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富士吉田市

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  • 2005年10月12日

    みうらうどん(寿)@富士吉田市(吉田うどん)

    Eg-Blog本店からの転載)

    ブログやるようになってから写真を撮る頻度が飛躍的に増えた。そのせいで、目的の写真を見つけ出すのにやたら時間が掛かるようになってしまった。
    今日は自分が初めて行った吉田うどんの店(注1)「みうらうどん(寿)」をやろうと思って写真を探したのだが、なかなか見つからない。
    いちおう日付毎にフォルダ分けして整理しているのだが、行った日にちを思い出せない。
    それもその筈、行ったのはちょうど4ヶ月も前の6月12日のことだったらしい。
    そんな昔だったか。。ちっとも憶えていない。

    その日のブログはうどんではなく「キンケイギク」のことをやっていた。そん時かー。
    「アジサイ」の記事にコメントが付いたので、花を記事にすれば一般客がやって来るのかー、なんて思っていた時期だ。

    それはともかく最初に行った店が「みうらうどん(寿)」だったのは運が良かった。
    他に何軒か行った今でも、ここは間違いなくうまいといえる。
    最初に良い店に当たるのは、「武蔵野うどん」の時と一緒だ。
    こういうことにはツイてるが、しかしギャンブル運はさっぱり無い。それはそれでハマらないないですむから良いのか。

    さてさて、さっきから(寿)と付けているが「みうらうどん」という名前の店が他にも何軒かあるらしいのだ。自分が行った「みうらうどん」は寿という駅が近くにあり、そゆわけで他と区別するための(寿)であります。



    実はここは2度行っている。
    最初に行った時は14:00頃。他サイトの紹介では、営業時間13:40までとなっているから、開いていたのはまさに滑り込みセーフだった。
    そんな閉店間際の時間でも、店内はお客さんでびっしり。
    入ってすぐのたたきから座敷に上がる。
    初の吉田うどん+あまりに地元民達でいっぱいなので、かなり緊張する。
    行けばわかるが他の店もそうなのだが、この店内の雰囲気は吉田うどん店独特だ。
    なんちゅうかほんちゅうか、実に庶民的だ。他の店も庶民派、あるいは民家チックor民家そのものなのだ。まあ、行って感じてください。

    おそるおそる壁に貼られたメニューを見て、肉うどんを注文する。
    テーブルには「天かす」と「すりだね」。この辺はネットで情報を得ていた。



    うどん出てくる。
    天かすをたくさん乗せる。



    うひょー!!うまーそう!!

    てか実際うまい!
    固いと評判の吉田うどんだが、「武蔵野うどん」でもっと固いうどんを食べてきていたのでちっとも固いなんて感じない。むしろほどよい固さだ。
    そして麺がぶっとい。元来太麺好きなのだ。
    これはうまい。
    前も書いたが生来たぬきうどん好きなのだ。(注:関東では天かすの乗ったうどんのこと)
    「天かす」乗せ放題なんてまさにドリームだ。
    「すりだね」がまたこれが、うまい!何ともウマ辛くてこのうどんにはまさにぴったり。
    実際食べてみるまでは違和感を感じていた茹でキャベツと馬肉は、このうどん、この汁、にはまさにぴったり。
    てことで「みうらうどん(寿)」ですっかり吉田のうどんに魅了されました。

    最近何度目かに吉田うどんを食べに来た時は、また最初に「みうらうどん」で食べました。
    今度は朝一です。
    他サイトの紹介では、営業時間10:15〜になっているのだが、着いたのは10:00前。
    しかしのれんが下がり、店は開いていた。
    驚くべき事に先客が何組もいた。
    定時の開店時間前に客がたくさんいるとは吉田うどん、まさに恐るべきだ。
    しかも、自分の入った後にも客はどんどこどんどこやってくる。昼時はいったいどんなことになっているのだろう。。

