイメージするのは大体、多摩の辺りだ。厳密に言うと、都区内も武蔵野の範疇に入るらしい。が、「武蔵野」や「多摩」について掘り下げようとすると、だいぶん長くなりそうなので別の機会に話をしたいと思う。
    ここでは一般的に武蔵野は23区以外の多摩地区〜その近辺であると考える(注1:ちょっと修正、一番↓)。そうすると23区内に「武蔵野うどん」と言える店はあるのかいな、ということになる。
    今のところの、自分の知る限りの店を「都内DE武蔵野うどん」シリーズとして(勝手に)紹介します。

    で、シリーズ第一回は、池袋の「うちたて家」です。
    池袋東口から歩いてほど近い場所に立地するこの店は、「武蔵野うどん」唯一の大繁華街にある店と言ってよろしかろうと、思います。

    050713uchitateya.jpg

    ぶれているので写真の拡大はなしですが、「武蔵野うどん」にはおよそらしくない、店らしい店(?)だ。入り口の券売機で食券を買って中に入る。
    「でぶや」がTV取材に来た時の写真が置いてある。
    「武蔵野うどんとは〜」みたいな、説明書きも置いてある。
    ここは「武蔵野うどん」普及に頑張っているようだ。
    フランチャイズの募集もしている。
    (某掲示板情報では、1店神田にオープンしたことがあったらしいが、某四国うどんブームのまっただ中で即閉店したらしい(未確認))

    ネットや本の前情報から、自分はこんな池袋にあるような、店っぽい店の(?)武蔵野うどん店なんてダメだろー、なんて例のごとく勝手に考えていた。
    肉汁は当然メニューにあり店のオススメでもあるが、この日はつけとろろなんかを頼んだ。
    待つ間に厨房を覗くと、とろろをすっている。

    「お?(ちゃんとしてる)」



    うどん出てくる。食べる。

    うまい。

    もう、まったく自分のインプレッションなど当てにはならんです。
    かなりしっかり固めのうどんだ。「とき」の固さともちがう。ぐにっとしてるが、しこっとはしてない(言葉で書くのは限界だ・・・)
    とにかく池袋に立地する、「武蔵野うどん」としては唯一行きやすい場所にある店だ。DEうまい。
    なんとやらを知るにはもってこいなので、行って食べて確かめてちょ。

    ここは「そば湯」ならぬ「うどん湯」が供される。これは嬉しい。「武蔵野うどん」はつけ麺がデフォルトだが、つゆを余らしてしまい惜しい気になる。
    しかしここでは、「うどん湯」でつゆを割って飲むことが出来る。他の店でも少数そういう店があるが、ぜひどこでも標準にして欲しいです。

    まー、長くなるので今回はこの辺で。

    店の住所くらい書いておいた方が良いだろうと思ったので、今回より住所書いときます。電話番号とか営業時間、定休日なんかは、どうするか考えます。

    うちたて家
    東京都豊島区南池袋3-13-17
    TEL:03-3980-3361


    (注1ちょっと修正) 武蔵野を「多摩地区およびその周辺」と書いてしまったが、これだと「東京」というイメージが強くなってしまう。
    本当は北多摩+埼玉南西部と言った方が良いのかも。ちょっとちゃんと考えてみます。
    とくに「武蔵野うどん」に関して言えば、店は東村山、小平、清瀬、所沢、入間、狭山、飯能、川越、日高・・・などなどに分布しているようで、どちらかといえば(どちらかと言わず)、東京より埼玉のうどんと言っていいかと思う、今日このごろです。

    2005年07月14日

    豚や@杉並区上荻(武蔵野うどん)

    Eg-Blog本店からの転載)

    都内DE武蔵野うどん、2回目の今日は地名で言うとピンと来ない@上荻の「豚や」だ。強いて言えば、荻窪と西荻窪の中間くらいに位置する(のかな?)。ただ、駅から歩くにはちょっと遠いと思います。



    しかし、店はかなり評判らしく席はほぼ満席。自分が席についた後も客が後から後から入ってきて、席待ち状態となってました。いったいどこからやって来ているのだろう。

    さて、当然のごとく肉汁うどんを頼む。よく見ると1.5倍盛り、2倍盛りなんていう、大盛りメニューがある。よし、とばかりに涼しい顔をして2倍盛りを頼むと店員が、「1kgありますが、良いですか?」などという。

    良い訳がない。(今は無くなったが)ココイチのチャレンジカレーは1300gだ。自分は高校の頃にチャレンジして何とか食べきったが、「1.3kg」は自分の胃袋の限界だった。「1kg」と言われて、それが頭をよぎった。
    仕方なく、2倍盛りは却下して1.5倍盛りを注文する。



    ほどなくして出てきました「豚や」のうどん。えぇ、もう見慣れてますとも。これはまさしく「武蔵野うどん」だ。
    満員の店内で機を見計らい写真を撮った後、そそくさと食す。

    (固い)うまい。
    うまい。そして固い。
    自分が食した「武蔵野うどん」の中では固さNo.1だ。
    言葉にすると、「がっちりとした」固さ、といった所か。
    うどんの太さも、固さに拍車をかけている。写真で分かるとおり、びしっと太い。
    しかし、うまさでいうと「うまい」だ。おいしいものに、それ以外の表現はない!
    (レポーター放棄)

    固い食感のうどんは、噛みしめることで、うまさが味わえる。
    噛みしめるうまさだ(そのまま)
    肉汁もしっかりうまいし、これは一度食べて見るべし。
    1.5倍盛りも、相当多い筈だが、なぜだかうどんだと平気と食べられる。これならば「2倍盛り:1kg」も余裕でいけたと思う。
    ここは、うどんを食べた後に、付け汁を出汁で割ってくれる。付け汁を飲ませてくれる、よい計らいだ。(かなり濃ゆいカツオ出汁で、自分は「うちたて家」のような、ゆで汁の方があっさりして好きだったが)

    ところでですね、この店の場所、自分の高校時代からの友人の家の、実に近い場所にある。友人宅には何度も遊びに行ったことがある。どのくらい近いかというと、でんぐり返ししながらでも行けるんじゃないか、という距離だ。
    灯台モトクラシー(注1)とはこのことだ。
    実にうまらやしい。自分なら、毎日でも通う。
    あぁ、それなのに友人はまだ行ったことがないという・・・まあ、一般の人のうどんに対する興味など、そんなものだ。とほほ。。


    豚や
    東京都杉並区上荻4-19-23
    TEL:03-6762-7665


    (注1)灯台モトクラシー

        「自分用ギャグ」の代表格。
        「灯台もと暗し」を「大正デモクラシー」とかけている。
        ↑というふうに説明しないとおそらく分かってもらえないので、
        自分用ギャグとしてのみ使われる。
        「大正デモクラシー」が何なのかは理解していない。

    2005年07月15日

    エン座@練馬区石神井台(武蔵野うどん)

    Eg-Blog本店からの転載)

    都内うんたら、3回目は練馬ーーー。石神井台の「エン座」です。
    杉並区や練馬区は自分にとってほぼ地元。都内とはいえ、武蔵野と言ってもさほど違和感は無いかもです。
    自分の現在での情報収集力では、都心部には「武蔵野うどん」店は無く、結局の所「武蔵野うどん」は、まだまだ地元型のうどんなのだろうと思う。

    で、店の外観。



    今気付いたが、看板に「むさしの」と書いてある。
    しかしながら、今回この店を紹介するに当たり、果たしてここは「武蔵野うどん」と言い切っていいのだろうかと少し悩んだ。

    メニューを見ると分かるが、「ぶっかけ」とか「釜玉」とか讃岐うどんのレパートリーが並ぶし、さらには「きざみ」(注1)という関西うどん系のメニューまである。



    もちろん、肉汁うどんもあるのだが、「肉(盛り・釜あげ)」なんて書かれている。
    この店は2回訪れていて、最初に行った時は「釜玉」なんぞを頼んだ。
    次の肉汁うどんの写真は2回目にいった時の写真だ。



    結論から言うと、ここのうどんはものすごくおいしい。
    何というか、一言でいうと「すんごくおいしい」だ!(レポート放棄)

    ・・・

    まあ、言葉での表現には期待しないでください。
    でもってですね、このうどんは明らかに他の「武蔵野うどん」とは違います。
    メニューから受けた印象の通り、「讃岐うどん」的な部分が多分にあります。
    食感はどちらかというと「讃岐うどん」に近いものがあります。
    と言うより、「武蔵野うどん」と「讃岐うどん」の良いところを併せて、さらに創意工夫を加えて、うまさ100倍のオリジナルうどんである、と言った方が実態じゃないかと思います。
    見て分かるように、うどんはきれいに切りそろえられ、さらには美しく束ねられたOSHAREなうどんですらあります。

    (しかし、この店も電車を使っていくのは大変そうだ。強いて最寄り駅をあげると、西武新宿線の武蔵関になるのだろうか。ちなみに駐車場は無いので注意 → 8/1から駐車場ができるようです。)

    もひとつ写真は、店の内観です。
    んじゃまた。




    エン座
    東京都練馬区石神井台8-22-1 第一サンライフ105
    TEL:03-3922-0408


    (注1)「きざみ」
    関東ではまったく見られないメニューだが、関西では広く一般的なメニュー(らしい)
    油揚げを刻んだものが載っているうどんのことだが、「きつねうどん」に載っている「揚げ」とは違い、甘いだしで煮込んだりはしていない。
    (関連:「きつね」や「たぬき」などの呼び方の違い

    2005年07月16日

    大助うどん@練馬区西大泉(武蔵野うどん)

    Eg-Blog本店からの転載)

    都内DE武蔵野うどんシリーズ、今回で第4回目ですが、実をいうと今回で最終回です。自分の今知ってる限りでは、都内の武蔵野うどん店はわずかに4店です。もし、都内の武蔵野うどん店、他に知っている方がいらっしゃいましたら、是非ともご紹介ください。

    最終回の今回は練馬区は大泉の「大助うどん」だ。
    しかし、ぎりぎり都内とはいうものの、ここはもはや完全に武蔵野であろう。最寄り駅はたぶん大泉学園だろうが、とても遠い。練馬区の北東の端っこで、すぐ先は新座市だ。
    (新座にも武蔵野うどん店は多いらしい)

    ある日、また車でとことこ向かうが、現地の辺りの雰囲気はもう武蔵野のそれだ。
    とても広い駐車場に車を停めて店に向かうと、あぁ、正しき「武蔵野うどん店」の姿がそこにあった。この民家然とした感じ。これこそ「武蔵野うどん」。これまでの都内3店には無かった。



    食券を買って入るところが、かろうじて都区部のナウでヤングな感じを主張している。ネットの前情報によると、ここは量がとても多いらしい。
    (ちゃんとした名前は忘れてしまったが)特盛りの肉汁うどんの食券を買う。1000円overで値段は安くはない。

    店内、超満員でした(たぶんジモピーがほとんど)
    情報通りの人気店だ。



    うどん出てくる。
    食べる。
    味は?
    正直言うと、自分はあまり好みでは無かったです。
    でも、ネットでは「おいしい」っていう書き込みも多いし、食べ物は好みなので、絶対評価は出来ないです。
    麺の食感は、ソフト系です。色は薄い灰色、地粉かな?

    しかし、写真を見て通じるか分からないのだが、麺のみならず肉汁の量がハンパない。コレまでの店のようにお椀ではなく、どんぶりに並々と入っている。肉の量もハンパない。しかし、味つけは普通の付けダレのように濃くないので、かけうどんの汁のように飲むことが出来るので安心してください。
    写真はないが、唐辛子も一抱えもあるような超特大の容器に入っていた。

    てことで、都内シリーズ最終回の「大助うどん」はもっとも「武蔵野うどん」らしい店であります。行ける場所に住んでる方は行ってみても良いかもです。

    おしまい。

    大助うどん
    東京都練馬区西大泉3-27-23
    TEL:03-3922-3028


    PS どうも川越にも関連店があるようです。
    http://www.ceres.dti.ne.jp/~touchan/men/kawagoe.htm#daisuke

    2005年12月07日

    きくや@東村山市(武蔵野うどん)

    武蔵野うどんである。
    って、讃岐うどん@香川のレポはどうしたー?
    いやだってね、約20店も讃岐うどん記事続けたら飽きてしまうのだ(自分が)。それに讃岐うどん記事は巷にあふれかえってて面白みに欠けるだろう、というのもある。
    ということで讃岐うどん@香川と交代交替で、ネタが余りまくっている関東うどん記事をやることにしたので、よろしこお願いします。

    思えば私のうどんマニアへの道は武蔵野うどんによって開かれたのだ。(前ブログ「Eg-Blog本店」ご参照)
    そのくせにかなり長いこと武蔵野うどんについて書いていない。そしてだ。何にでもここは押さえておかないと、というポイント(うどん店)があるわけだ。讃岐うどんで言えば前日の「山越」や「谷川米穀店」などだ。
    今回の武蔵野うどんで言えば、かなり以前にやった「小島屋」がある。しかしもう一つのポイント店「きくや」については記事にしていなかった。これはいかんだろう。そういうことで、前日の讃岐うどん代表格「山越」に対抗しまして、武蔵野うどん代表格「きくや」なのだ。

    「きくや」は武蔵野うどんの聖地、東村山市に2店あり、さらに隣の所沢市にも1店ある。そして超有名店だ。正直、どこぞで紹介されていて有名なのか知らないのだが、行列の出来る人気店なのだ。今回は(消防署のそばと良く表現される)廻田町店だ。



    行列嫌いなのでピークの時間帯をはずしたが、それでも店内は満員。おばちゃんがたくさん働いていて活気がある。そして特に有名なのが独特のメニューだ。基本的に肉汁うどんなのだが、うどんの玉数で注文することになっている。LとかLLとかあって、その上は3L、4L・・・となっていく。この3L以上の注文は「スリー」とか「フォー」とか英語で読んで注文する、という初めての人にはちょっとどきどきする注文の仕方なのだ。慣れない客に対するこの敷居の高さは、讃岐うどんのセルフに通ずるものがある。

    ところがだ、ネットや本の記事に上記のように「スリー」だ「フォー」だと書いてあるので、初めて「きくや」に行った時にどきどきしながら「天付き肉汁のスリー」なんて具合で注文したらばだ。店のおばちゃん曰く、「さんえるね(3L)」だって。つまりは、かっこつけて英語で注文する必要特に無しなのだ。←ココ重要。初めて「きくや」に行く方、上記のメニューは普通に日本語読みの注文で、特に問題ないです。

    そんなこんなで、天ぷらの乗った肉汁うどん。



    武蔵野うどんの超絶スタンダード。薬味にわさびはちょっと変わっている。茹でたほうれん草は武蔵野うどんの特徴だ。うどんはつるつるしこしこ、クリーム色で地粉だろう。つるつるっと食べれる「きくや」のうどん、武蔵野うどんフリークになるなら、押さえておかなければの店なのです。


    きくや
    東京都東村山市廻田町2-12-13
    TEL:0423-94-9141

    2006年01月03日

    [閉店]たかはし@東久留米市(武蔵野うどん)

    今回は武蔵野うどん。



    周囲には畑が広がる。またどこぞへ遠征したのかと思われるかも知れない。
    しかしここは東京、東久留米市である。(武蔵野うどんの聖地、東村山よりも都心側だ)
    東京でもちょっと西へ行けば広い畑が残っている。すこし昔に遡れば、この辺りは一面畑が広がっていたのだろう。
    そんな今も残る東京の農家でうどん屋をやっているのが「たかはし」だ。そして、外観はこうだ。



    またも、民家店舗だ。建物にはのれんも看板もない(入り口には看板はある)
    香川や山梨に遠出しなくても、東京の武蔵野うどん店にも(マニアックな)民家店舗があるのだ。
    駐車場は広い。(というか、ここの敷地はすごく広い)
    車を停めて、(家)店に近づいても、やはりそこはただの民家だ。自分はすっかりこんな店にも免疫がついてしまったが、普通の人は扉を引くのにためらいを感じると思う。
    普通の家の入り口の扉を開け、中に入ると玄関も広い。靴を脱ぎ、(家)店に上がる。左手に広い座敷がある。



    縁側にも客席があり、日が差しこんで気持ちよさそうなのでそこに座る。向かいの席の座布団には猫が気持ちよさそうに寝ていた。



    メニュー。
    「ホット肉汁」というのが珍しいので聞いてみると、あたたかいかけ汁の肉うどんということだった。やはり「武蔵野うどん」は、まず付け汁のうどんを食べたいので、ふつうの「肉汁うどん」を頼む。

    しばし待つ。茹でているのだろう。
    その間にも、常連や一見とおぼしき客がやってくる。(一見な客はどこで聞きつけやってくるのかといつも思う。自分みたいにネットや本でガシガシ調べている人ばかりとは思えないのだが。。)



    うどん出てくる。
    付け汁はいたってシンプル。主役はあくまで麺だ。茹でたてでコシのある、すこし灰色がかったうどんは小麦の味がしっかりする。真っ白な讃岐うどんとは対照的だが、これまさに武蔵野うどん。実にうまい。

    縁側から庭を眺める。その先に広がる畑に、かつての武蔵野の面影を見ることが出来る。タイムマシーンで過去に迷い込んだかのような気分だ。しかし駐車場の向こうには建て売り住宅が建ち並ぶ。そんな武蔵野の過去と現在が同居している不思議な空間に、「たかはし」は存在していた。。

    ※所沢街道をひょっと入ったところにあるが、かなりわかりづらい場所にある。よく調べてから行った方が良いと思います。(玄関の下駄箱の上に地図の載った絵はがき風の店案内があったので貰ってきたが、この地図でたどりつくのは結構困難かと。。)


    たかはし
    東京都東久留米市中央町5-2-20
    TEL:0424-71-2430








    2006年01月05日

    つきじ@入間市(武蔵野うどん)

    武蔵野うどん記事が少ないことに気付いたので、「たかはし」に続き今回も武蔵野うどん。
    「うどんリンク」でも(勝手に)紹介しているが、武蔵野うどんではこのブログ、「ぐーたりの舌」の情報量にはとてもじゃないが追いつかない。武蔵野うどん好きには前記ブログを強くお勧めする。それでも、武蔵野うどんは自分のうどんマニアへの道のきっかけだし、もっとも身近でもあるのでちょぼちょぼと探訪し続けるのだ。

    で、今回は埼玉県は入間市の「つきじ」。
    建て替えて間もないらしく、建物がぴかぴかだ。



    店の前が駐車場なので、運悪くどーんと車が停まってて分かりづらい。。
    まぁ仕方がない。

    カウンターの席につくと、目の前に天ぷらが並べられている。
    好きに皿に取り、食後に自己申告で精算するという讃岐うどんでおなじみのスタイルだ。

    で、頼んだのは武蔵野うどん永遠のスタンダード、「肉汁うどん」。こう言い切ってしまうと様々な反論が出てくる可能性がある。それでも武蔵野うどん店なら、メニューを見ずとも、肉汁うどんと言っておけばまず間違いない程ポピュラーなメニューなのだ。(問題はどうやって武蔵野うどん店だと見分けるかだが。。)

