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京都市



2007年05月27日

麺串@京都駅(京うどん)

駅うどんをしつこく続ける。
今度は京都駅のうどん。



跨線橋上にある。2、3番線ホーム付近だ。

ところで、京都の(駅以外の)うどん屋にはまったく行けていない。京都で言う「たぬきうどん」はあんかけの乗ったうどんのことだが、まだ食べていない(見たことはある)。「一本うどん」も食べていない。
駅のうどんだけは何とか食べているのが現状だ。

京都のうどんは京うどんと呼ぶのがどうも一般的だが、独立してこう呼ぶほど画一的な特徴があるわけでもないというのが今時点での自分の認識だ。今回の駅のうどんで京うどんなどという名前に分類するのはなおさら抵抗があるが、まぁ、一般的に京都のうどんは京うどんと呼ぶのが適当なので、とりあえず京うどんとしておく。

麺串という名前の店だったのを、今回写真を見返してみて知った。
ネットで調べてみれば、店名通り麺串の乗ったうどんがオススメメニューのようだが、この時点では当然そんなことは知らず店に入っているため、そんな面白メニューは頼んでいない。



何を頼んだが憶えていないが、おにぎりがついているので何かのセットを頼んだのだろう。うどんには梅干しが乗っている。刻んだ揚げやわかめやとろろ昆布ものっている。関西うどんらしい具。
味については、上品で美味しいうどんであったと記憶している。が、大阪のうどんと比べて特に違いがあるわけではない。おいしい関西のうどんだ。上品と感じたのは、京都であるがゆえの思いこみも多分に含まれているだろう。京都の食べ物は上品である(あってほしい)という思いこみだ。
また京都駅に行く機会があれば、こんどは麺串うどんを喰ってみよう。
なかなか高レベルの駅うどん屋であることは間違いなかった。


麺串
京都市下京区東塩小路町901 JR京都駅構内
TEL:075-352-6505

2008年01月02日

岡北@京都市(たぬきうどん(京都))

あけましておめでとうございます。
では早速。。

色々ネタがたまってるので、各地のうどんシリーズをしばらく。

私は天かすの乗った「たぬきうどん」が大好きなのだが、大阪では「たぬきうどん」はないとのこと。油揚げの乗ったうどんは「きつね」でこれは東京と同じだが、「たぬき」というと油揚げの乗ったそば、ということなのだ。何とも紛らわしいが、有名な話。
で、大阪の隣、京都ではどうなのかというと、さらに紛らわしいことに「たぬき」とはあんかけが乗ったうどんやそばのことを言う、ということなのだ。(ややこしいのう)

そんな「たぬきうどん」を京都で食べてみた。



岡北。
駐車場はないので注意が必要。

店にはいると昼時を大きく過ぎているのに大変賑わっている。
なんとか座敷につく。

メニューを開くが、ここで少し混乱する。
「たぬき」はしっかりあるのだが、そのそばに「あんかけ」もあるのだ。
あんかけの乗ったものを「たぬき」と言うと思っていたが、これは何としたことか。
仕方がないので、店員に「たぬき」と「あんかけ」はどう違うのか聞いてみた。
その結果と、あとで調べた結果を統合するに、つまりはこういう事だ。
基本的に何も乗ってなくて、汁がとろみのついたあんになっているのが「あんかけ」で、ネギや刻んだ油揚げが具として乗ってて、かつ、汁があんなのが「たぬき」なのだ。(そしていずれもすり下ろしたショウガが乗っている←これ重要)
まったくトンチンカンな質問に聞こえたことだろう。

で、「たぬきうどん」を注文。
客はいっぱいで、結構時間がかかる。周りを見てると2人連れ、3人連れで来てるのに、1人だけ注文したものが出てこなくて連れが食べてる間ずっと待ってる人が、あちこちにいた。自分は1人だから待つのは構わないが、もし複数で来てて1人だけ待たされたらこれは嫌だなぁと、ちょっと思いました。



写真がぶれてるが、たぬきうどん。
ネギと刻んだ油揚げとそして、すり下ろしたショウガが乗っている。
もちろん汁はあんだ。成る程。
食す。
うわぁ、旨い。

うどんは細く丸く、そして柔らかだ。
とは言え九州のうどんの柔らかさとも違う、なんとも繊細な柔らかさだ。しかし伸びやかなコシがあり、箸でつまんでも切れたりすることはない。
汁であるあんも、透明に澄んでいて、実に繊細でシンプルだけど奥深い味。
成る程さすが京都、はんなり上品な味であった。

それにしても私、うどんについてくるおろしショウガは、汁の味がまったく変わってしまうので好きでは無いのだが、しかし、このあんかけの京うどんにはまったく必要なものであることを理解した。
そもそも、あんかけのうどんは冬に好んで食べられるらしいが、食べれば解る。実にあったまるうどんなのだ。そしてそこにショウガが入るとさらにあったまり度倍増なのだ。
そして決して汁の味を邪魔することなく、実に自然にあんと渾然一体となって旨さも倍増なのだ。

京都の食の歴史を感じざるを得ないうどんでした。


岡北
京都市左京区岡崎市南御所町34
TEL:075-771-4831


2008年01月20日

山元麺蔵@京都市(けいらんうどん)



山元麺蔵の住所を調べたら、岡北の住所と全く同じで、これはどちらかが間違った情報なのだろうと思っていたらば、行ってみたらば何のことはない、山元麺蔵は岡北のすぐ隣にあるのだ。写真の奥に岡北の看板も見える。この並びは長屋のようになっているのだ。どうやら本当に住所が同じだったようだ。

岡北は老舗で、山元麺蔵は結構最近の店である。山元麺蔵の店主は一体何故にここに店を構えたのだろう?不思議である。店主は元Vリーグ選手だったらしいが、それとこれとは関係ないのである。

さて、岡北でたぬきうどんを食べた私は店を出て、すぐ隣の山元麺蔵に入る。
岡北を出たら店の前にタクシーが1台停まってて、その運転手がこっちを見てる。うどん屋を出てすぐまた隣のうどん屋に入る私。タクシーの運転手には、何だこいつはと思われただろう。恥ずかしいじゃないか。

店内はかなりおしゃれな感じだ。
この店は京うどんの店、ということではなさそうなのだが、それでも京都っぽいメニューも多くある。
で、注文の品は以前から気になっていた「けいらんうどん」。
関西のうどんのメニューには良くあるらしいが、元来は京都のうどんメニューなんじゃないかと考えている。(なので、このブログでは京うどんにカテゴライズした)
けいらん、すなわち鶏卵をかき玉風のあんにしてうどんの上に載せているのだ。あんかけのうどんはやはり京都のうどんの特徴であろう。
けいらんうどんも、京都では寒い冬にはよく食べられるうどんだと言うことだ。



かき玉のあんの上には「たぬきうどん(京都)」同様、おろしたショウガが載っている。
やっぱりあんかけうどんにはショウガが実によく合う。実にしみじみとあったまるのだ。
旨い。
やはり麺は岡北のような丸く柔らかいふんわりした関西系・京風のうどんではなく、伸びやかなコシのあるエッジの立った今風の讃岐的な麺であった。しかししっかりと旨い麺だ。そして出汁は繊細な味わい、これは京都を感じさせる。昔からの京都のうどんと、現代のうどんがしっかりミックスされていて実に旨かった。

メニューはかなり多彩。京風のメニューはむしろ脇役である。
他のメニューたちも食べてみたいが、京都はやはり遠いのである。


山元麺蔵
京都市左京区岡崎南御所町34
TEL:075-751-0677