    ここ、オススメ。




    みうらうどん(寿)
    山梨県富士吉田市上暮地1-18-22
    TEL:0555-24-3461


    (注1)この記事書き終えてから気付いたが、実はこの以前にも一度富士吉田市を訪れており、やっぱりうどんを食べようと思ってた訳だが店が閉まるのが早い吉田うどんのこと。ちょっと到着が遅れたがために、店はことごとく閉まっていた。 仕方なくなんだか普通の食堂風のところで、吉田うどんを食べたことを思い出した。
    写真も撮った記憶があるのだが見つからない。
    うん、あれは今思うとキャベツも乗っていたし、肉も乗っていたからスタイルはちゃんとした吉田うどんだった。

    2005年10月13日

    サファイア(サファイ屋)@富士吉田市(吉田うどん)

    Eg-Blog本店からの転載)

    吉田のうどんは、そのシチュエーションにびっくりされられるような店が沢山ある。(この辺がまた、うどんマニアの心をくすぐる訳だが)

    今回は「サファイア」。とてもうどん屋とは思えない名前だ。
    ただし「サファイ屋」とも言うらしいが、どっちが本姓か知らん。
    駐車場はそれなりに広いが、自分が行った時はほぼ満杯。隅っこにようやく停める。


    壁に大きく張られた看板には「SAPPHIRE」。んー。


    入り口は、のれんが下がって普通かな?

    お客さんも、たーくさん。とても賑わっている。
    店内はすごく広い。天井も高い。
    いー雰囲気。
    し、しかしうどん屋の雰囲気ではまるでない。
    オシャレっぽい雰囲気のテーブル席が沢山ある。座敷もあるらしいが。
    自分はひとりだったのでカウンターへ。
    だが、このカウンターはうどん屋のそれではない。バーカウンターだ。壁際には洋酒の酒瓶がずらりと並ぶ。

    それもその筈、この店、夜はスナックになるらしい。なんちゅううどん屋だ。というかうどん屋が副業か?わからん。
    (しかしネットにサファイアの情報は山ほどあるが、夜をレポートしたものは1つもない。)

    注文の仕方も変わっている。
    席に置いてある注文票に、自分が頼むうどんに自分で印を付けてレジまで持っていく。これで、注文完了だ。実は、この注文票に自分で記入する注文セルフサービス式は他の吉田うどんの店でも多く見られる。(先日の@神田の「ゆやま」でもテーブルには注文票が置いてあった。「ゆやま」の吉田うどんの再現性の高さは完璧だ)

    うどん待つ。
    うどん出てくる。



    ごらんの通り、吉田うどんデファクトスタンダードだ。
    当然、すりだねも用意されている。
    店内の賑わいが保証しているとおり、味も実によろしい。
    この不思議な空間で吉田うどん。
    んー、「吉田うどん」の奥は深いと感じるわんこなのでした(←めざましテレビに毒されている)


    サファイア(サファイ屋)
    山梨県富士吉田市上吉田6296-1
    TEL:0555-23-1550



    p.s. カーナビの情報が正しくなく、電話番号や住所を入力しても正しい場所が表示されなかった。
    てんやわんやの末に何とかたどり着いた。カーナビ信奉者(←自分のこと)はご注意を。

    2005年10月17日

    桜井うどん@富士吉田市(吉田うどん)

    Eg-Blog本店からの転載)

    今日も今日とて、なおも吉田うどんで責め立てる!
    何が自分をそうさせるのか!?
    よく分かりません(>_<)

    とにかくも、今回は吉田うどんの老舗、時には元祖と呼ばれることもある「桜井うどん」だ。まあ元祖かどうかは自分には知るよしも無いが、老舗であることは間違いない。
    店の雰囲気が歴史を感じさせる。