    目の前の釜でうどんを茹でている。 うどん出てくる。



    どどーん。
    武蔵野うどんはざるに盛られるよりも、丼や皿に盛られていた方が雰囲気がある。
    そもそもが農家の自宅で作られていたうどんなのだから、丼や皿が当たり前だったのではないかいな。

    天ぷらは作り置きだけど、朝一だったのでおいしかった。うどんも茹でたて、武蔵野うどんらしい素朴な味わい。おいしかった。

    さてさて、今回の入間市は初登場。武蔵野うどんはいったいどういう範囲で分布しているのか。最近自分はこの種の食文化的背景に興味を持っている。徐々にではあるが、今後はこの辺を調べて行けたらなと思っている次第なのだ。


    つきじ
    埼玉県入間市宮前町7-12
    TEL:042-962-8096

    2006年02月08日

    ふたばや@八王子(武蔵野うどん)

    今回は武蔵野うどん。
    しかし、武蔵野うどんと言い切ってしまって良いのかちょっと微妙。
    今回の「ふたばや」は八王子にある。武蔵野の範囲として、八王子が含まれると考えることはあまりないと思う(感覚的な問題だが)。
    そして、実際この「ふたばや」のうどん、分類すれば「武蔵野うどん」が一番近いと思うが、一般的な「武蔵野うどん」(何をもって一般的とするかも無いわけだが)とはちょっと違う感じもあった。



    ところで、この店、地元ではかなりの人気店のようで、11時ちょい過ぎに訪れたにもかかわらず、広めの店内は満員状態。家族連れ、カプール、独り者など、様々な人達で賑わっていた。

    さてさて、まず気を付けなくてはいけないこの店独特のシステムがある。
    席につく前に、店内入ってすぐのカウンターに置いてあるメモ用紙に、注文する品と名前を書いて店員に渡してうどんを注文するのだ。

    吉田うどんの注文システムだ。八王子と山梨は近いし、何か関係があるのかも知れない(今後の研究課題)。しかし、いくら吉田うどんでも名前までは書くことはない。(もしかしたら名前は店員が書くのかも知れないが、どこかのホームページで名前を書く、と書いてあったのでそのようにした。)
    いずれにしても、うどんが出来た時に名前を呼ばれるのだ。これは珍しい。

    カウンターの上にメニューが貼ってある。
    「うどん 1、1.5、2、・・・」とうどんの後に数字が書いてある。
    1玉、1.5玉、2玉・・・と言うことだろう。
    「鍋焼きうどん」や「カレーうどん」などもあるようだが、ここは普通に「うどん2」と書いて、名前も書いて店員に手渡した。
    「あったかいの?冷たいの」と聞かれた。意表を付かれたが「冷たいの」を注文。「冷たいの」は盛りうどんだった。「あったかいの」はかけうどんか?未確認。しかしこれも吉田うどん的。

    で、空いていた席についた。
    ふとメニュー表に目をやると、「天ぷら」や「たぬき」などのトッピングとおぼしき品々が書かれている。その最後くらいに「肉」とある。
    「肉?」
    そういやどこぞのページに「肉」が別皿で用意されているとあった。これは確認せねば。あわてて「肉」を追加注文する(名前を告げながら。。)

    うどん待つ。
    「○○さまー」
    名前呼ばれる。
    何だか恥ずかしー。
    うどん屋で名前を呼ばれるなんて、ちょっと不思議な感じだ。

    うどん出てくる。



    うどんは灰色がかっているし、ほうれん草が乗っているし、やっぱしこれは「武蔵野うどん」になるのだろう。
    しかし、「肉」が汁に入って無くて、別皿で出されるところは何とも変わってる。
    武蔵野うどん中心地(東京北西部〜埼玉南部あたり?)の武蔵野うどんとは、やはりちょっと違う感じもする。
    名前を呼ばれるのは唯一無二だ。

    さて食す。
    うまーい。
    人気の理由がよく分かる。
    不揃いの手打ちうどんは粉の味がぷんぷんする。
    武蔵野うどん的コシがしっかりある。
    実に旨いです。

    ところで、「肉」をどうやって喰うか少し迷った。
    肉だけ食べてみたりもしたが、結局は汁に全部入れて、うどんと共に食した。まあこれは好きずきだろう。

    いやはや、八王子に「武蔵野うどん」の旨い店があるとは少し意外な感じであった。
    武蔵野うどんの分布はどこまでだろうか。ここより南や西には武蔵野うどん店は存在するだろうか。これも今後の課題としておこう。。


    ふたばや
    東京都八王子市子安町1-44-5
    0426-42-6030

    2006年02月19日

    茂七@東大和市駅(小平市)(武蔵野うどん)

    某巨大掲示板と表現される、いわゆる「2ちゃんねる」に、そば・うどん板というのがあって、そのうちのいくつかのスレを良くのぞいている。「2ちゃんねる」はとかく色々言われがちだが、口コミの情報交換の場として、現時点で非常に有用な場所だと思う。

    その良くのぞくスレに武蔵野うどんに関するものがある(【関東最強】武蔵野うどん)
    そして、今日気になる書き込みがあった。
    東大和市駅の近くに「茂七」といううどん屋があるということ。去年の9月のレスに対する返答なので、その時自分はスルーしていたようだ。
    東大和市というのは西武拝島線にある駅で、自分が毎日通勤で通過している駅だ。少し前まで会社帰りTSUTAYAに寄りに、よくこの駅で途中下車していた。
    場所的にこの辺にも武蔵野うどんの店はあるはずだと思っていたが、本格的に探索することは無かった。
    で今日、前述の2ちゃんねるへの書き込みを見たのだ。ネット上ではノーマークの店らしい。確かに検索してもちっとも引っかからない。今日は日曜で休みの危険はあるが、ダメ元で探訪しようと思い立った。

    普段うどん屋探訪をする時は車がほとんどなのだが、通勤経路なので電車で東大和市駅に向かった。(日曜だがたまたま出社する用事があったので、会社帰りの昼過ぎに)


    東大和市駅(駅名に何故「市」まで入っているのだろうと思うのである)

    2ちゃんの情報をもとに駅を南側に出てすぐの交差点を曲がって、南に進む。
    右手には東京都薬用植物園というのがあった。始めて知った。(公園とか植物園とか大好きーなので、帰りに寄ることにした)

    さて、駅からさほど遠くない500mほど進んだ時、左手にうどんののぼりが立っているのが見えた(ファミレスの向かいくらい)
    間違いない。ここだろう。



    はてさて、小さい看板も置いてあり「茂七」と書いてあった。ここだ。
    日曜もやっててよかった、よかった。(うどん屋は日曜休みの店が多いのだ)

    勇んで店に入る。
    カウンター6、7席と言ったところか。
    メニューが見あたらない。
    よく見ると、壁にメニューが貼ってある。

    「もりうどん」「肉汁うどん」

    うどんのメニューはこれだけだ。潔い。
    ここは当然「肉汁うどん」(大盛り)を注文する。
    さて、どんなうどんだろう。(何せ2ちゃん以外に情報が無いのだ)

    うどん待つ。
    うどん出てくる。



    うひょー!!
    こりゃすげー。
    麺がハンパなくぶっとい。
    どんぶりにどーんと盛られている。
    飴色のうどんは間違いなく地粉だろう。
    盆上には薬味のネギに加え大根おろしまで添えられている。揚げ玉もサービスだ。
    (最初、漬け物のように見えた丁寧に盛られた野菜は、茹で野菜だった。「糧」であった)


    さらにうどんアップ。

    これは間違いなくうまいだろう。

    食す。

    うまーー。
    ハンパなく太い麺は、かなり「剛」な固いうどんだ。この辺りによく見られる「きくや」系ではない。(系は今思いついた。内容は今後解説する)
    しかし味はやはり地粉の良い味のするうどんだった。
    強いて言えば「とき」のような「剛」系のうどんだが、「とき」を上回る強面うどんだ。
    (量はどんぶりの底にざるが敷いてあるので、見た目ほど大容量というわけでもない)

    武蔵野うどんや吉田うどんなどの固い系うどんに慣れていないと、この固さは受け入れがたい固さかも知れない。茹で不足と感じるかも知れない。
    しかし自分も地粉でうどんを打ったことがある
    固いがしかし、味は白い軟弱なうどんとは比べものにならないくらい、深い味わいのあるものだった。
    その時は自分も、上手く打てなくて固くなってしまったと考えていた(「豚や」などの超固めのうどんを食べていたにもかかわらず)
    が、実はこの固さが本来の武蔵野うどんの1つの形なのかも知れない(固くない系のものもあっただろうが)。
    味については言うに及ばず、地粉の味はASWなどの白い粉とは雲泥の差がある。
    (泥臭い地粉系の味がしないのも、最近のうどんの味なのだろうが)

    まったくもって「武蔵野うどん」の店として興味深い、そして実に美味しく、さらに良い雰囲気の店だった。
    日曜もやっているのは助かる。会社帰りに寄るわけにはいかなそうだが、また1つ良い店を知ることが出来た。


    で、寄ってみた薬用植物園。
    結構広くて、沢山の植物が植えられている。冬なのでほとんど芽を出していなかった。
    かなり良い雰囲気だ。春になったらまた来よう。








    西武線沿線は武蔵野うどん地帯だと、今さらながら気付いた次第なのだ。


    茂七
    住所分からず、電話番号分からずなので、簡易地図。。
    駅から歩いて5分くらいだ。
    駅は「東大和市」なのだが、行政区分的には小平市小川町になる。東大和市駅は小平市との境界線上にあるのだ。(カテゴリー分けが難しいではないか!)

    060219moshichi.gif

    ↑所在地情報追加(4/16)

    東京都小平市小川町1-406-3
    TEL:042-308-3737

    2006年02月26日

    小平ふるさと村@小平市(武蔵野うどん)

    あうあうあー。

    ヤバイ、ヤバイ。
    ここ、ちょっと自分のツボにはまりすぎ。
    あうあう。。

    え、えと、落ち着きを取り戻しまして。。
    小平にある「ふるさと村」。
    小平の歴史を追った建物達が復元されている。
    そしてそのうちの一軒の古民家で、土日祝日のみ限定50食で「武蔵野うどん」を食べることが出来る。

    そして、うどんを作っているのが「武蔵野手打ちうどん保存普及会」のメンバーということなのだ。

    「武蔵野手打ちうどん保存普及会」は、元・國學院大学教授の故・加藤有次氏が発足運営してきた、読んで字のごとく「武蔵野うどん」を保存し普及に努めている市民グループなのだ。
    この加藤有次教授は、そもそも武蔵野うどんを武蔵野うどんと名付けた人物で、現代武蔵野うどん界における最重要人物なのだ。うどん博士とも呼ばれていたらしい。
    (ちなみに専門は博物館学という学問で、うどんを大学で研究していたわけではない)

    詳しくは「男のうどん学」という著書をご参照、と行きたいのだがこの武蔵野うどん唯一無二の名著は残念ながら絶版で手に入りにくい。
    (今、Amazonを確認したら、古本で1点出品されている。結構な高値だが、うどんマニアは手に入れておくべき1冊といえる。当然自分は過去に高値を払って入手している。)

    前置きが長くなった。
    そんな加藤有次氏が会長を務めていた「武蔵野手打ちうどん保存普及会」が、氏が亡くなられた後も存続し、そしてこの「ふるさと村」でうどんを振る舞っているという。
    これは是が非でも食べておかねば。

    さて、てなことで西武新宿線は花小金井駅に降り立ち、小平方面に向けて歩き出す。
    (小平駅からの方が近いようだが)




    線路沿いに続く、狭山・境緑道(多摩湖自転車道)を進む。


    緑豊かな道の脇には所々畑が広がる。
    よく見れば麦畑ではないか。往年の武蔵野の姿か。
    麦畑があり、武蔵野うどんがあったのだ。(実体験はないが)




    車道で遊歩道が分断された少し先に「ふるさと村」はあった。
    花小金井駅からは徒歩25分と書いてあったが、そんなにはかからなかった。


    村に入ってすぐ、「小平糧うどん」ののぼりと看板が立っていた。
    武蔵野うどんで言うところの「糧」とは茹でた野菜のことで、季節の野菜を茹でて、うどん・つけ汁とともに食すのだ。


    この移築復元された建物で、うどんを食すことが出来る。
    うひょー。古民家大好きーなのだ。
    弥が上にも期待は高まる。

    食券制になっていて、この古民家の隣にある建物の前で食券を販売していた。
    食券を購入し、古民家の中へ。


    大きなかまどがある。
    武蔵野の農民はこうしたかまどでうどんを茹でていたのだろう。
    さすがに実際に食べるうどんはこのかまどでは作られていない。


    土間から座敷へ上がり、席に着く。
    あひゃー。雰囲気たっぷりなのだ。
    リアリティーありすぎ。まさにこんな雰囲気の中、武蔵野うどんは食べられていたのだろう。

    手作り手打ちのため、うどんができあがるまで比較的時間がかかる。
    しばし待つ。

    うどん出てくる。


    うどんはクリーム色。近くで取れた地粉とのこと。
    糧(茹で野菜)はたっぷり。汁は肉汁ではない。
    昔の農民食であることを考えると、この方が自然だ。

    東村山の「とき」のうどんについてくるような、幅広のうどんの切れ端も入っていた。
    自分でうどんを打って分かったが、これはうどん生地の切れ端だ。端っこの部分は長く切れないので、幅広くあまるのだ。
    前述の「男のうどん学」の中で加藤有次氏は「みみ」と呼んでいた。
    自分はこの部分が大好きだ。
    たまたま当たりだったのか、他の人のにも入っているのか。。

    さてさて、食す。

    だーー。うまい。
    下手な営業店のうどんよりはるかに旨い。
    固からず柔らからず、適度な固さに、しっかり感じるコシ。
    噛むと広がる小麦粉の味と香り。
    こりゃー、うまーい。

    いやはや、故・加藤有次教授伝承のうどんはこれほどのものだったのか。
    まさに期待以上のものであった。
    武蔵野うどんを改めて見直そう、と思った。
    (というか、「武蔵野手打ちうどん保存普及会」に入れてはくれまいか)

    はてさて、うどん食べ終わり「村見学」をする。


    もっと古い開拓初期の建物があり、その前に麦畑が小さく広がる。
    小平は玉川上水の開通に伴い開拓された新田地なのだ。
    麦の生長を見に、また寄ろう。




    そして水車。
    粉は挽かれてはいなかった。
    現代になって宅地開発が進む前、比較的最近までこうした水車が小平には沢山あったらしい。
    まだこのブログでは紹介していないが、そういえば同じ小平の「指田屋」にも大きな水車が飾られている。




    ここ「ふるさと村」はさほど広くないが、武蔵野のかつての空気に直に触れることが出来る。
    タイムスリップしたという感じではなく、もっと現実的な生命感を感じるような雰囲気が漂う。
    つい最近までこの地でこれらの建物がこうした姿で存在していたからだろう。


    ふるさと村
    東京都小平市天神町2-57
    TEL:042-345-8155

    営業日はココでチェックした↓
    http://www.city.kodaira.tokyo.jp/job/gakusyuu/200510271634.html


    さらに写真がありまして。
    ↓「続きを読む」から。。

    続きを読む "小平ふるさと村@小平市(武蔵野うどん)" »

    2006年03月04日

    江戸東京たてもの園@小金井公園(武蔵野うどん)

    この前の「小平ふるさと村」に味をしめた私が今回向かったのは、似たようなコンセプトを持つ「江戸東京たてもの園」だ。
    (似たような、とは言っても「小平ふるさと村」よりもその規模ははるかに大きい。)



    「江戸東京たてもの園」は都内でも屈指の広さを持つ小金井公園内にある。



    広大な芝生と雑木林の先に入り口がある。ここからは有料(大人400円)だ。





    園内にはレトロな建物や乗り物が並ぶ。
    (写真をたくさん撮った。別の機会、別の場所に載せる予定)





    うどんはレトロ建築物の建ち並ぶ一角にある蔵で食べることが出来る。
    たべもの処「蔵」という名前だ。
    この建物は移築されたものではなく、建築法上必要な防火壁代わりに新たに建てられたものとのこと。
    それでも見ての通り味のある建物だ。

    2階に上がり食券を購入する。
    たぬきうどんとか山菜うどんとか普通のうどんメニューも多くあるが、「武蔵野うどん」というそのものずばりなメニューがあり、当然これを頼む。

    席に着き食券を渡すと、暖かいのか冷たいのか聞かれた。
    もちろん武蔵野うどんはつけ汁で食べたいので冷たいのを頼んだ。
    (今気付いたが、すると暖かい武蔵野うどんとはどんなのだろう?武蔵野かけうどんとメニューには書いてあるが、「糧」が付いてくるかけうどんかな?)

    券売機に団子があったのでそれも頼んでいた。団子も武蔵野の伝統食だ。
    食後ではなく先に出して貰い、食べながらうどんを待つ。



    団子はみたらし団子だった。子供の頃大好きだったなー。
    で、うどん出てくる。



    かなりの細麺だ。
    地粉なのだろう灰色がかった色なので、少し太めのそばに見える(うどん大国香川のスーパーで見かけた、ぶっとい茹で麺のそばを思い出した)

    細さにびびりながら、うどん食す。

    うまい。

    その細さからは想像できないほどのコシがある。
    成る程。
    このコシの強いうどんを太く切ったら固くて噛むのに一苦労だろう。
    細さにも納得だ。

    つけ汁は肉汁ではない。
    但し「糧」がたっぷり付いてくる。
    (「糧」とは武蔵野うどんで言うところの茹でた野菜だ。テーブルに載っていた武蔵野うどんの説明書きを、この項の最後に写真で載せておくのでそれ参照)
    野菜は細切りの大根と水菜(?)だった。
    武蔵野うどんの歴史を考えれば、今の武蔵野うどんのメイン、「肉汁」のつけ汁よりも、このような野菜だけのシンプルなつけ汁の方が本来だろう。「小平ふるさと村」のうどんも野菜だけの「糧うどん」だった。
    武蔵野うどん店で「糧うどん」がメニューにある店は多くはない。
    (所沢の「あづまや」とか、小平の「指田屋」青梅街道沿いの方とか。。)
    しかしメニューには無くても、付け合わせに茹で野菜が出てくる店は多いのだ。
    武蔵野うどん=肉汁、ではなく、=糧の方が正確だと思う今日この頃。

    またしても本題を外れてとりとめなくなってしまったが、「江戸東京たてもの園」の武蔵野うどん、細麺なのが意外だったが、これも武蔵野うどんの1つの形だったのかも知れない。期待以上のおいしいうどんであった。

    とはいうものの、ここはうどん目的で来る場所では元来無いのだろうが。。
    広い園内に散在する復元・移築建築物は実に興味深く面白い(まだまだ増える計画らしいし)
    うどんをさっさと食べた後は、かなり長時間園内をぶらつき写真をビシバシ撮った。
    自分のお気に入りスポットとして脳内登録されたのであります。

    ところで、園内の別の建物「高橋是清邸」では讃岐うどんを食べられる。
    何故に江戸で讃岐うどんなのだろう。。


    江戸東京たてもの園
    東京都小金井市桜町3-7-1
    TEL:042-388-3300






    2006年04月08日

    手打ちうどん敦平@狭山市(武蔵野うどん)

    狭山市入間川というところは、何だかうどん屋が集中しているようだ。
    まったく自分は土地勘が無いのでどういう地域なのか分からないが、自分の中でうどん屋がいっぱいあるところ、という認識でいる地域だ。
    どうも最近思うのだが武蔵野うどんというのは、ある地域に固まって店が存在していることが多い。この辺、どうしてこうなっているのか、今後考察していきたいところである。

    ごたくはともかく、今回の記事はその狭山市うどん地域からは「敦平」である。
    (ネット上にあんまりレポが無かったし。。)



    目立つ黄色の建物が敦平だ。
    何度かここを通りがかって気になってはいたが、いつも別の店を目的地にしていてこの店は通り過ぎていた。
    通りがかること何度目かのある日、ようやく入ってみた。

    ところでこの店、ホームページがあるので、詳しく知りたい人は、そっちを見て貰った方がより良いと思います(自分のは勝手なレポだし。。)

    で、特に店の前に武蔵野うどんと書かれていたわけではないのだが、確信的な予想に反せず当然のように肉汁うどんはメニューにありました(少し意外だったのは、そばも置いていることだ。肉汁そば、なんてちょっと食べてみたい)

    で、他にも色々メニューがあるが当然のごとく肉汁うどんをオーダー。
    うどん待つ。
    うどん出てくる。



    丁寧な感じのうどんだ。きれいな外装内装の店の雰囲気に合っている。
    食す。
    これまで食べてきた武蔵野うどんとは違う感じのうどんだ。
    (そう思ってホームページを見てみると「どこ系にも属さない敦平の味」なんて書いてある。確かにその通りだ)
    つるしこっとしていておいしい。
    良い味、良い雰囲気のお店でしたよ。


    手打ちうどん敦平
    埼玉県狭山市入間川866-1
    TEL:04-2959-0615






    2006年04月12日

    武蔵野手打ちうどん山川@小平市(武蔵野うどん)

    素早い探訪であった。
    何が素早いかというと、以下の流れだったわけだ。

    にちようび
    1)何となく「武蔵野うどん」でググって見る。
    2)こちらのブログ記事で「やまかわ」という自分の聞いたことのない武蔵野うどん店を紹介していた。(うどんブログではなく、ゴルフブログだ)
    3)記事中には店の住所は載っていないが、文中「昭和の森」が出てくるなど自分の生活圏に非常に近い場所にありそう。
    4)「やまかわ」をキーワードにググって見るも、該当の店はヒットしない。
    5)記事に出ている「たぬきおにぎり」が(どんなものかよく分からないが、なんとなくよく分かる)実にうまーそう。
    6)とても気になる。
    7)少し考える。
    8)ブログにコメントする。
    9)『通りすがりのうどんブロガーですが、よろしければ場所のヒントをば。。』

    げつようび
    10)翌日、早くも当うどんブログに返事を頂く。
    11)成る程。昭島ではないが、花小金井ではないか。さっそく探訪したい。

    かようび
    12)さっそく探訪した。

    って、会社はどうしたっっ、というツッコミは軽く流すとして(流すな)、だいたい上記の流れだったわけだ。

    頂いたコメントの道案内がとても分かりやすかったので、ちっとも迷わずに店に着いた。
    新青梅街道や青梅街道からちょっと入ったところで、この近くはしょっちゅう通過する。
    近くを通りはするが脇道に入ったところにあるので、普段はまったく通り過ぎてしまう場所に店はあった。



    成る程。「やまかわ」ではなくて「山川」か。
    新しめで、そしてOSHAREだ。
    花は散りかけていたが桜の木が風流だ。
    (ちなみに帰ってから「山川」で検索したら、何件かこの店に触れている記事にヒットした。「ぐーたりの舌」さんでもとうに紹介されていた(さすがだ)。どうやらこの辺りの大地主が比較的最近開いた店らしい)


    中もOSHARE。

    例の「たぬきおにぎり」と「もりうどん」を注文。
    「もりうどん」は付け汁がデフォルトで肉汁だ。

    うどん待つ。
    うどんの前におにぎり出てくる。



    うひょー。うまーそう。
    食す。
    予想通り、天かすがおにぎりに散りばめられている。
    初めて食べる天かす入りおにぎりだが、ネギも効いていて実に旨い。
    もうひとつ頼もうと思ったが、ここはおとなしくうどん待つ。
    うどん出てくる。



    紛れもなく武蔵野うどんだ。
    食す。
    うまい。
    麺は平打ち中細で「むぎきり」に近い感じか。麺は優しく柔らかめだ。
    色も灰色がかっていて間違いなく地粉だろう。粉の味がしっかりして、おいしい。
    ほうれん草と大根が「糧」で付いてきた。当たり前の様に付いてくる糧が、武蔵野うどんらしく嬉しい。

    いやー、良い店だったです。
    コメ突させて頂いたブログ「Full of ups and downs」様、改めてありがとうございました。。

    武蔵野手打ちうどん山川
    東京都小平市花小金井2-18-17
    TEL:0424-64-3771


    ※ところでこのあと西へ向かい更にもう一軒探訪したのだが、ここがまた驚愕のうどん店だったのだー(と意味深な前フリを持って、次回に続く)

    2006年04月13日

    手作り郷土料理の店「翔」@武蔵村山市(武蔵野うどん)

    この店に至る経緯はこうだ。

    武蔵野うどんについて随一の情報量だと思うこちらのブログのこのエントリーから、武蔵村山のうどんを「村山うどん」と呼んで広めようとしている「村山うどんの会」という会のホームページがあることを知る。(関係ないが、武蔵村山市は鉄道のない東京唯一の市として有名である)

    上記記事の店「里やま」は、ビジネスホテル内の食事店が昼間にうどん屋になるということでこれはすごい。珍しい形態の驚愕の店舗で、興味津々となる。
    とても行きたくなるが、先の「村山うどんの会」のホームページに載っている店を見てみると、他にも色々良さげな店がある。
    そのなかでも今回の「翔」という店にとても惹かれた。

    ということで「里やま」は行けたら行くことにして、(前回の)「山川」に続いて「翔」を目指すことにしたのだ。

    そしてしばらく西へ向かって車を走らせたのち「翔」に着く。
    上記ホームページ内の情報のみで行ったため、こういう店だったとはまったく知らなかったのだ。



    家だ。
    店へ続く私道の入り口にはうどんの大きなのぼりがいくつも立っていたので、ここがうどん屋であることは間違いないのだが、しかして店は家だった。
    民家改造型のうどん店には慣れっこになっていたが、この店がそういう店だという前知識は全くなかったし、農家とかではないまさにお隣の家、っていう感じの家店舗なのでかなりびっくりだったのだ。

    わくわくする。
    家ならぬ、店におじゃまする。



    中もすっかり、普通のお宅だ。
    玄関で靴を脱いで部屋に上がり、並べられたテーブルの席に着く。
    店らしく改装している部分はほとんどない。



    手作り感たっぷりのメニューを開くと、すいとんが目にとまる。
    すいとん大好きーなのだ。
    うどん+すいとんで食べられるセット(すいとんミニスペA)を注文する。

    セット待つ。
    セット出てくる。



    すいとんうまーそう。



    すいとんアップ写真だ。
    うどんもすいとんも灰色が強く、地粉を主張している。

    うどん食す。
    かなり柔らかめで、とても家庭的だ。
    コシが強いばかりが武蔵野うどんではないのだ。

    すいとん食す。
    これまた実に家庭的な味つけ。
    味も雰囲気も、近所のお家に遊びに行ってうどんとすいとんの食事を頂いている感じ。
    こんな隠れた驚愕の家型うどん店があったとはー。
    武蔵野うどん恐るべしなのだ。


    手作り郷土料理の店「翔」
    東京都武蔵村山市大南3-5-4
    TEL:042-561-3744


    ところで、車のナンバーから近所の人間でないことが店の人にばれる。
    うどん店探訪をしていると時折ある。
    店の人からしたら地元でない人間が、どこで知ってやって来ているか不思議に思うのだろう。
    で、ネットで見ましたと正直に言えばいいのだが、この時はなぜか「うどんののぼりが見えたので」などという見え透いたことを言ってしまった。偶然通りすがるような場所では無く、完全に住宅地のなかの生活道路のわきに店はあるのだ。
    まぁ、それはともかく店の人とちょっと会話でき、この店は3年前に開店した新しい店であることが分かった。

    さらにところで、武蔵野うどん店は新しい店が多い。
    かなりのペースで増殖してる感じがある。
    しかし、他のうどん有名地区とは違い、統計だった資料はない。
    分布の範囲がとても広く(香川県全域と比較しても勝負できるんじゃないかという気さえする)、多くの市や町や、県までもまたがって分布しているので、なかなか武蔵野うどん全体の動きをつかむのは難しいのだ。
    (実際、「村山うどん」と言って武蔵村山のうどんで独立して動いているわけだし、小平なんかでも、「小平糧うどん」なんて呼んで独立した動きを見せている)
    この辺の話は個人的に興味大なので、自分的に今後分析していきたいところなのである。

    2006年04月17日

    なかむら@武蔵境(武蔵野うどん)

    武蔵野うどんを連発しすぎな気もするが、今回も武蔵野うどん。

    結論から言うと、この店のうどんは間違いなく「きくや」系だ。
    「きくや」系なんて言う言い方は自分が勝手に言っていることだが、分かる人には分かるだろう。「きくや」については自分のこの記事でも書いていて、武蔵野うどんの超有名店なので知らない人は知っておいて損はないです。

    んでこの有名店、「きくや」と言う名を持つ店が3店舗あるが、それ以外にも似たようなスタイルを持つ店が方々に存在するのだ。「きくや」で修行した人が店を出していたり、そうではなくて単に「きくや」スタイルを真似てみたりしているのかも知れない。
    とにかく、 似たスタイル、と言っても知らない人にはワカランチンなので、自分の考える「きくや」系の特徴を以下に軽く記す。

    ・うどんの器が朱塗りの浅い器である。
    ・うどんの球数により3L(すりーえる)、4L(ふぉーえる)などという呼び方をする。
    ・薬味にしょうがだけでなく、わさびがついてくる。
    ・麺は中細、つるしこ系である。(もちろん飴色の地粉)
    ・麺の上に平べったいかき揚げが載っている。
    ・肉汁の具はシンプルに豚肉だけ。
    ・厨房や品出しをてきぱきと取り仕切るおばあちゃんがいる。
    etc・・・

    とまぁ、ざっとこんな感じなのだが、上記のうち全部当てはまらなくとも、いくつかが当てはまる武蔵野うどん店はかなり多い。(特に埼玉よりも東京側)
    武蔵野うどんの中でも1つのスタンダードを形成しているのが、この「きくや」系と(自分に)呼ばれる形態なのだ。

    (前置きが長くなり、この先の展開が不安だ。。)

    で、冒頭に戻り、結論から言うとこの店のうどんは間違いなく「きくや」系だ。↓写真。



    しかし、この店の最たる特徴は「きくや」系であることではない。
    (正直、個人的には「きくや」系のうどんはあまり好きではないのだ。)

    この店、昼はうどん屋、夜は串揚げ屋になるという、一風変わった店なのだ。
    一風変わっているのはその営業形態のみならず、店の外観もそうなのだ。

    ということで、店に向かう。
    武蔵境の商店街の脇道にうどんののぼりが無数に立ち並び、迷うことはない。



    そんなのぼりに従い、ずんずん行くと・・・



    看板。

    そして、



    OSHAREなオープンカフェな店が見える。



    そう、「なかむら」は武蔵野うどん随一のOSHAREなオープンカフェテラス席を持つ店なのだ。

    いやはや、この日は非常に天気も良く春うららな暖かな日で、オープンテラスな席は満席。こんな日に、あんな席でうどんを食したらどんなにか、ミスマッチOSHAREな事だろう、と思うのだが、残念ながら満席ゆえ、中のカウンター席からオープンなテラスをうらまやしく眺めながら、うどんを食す私なのでした。



    しかし中の席も喫茶店やバーのようで、極めて(うどん屋らしからぬ)OSHAREです。

    味はさすがに「きくや」系。間違いないです。
    (個人的には、がさつな剛系のうどんの方が好みなのですけども)

    長くなりましたので、今回はこんなところです。ご質問などはどんどこ受け付けますのでなんなりとお申し付け下さい。でわまた。さっ。


    なかむら
    東京都武蔵野市境1-3-14
    TEL:0422-36-9023

    2006年08月17日

    テルメ小川@小平市(武蔵野うどん)

    久しぶりに武蔵野うどん。

    某掲示板にここのうどんがおいしかったと書かれていた。
    調べてみると西武拝島線沿線じゃないか。会社帰りに行ける。
    ということで、早速行ってきたのだ。

    そしてここはうどん屋ではない。
    日帰り温泉施設だ。
    本当にうまいのだろうか。
    しかし、公式ページ中にある「うどんの写真」を見ると、間違いない。うまそうだ。



    てなわけで早速も会社帰り、西武拝島線小川駅で途中下車。東大和市駅からの方が近いのだが、うっかり過ぎてしまったのだ。
    長いこと西武拝島線を利用しているが、この駅を降りたのは初めてだ。 駅前には、、何にもない。



    公式ページには東大和市駅から20分、小川駅から24分とある。
    どちらにせよ、歩くには長距離だ。
    何にもない駅前をしばらく行くと府中街道。しばらく進むとやや賑やかになる。
    そのうち青梅街道にぶつかり、今度は青梅街道を進む。
    行けども、目指すテルメ小川はなかなか着かない。
    蒸し暑さの中やや早足で進むと、20分弱ほどで目的地に到着しました。



    右の建物がそれだと思ったのでこんなアングルで撮ったが、これは単なるアパートだった。
    少し奥に入ると見えてきたのがテルメ小川本体。
    なんともゴージャスな建物だ。



    中にはいるとロビーはかなり広く、そして綺麗だ。
    左手に食堂。
    温泉に入らず、早速食堂へ。
    どうやら食券制だ。
    すばやく「小平名物 糧うどん」というのを見つけ、間違いない、これを購入。
    カウンターで食券を出すと、「糧うどん」は20分くらいかかりますが良いですか?と聞かれる。よろしい。待とうではありませんか。茹でたてが食べられるのだろう。



    席に着き、文庫本(沖縄本)を読みながらうどんを待つ。
    あるいはメニューなんか眺めながら待つ。うどん以外にも色々なメニューがあるのだ。





    うどん出てくる。
    17分待ちといったところだ。



    おおー、うどんは飴色、地粉のうどんだ。麺は中太。やや縮れていて、実に旨そうだ。
    糧(武蔵野うどん用語:茹で野菜)もたっぷり。さやインゲンに大根に茄子、それに刻みネギ。椀に入った付け汁は暖かく、油揚げがたくさん入っている。
    (奥のおにぎりは別途注文したヤツだ)

    こりゃもう間違いなく旨いよ。食べなくても分かるが、当然食べる。
    旨い。
    コシもほどほどにあるし、味もある。固さもちょうど良い。糧が武蔵野うどんの付け汁に良く合う。
    武蔵野うどんは一般に肉汁うどんが特徴とされることが多い。それはそれでそうなのだが、やっぱり本来の食べ方に近いのは糧うどんの方だろう。そして旨いよ。
    それに糧うどんは一般の武蔵野うどん店ではメニューにあるところは少ないのだ。

    温泉屋さんの食堂の武蔵野うどん。
    思いがけなくも、本格武蔵野うどんを食べることが出来るのだ。

    はてさて、うどんを食べたついでに温泉に入る。つーか温泉屋さんなのだ。
    しかし私、実は日帰り温泉好きでもあるのだ。
    →この辺とか参照:http://eg.txt-nifty.com/eg/2005/07/post_45af.html

    湯船や洗い場の広さは標準的。サウナやジェットバスもある。
    温泉の色は暗くて良く確認できなかったのだが、かなり濃いめの飴茶色だ。
    東京のボーリング温泉なのだ。1600mも掘ったとのこと。かなりの深さだ。

    湯に浸かるとヌルスベッとする。かなり良い湯だ。
    温泉から上がったら瓶牛乳を飲むのだ。



    たまに紙パックの牛乳を置いているところがあるが、アレは全然ダメだ。自分にとってかなり評価ダウンの対象となる。
    テルメ小川の牛乳は当然ビンだ。しかも小岩井だ。これは評価アップの対象だ。

    てことで、温泉の方もなかなか優れもの。
    何故だか「@nifty温泉」でのクチコミ評価はあまりよろしくない。
    平日800円、休日1000円が高いと言っている人が多いが、えー?たかいかなぁ。。
    自分は「テルメ小川」、温泉に対してもうどんに対しても結構な高評価を付けたいと思う。

    (とは言え駅から歩くにはちょっと遠いんだな。会社帰りに気軽に寄ってくというのはちょっと難しいな。。)
    (しかし夜でも食べられる武蔵野うどんというのは結構貴重なのだ。)

    テルメ小川
    東京都小平市小川町1-2494
    TEL:042-344-1126

    2006年09月05日

    うどん亭きむら@練馬春日町(武蔵野うどん)

    練馬区と言うところは東京都区部の中で最も埼玉南東部に隣接しており、もっとも武蔵野らしい都内と言って良いだろう。従って「大助うどん」「エン座」といった都内では数少ない武蔵野うどん店がある。
    位置的、文化的に言って練馬区にはもっと武蔵野うどんの店があっても良いと思っていたが、どうやら自分が知らないだけで、やっぱりもっとあったようだ。
    その1つが今回の「うどん亭きむら」