    外観は、まあ普通か。
    てか、並んでるじゃないか。
    何を隠そう、自分は並ぶの大嫌い人間だったのだ。
    実はココに来る前、行列の出来ていた美也樹という店をパスしてきたのだ。
    しかし並んでいるからといってここもまたパスするのも、もうめんどくさい。
    しぶしぶ、行列に加わる。
    何回か前にも書いたがとにかく富士吉田市のうどん店密度は尋常ではない。
    それにも関わらず、あちこちの店で行列が出来ている。
    吉田市民はうどん食べ過ぎだ。(←自分のことを棚に上げながら。)

    さっき言ったこの店の歴史を感じる雰囲気は、のれんをくぐるとすぐ分かる。



    入ってすぐ左手に年季の入った木製のおかもちが置かれている。
    厨房へつづく通路の両側に一段高く座敷があり、四角いちゃぶ台が並ぶ。
    レトロだ。さらには奥の厨房は土間をコンクリで固めたような作りだ。
    壁には一面に有名人達のサイン色紙が貼られている。

    列に並びしばらく待って、空いた席に腰を下ろす。
    4人一家と相席だ。真後ろから扇風機が吹き付ける。
    風に吹かれつつ、家族の間に所在なげに一人ぽつねんと座っているのはさすがに居心地がよろしくないので、空いた別の席に移りました。。

    この店のメニューは、あったかいかけうどんか、冷たいつけうどんか、2種類だけだ。
    この日3軒目の自分は、さっぱりしたいので冷たいのを頼む。

    少し待つ。
    うどん出てくる。



    どうよ。ゆでキャベツののった盛りうどんなんて見たこと無いでしょ。
    しかしココ富士吉田では、このスタイルがスタンダードなのだ。
    このキャベツを付け合わせた元祖が「桜井うどん」と言われることがあるようだが、本当かどうかは誰か教えて。

    ねっとりした感じのすりだねを、刻んだ油揚げが浮かぶ付け汁に溶かして、うどんを付けて食べる。
    うん、うまい。
    老舗の看板は時には信用できない事もあるが、さすがに行列が出来るだけのことはある。
    ぽくぽくした食感は、やっぱり武蔵野うどんとの共通点を感じるなー。

    なお駐車場は店から道をすこし進んだ先にある。
    が、満車であった。
    コインパーキングみたいなのを探すが、そんなのは見つからない(てか、たぶん無い)
    市営駐車場を見つけたが、草ぼうぼうで怪しい。
    開閉式のバーがある入り口に車を入れるが、バーは開かない。
    壊れてる?
    いや、土日は使えないらしい。。
    というか、この分だと平日もやってるのかどうか非常に疑わしい。

    まー、それでもなんだかんだで車を止める場所はある訳で、、

    おしまい。


    桜井うどん
    山梨県富士吉田市下吉田93
    TEL:0555-22-2797

    2005年10月19日

    たかちゃんうどん@富士吉田市(吉田うどん)

    Eg-Blog本店からの転載)

    ※かなり新しめの吉田うどんなブログを発見した。
     全軒制覇を目指しているみたい。こっそりと読者になることにした。
     http://ttyb.exblog.jp/

    一般に「うどん」と言えば、昨今のブームのせいもあって讃岐うどんがやはり代表格であるのは間違いない。
    そのくせにこのブログではまだ一回も讃岐うどんを取り上げていない。
    これには色々事情があるのだが、その辺の話はしばらくしたら讃岐うどんシリーズを立ち上げようと思うので、いずれ後ほどということで。

    じゃあなんでいきなり讃岐うどんの話なんだ、となる訳だが、それも事情がある訳で、それは今から説明する。
    今回詳しくは述べないが讃岐うどんブームの一因は、山の中や田んぼの中などマニアックな場所に穴場的な店が多数存在していることにあった。
    そんな讃岐うどん専売特許のような穴場的シチュエーションのうどん店が富士吉田にも存在する。それが今回紹介する「たかちゃんうどん」だ。
    (これを言いたいがために、讃岐うどんを引き合いに出した)