    ところで余談だが、うどんブログをやる以上、他のうどんホームページが取り上げてないうどん屋をスクープしたいものだが、こちらの店、「もみーのうどんレポ」で今年の5月に既に取り上げられていた。うーむ、ノーチェックだった。とは言え、もみーさんのページでは最新記事で「羽だ」が載っており、これまで「羽だ」を知らなかったと書いているのだからこちらについては自分の方だ先だー、などと一方的に競争する私。しかし悲しいかな「もみー」氏は自分のブログで知ったわけではなく、AllAboutJapanの記事で知った模様(>_<)。
    ところで「もみー」氏の記事によれば、最近の「羽だ」はネットで知った客がそこそこ来ている模様(自分の記事じゃなくてAllAboutの記事を見て来てるんだろうなぁ。。)。自分は半常連になっていたのだが最近行けていない。「吉田うどん東京で流行らないかなぁ」何てことを言っていた(人の良い)大将の顔を見に、近々行ってみるかな。。

    閑話休題、閑話休題。
    肝心の「うどん亭きむら」はご覧のように武蔵野うどん店らしい、民家改造的店舗であった。周囲もほぼ住宅街だ。





    店は真新しい。



    メニューを開けば付け汁うどんが主体で、紛れもなく「武蔵野うどん」だ。
    「つくね汁」や「けんちん汁」など、他で見たことない興味深い付け汁メニューもあるが、それらは次回以降にとっておくとして(今のところ自宅最近武蔵野うどん店なので、うどんを食べる前から再訪する気満々なのだ)、今回は王道(?)「肉汁」を注文する。

    うどん待つ、うどん出てくる。



    灰色がかったうどん。あぁ、武蔵野うどんだ。
    肉汁も丁寧な感じ。

    食す。
    旨い。つるつる感のあるうどんだ。
    個人的にはもうちょいもにもにしていて、もうちょい荒い感じのうどんが好きなのだが、こうしたつるつる系のうどんの方が好きな人もいるだろう。
    好みの問題だ。

    うどん食い終わって、付け汁が旨いのですすっていたら、うどん湯が出てきた。

    これはありがたい。
    付け汁は直で飲むにはやはり濃いので、うどん湯で薄めて汁を飲みきる。
    うどん湯というのは、そば湯と違って、そのものは特に旨いものでもないのだが、武蔵野うどんの付け汁を飲むためには実にありがたい。他の店も(白湯でもいいから)どんどこ出して欲しいものだ。



    自宅から近いとは言っても微妙な距離にあるのだが、「うどん亭きむら」また行きます。ビシッ。


    うどん亭きむら
    東京都練馬区春日町6-12-7
    TEL:03-3926-4926




    2006年10月22日

    指田屋(水道通店)@小平市(武蔵野うどん)

    ごぶさたしております。
    記事は書いてませんが、うどんは食べてます。
    ここらでちょっと更新頻度を上げていきたいと思っております(どうなることやら。。)

    さて、テレ東のアド街で武蔵野うどんが取り上げられたようです。
    私、残念ながら(気付かなくて)見れなかったです。
    でもって、改めてこのブログでの武蔵野うどんの記事を見てみると、取り上げた店数がちょっと少ないな、と感じた次第です。
    てことで、過去をさかのぼり、行ったけど記事にしてなかった店を改めて(古い記憶を頼りに)記事化していこうと思ってます。

    行った古い順で、今回は小平の「指田屋」(水道通店)
    (水道通店)←コレは何かというと、小平にもう一軒「指田屋」があるのです。(兄妹だったかな?今回の店は妹店、水道道路(多摩湖自転車道)沿いにある)



    写真の日付は2005年5月14日とある。昔だなぁ。。
    うどんマニアになりかけの頃だ。
    マニアになるきっかけになった本、「多摩の蕎麦、うどん名店77 」を見ながら、うどん屋を巡っていたのだ。



    肉汁うどんもあるのだが、どうやらこの時は「もりうどん」を頼んだようで。
    さっぱりしたものが食べたかったのかなぁ。覚えてないや。。
    味は、この辺りの武蔵野うどんに典型的な、コシはそんなに強くないが、うまみのあるうどんだ。
    この後も何度か食べに行ったが、すっかり最近は行っていない。
    そろそろ、再訪してみるかな。


    指田屋(水道通店)
    東京都小平市天神町2-334
    TEL:042-343-3791




    持ち帰りのうどんを買った。(写真見て思い出したのだが)
    武蔵野うどん屋は、持ち帰りのできる店は多い。
    持ち帰り専門店もいくつかある。
    また、指田屋もそうだが、団子を食べれる店も多い。

    2006年10月24日

    指田屋@小平市(武蔵野うどん)



    そしてこちらがもう一軒の指田屋。
    前回の妹店からは、歩いてほど近い距離にある。
    青梅街道沿いにあって、大きな看板を出しているので結構目立つ。
    駐車場も広い。
    でっかいたぬきの置物と水車も特徴的だ。

    初めて行ったのは、写真によると2005年5月21日となっている。
    この時は糧うどんを食べた。
    糧うどんとは、さっと茹でた野菜が付け合わせに出てくる、武蔵野うどん特有の付け汁うどん。武蔵野地方のかつての農民食とのことなのだが、メニューにある店は意外と少ない。
    この頃の私は店で写真を撮るのに慣れていなかったので、このときの写真は残っていない。



    てことで、それから約半年後に訪れた時の写真。
    比較的夜までやっている(武蔵野うどん店では)貴重な店なのだ。



    店内はしっとり落ち着いた雰囲気。
    武蔵野の農家の雰囲気を再現しているのだろうか。



    で、この時頼んだのはご覧の肉汁うどん。
    現在の武蔵野うどんのゴールデンスタンダードだ。
    妹店の指田屋のうどんとも結構違う。
    しかし、素朴な武蔵野うどんであることには変わりはない。
    素朴旨い。

    ところで、こちらの「指田屋」にも団子がある。
    団子もまた、武蔵野の名物。



    さっそく、団子を注文。
    うどん同様、非常に素朴だ。
    醤油で焼いただけの、もそもそっとした懐かしい団子。
    うどんも団子も、武蔵野は素朴がキーワードなのだ。


    指田屋
    東京都小平市天神町2-325
    TEL:042-343-0836


    2006年10月30日

    むぎきり@一橋学園(武蔵野うどん)

    過去訪問うどん店シリーズ。



    「むぎきり」は、西武多摩湖線、一橋学園駅から住宅街の方へ少し入ったところにある武蔵野うどん店だ。
    この店も昨年早い時期に訪問して以来、再訪していなかった。
    が、たまたまであるが、JR国分寺駅からふらふらと無目的に散歩をしていたら、一橋学園駅に着いた。
    なにゆえ、国分寺から散歩などしていたかというと、まぁ、たまたまなのである。。
    そんなわけだから、一年以上ぶりに「むぎきり」を再訪してみた。

    こちらの店、ジャンル分けすれば「武蔵野うどん」ということで問題ないかと思う。
    従って、武蔵野うどんの代表メニューと言ってもいい「肉汁うどん」は当然あるのだが、メニューの名称からはイマイチわかりにくいのだ。
    肉汁という名称ではメニューに載って無く、正しくは「あったかつけめん(温肉汁・豚肉)」という手書きのメニューで載っている。これがなかなか見つけにくい。
    そして、つけ麺の肉汁うどんとは別に「肉うどん」という、かけ汁の肉うどんメニューがあるのだ。
    「肉汁うどん」を食べたい時は気を付けなければいけない。
    というか、自分が以前間違えたわけだが。。(→こちらにその時の様子を書いてます)

    そんなわけだが、昨年、一番始めに訪れた時は何とか間違えず「肉汁うどん」を注文することが出来たのだ。



    うどんのこね鉢(朱塗りの椀)に盛られた細めのうどんは、「きくや」の影響を感じさせるが、初めて訪れたこの時はそんなことは全く分からなかった。東村山周辺地域の武蔵野うどん店は「きくや」の影響を大なり小なり受けている店が多い。

    こね鉢に盛るよりも、丼や普通の皿に盛られた方が自分的には食をそそられるのだが、(こね鉢だと思うが)朱塗りの浅い椀に盛る「きくや」のスタイルは多くの店で見られる。
    また、やや細めな麺も「きくや」のスタイルなのだが、これも自分的には、本当は、太いごっつい麺がワイルドで好きなのだ。
    さらには、わさびも付け汁うどんにはあまりいらないし(冷やしたぬきうどんには必須だが(冷やしたぬきうどんについてはいずれ熱く語らねばならない))、うどんに載せられるかき揚げもあんまり上等ではない。
    これら「きくや」「きくや」たらしめている特徴は、ぶっちゃけ個人的にはあまり好みではないのである。
    肝心の味そのものも「きくや」については自分はそれほど高評価ではない。

    ところがしかし、この今回の「むぎきり」のうどんは、そうした(主に外見上の)きくや系のスタイルに対する、自分の低評価な偏見を軽く跳ね返す、十二分な旨さを持っている。
    きくやが一種ワイルドな庶民的なうどんであるのに対し、「むぎきり」のうどんはかなり洗練されたうどんだ。
    それでいて、武蔵野うどんのワイルドな部分も兼ね備えている。ワイルド感があるのは、地粉を使用に依るところが大きいだろう。

    こうした感想を、この度、再訪したにあたって、強く再認識したのである。



    注文したのは「おろし」うどん。
    出てきたうどんは予想を覆すものだった。
    レンコンやら、にんじんやら、ししとうの天ぷらやら、とにかく盛りだくさん。
    旨い。野菜もうどんも付け汁も、とにかく上品で、しかし野性的で、そして、旨い。
    西武多摩湖線などという(少なくとも自分にとっては)ローカルな路線上に位置しているため、めったには訪問できないのが残念である。


    むぎきり
    東京都小平市学園西町1-26-26
    TEL:042-344-5151




    客席からうどんを打っているところが見える。
    また、椎茸や、自家製のこんにゃくや味噌などを売っている。
    そして、群馬の地粉も売っている。
    ちなみに、私が初めてうどんを打った時に使用した小麦粉はココの小麦粉である。(蛇足)

    2006年11月12日

    [閉店]かずら@小平市(武蔵野うどん)

    今日もお江戸は日本晴れ。
    久しぶりに武蔵野うどんを食べに行ってみた(2軒)
    そしていずれも美味しかった。



    まずここは、小平市の「かずら」。
    地図で確認すると周囲に駅はいくつもあるが、どの駅も1km以上離れている。

    ホームページもある↓
    http://www16.ocn.ne.jp/~kazura/

    駐車場もあるけど、かなり一杯。
    店の外観は大きな看板やら貼り紙やらで賑やかだ。



    店内はかなり広い。
    休日の昼時、ずいぶん満席、自分の後も客が数人・数組。
    結構な人気店のようだ。

    冊子式のメニューは写真入りで色々な種類のメニューが載っている。
    初めての武蔵野うどん店は、無難に「肉付けうどん」だ。
    嬉しいことに「あげ玉(天かす)」のトッピングがあったので、それも注文。
    うどんが茹で上がるのを待つ。
    うどん登場。



    付け汁の椀がでかい。これは丼だ。
    うどんはざるに載せられている。
    かなり濃い灰色で、自分の好きな太麺だ。そして平べったい。
    食す。

    うまい。
    もそっとした食感のうどんは「讃岐うどん」などの洗練されたうどんとは対極にあるが、やはり武蔵野うどんはこうした野趣のあるうどんが良い。もっそりしてるが、適度なコシがある。
    粉の風味もとても強い。
    これは旨い。自分の好みの武蔵野うどんだ。
    どうもこの近辺、「きくや系」の武蔵野うどん屋ばかり目立って多いが、実は「きくや系」なうどん(細くてみずみずしいうどん)が好みでない(もっと言うと、きくや系特有の、朱塗りのこね鉢風のうどんの器もあまり食をそそられない)自分からすると、このようなきくや系でない武蔵野うどん屋は大歓迎だ。
    たぬきうどん大好きな自分からもすると、あげ玉のトッピングもかなり好感だ。
    なかなかな、良い店であった。また来よう。


    かずら
    東京都小平市鈴木町1-466-15
    TEL:042-328-5964




    2006年12月03日

    手打ちうどん 泰平@清瀬市(武蔵野うどん)

    なんだか前回よりずいぶん間が空いてしまったが、何事もなかったかのように再開。
    (やや忙しかっただけで、実際何事も無かったわけだが。。)

    で、今回は前回の続き。
    「かずら」が思いのほか旨かったので、調子に乗ってもう一軒武蔵野うどん店へ行ってみた。
    結果的にはここも大正解。とても旨かった。



    清瀬市の北に飛び出た先の先。駅で言うと新座が近い。
    地図で見るとほぼ埼玉だが、この辺の地理に明るくないので、地元的な感覚がどうであるかは分からない。



    それにしてもこの店、脇道に入った広い畑の先にあって、自分みたいな地元部外者には、絶対偶然には見つけられないと思う。
    かなり埼玉とは言え、まだまだのどかに畑が広がる場所にあった。



    そしてこうした場所にある武蔵野うどん店は、農家がはなれでうどん屋始めました的な店が、ご多分である。
    ここの泰平が現役農家か否かは聞いてないので分からないが、この店の作りは間違いなく、農家的武蔵野うどん店であろう。

    のれんをくぐれば、地元な人々が酒を飲みつつ語り合っている。
    車で来るしかほぼ仕方のない自分には、こうした武蔵野うどん屋での酒の飲み方はとてもうらやましい。

    2軒目ではあるが、当然のように肉汁うどんを注文。
    しばし待つ。
    うどん出てくる。



    当然のようにクリーム色の地粉うどん。
    当然のように、薬味に刻みネギと、糧のほうれん草が付いてくる。
    見た目はうどんも汁も、「かずら」よりも上品系の武蔵野うどんだ。
    そして、これは間違いなく旨いだろう。
    食す。
    旨い。
    間違いない。
    上品ではあるが、地粉の荒っぽい粉の味がしっかりする。
    食感も絶妙にコシと荒さを兼ね備えている。
    とても自分好みのうどんであった。
    またいつか再訪しよう。。


    手打ちうどん 泰平
    東京都清瀬市下宿3-1329
    TEL:042-491-0630







    2006年12月17日

    手打ちうどんえのさん@武蔵村山市(武蔵野うどん)



    武蔵村山の日産の工場の跡地にダイヤモンドシティ・ミューという巨大なショッピングセンターが出来たわけです。
    イオンと三越があって、その間を多数の専門店が並ぶショッピングモールがつなぐ構造。
    東京以外の都市近辺には最近多い商業施設の型だが、東京西部地区にも今後こんな施設が増え出す模様。

    んで、この辺、職場にほど近い。
    訳あって、このショッピングセンターに先日行ったのだが、駐車場から出る時、道路を挟んだ対面に村山うどんののぼりを発見。やや、こんなところにうどん屋があったのか、灯台下暗し。
    この時はうどん屋には行けなかったので、後日再訪。



    畑の脇にぽつねんと佇むうどん屋。その先に広がる、広大なダイヤモンドシティの駐車場と建物。実にアンバランスで不思議な光景。

    店内に入る。
    ダイヤモンドシティが出来たことで、そちらへ行く客がこのうどん屋にも流れてるかもと思ったが、あまりそう言った風の客はいなく、昔からの馴染みの客的な人で賑わっていた。ダイヤモンドシティに行く人はそこで買い物を全て済まそう的な人達なのだろうから、わざわざ駐車場を出てから、こちらのうどん屋に入ろうという人もそうはいないのだろう。
    メニューは武蔵野うどん屋には珍しく、丼ものが充実している。
    注文したのはやっぱし肉汁うどん。



    肉汁は野菜多めで具沢山、醤油は薄めだ。
    付け合わせにネギ、ほうれん草、それにすりごま。
    うどんは柔らかタイプの武蔵野うどん。汁に絡みやすいタイプだ。
    最近になってようやく好みの武蔵野うどんが分かってきた自分としては、もうすこしグルテンなコシが強めで、もにもにしてるようなうどんの方が好きなのだが、こういった柔らかタイプのうどんも、武蔵野うどんの一形態だし、これはこれで優しいうどんで悪くない。

    うどんを食べ終わり対面のダイヤモンドシティに車を入れ、再度店内を眺めてみる。



    あいかわらず、人多め。
    狙いとしては地元客よりも、より遠方からの客を見込んでいるようだが、今のところそれは成功しているように見える。
    ここから昭島に向かって数キロの場所に、これも比較的最近出来たジャスコもあるのだが、狙っている客層が違うのだろうか?やや疑問。昭島駅のイトーヨーカドー系列のエスパがあるモリタウンが規模を拡大して大ショッピングモールを形成しつつあるから、それに対するイオン側の対抗策なのかも知れないが、まぁ、うどんには関係のない話ではある。。



    ダイヤモンドシティにはうどん屋として、久兵衛屋があることが確認できた。結構賑わっていた。
    これ以外にも丸亀製麺が入店しているらしい。

    手打ちうどんえのさん
    東京都武蔵村山市三ツ藤1-86-4
    TEL:042-569-1056






    2006年12月18日

    満月うどん@武蔵村山市(武蔵野うどん)

    先日の記事、武蔵村山の手打ちうどんえのさんの前に寄った店がここ。



    青梅街道をちょちょっと入った場所にある。
    入る横道を間違えると辿り着けそうにないので良く気を付けた方が良い。

    この辺りの青梅街道は狭山丘陵のふもとを走っていて、緑が多く実にのどかだ。
    満月うどんも木々に囲まれていて、ほのぼのだ。

    店内はお洒落で、意外なことに若い店主な店であった。なかなか珍しい。
    意外と言えば、良さげな感じの店なのに客が他にいなかったのも、意外であった。
    たまたまだったのかも知れない。結論から言えば、とてもおいしい武蔵野うどんであったのだ。食べ終わって帰るまで自分しか客がいなかったのは、やはりたまたまだったのだろう。

    で、初見の店は肉汁うどん。



    熱々にした器に熱々の肉汁。上品な味の汁に茄子や油揚げやぶ厚い豚肉が、盛りだくさん入っている。そしてうどん湯も付いてくるので、食べ終わった後につけ汁を薄めて飲み干すことも出来る。
    ざるに盛られたつややかで飴色のうどん。手打ちうどんならではの幅広のうどんの切れ端も付いている。これが入っているのは、農家の家庭で日常食として自家製で食べられてきた武蔵野うどんの記憶の一端だと感じている、この頃。自家製であれば、うどんを切る時に余るこの部分は必ず、うどんと一緒に食されていたはずだからだ。付け合わせの茹でたほうれん草も、同じ理屈。うどんに合う簡単なおかずだったのだろう。

    味であるが、汁もうどんも見た目通り非常においしい。うどんは適度にコシがあり、かつ十二分に小麦粉の味わいがある。最近分かってきた自分好みの武蔵野うどんにかなり近い。
    自分の再訪希望店リストに当然のリストアップだ。


    満月うどん
    東京都武蔵村山市三ツ木1-12-10
    TEL:042-560-3559

    2006年12月19日

    里やま@瑞穂町(武蔵野うどん)

    さらに武蔵村山うどん、もう一軒。村山うどんの会員店だが、所在地は瑞穂町。この辺りも含めて村山なのか?よく知らない。。



    ぐーたりさんのブログで記事になったのを見て以来、興味津々であった。
    なにしろここはビジネスホテル内にある武蔵野うどん店。
    意外な場所のうどん店と言えば讃岐うどんの穴場店たちが何とも有名であるが、東京も全く負けずに意外な場所にうどん屋が存在している。

    新青梅街道が八高線に交わるちょっと手前にあるビジネスホテル「純和」内に店はある。
    (店と言っても、食堂と言って良い感じ)
    ホテルの入り口をくぐれば、少々懐かしい感じのある感じのロビー。



    ゲーム機が置いてあったりする。
    ホテルなのに受付をスルーして、(食堂のような)店へ。



    食堂と言っても、全面座敷で温泉旅館のようでもある。



    なんとも落ち着いて良い感じ。
    村山かてうどんというメニューがあったので、それを注文。
    付け汁を別料金で肉汁にしてもらう。

    テレビを眺めたりしながらしばし待つ。
    うどん、出てくる。



    肉汁には「かて(糧)」である茄子が入っている。
    付け合わせにほうれん草、薬味に刻みネギ、ショウガにワサビは「きくや」っぽい。
    うどんはちゃんと色づいている。うどんの切れ端(のようにした)三角形のやつが載っている。
    食す。
    汁はやや塩辛いが悪くない。うどんもしっかりしている。くにくにしたコシはあまり無いが、しっかりした歯ごたえで悪くない。うどん目当ての一般客はあまり来ていなかったが、十分に旨い武蔵野うどんだ。
    ここも場所が場所だけに、なかなか客も来づらいか。。
    ほのぼの落ち着いた感じで、良い感じですよ。



    テーブルに乗っていた椎茸を甘辛く煮たやつが旨かった。
    うどんに乗せたり乗せなかったりして、むしゃむしゃ喰う。もっと食べたかったが、一鉢喰ってしまうのは恥ずかしかったので、そこそこにしておいた。。


    里やま
    東京都西多摩郡瑞穂町武蔵22-2
    TEL:042-556-5858




    写真の入り口は新青梅街道からは裏側にある。道路側にはうどんののぼりが立っているが、余程気を付けてないとここでうどん屋をやっているとは分かりづらい。

    2006年12月20日

    手打うどん こうや@入間市(武蔵野うどん)

    ビジネスホテル内にある「里やま」を昨日取り上げたので、珍しい場所にあるうどん店つながりで、今回は入間市の「手打うどん こうや」



    武蔵野の面影を残す雑木林を背景に、整備された広い駐車場を持つうどん店。
    建物の大きさの割りに、やけに駐車場が広いが、それもそのはず・・・



    広い駐車場を持つパチンコ店の敷地内にこの店はあるのだ。

    パチンコ屋の駐車場にあるうどん屋と言えば、讃岐うどん好きには超有名な、本場香川の「あたりや」だ。(今はパチ屋でなく、スポーツクラブになってるらしいが)
    宮武ファミリーの一員である「あたりや」は、その立地の特殊さから、近年の穴場的讃岐うどんブームの一種の象徴的存在でもあったとも言える。
    香川の讃岐うどん店を調べる時に良くお世話になったホームページ「讃岐うどん遍路−四国新聞社」「あたりや」の記事でも、『ここほど奇想天外な場所にある店があったら教えてほしいもの〜』という紹介文で始まっている。
    讃岐うどんに喧嘩を売るつもりはないが、すみません、入間の武蔵野うどん店「手打ちうどん こうや」もまた、パチンコ屋の駐車場に店を構えております。。
    パチ屋の駐車場に止めて店に入ったことが不安に感じたので、店の人に「パチ屋の駐車場に車停めて良かったですか?」と聞いてしまったほどだ。もちろん問題ナッシング。ていうかやっぱり、パチンコ屋の敷地内に店はあるのだ。



    頼んだうどんは、やっぱりというか何というか、肉汁うどん。
    肉汁はまさに武蔵野うどんのそれであるが、うどんは真っ白でいわゆる地粉の武蔵野うどんとは違ってた。
    色が白いだけで武蔵野うどんで無いわけではもちろん無い。
    がしかしやっぱり、武蔵野うどんには飴色〜灰色のそれを期待してしまう。。武蔵野うどんを食べ過ぎた弊害であろうか、なかろうか(>_<)
    とはいえ味も、地粉的ながっつり系な武蔵野うどんでは無く、場所だけでなく味もまた意外系の、しっかりしたうどんであった。

    店内は沢山の客で賑わっていた。
    パチンコ屋の客が腹がへったのでパチンコの途中でここに来たのかは不明。
    そういう客を当て込んでここに店を構えているのかも聞いてはいないので不明。。

    手打ちうどん こうや
    埼玉県入間市大字上藤沢741-3
    TEL:042-965-1755




    2007年01月09日

    手打うどん平作@小平市(武蔵野うどん)





    いつ見ても、車でやってくる客で一杯の、かなりな人気店。
    青梅街道沿いの目立つ場所にあるが、ご覧の通りタイムスリップしたかのような外観なので、ひょっとすると見落としてしまう。

    結局はこの店を武蔵野うどんに分類したが、少し悩んだ。
    こちらの店のうどんは、色味がかっていて温かい肉汁で、っていういわゆる武蔵野うどん的なうどんではないからだ。
    だからそういう「武蔵野うどん」を期待すると少し肩すかしを食うかも知れない。
    というか、はじめて行った時の自分がそうだった。



    その時食べたのは天盛りうどんだったかな?
    メニューを見ても「肉汁」みたいのは見あたらず、それでも武蔵野のうどんらしく「盛り」で食べた。
    うどんは真っ白くピカピカで、当時自分がイメージしていた武蔵野うどんとは違っていた。
    食感もコシがあるような、ないような、今一つかみどころがなく、美味しいとは思うが、なんとなくブログにも書かずじまいであった。

    やがて秋になり肌寒くなり、あつあつの鍋焼きうどんが食べたい季節になったある日、ネットで鍋焼きうどんの有名なうどん屋を探した。
    意外と、鍋焼きうどんで有名な店というのは検索に引っかかってこなかったが、この「平作」は真夏でも鍋焼きうどんを注文する人が多いくらい鍋焼きうどんが人気な店であることを知った。
    再訪する。



    大きなエビ天、伊達巻き、太いネギ、etc...
    汁も甘からず辛からず、美味しいと思う。
    だけどもやっぱり、うどんは細めで柔らかめで、今一つかみ所がない感想なのは前回同様だった。
    個人的には積極的にまた食べたいという思ううどんでは、やはり無かった。

    それでもこの店はいつ見ても客が一杯で、とにかく地元での人気店のよう。
    ネットでの情報を探れば、子供のころから家族と共に食べに来ている、というような内容が多い。
    家族との外食の中心にうどんがある様子を思う。
    武蔵野うどんの代表地小平で、昔から店を構え、農家でそれぞれうどんを打っていた頃のうどん文化を、小平の地元の人達に今も伝えている貴重な店なのだと思う。
    うどんそのものは、今の巷の「武蔵野うどん」とは大分違うのであるが、武蔵野うどんの原点のようなものを持っている、そんなうどん屋である気がする。


    手打うどん平作
    東京都小平市花小金井5-462
    TEL:0424-61-6945






    店の前には大きな桜の木。

    2007年03月26日

    めんこや@幡ヶ谷(武蔵野うどん)

    さんざん武蔵野うどんだ何だと言っておいて、今頃とりあげるのも何だが幡ヶ谷の「めんこや」である。



    幡ヶ谷という駅は甲州街道直下にあって、出口の階段をのぼればすぐこんな感じである。
    「めんこや」は幡ヶ谷の駅の出口からほど近い場所にある、今もって貴重な都内の「武蔵野うどん」店である。
    実は私この店を訪れたのは今年に入ってからで、都内の武蔵野うどん店という貴重な店なのになかなか足が向かなかったのだ。
    理由としてはまず、ホームページなどで紹介されているうどんの写真が見た目は「きくや系」のそれであり、正直あの朱塗りの器に美味しさを感じない私は、見た目が「きくや系」というだけで偏見的に避けてしまう。
    第二の理由として、この店夜の営業しかやっていない。
    土日の昼にうどん屋探訪をすることの多い自分には、それだけでなかなか行く機会を失ってしまうのでありました。



    そうはいっても、いずれは行かなくてはと思っていたわけですから、いずれが今年になって、ようやく行ってみたわけです。



    肉汁以外にも色々メニューがあるようですが、やはりここは肉汁うどんを注文。一杯850円の価格は都内価格と言うことで。。

    070310-04.jpg
    (ピンぼけ写真なため拡大なしです。。)

    グラスビールなどを飲みつつうどん待つ。そしてうどん出てきた。
    うどんは中太、色は白に近い飴色、縮れた麺。
    「きくや」的なのは朱塗りの器だけで、どうもそれ以外は「きくや」的ではない。
    かき揚げも乗ってないし、ワサビも付いてないし、うどん湯が付いてたりするし、「きくや系」だと思っていたのは、自分の勝手な思いこみですな。

    うどん食す。
    しっかりした食感の太めの縮れ麺は、武蔵野うどんというよりむしろ、埼玉北部〜群馬のうどんに近い。(「うちたて家」「豚や」もそんな感じだ)
    肉汁の肉であるが、これはじっくり煮込んだとろとろ肉で、これに類するのは伊勢崎のてぶち家が思い当たるが、「てぶち家」はまだ記事にしてないな。。

    結論から言うと、旨かったです。
    しっかり硬コシ中太白色北関東系のうどんでありました。
    食わず嫌いせず、もっと早く行っておくべきだったかな。。


    めんこや
    東京都渋谷区幡ヶ谷1-2-7
    TEL:03-3320-4455




    道端に看板が立ってます。



    なにげにグラスビールを注文したが、最初の一杯のグラスビールは30円だったみたいで。。どうりで会計が安かった。
    グラスビールとはいってもぼったくり居酒屋の中ビールくらいはあるので、30円はかなりお得価格だと思います。

    2007年03月27日

    石井うどん店@新座市(武蔵野うどん)

    まだこれからが冬本番のある日、私は彷徨っていた。
    例によってうどん屋を探訪すべく家を出たのだが、目当てにしていたうどん屋が休みだったのだ。
    かなり年の瀬だったので、こういったこともあるだろう事は十分想定していたのだが、その後を全く考えていなかった。
    しかし、うどんを食べに出かけたものだから、すっかりうどんを食べたくて仕方が無くなっていた。が、当てはない。
    そして私はうどんを求めて彷徨っていた。

    東村山から東へ、清瀬・新座・東久留米辺りを何の当てもなく車を進めた。
    当てはないが、この辺りは武蔵野うどんの東の中心地である。ばったりうどん屋に出くわしたりするだろう、などといつもの行き当たりばったりな気持ちで見知らぬ道を進む。
    そのうち、うどん屋どころか、どんな店も有りはしないと思える、入り組んだ住宅地の狭い道に迷い込んだ。
    さすがにもううどんは諦めるかと思い始めた頃、曲がりくねった道の先にうどん屋が唐突に現れた。



    作りは農家風の佇まい、今はともかくかつては農家だったのかもしれない。
    とにかく、この辺り(新座の端っこ)に武蔵野の畑が広がっていた頃から、ずっとそこにそうしてあっただろうと思われる建家であった。

    庭先のような駐車場に車を止め、店に入る。



    とても古めかしく、タイムスリップした感がある。
    場所柄、武蔵野うどんのメニューを期待するが、肉汁うどんのようなメニューは見あたらない。
    かろうじてメニューの端っこにあった、もりうどんを初老の主人に注文する。
    店内は時間が止まっているかのよう。
    静かにうどんを待つ。



    そしてしばらくののち、うどんが運ばれる。
    とくに変哲のないもりうどんだ。
    せいろではなく、皿に盛られているところはさすがに東京の蕎麦屋系のもりうどんとは違う。
    薬味の刻みネギと共にほうれん草が添えられているところも武蔵野風だ。
    しかし、なんと言っても付け汁である。
    冷たいそばつゆではなく、温かい付け汁であった。



    さて、うどんであるが、色は白色系(とはいっても会計の時に厨房を見、そこに田中製粉の星印の小麦粉の袋があった。間違いなく武蔵野地粉のうどんである)、そして、もそもそした食感である。
    こうした食感のうどんは武蔵野のうどんには多い(「ますや」とか「よし」とかそうかな?)。今現在のうどんの一般的嗜好性を考えると、食感的にはウケるものではないとは思う。
    が、こんなうどんこそまさに武蔵野のうどんという感じだ。
    BR> それにしても、あまりにもひっそりとこのうどん屋は佇まっていた。
    あるいは自分は白昼夢を見ていたのかもしれない。
    古き良き農村地帯であった過去の武蔵野の記憶に、いっとき引きずり込まれていたのかもしれない。




    石井うどん店
    埼玉県新座市栗原1-14-47

    2007年03月28日

    古奈家@東大和市(武蔵野うどん)

    新青梅街道の左車線をゆるゆると車を走らせていると、道脇に「田舎うどん」ののれんを見た。
    ありゃ、こんなところにうどん屋があったのか。
    通り過ぎてしまったので、脇道に入り、道を戻り店に入る。
    帰ってからネットで調べてみれば、こんな目立つ場所にあるので、当然とっくに知られた店であった。



    東大和の古奈家である。
    昼には行列が出来ることもあるらしい人気店のようだが、自分が行ったのは昼もすっかり終わっている2時近く。先客も誰もなし。



    さて、東大和で田舎うどんの看板を掲げるからには当然武蔵野うどんであろう。
    メニューには、付け汁とも肉汁とも何とも書かれていないが、冒頭にある田舎うどんが付け麺のうどんに違いない。ので、躊躇無く田舎うどんを注文。



    田舎うどん出てくる。
    見ての通り肉汁のつけ麺だ。
    写真の撮り方がまずく写っていないが、うどんの端切れも乗っている。薬味のネギの他に、ほうれん草と細切りの大根も付いている。糧だ。
    野菜天も付いてくる。天かすまで付いてくる。
    まさに武蔵野うどんのフルコースではないか。
    刻み海苔まで乗っている。
    ここまでフルコースな武蔵野うどんもそうはない。

    うどんであるが、若干飴色のうどんは噛みしめるタイプの、(最近自分が考えるところの)埼玉北部〜群馬系の固腰系のうどんである。
    多摩〜埼玉南部によく見られる、柔系、色濃い系の武蔵野うどんタイプではない。
    とは言え、実のところ一般受けするだろうは、このような固系・関東北部系のうどんである。正直旨い。
    それでいて、このような武蔵野うどんフルコースである。しかも600円のリーズナブル価格である。
    武蔵野うどん良店であった。うどんブログをやっておきながらこんな店を知らないでいた自分を反省しているところです。。


    古奈家
    東京都東大和市清水4-1108
    TEL:042-562-0219

    2007年03月29日

    大吉@瑞穂町(武蔵野うどん)

    突如連日更新中ですが、そのうちまたばったり更新が止まったりするだろう、ムラのあるブログです。すみません(>_<)

    さて、あいかわらず、讃岐うどんの記事数>武蔵野うどんの記事数、なため、讃岐うどんの記事数を抜くまで武蔵野うどんを続けようかな、と思ってたり(しかしまた、途中で気が変わったり。。)



    東京は瑞穂町の青梅街道沿いにある「大吉」は、店の名前が書いてある提灯がずらり沢山ぶら下がっている目立つ店。



    店に入って意外だったのは、いかにも武蔵野うどんチックなメニュー。
    ネットで見かけた情報から、勝手にそれほど武蔵野うどん的な店では無いものだと思いこんでいた。
    あるいは近頃になって武蔵野うどんメニューになったのだろうか?
    ともかくも、つけ麺があって、小吉・中吉・大吉とある。小盛り・中盛り・大盛りのことだろう。
    そして、付け汁を+αの金額で「ごま汁」「肉汁」「鴨汁」から選べるようだ。さらに天ぷらが個別に用意されている。
    てことで、「つけ麺中吉の肉汁、天ぷらを舞茸・キス」で注文。



    先に天ぷら出てくる。
    ぼてっとした衣で、お世辞にもイケてる天ぷらだとは言えない。家庭的あるいは町の惣菜屋的な天ぷらである。コレはコレでありだとも思う。



    うどん出てくる。
    朱塗りの器だったり、ワサビが薬味に付いてたりするのは「きくや的」な外観だが、まぁ東村山から直線的な場所柄、この辺りの武蔵野うどん屋は多かれ少なかれ影響を受けるだろうなとは思う。
    スタイルはともかく、うどんは灰色がかった麺で、まったくいかにもな武蔵野うどんだ。
    食す。
    かっつりした武蔵野うどん的なコシがあり、そして粉の味がしっかりする。
    まさに武蔵野うどんはこうこなくては、と言う感じの味である。
    惜しむらくは付け汁がかなりしょっぱかったこと。
    汁はともかくも、かなりしっかり旨い武蔵野うどんであった。


    大吉
    東京都西多摩郡瑞穂町石畑1672

    2007年06月02日

    手打うどん 麦笑家@亀戸(武蔵野うどん)

    いわゆる某巨大掲示板に亀戸の武蔵野うどん店情報が寄せられていた。
    これは興味深いので、行ってくるとレスを残しさっそく行ってきた(前もこんなのあったような。。)



    亀戸、初めて降りた駅だな。
    あと数駅で千葉県という東京のかなり東に位置する下町。拡大解釈してもさすがにもう武蔵野ではないだろう。
    そんな武蔵野うどんとは無縁に思える亀戸に武蔵野うどんの店があるという。
    駅を南に進む。



    少し進んだだけで看板発見。かなりあっさり見つかる。



    路地に入った少し先にうどんののぼりが多数はためく。
    早速店内に入る。
    テーブル席が並ぶ。
    某掲示板情報では以前焼き肉屋であったのこと。たしかに店内はそれっぽい。

    メニューはいろいろある。
    やはり武蔵野うどんであるので、天付肉汁もりうどんの中を注文(小、中、大、特大とある)。
    しばし待つ。
    待つ間にもお客さんがたくさんやってくる。先客もたくさん居たし、人気ありそうだ。



    うどん出てくる。

    武蔵野うどんだ。
    汁の入った容器や、薬味のわさびなんかは「きくや」的である。(うどんの器は皿だし、「きくや系」というにはちょっと違うかも)

    うどんは茶褐色。
    店の壁には「群馬産、埼玉産の地粉使用」とある。

    食す。
    旨い。
    あぁ、旨い武蔵野うどんだ@亀戸

    がつんと固いうどんではなく、ほっこりした食感(素朴な感じ)
    そして小麦が良く香り、味がある。
    汁はたっぷり。甘からず辛からず実に良い塩梅。
    旨かったので、うどん食べ終わった後も、付け汁だけ半分くらい呑んでしまった。。
    天ぷらも揚げたてで旨い(タマネギのかき揚げだった。時期によって具が変わったりするのだろうか)

    ともかくも、かなり旨い武蔵野うどんであった。(また来よう(遠いけど))


    手打うどん 麦笑家
    東京都江東区亀戸1-35-5
    TEL:03-5609-8688




    どうやら夜はフィリピンレストランになるらしい。
    日曜休

    2007年06月07日

    ゆでたて家@野田市(武蔵野うどん)

    前回の亀戸の「麦笑家」に行ったら、「武蔵野らしくないところにある武蔵野うどん屋」に関心が高まったため、千葉県野田市にプチ遠征。



    「ゆでたて家」というお店。
    店頭でガラス越しにうどんを打っている。北関東のうどん屋によく見られるスタイル。
    店内は広い。



    メニューは裏にも続き、カレー汁などがある。
    付け麺スタイルのうどん屋。1キロとかいうのもある。
    典型的な「田舎っぺ系」のうどん屋だ。

    ・・・と書いて、当ブログで「田舎っぺ」を取り上げていないことに、今、気付いた。
    「田舎っぺ」については、後日触れたいと思うが、東京西部〜埼玉南部のスタンダードが「きくや系」とすれば、埼玉北部のスタンダードが「田舎っぺ系」だと言っても良いかと考える。今考えれば池袋の「うちたて家」も、論を待たず「田舎っぺ系」だ。

    ところで「田舎っぺ系」のうどんも「武蔵野うどん」とされることが多いが、どうも自分はしっくりこない。前述の通り「田舎っぺ」の勢力範囲は北部埼玉にあって、このあたりまで武蔵野と呼ぶことに抵抗があるのだ。
    のだが、実際のところ「武蔵野うどん」という呼称は結構一般化しているし、他に適当な呼び名もないため、仕方なく「田舎っぺ系」なうどんも「武蔵野うどん」と呼ぶことにする。(だが実体は、東京西部〜埼玉南部のうどんと、埼玉北部〜群馬のうどんとの間には顕著な差が見られる)



    きんぴらごぼう。
    決定的な「田舎っぺ」的アイテムである。



    つくね汁を注文。
    うどんの色はほぼ白色。これは「田舎っぺ」に限らないが、埼玉北部〜群馬のうどんは以南の武蔵野うどんと違い、色が白い。これはどうしたわけだろう。もちろんASWではなく地粉が主流だ。これについては今後検証したい。

    さて肝心の味であるが、ずっしりした食感のうどんはやはり旨い。
    伸びやかなコシなどは関東のうどんにとっては対極的な存在だ。
    つくね汁のつくねはピリ辛(というか大辛)で旨い、汁もほどよく旨い。

    こんな旨い武蔵野うどん(というか北東関東うどん(・・・なんか違う。武蔵野うどんでいいか))が野田にあるとは愉快だなぁ。


    ゆでたて家
    千葉県野田市中野台820-10
    TEL:04-7121-5071

    2007年07月06日

    地粉つけうどん 福福@八丁堀(武蔵野うどん)

    また随分更新に間が空いてしまった。

    久しぶりの今回は、少し前に行き損ねた八丁堀の武蔵野うどん店、「福福」に再チャレンジの話。
    私は多摩リーマンなので、こっち方面にはほとんど縁が無い。
    同様に、武蔵野うどんも縁が無いはずだが、こんな武蔵野とは最早呼べない東京の東に武蔵野うどん屋があるというので行ってみた。
    が、その1回目は準備中だったので断念。
    今回は多摩での勤めを終えた帰りにわざわざ会社から家を挟んで反対側のところまで足を伸ばした(バカだなぁ。。)



    時間かけて苦労してやって来た甲斐あって今回は営業中。
    時は夜もだいぶ進んだ頃。
    店内に入ると、酔いどれリーマンで一杯。
    普通なら退却の一手だが、今さら引き返せない。
    盛り上がってるリーマン卓の端の席に無理矢理座る。



    (うどん屋なのに)酒席で激しく燃え上がるグループに負けじと生ビール。
    突き出しはうどんの切れ端を揚げたもの。

    注文したうどんは、福福うどん(だったかな?)
    付け汁じゃないうどんもあったが、当然付け汁をチョイス。
    福福うどんって何ですか?って店員に聞いたら、メニューに書いてあるよ、と言いながら揚げ玉や肉やらなんやらが入ってるうどんと言われた。確かに書いてある通りです。愛想は良くないなと思いましたが、多分悪い人では無いです。深夜近くの平日の都心のビジネス街の真ん中で、ジーパンにTシャツでうろうろしてる自分が不審だったと思います。。



    周囲の喧噪がより激しくなり始めた頃、うどん出てくる。
    成る程、うどんはほどよい色艶を持ち、見るからに締まっている。確かに地粉うどんだ。
    汁の器は大きめ。
    さっそく食す。
    うどん、旨い。
    麺はしっかり粉の味がして噛みごたえがあり、まさしく武蔵野うどん。(武蔵野うどんとは一切謳っていないが)
    この麺の旨さなら、武蔵野うどんを知らない都心のリーマン達にも十分アピールできるだろう。だからこそ(うどんを食べてはいなかったが)沢山の酔いどれリーマンが集まっているんだろう。

    惜しむらくは汁。
    旨いのだが、武蔵野の付け汁ではないんだな。
    言うなれば、いわゆる東京のうどんの汁。
    都内の一般の蕎麦屋で食すうどんの汁の味である。
    もちろんそういう汁は旨いのだが、地粉の力強い味とコシのうどんにはこの汁では弱い。
    もっとガツンと来る武蔵野うどんの汁でないと、地粉つけ汁うどんの魅力は生かし切れないと思う。
    が、まぁ、そんなことは自分が偉そうに語ることでもないのだ。
    そんなこととは関係なくこの店で、黒スーツに身を固めた都心のリーマン達はよりいっそう激しく盛り上がり始めているのだ。
    ストレス発散か。ビジネスマンは大変だなぁ。。
    それにしても元気だな。
    自分はやっぱし地味に地元の赤提灯でホッピーをちびちびやってる方が落ち着く。
    うどんは旨いが、自分の居場所にはよ帰ろう。
    そんなことを考えつつ、家路を急いだのでした。



    地粉つけうどん 福福
    東京都中央区八丁堀3-11-8
    TEL:03-3553-2929

    2007年10月17日

    手打ちうどん一長@東久留米市(武蔵野うどん)

    原点復帰の大号令。
    色んなうどんを食してみても、やっぱり武蔵野うどんに回帰する。
    (最終的な回帰場所は、立ち食いの「たぬきうどん」なのではあるが)
    地粉を使った茶色く灰色く色づく武蔵野うどんの麺は、間違いなく他のうどん達を突き放して旨い。(今回は説明は省く)

    そんなわけで、行き逃している、あるいは行ったけども記事にしていない比較的一般的な武蔵野うどん店を、しばらく積極的に取り上げていきたい。
    マニアックな武蔵野うどん店については、他ブログに良ブログがいくつかあるので、そちらを参考にされたい。(今回は紹介は省く)


    そんなわけで、今回は東久留米の手打ちうどん一長。
    東久留米の地粉である柳久保小麦を使用したうどんを出すことで有名だが、今回は柳久保小麦のうどんではない。なぜなら、柳久保小麦のうどんがこちらで食せるのは、金曜または土曜なのだが、私が探訪したのは日曜日だからだ。あんまり何も考えていないのだ。



    肉汁うどんがメニューにあるので当然それを注文。かき揚げ付きの特大にする。
    待つ間手持ちぶさたなのでビールを注文。
    成る程。うどん屋巡りは電車の方が良いかも。うどんと共にビールが飲める。



    うどん出来上がる。
    見てのとおり、きくや系だ。(今回は、きくや系の説明は省く) 麺も細めだ。しかし、しっかり色づいてる。
    柳久保小麦ではないが、地粉なのだろう。

    食す。
    旨い。
    ところで、特盛りはかなりの量だ。食べるにつれ、付け汁の肉汁が冷えてくる。ばくばく食べ進んでいたら店の人に「付け汁足しましょうか?」と言われた。これは珍しい。初めて言われた。
    確かに汁は冷えていて、暖かい汁を足したいところではあったが、もうまもなく食べきるところまで来ていたので、ありがたい申し出は断った。

    「きくや系」ということでなかなか足が向かなかった「一長」。
    なかなかイケてる武蔵野うどん屋でした。


    手打ちうどん一長
    東京都東久留米市本町1-4-28
    TEL:042-475-5306


    2007年10月18日

    武蔵野手打ちうどん小町@三鷹市(武蔵野うどん)



    見たまえ。
    またもや「きくや系」だ。
    とは言え、見た目「らしい」のは朱塗りの器のみか。
    麺が太いことからして、まずもって「きくや」とは違う。
    薬味にわさびはないし、汁の器も竹の器でない。

    朱塗りの器と言うだけで「きくや系」と判断し、比較的新しいこの店「小町」にはなかなか足が向かなかったのだが、まだ夏真っ盛りのある日、とぼとぼと足を向けた。
    結論から言うと、この店、大変に旨い。
    麺は固からず柔らかからず、そして小麦の味をしっかり感じられる武蔵野うどんだった。
    きくや系の中細麺ではなく、まったく今的な太麺しっかり系のうどんであった。
    旨い。

    成る程、中央線沿線でこれだけ旨い武蔵野うどんが食べられるとは、貴重な店である。
    武蔵野うどんの本場は、中央線よりももっと北側であるからだ。

    さて、ここで1つ苦言である。
    たまたま行った時間帯が悪かったからかも知れないが、店に入り席に着いてからうどんが出てくるまでに、大変に待たされた。
    もちろん茹で置きでないわけだから、うどんを茹でる時間くらいは普通に待てる。
    そうでなく、自分が席に着いてからいったいうどんの茹でが何回転しただろうか?
    「小町」の店内の盛況ぶりからいって、明らかにキャパオーバーである。
    ここまで人気があるからには、時間待ちについては改善を期待したい。

    しかしながら、旨い店であった。




    武蔵野手打ちうどん小町
    東京都三鷹市上連雀2-3-7
    TEL:0422-76-2258


    2007年10月19日

    手打ちうどん よしふじ@小平市(武蔵野うどん)



    以前にぐーたりさんのブログでこの店が紹介されていた時にコメントしたのだが、それはこういう事である。

    武蔵野うどんを全く知らない人を案内するとしたら、どの店が良いだろう?
    その答えの1つが、今のところこの「よしふじ」なのである。
    何故か?



    まず第一にうどんが旨いことである。
    これはもちろんなのだが、旨い店ならよしふじ以外にも沢山ある。
    よしふじの麺は、固からず柔らかからず、それでいて武蔵野うどんらしくやや色づいた地粉系うどん。かといって、無茶苦茶主張するほどではない。
    太さも太からず細からず。汁も個性強すぎず弱すぎず。
    うどんの旨さから言うと、個性を主張しすぎず、しかしながら武蔵野うどんの個性を十分に持つという、なんともバランスの良い旨さなのだ。
    これだけでも推挙に十分なのだが、よしふじの店構えは農家の離れ的だ。武蔵野うどんのルーツが農家の日常食であることを考えるとこれもポイント高い。
    さらにはメニューに糧うどんもある。これはかなり高ポイント。
    天ぷらも旨い、そして団子も売っている。
    これらひっくるめて、総合ポイントで「よしふじ」は武蔵野うどん店としてなかなかなものであると考えている。

    惜しむらくは、前回の「小町」同様、時間を間違えるとうどんが出てくるまでに、結構な時間待たされることがあるということか。
    まぁ、ここはビールでも飲んでじっくり待つとするか。




    手打ちうどん よしふじ
    東京都小平市大沼町1-116
    TEL:042-332-0522




    桜がきれいだなぁ、、って、いつの写真だ!?


    2007年12月08日

    篠新@清瀬市(武蔵野うどん)

    やぁ、どうも。
    (何かコメントした方が良さそうだけども、特になし)

    東京における武蔵野うどんは東村山とか、小平とかその辺が語られがちだが、清瀬市というのも大変にうどん屋の多い地区である。
    なるほど、改めて地図を見て納得。清瀬市は東村山市や東久留米市に隣接しているし、さらに北側、埼玉県にかなり入り込んで位置している。武蔵野うどんの店が多いのも当然。(地図を眺めると他にも思い至ることが沢山あるが、それはまたいずれ)



    清瀬シリーズ(にする予定)の今回は、何となく行っていなかった清瀬の駅にほど近い「篠新」。
    夜でもやってるのが嬉しい。



    何となく行っていなかった理由の1つに、この店はそばも扱っていて、そばメインな雰囲気もあったというのもあるのであるが、メニューを見るとやはりうどん屋であることが分かる。(とは言え、そばは売り切れていたのでそば目当てでくる客も多いのだろうが)



    でもって、肉汁うどん。
    「うどん茹で上がるのに時間かかるけど、良いですか?」とか、その他色々、非常に親切な女将さん。
    ということで、きっちり時間をかけて茹でられた、茹でたてのうどん。
    色も良い。味も香りもとても良い。そして固めのしっかりしたうどん。かなり好みだ。
    汁も濃いめで、やや甘めで旨い。
    なかなか足を向けなかった自分を反省した。
    ふと壁を見やれば、冬季限定メニューとして「ずりだし」がある。ほほう。
    他にも興味あるメニューが色々と並ぶ。よし、ここはまた来よう。


    篠新
    東京都清瀬市松山2-4-6
    TEL:042-494-1514


    2007年12月10日

    桂@清瀬市(武蔵野うどん)

    先に書くべきうどんネタがたまっているような気がしないでもないのだが、とりあえず律儀に続ける清瀬うどんシリーズである。

    久しぶりに連発して武蔵野うどん店を探訪して思うに、やはり武蔵野うどんは、うどんそのものとしての旨さは他の種々のうどんをかなり引き離して旨いと思う。
    吉田うどんも、九州のうどんも旨いのだが、それはうどんそのものと言うより、汁や具を含めた全体としてのうどんの旨さである。強いて言えば讃岐うどんはうどんそのものの旨さがあるが、それは粉の旨さと言うよりは、もちもちふわふわな食感による部分である(それも香川の讃岐うどんに限ったことで、東京の讃岐うどんは本場の讃岐うどんとはまるで別物である(と思うに至る今日この頃))
    武蔵野の地粉を使った旨みや香りの強い、灰色がかった武蔵野うどんは、うどんそのものの旨さが他のうどんとは全く違うのである。(逆を言えば、地粉でない武蔵野うどんは全く旨くないのであるが)



    ごたくはともかく、清瀬市は「桂」。
    バッティングセンターに併設されている。



    特筆すべきはその周囲の環境。
    畑に囲まれている。その周囲には所々、林が残る。
    武蔵野うどんを育んだ往時の武蔵野の姿を垣間見ることが出来る。



    そして肉汁うどん。
    これがまた、実に武蔵野うどんらしい武蔵野うどんであった。
    もちろん色濃く、粉の風味が豊か。
    しかし食感は洗練された固コシではなく、若干柔目の田舎うどん。
    しかし、この野暮ったい食感が何とも武蔵野うどんらしいと感じる今日この頃。
    旨い。
    環境と言い、このうどんといい、「桂」のうどんは実に武蔵野うどんらしい武蔵野うどんだと思ったのでした。



    東京都清瀬市中清戸5-186-1
    042-494-6385




    食事は昼までだが、生麺の販売は夜までやっているようです。


    2007年12月14日

    なべきち@清瀬市(武蔵野うどん)

    さて、清瀬うどんシリーズ。
    ここまでは新規で行った清瀬の武蔵野うどん店であったのだが、以降の清瀬うどん店は再訪店である。
    結構以前に探訪していたのだが記事にしていなく、改めて再訪した訳である。



    「なべきち」
    団地近くの、住宅街深くに店はある。



    そして肉汁うどん。
    食べ歩くつもりだったので、Lである。
    ※大盛り以上は、L→2L→3Lである。すなわちいわゆる「きくや系」である。

    うどんはせいろに盛られてきた。
    前回探訪した時もそうだったっけ?と、探した写真は↓



    皿に盛られている。
    盛りの量によって器が違うのかも。

    いずれにしても、典型的なきくや系とは違い、朱塗りの器ではない。
    しかし、れっきとしたきくや系と感じされる特徴は以下の通り。

    ・汁の器が竹の容器
    ・薬味にわさび(ただし、ショウガは付かない)
    ・かき揚げが付いてくる
    ・店のおばちゃんが元気

    と、きくや度はそんな感じである。
    糧としてわかめが添えられている。

    うどんは中太。
    コシもきっちり、しっかりがっつりの武蔵野うどんであった。
    流行っている店は、自分が何をか言うまでもなく、しっかりと旨いうどん屋なのである。
    ではまた。


    なべきち
    東京都清瀬市竹丘2-2-26
    TEL:0424-93-0155





    2007年12月17日

    みんなのうどんや@清瀬市(武蔵野うどん)

    さて、清瀬うどん。



    みんなのうどんやは、野火止用水沿いの野火止通り沿いにある。



    (というか、ここは野火止用水だったのか。水路があるのも今回ようやく気が付いた)

    店内は広い。店員も多くて、若い店員もいて賑やかな店だ。
    カウンターに座って普通に肉汁を注文したが、ふとメニューにあったつけめんカレーうどんに変更する。



    うどんの器はきくや的。
    肉汁はどんなだったけ?と過去の写真を探す。



    成る程、薬味にショウガとワサビなのもそれっぽい。

    うどんは太からず細からず、シコシコとコシがあって、固からず柔らかからずだ。
    この店も旨い。
    カレー汁は素朴な蕎麦屋的カレーで、やっぱりうどんのカレーはこうでなくては。具がたくさん入っていて満足出来る。
    ところで、つけめんのカレーうどんがある店は時々あるのだが、しかし自分の中ではやはりあの店が一番だ。その店はまた、近いうちに。

    みんなのうどんや
    東京都清瀬市竹丘1-3-13
    TEL:0424-93-5245


    2007年12月19日

    福助@清瀬市(武蔵野うどん)

    清瀬うどんシリーズもそろそろネタ切れ。
    なので、続けて一気に。



    福助は、前回のみんなのうどんやと同じ道路沿いにある。
    清瀬駅に向かって一歩進んだ先である。
    一歩は大げさかも知れないが、気分的には本当にそのくらい近い。
    ちなみに前々回のなべきちも、この通りをちょっと脇に入ったくらいの場所で、まったく非常に近い位置にこれらの店はある。さらに清瀬の駅も近いので、篠新も近いと言うことになり、ものすごく武蔵野うどん密度が高いのである。
    不思議である。



    三角形のざるが新鮮。
    田舎うどんと白うどんがある。
    田舎うどんがいわゆる地粉の武蔵野うどん。
    白うどんは讃岐うどんである。
    あいもりにすることも出来、以前訪問した時はあいもりにしたのだが、今回は田舎うどんのみである。
    汁は肉汁。
    しかし、この店は他にもいろいろメニューがあり、ぶっかけなど讃岐的なメニューもある(そもそも讃岐の麺もあるし)。そんなところは、エン座を彷彿とさせる。

    しっかり時間をかけて茹でられたうどんは、太くてがっつりコシがあって、もちろん旨い。洗練された今風の武蔵野うどんという感じである。
    それにしても清瀬の武蔵野うどんはどの店もタイプが違う。だからこそが、これだけ近い範囲に店が集中していながら、どの店も賑わっている理由の1つなのかも知れない。
    もちろん慣習的に武蔵野うどんが食されてきた地域であることが、これだけ武蔵野うどん店が多いもっともな訳であるに違いないのだが。

    福助
    東京都清瀬市竹丘1-2-10
    TEL:0424-57-2929


    2008年02月10日

    うちの@東大和市(武蔵野うどん)

    私は「多摩の蕎麦、うどん名店77」という本を読んで武蔵野うどんを知ってうどんにはまり、今に至っていると言うことは、以前にも何度か書いている。
    その本に載っていたうどん屋はとうの昔にほぼ全て行っているのだが、ここで紹介していないうどん屋がいくつもある。単にさぼっていただけなのだが、そのうちの一店が今回の「うちの」。改めて探訪し直した。



    改めて行ったのだが店の良い写真が撮れてなかったので、以前に行った時の写真。今の季節に見ると、緑が目に眩しいです。
    多摩モノレールの上北台駅からなら歩いて行けるのかな。モノレールがない頃は、かなり陸の孤島的な場所ですね。
    周囲も何も無いような所に、ぽつんと店があります。田舎的な空気が何となく残っていて和みます。

    お茶はセルフサービス。ポットが店の奥に置いてあって、湯飲みに注ごうとしたら先客が急須があると教えてくれました。ポットの中身は白湯なので、急須にお茶っ葉を入れて茶を入れるようです。



    肉汁うどん。
    天ぷらも食べたけど、これも写真撮ってなかった。注文してから揚げてくれました。
    うどんも茹でたて。
    色づいたうどんは、いかにもな武蔵野うどん。
    固からず、柔らかからず、良い塩梅。
    際立った点は特に無いけども、実に正しい武蔵野うどんで旨いです。安心して人に勧められる武蔵野うどんの基本店でしょう。

    さて私は、みんなの知らないような穴場的うどん屋を見つける力はあまりありませんので、今後もこんな感じで基本的武蔵野うどん店をぼちぼち紹介して行きたいと思ってます。
    ではまた。


    うちの
    東京都東大和市奈良橋4-680(-?)
    TEL:042-563-3250





    2008年02月12日

    野沢屋@東大和市(武蔵野うどん)



    武蔵大和の駅からしばらく歩いて、こんな完全な住宅街。
    (最近は電車&徒歩で武蔵野うどん屋に行くのがマイブーム(死語っぽい。。))



    で、いきなりうどん屋。
    後ろに見える緑は、





    狭山丘陵。まさに武蔵野の里山。



    何か歩いてるし。。
    って、後ろのおじさんじゃなくて、もちろん手前。
    キジ??



    ここ野沢屋は、何故かなかなか足が向かなかった店の1つ。
    てか、こんな所にあったのか。
    山側の車道も、その1本隣の青梅街道(の続きの道)も車で良く通るぞ。けども、その間の住宅街の道なんて普通気付かないぞ。

    肉汁うどん(大)はかなりのボリューム。茹でたて。天ぷらも付いてくる。
    色はうっすら色づいた白系。濃い茶色や灰色に色づいたこの辺りの武蔵野うどんとはちょっと違う雰囲気。しかし太めの麺は食べ応えのあるギュッとしたコシ。どちらかというと埼玉〜群馬系のうどんに近い。ガッツリ旨い。二の足踏まずに、とっとと行くべきだった。こちらもおすすめ。
    もちろん自分なんかがおすすめしなくたって、たくさんのお客さんで賑わっているから余計なお世話だろう。
    汁の器が小さめなので、汁がすぐぬるくなってしまうのがやや惜しい。



    武蔵野うどんの店としては案外珍しい、セルフでの注文、受け取りと器の返却。


    野沢屋
    東京都東大和市清水1-734-2
    TEL:042-564-8778






    近くにあった武蔵野うどん店「庵」は店を閉めてしまっていた。未訪だったが、ネットでの評判は悪くなさそうなのになぁ。。


    2008年02月13日

    小糸うどん@清瀬市(武蔵野うどん)

    忘れているわけではない清瀬うどんシリーズ、清瀬にはまだうどん屋あるだろう、なんて思っている方もいるかも知れない。自分が知らない店がまだあるかも知れないが、自分が知ってる店もまだあります。もうあんまりないけども。。



    武蔵野うどん屋には持ち帰り専門の店が結構あります。地域にうどん文化が根付いている証拠とも言えるでしょう。この小糸うどんもそんな持ち帰り専門の店です。桜草に囲まれてとてもきれいです。



    ゆで麺のうどん玉(2玉)とつゆを買って帰りました。
    これに天ぷらがセットになったやつもあるのですが、天ぷらは売り切れでした。
    (以前にセットのヤツを買って食べたことがあって写真もあったはずですが、かなり昔なので探すのがメンドイ。。そのうち見つかったらupします)



    中はこんな感じ。



    茹でたてじゃないので、付け汁で食べるよりは普通にかけ汁で食べた方が良いかな?
    具なしは寂しいので、舞茸を入れてキノコうどんにしました。
    梅干しが乗っているのは、梅干しが好きだからです。梅干し大好きー。家でうどん食べる時は大概入れます。インスタントラーメン食べる時も大概入れます。旨いです。

    うどんはしっかりもっちり武蔵野うどん。噛みごたえがあって、小麦粉の風味があって、やっぱり旨いです。
    清瀬うどんシリーズまだ続きありますが、その前に別の持ち帰り専門店やると思います(が、予定は未定です。。)


    小糸うどん
    東京都清瀬市松山1-19-5
    TEL:042-491-1057





    2008年02月14日

    はらだ製麺@武蔵村山市(武蔵野うどん)

    予告通り持ち帰り専門の武蔵野うどん。@武蔵村山。



    はらだ製麺は青梅街道沿いにあるので分かりやすい。
    地元の人が次々やって来ていた。なるほど、人気があるようだ。
    製麺屋でうどん玉を買って帰って食べるなんて、武蔵村山も根っからのうどん文化地域だ。



    この店も天ぷらは色々置いてある。
    しかし、自分はこの日も食べ歩いたあとだったので、天ぷらは買わず。うどんも一玉だ。
    おっきなボトルにツユが入っている。



    麺はこんな感じ。



    具なしはやっぱし寂しいので、チンゲンサイを入れたようだ(少し前のことなので、忘れている)
    もっちりしっかり旨いです。
    近所にこんな店があれば、家でうどん食べるのに困らないだろうなぁ。


    はらだ製麺
    東京都武蔵村山市中央3-52-2
    TEL:042-561-0117


    2008年02月15日

    めん処ひるま@武蔵村山市(武蔵野うどん)



    先だっての雪の日、武蔵村山市の残堀街道を北に向かって歩いておりました(何で歩いてたかは謎)



    すると向こうの民家にうどんののぼりが見えました。



    さすがムサムラ、犬も歩けばうどん屋に当たる。いかにも農家的民家のうどん屋だ。

    しかしどうやらここも持ち帰り専門のうどん屋のようだ。
    家に帰るのは数時間先になる予定なので少し迷うが、せっかくなのでうどん玉を買うことにする。



    天ぷらがケースに入っているが、買ったのはうどん玉2玉のみ。
    うどん粉は北海道産と貼り紙がしてあった。



    とりあえず家で食べる前に、そのままで1本かじってみた。
    北海道産の粉だけど、しっかり小麦粉の味がする。武蔵野うどんだ。



    結局家に帰ったのはかなりあとだったので、コシとか味とか心配だったので、レトルトカレーを買って帰って、カレーうどんとした。困った時のカレーうどんだ。

    しかし、それは杞憂だった。
    カレーに負けないくらいうどんは小麦の風味を主張していた。心配ご無用だったのである。
    こちらの店も、もっちりしっかりの持ち帰り専門武蔵野うどんでした。


    めん処ひるま
    東京都武蔵村山市(残堀街道残堀交差点を昭島側に手前100mくらい)
    TEL:042-560-1315


    2008年02月21日

    松登久@瑞穂町(武蔵野うどん)

    時折は、あまりレポられていないうどん屋を続けてみたりもしたいのである。



    瑞穂町の一部は横田基地の敷地。



    そんな横田基地のすぐそばに、松登久という武蔵野うどん屋さん。広い団地の真隣。
    飛行機が飛ばなければ、閑静な住宅街の中に店はあった。
    けれどこの時も轟音と共に巨大な軍用機が店をバックに離陸するのを間近に見た(が、カメラは間に合わず)
    横田基地からはひっきりなしに飛行機が飛び立ったり、降り立ったりしている。



    真新しい内装のこの店は、ネットの情報によると最近まで蕎麦屋さんだったそう。
    若い男性の店主が1人でやっていた。
    うどんは肉汁うどんと肉うどんがあって、肉汁の盛りは並、中、大。山というのは大のさらに上か。
    今回は肉汁の「中」に天ぷらを付けてもらった。



    うどんは軽く色づいてつややか。中だけど盛りの量はそこそこある。
    食す。
    もにもにとした弾力があり、かつ小麦粉の風味もある今風の武蔵野うどんであり、旨いと思う。
    うどんも肉汁も丁寧でしっかりとしていた。
    古くからの武蔵野うどんの店に比べて、少々上品すぎるうどんである気もするが、これはこの店に限らず新しめの武蔵野うどんの店は大概そうかも。


    松登久
    東京都西多摩郡瑞穂町南平2-53-11




    「むさし野」なんて地名があるのか。
    瑞穂町にはまだ武蔵野うどんの店あるのかな。


    2008年02月24日

    むぎ一@東大和市(武蔵野うどん)

    久しく行っていなかったエン座に行って、糧もりうどんを食べてきた。
    駐車場がきれいになっていた(最初に行った頃はそもそも駐車場無かったしなぁ)
    それに以前よりも、かなり武蔵野うどんなうどん屋になってた印象。
    店の入り口に前は無かった気がする「武蔵野うどん」ののれんが下がっていたし、メニューも武蔵野うどん的なメニューが前面に出た感じ。
    うどんも「農林61号」の麺だったからかも知れないが、灰褐色も濃く武蔵野うどん的。けれども食感は以前と同じくつやと弾力のある洗練された麺だった。
    多摩方面まで足を向けなくても(比較的)近所に武蔵野うどんの名店があるではないか、と再認識した次第でした。

    さて前置きが長くなったが、エン座のあと結局未訪店にも行きたくなってこのところコメントで紹介してもらっていた店に。
    まず、移転したと教えてもらった「庵」方面に車を進める。
    そのうちに今回の「むぎ一」も紹介されていたことを思い出し、場所を調べ直してみると、どうやら「庵」の移転先のすぐ近く。そちらも目的地に追加。日曜なのでどっちもやってない可能性が高いから、場所だけ押さえておこうという気持ち。

    で、30分くらいして「庵」発見。案の定休日でした。
    場所は分かったので、ここはまた別の機会に。

    「むぎ一」は、頂いていた情報↓で、簡単に見つかりました。

    >東大和市駅から3小方面に向かい途中の二又の先にあるセブンイレブンの隣ですよ。



    もちろん私は初訪問ですが、さすが「ぐーたり」さんは自らの足でこちらの店を見つけて記事にしています。残念ながら自分にはうどん屋の新店を見つける嗅覚は無いので、これからも皆様是非情報お知らせ下さい。

    店内は見た目も真新しい。建材のにおいが結構したが、開店間もないようなのでこれは致し方ないだろう。



    天付き肉つけ汁。茹でキャベツがのっているのは珍しい。まるで吉田うどんだ。しかし、汁は間違いなく武蔵野うどんのつけ汁。
    さて、結論から言うとこのうどん、かなり自分好みの武蔵野うどんであった。
    色は濃いめの灰色。結構な太麺、そしてガッツリ固い。
    この固さは「豚や」「うちたて家」を彷彿とさせる。埼玉中部から群馬系のガッツリ固いタイプのうどんに近い。「とき」の固さともまた違うタイプ。「吉田うどん」とももちろん違うタイプの固さ。(んー、うどんの食感を的確にあらわす良い表現は無いものだろうか。。)
    見た目の色ほどではないが、小麦の風味もある。そして、適度に少しの弾力があり、適度に表面が荒れた野暮ったさもある。汁の風味もうどんにマッチしている。んー、ここはまた来よう。「庵」がかなり近いので、そちらの探訪と共に再訪しよう。カレーうどんが店の貼り紙でおすすめされていたので、今度はそれを食べます。

    量も自分には満足な量でした。「ぐーたり」さんの記事で大盛り必須とあったから、それを見て盛りの量を変えたのかも。とは言え私、その前にエン座で「特盛り」を食べてきたせいかも。。


    むぎ一
    東京都東大和市向原4-37辺り
    TEL:042-566-4091




    セブンイレブンの真隣。表通りから一本外れた道の脇。こんな場所にある店は、自分にはまず見つけられないだろうなぁ。。


    2008年03月28日

    三丁目の手打うどん@狭山市(武蔵野うどん)

    やぁ、どうも。なんとか更新。
    ということで、おそらく最も需要の高いと思われる武蔵野うどんをば一つ。



    目に鮮やかな緑色の外壁は、武蔵藤沢(と言う駅)に近い「三丁目の手打うどん」である。
    (と言う駅)と言うのは、この辺りの地理に明るくないので、武蔵藤沢と言われても、ピンと来ないからである。地図で見ると、狭山市所沢市入間市の3市の市境の程近くのようだ。



    こちらの店は、清瀬の「福助」の様に黒うどんと白うどんが選べて、相盛りも出来る。黒うどんは地粉のうどんだろう。迷わず、黒うどんである。

    写真のように、薄く灰色に色づく。硬さは剛ではない。
    武蔵野うどんは硬い、とする向きも多いが、実際の所私は少しくたったようなやや柔いうどんの方に、より武蔵野うどんらしさを感じる。こちらのうどんは、まさに私の感じるところの、武蔵野うどんらしい武蔵野うどんだ。地粉の風味も十分だ。うどんの切れ端の、びろんとたヤツが乗っているのも武蔵野うどんらしさを強調してるではないか。
    素朴な内容の肉汁もまた、それらしい。


    三丁目の手打うどん
    埼玉県狭山市水野1266-49
    TEL:04-2958-3262


    2008年04月16日

    藤ヱ門@小山市(武蔵野うどん)

    栃木は初めて。
    栃木とは言っても、(先日の「みなみや」での赤坂川さんのコメントにあったように)足利市や佐野市や今回の小山市のあたりは群馬の桐生市や館林市などとかつては同一の国で、ひっくるめて両毛と呼ばれている地域らしい。
    承知の通り、桐生や館林はうどんの街としてアピールしている。のみならず、広くこの地域では(いわゆる)武蔵野うどんと根を同じとする北関東のうどんが、文化として根付いているという話を散見する。
    そう言うわけで、上記の栃木の南西部辺りまでも関東温汁つけ麺うどん文化圏であるようなのだ。
    なのだが、いかんせん情報は少ない。しかし情報は少ないが店はある。





    とりあえず今回は小山市の藤ヱ門。
    広い駐車場に広い店内。
    ガラス張り越しに店外から麺打ち姿をのぞむことが出来る。これは群馬や埼玉北部のうどん屋によく見られるスタイルだ。



    この店では肉汁うどんは、「本場武蔵野うどん」と言うことになっている。
    さすがにこの地域を武蔵野と呼ぶことはないだろう。「本場」というのはいわゆる武蔵野うどんの地域として、埼玉や東京の武蔵野の地を指して言っているのだろうか?
    こちらの店主が地元の出で元来この地にあったつけ汁のうどん文化を元に店を開いたのか、武蔵野の地から武蔵野うどんをこちらの地に持ってきたのかは定かではない。



    きんぴらゴボウだ。群馬埼玉北部系サイドメニュー。言わずとも。



    肉汁うどん(中+100円)
    大きな丼に、あっつあつの肉汁。ネギのざく切りがごろごろと。藤店うどん的な外観(行ったこと無いけど)。肉もほうれん草もあぶらげも、とにかく具沢山汁だくさん。
    うどんは白いが適度な弾力もちもち感で、やっぱり関東のうどんだ。悪くない。(逆さにしたざるに盛られているのはどうだろう?食べづらいし、上げ底に感じる。。)
    たっぷりの汁はそのまま飲める濃さで、そのまま飲む分、具を食べる分には旨い汁だが、うどんを付けて食べるには少々薄すぎる。旨いけど。
    栃木にあってこの(武蔵野?)うどんが食べられるというのは、色んな意味で感慨深いものがある。昼過ぎにあって客足は絶えず、違和感なくつけ汁うどんを食べているのを見ると、やはり間違いなくこの地はうどんの地なのであろうと思うのだ。
    そして武蔵野うどんを武蔵野うどんと呼ぶことには、ますます抵抗感が強くなる私なのであった。
    北関東のつけ汁うどんをひっくるめて呼べる良い名前はないものか。
    (思いつかないし、店自体が武蔵野うどんと呼んでいるのでジャンルは武蔵野うどんとしたが、いやー違和感ありまくり)


    藤ヱ門
    栃木県小山市城北6-1-4
    TEL:0285-25-0311


    2008年04月19日

    つるや@入間市(武蔵野うどん)

    特に脈絡があるわけではない、散発的正当派武蔵野うどんシリーズ。
    想像以上に数のある武蔵野うどん店達は、自分の更新頻度ではとてもじゃないが網羅できない。仕方がないのでキワ的な店や特筆すべき特徴のある店を優先しているので、どうしても今回のような正当派、王道派武蔵野うどん店は後回しになってしまう。そんなわけなのです。



    入間のつるやは入曽にある店舗の2号店。1号店には行ったこと無いですが。



    脊髄反射的に肉汁うどんを頼むが、カレー汁があることにあとから気付いたので、途中で変更してもらう。
    うどんは男うどんと女うどんがあって、どちらかを選ぶ。地粉か白いうどんか、ということだろう。迷わず男うどんを選択。



    うどんは硬からず柔らかからず適度なもっちりの、まさに王道的武蔵野うどん。
    特別ではないがばっちり安心できる旨い武蔵野うどんです。



    うどん湯がポットに入っていたり、足し用のつゆが用意されていたりするのは珍しいし親切。今回はカレー汁だったので使用しなかったけど。

    とんかつやカツ丼もあるので、うどんだけじゃ足りない人も安心。
    大食いチャレンジもあります。


    つるや
    埼玉県入間市仏子397-5
    TEL:04-2932-7320


    2008年04月22日

    大盛@歌舞伎町(武蔵野うどん)

    悲しいのう。。
    訳あって毎週末、新宿(それも西武新宿駅)へ行っているのだが、歌舞伎町にいつの間にか出来ていた武蔵野うどんの新店を自力で発見できなかった。何というニアミス。もっとキョロキョロしながらウロウロしないといかんのう。

    ネットでこの店に触れられているのを、ふと発見。
    早速平日仕事帰りに、自分ち通り過ぎてるのに行ってみた。



    場所は西武新宿の駅出口からほど近いとある路地。



    そして、どーん!と、肉汁うどんの看板達。
    このくらい派手にしないと、歌舞伎町では埋もれてしまうのだろう。
    「大盛」と書いて、「おおもり」ではなく「だいせい」と読むらしい。
    そそくさと店内へ。
    まだ新しい店内内装は小綺麗で清潔である。歌舞伎町のダークな面はまったく無い。



    メニューには武蔵野うどんとはっきり書いてある。
    「ぶっかけ」や「かけうどん」もある。
    もちろん肉汁うどん(大盛り)を注文。
    壁には沢山の酒のツマミメニュー。うどん屋は昼のみ営業の店が多いが、都内のうどん屋は、夜は居酒屋になるパターンが多い。そうしないとやってけないのだろう。
    イリコの天ぷらと、生ビールも頼む。

    うどんを待つ間、まわりをキョロキョロしてみる。
    隣のテーブル席では背広のサラリーマン達が肉汁うどんを食べている。初めて食べるらしき1人に、他の1人が「付け麺で食べるのだ」と説明をしている。当然、まだまだ武蔵野うどんなど一般的ではないのだ。



    ほどなくして、うどん。
    肉たっぷりの肉汁。早速うどんを付けて食す。
    見た目通り、北方系の武蔵野うどんである。(埼玉北部〜群馬系の武蔵野うどんをこれから北方系と呼ぼうかしら)
    うどんはほのかにクリーム色の白系。太めでぎゅっとした噛みしめる系の硬麺。旨い。
    肉汁はあつあつ、肉たっぷり、ざく切りのネギも旨い、汁も甘からず辛からず出汁も効いて旨い。
    普通盛り680円で大盛り200円増し。うどんの量は十分、肉汁の肉も十二分で、満足感は高い。酒やツマミ類は安い。
    はっきり言って良店である。
    開店間もないからか、肉汁うどんが何だか分からないからか、場所がやや人通りの悪いところにあるからか、客の入りは良くなかった。(だから落ち着いて食せたわけだが)
    これからも利用したい所存なので、無くなっては困るのでみんな行きましょう。
    (混雑しても困るので、ほどほどで。。)


    大盛
    東京都新宿区歌舞伎町1-22-3
    TEL:03-3200-5670





    2008年05月19日

    こせがわ@東村山市(武蔵野うどん)

    えっとですね、うどんのブログを初めてから幾年か経ちますが、そこそこ知られてるのに行ったことのないうどん屋というのが私、結構あります。
    ここ東村山の「こせがわ」もその一つでした。
    (逆に何度も行ってるのに、ブログで紹介していないうどん屋というのも結構あります)

    自分が武蔵野うどんを知った頃は、ここは持ち帰り専門の店だったようですが、いつの頃だったか食事も出来るようになった、と知ったものの、それでもなぜかなかなか足が向かなかったのです。理由はなんだろな。東村山の武蔵野うどん、という基本から興味の対象が別の方に向いていたからかな。
    もともと東村山のうどんで武蔵野うどんを知った私ですが、最近になってまた原点復帰したという感じかも知れません。
    そんなわけで、ようやく「こせがわ」に足を向けたわけです。



    住宅街の、それも何だか複雑な細い道の脇に店、というか農家改造タイプの店舗があります。
    元持ち帰り専門店なので、左側ののれんが下がっている方が持ち帰りの売り場で、右側ののれんが下がっている方が食事の出来る店の入り口です。



    ざるうどんが基本で、つけ汁を肉汁に+いくらかで(いくらだっけ?)任意変更できるようです。
    そういう店も多いですよ。
    当然、ざるうどんに肉汁で注文。天ぷらも注文。
    何より自分が目をひいたのは、「糧」の文字。どうやら「糧」も任意追加出来るよう。
    当然「糧」も注文。
    さらには「きんぴら」も目に入り、これも追加注文。何だかゴージャスではないか。



    そしてやがて注文の品々が。
    うっひょう、やっぱりゴージャス。そして素朴。素朴でゴージャス。何ともイカしてる。
    かつて家庭で武蔵野うどんが食されていた頃は、このような食卓だったのでは?と思わせられた。
    何だか嬉しい。

    うどん食す。
    ひゃー、旨いです。
    どうやらここももっと早くに訪れるべきだった店のようです。
    ツルツルシコシコなタイプではない。少しぼそっとしたところのある、柔らかめの優しい感じの、素朴系武蔵野うどんである。
    どうも、自分の行き着くところのタイプのうどんは、このタイプのようである。
    (そもそも武蔵野うどんに開眼したのが「ますや」だったし。)

    「糧」もこれまで見たこと無いくらい具沢山。
    なす、いんげん、大根、たっぷりだ。
    うどんと一緒に食すも良し、それだけ汁に付けて食すも良し、そのまま食すのも良し。
    まさにおかず。きんぴらや天ぷらと共に、糧を糧にしながら食す武蔵野うどんは実に旨かった。
    あぁ、どうやら「こせがわ」の武蔵野うどんは、自分の理想型の武蔵野うどんであったのだ。


    こせがわ
    東京都東村山市諏訪町1-23-5
    TEL:042-391-3440


    2008年07月28日

    きくや 諏訪町店@東村山市(武蔵野うどん)

    東村山のうどん屋くらいは網羅しておかないとなんとも不親切かな?と僕が思ったから、今日は東村山武蔵野うどん記念日。(長い上に古い上に面白くないな。。)

    きくやきくや言いながら、廻田町のきくやしか行ったことが無かった(すみません)
    なので、電車でとぼとぼ東村山へ。



    東村山西口の再開発はすっかり進んでおりますな。
    まぁ、私は部外者なのでノーコメントで。



    例の複雑な踏切を進んだ先にきくや諏訪町店です。
    開店直後なので空いてました。



    天付き肉汁の3Lを注文したのちふと前を見ると、【肉汁+カレー汁】ダブルセットの文字が。
    しかも諏訪町店大好評!と書いてある。カレー汁に目のない私としては、肉汁も食べれるこれは願ったり叶ったり。さっそくオーダー変更。
    (3Lだとか何だとかはきくや本店の項で)



    そしてややもってうどん登場。
    しっかり茹でたて。なんだかんだ言って茹でたてがやっぱり良いかな。。

    思ってたよりしっかり色づいたうどん。あぁ、きくやのうどんってこんなに武蔵野うどんらしいうどんだったっけか。
    太さはやや細め。これは自分のイメージ通り。
    きくやの象徴的、わさびは小袋の別添だった。やっぱりワサビ入れる人は少ないのかな。
    ちなみにかき揚げも揚げたて。
    さて食す。
    あぁ成る程、やっぱり旨いね、きくや。そりゃ人気だわ、デファクトスタンダードにもなるわ。
    しかしこの旨さは、結構玄人チックな旨さである。
    固さと柔さが同居しているうどんのコシは武蔵野うどんならでは。
    讃岐うどんの分かりやすい伸びやかなコシとはまったく対照的。讃岐うどんが標準になってしまっている人にはなかなか理解できないコシだろう。北方埼玉系の噛みしめるタイプのうどんの方が、そういう人には分かりやすいだろう。
    成る程、自分みたいに都内そば屋系のふにゃふにゃコシのうどんを食べて育った人間の方が、武蔵野うどんの良さは理解しやすいかも。

    汁も東京的、関東的。甘さもあるが味の基本はかっしり醤油。カレーもそう。小麦粉カレー。旨い。
    ダブルセットに3Lではちょっともったいなかった。汁が余ります。
    まぁ、私は全部飲んだんだけども。。

    結論。
    きくやは間違いなく武蔵野うどんの代表格。
    しかし、武蔵野うどんに慣れてない人はそれなりに心しないと本当の良さは理解できないかも。


    きくや 諏訪町店
    東京都東村山市諏訪町1-1-10
    TEL:042-396-1150





    2008年07月29日

    平次郎@小平市(武蔵野うどん)

    連日更新で行きますよ。

    きくや諏訪町店行った後は、宅部うどんに行くつもりだったんだけど12時を少し過ぎただけなのに本日終了の札が。。閉まるのはえー。今度はもっと早く行きます。
    で、やっぱり東村山で考えるとあとは「よし」か。しかし、駅から歩くには遠いぞ。宅部もよしもまた今度にします(どっちも何回も行ってるのでそれを元にしてもいいんだけど。。)

    夏じゃなきゃ駅から歩いても良いんだが、今年の夏は実に夏らしい夏。ちょっと疲れ気味なため歩けません。
    ということで東村山じゃないんだけど、駅から近い平次郎に行くこととした。



    平次郎は西武拝島線小川駅。駅から出てすぐ。



    メニューはこんな感じ。つけ汁の種類が豊富ですね。
    ぶっかけうどんもある。現代的。



    メニューの裏。
    あっ、やっぱり夜の営業はなくなったのね。
    最近何度か仕事帰り、夜に寄ってみたけど、開いてなかったから。。
    仕事帰りに寄れる数少ない(というか遠回りなしでは唯一の)武蔵野うどん店だっただけに、これは残念。



    さて注文したのは、ピリ辛牛すじ汁。
    せっかくなので、変わったつけ汁を。
    そしてこれが正解。
    旨い。辛い。旨辛い。
    そうだよなぁ、つけ汁はもっと店によって多種多様であって良いよなぁ。そんなことを思わせられました。
    結構辛い。そして牛すじの旨みが実にギュッとしてる。ネギも効いてる。これは旨い。
    ちょっと高いが、これなら納得。
    汁のことばかり言ったが、うどんは実に旨い。
    色は濃ゆい。そして食感はしっかり、そして艶やか。現代的武蔵野うどんだ。
    きくやなどの懐かし的もっさり食感のあるうどんも良いが、しっかりコシのこのような武蔵野うどんの方が理解されやすいだろう。いゃ、旨い。



    うどんの切れ端っこがあるのも好印象。

    成る程、こんなおいしい店だったっけか。
    夜の営業が無くなったのは残念だなぁ。。


    平次郎
    東京都小平市小川西町4-17-25
    TEL:042-401-2103




    限定メニューも旨そうです。


    2008年08月10日

    むさし野うどん山屋@坂戸市(武蔵野うどん)



    道路脇に埋もれたようなプレハブの建物で、最初店が見つからなかった。





    メニューの裏に武蔵野うどんの説明があった。
    注文は肉汁うどん。
    テーブルの上に皿にのった天ぷらが置いてある。食べたい時はセルフで取るのかな?



    灰色がかった中太のうどん、シンプルな肉汁。食べなくとも、武蔵野うどん。
    食す。
    あぁ、やっぱりまさしく武蔵野うどん。
    ツルツルしてモニモニしたうどんもおいしいが、やっぱり自分はこのような固さと柔さが同居したうどんこそ、武蔵野うどんらしさを最も感じる。そして旨い。
    何て言うんだろう、素朴で小麦粉の美味しさがシンプルに伝わる感じ。
    結局はこんなうどんが好き。



    うどん生地の端っこの切れっぱがあるのも、らしくて好き。


    むさし野うどん山屋
    埼玉県坂戸市八幡2-9-6
    TEL:049-282-2327





    2008年08月14日

    さわだ@入間市(武蔵野うどん)

    武蔵野うどんの基本に立ち返るシリーズ。
    入間のさわだ、初です。



    住宅地のすごい細まった道を入った所にあって、少々びびった。
    (いゃまぁ、そういう武蔵野うどん店は多いけども。。)

    入り口が2つあった(?)。のれんの掛かってない方とある方とあった。
    のれんの掛かってない方から入るのは気が引けたので、のれんの掛かってる方から入った。



    座敷が2つに分かれてあった。
    とても混んでいる。地元の大人気店のようだ。
    自分が座った座敷はそれ程広くない。
    もりうどんに肉汁を注文(肉汁うどんというメニューは無いので、もりの汁を肉汁に変更するタイプか)
    水を取りに行くついでに向かいの座敷を覗いてみる。
    広い。
    そして何故だか舞台がある。天井が高い。
    なんともディープな雰囲気だ。
    地元の宴会場、集会場としても使われる(た)のか?隣が寺なので法事で使われるのか?
    不明。

    うどんはかなり長いこと待った。
    最も混雑した時間帯に入ってしまったらしい。

    やがてうどん。



    この、ざるにラップがおいしそうに見えなくてここまで足が向かなかったんだよなぁ。
    写真奥の揚げ玉みたいのは、天ぷらお終いになってしまったので、少しですが、と言われて出されたヤツだ。なかなか親切だ。



    肉汁に汁がほとんど入っていない。
    同時に出された陶器のお湯差しのような入れ物につゆが入っている。
    これを好みで足すのだろう。
    初めてのタイプだ。

    食す。
    もそもそわしわししてて、あー成る程、旨い武蔵野うどんだ。
    汁も甘みは少なく控えめだが旨い汁。人気も頷ける。
    ところで汁が塩辛いのかと思ったが、どうやらうどんそのものがしょっからい。
    これはこういうものなのか?んー、こんなのも初めてだ。悪くはないがしょっぱい。(やっぱしょっぱくない方がいいかな?)

    総じると、単なる行かず嫌いの店でした。反省してます。
    まさに地元に愛される武蔵野うどんの人気店であることを認識した次第です。


    さわだ
    埼玉県入間市根岸461-1
    TEL:04-2936-1726





    2008年08月28日

    よし@東村山市(武蔵野うどん)

    今回も、武蔵野うどんの基本を抑えとこシリーズ。



    というわけで、原点も原点、東村山の武蔵野うどんは「よし」





    志村けんにゆかりのある店として有名。
    さらには所ジョージとも縁があるという。
    この写真の右端、やや盛りうどんの品書きは所ジョージが書いたという。
    そうね、所ジョージの所は所沢の所。まさに武蔵野うどん所。。



    そんな、芸能界の超大御所につながりのある店だが、普段はそんな雰囲気はみじんも無いです。

    やや色味付いたうどんは地粉の風味を良く感じる。
    モニモニしつつもそもそしたうどんは、まさに武蔵野うどんの極。
    味しめるうどんだ。
    汁も旨いが、椀に盛られて冷めやすいのがちょっとマイナス。
    (肉汁はオプションです)
    そうは言っても全体に高レベル。
    こんなおいしい店だったか。自分の武蔵野うどんに対する感受性が上がったのかな。。


    よし
    東京都東村山市久米川町1-32-4
    TEL:042-394-9812


    2009年01月25日

    すだち家@武蔵村山市(武蔵野うどん)

    あいかわらず「どきどきうどん」への需要は高そうだが、書くには準備に心構えが必要(?)なので、今回は定番、武蔵野うどん。



    いつの間にか、村山うどんの会のホームページに新店が。
    それがこの「すだち家」。
    ていうか、会社から近いなぁ。気付かなかったなぁ。。

    注文は自販機での食券式。
    そうとは知らず、つかつかカウンターに向かったら「食券を」と教えてくれました。



    うどんの食し方が書いてあります。
    かえしが用意されているのが嬉しいですが、今回は使いませんでした。



    ということで、注文の品。
    「きのこ汁」だったっけ?忘れちゃいました、すみません。。



    にしても、うどんは想像以上にしっかりしている。色は灰色がかっている。
    かなりの正当派武蔵野うどん。
    結構な好印象でした。


    すだち家
    東京都武蔵村山市伊奈平5-58-17
    TEL:042-560-3960


    2009年02月08日

    雑誌DEうどん特集@散歩の達人2月号

    発売日は1月21日のようですので、何を今さらかも知れませんが、「散歩の達人2009年2月号」で武蔵野うどんが取り上げられています。(知人に教えられて知りました。。)

    超メジャーどころでは「きくや」と「とき」。それ以外は硬軟(都内、郊外)とりまぜた渋い選択。
    驚くような、知られざる店が紹介されてるわけではないながらも、武蔵野うどんが大好きな人が書いた記事なんだろうな、という思いが伝わる良特集です。

    (サブタイトルに「さぬき人が驚き、関西人は唸る」とある。西方の人々が驚き唸る姿はいくつか見てきたが、かといって熱烈にファンになった姿も見たことがない。。彼らの思ううどんからのギャップは相当だと想像に難くない)


    2009年06月11日

    ますや(2)@東村山市(武蔵野うどん)

    久しぶりに小島屋に行ってみようと思い立って行ってみたらば、例によって臨時休業。
    少々彷徨ったあと、ますやへ。
    思えば私の武蔵野うどん開眼は「ますや」によるものである。



    いつかカレーうどんを食べなきゃと思いながら、久しぶりに訪れたらやっぱり肉汁うどんなのである。
    通常茹で置きの「ますや」、それはそれで武蔵野の味で好きなのだが、開店直後のますやに行ってみて下さいと言われたことがあったが、気になりつつも今回までその機会がなかった。今回はたまたまによるものだが、開店直後のますやで食すことが出来た。



    食す。
    そして旨し。
    なるほどー、茹でたてのうどんは元来の「ますや」のやさしいうどんのイメージを根底から覆す実に剛なうどんであった。
    しっかりと噛みごたえがあり、小麦粉の香るうどんは実にワイルド。
    そしてうどんをおかわりした。旨いですもの。
    茹で置きは茹で置きで味わい深い。そして茹でたては茹でたてでがっしりうどん。

    私を武蔵野うどんに走らせた「ますや」。さすがのうどんだと再認識したわけである。





    ますや
    東京都東村山市久米川4-33-10
    TEL:042-393-9481


    2009年06月13日

    肉汁や@練馬(武蔵野うどん)

    ※文章は後日。。










    肉汁や
    東京都練馬区豊玉北5-8-12