    穴場とは言ってもこの店は有名店で、知ってる人には何を大げさな、ということになるかも知れないのだが、自分にはちょっとびっくりな場所に「たかちゃんうどん」はあったのだ。

    この日は実は別の店に行こうと思っていたのだが、休みだったか見つからなかったかで、次点候補にしていた「たかちゃんうどん」に向かうべく、カーナビゲーションに目的地をセットした。たちまち目的地が表示される。しかし示された場所の周囲には道が無い。「んん?」。地図を何度か拡大すると、ようやく細ーい道が表示された。
    一抹の不安を感じつつ、車を進める。

    一度は道を間違えた。普段は自信たっぷりに道案内をしてくれて大いに頼りになるカーナビも、あんまり住宅地の奥に突っ込むととたんにだんまりを決め込んで、ナビすることを放棄するのだ。このやろー。仕方なく前方にいた所沢ナンバーの「たけやさおだけ」屋の後をついて行くと、これは見事に間違いで、もと来た道に戻された。
    仕切直しで、自分の勘で進んでいくと、たかちゃんうどんの看板現れました。



    ん?矢印が2つも3つもあって一生懸命案内してるけど、道はドコ?
    よく見るとありました、細い道。車曲がれるのか?
    なんとかギリギリで角を曲がる。(道の脇には側溝というトラップも仕掛けられているので注意!)

    たんぼの脇を進む細い道。



    しばらく進むと現れるちっさな高架橋と、それをくぐる頼りない道。



    これ、くぐらないとダメ?

    おそるおそるくぐると、小さな「うどん」の看板、広がる畑、背景には小山、晴れ渡る空。
    自分はどこに行くんだったっけ?



    「うどん」の看板に勇気づけられて、気を取り直して線路沿いの道をずんずん行けば、行き止まり。。
    あれ?
    バックしてようやく見つけました、「たかちゃんうどん」。
    って民家の庭先のプレハブじゃないですか。そうですか。



    本来入り口の脇には、この店のトレードマークである女主人の人形が置かれているはずなのだが、見あたらない。何らかの事情があるのだろう。大人には事情が付きものなのだ。



    中に入ると座敷にちゃぶ台に、奥に積まれた座布団を敷いて座る。吉田うどんはそんな店が多い。
    でっかいテレビは映って無くて、その上に置かれたちっちゃなテレビが映っている。どんな事情だろうか。事情マニアにはたまらないシチュエーションだ。さらに上に置かれたお猿の人形がかわゆいです。



    うどん頼む。
    うどん出てくる。



    丁寧に刻まれた肉とキャベツが上品な吉田うどんだ。
    味はもう、おいしいです。それはもう、間違いないです。
    (いつもながら味を表現するのがだめだめです)

    まあ、今回は他サイトではあっさりとしか語られない店の立地の状況を説明したかったのです。そういう事情なのです。




    たかちゃんうどん
    山梨県富士吉田市上暮地2295-3
    TEL:0555-24-3146

    2005年10月20日

    手打ちうどん ひがしうら@富士吉田市(吉田うどん)

    Eg-Blog本店からの転載)

    まだやります、吉田うどん。
    チャングムは来週で最終回。
    吉田うどんはもう1、2回かな?

    チャングム見た後なので今日は手短に。

    「武蔵野うどん」も民家改造の店舗は多いが、ここはもうほぼ民家だ。玄関開けて、こんにちわー、って感じだ。しかし入り口はなかなかOSHAREだ。



    入って右手に厨房、というか台所がある。やっぱ民家じゃん!



    茶の間、ならぬ座敷に座って注文票に○をつけたら(台所)厨房へ。
    こんな紙の注文票に記入するのも、吉田うどんの店には多い。



    天ぷらうどんなんぞを頼む。
    トイレ行く。
    うどん出てくる。
    食べる。



    うん、この店のうどんの汁はあっさり系だ。吉田うどんの味噌の濃い味が合わない人にはかなりオススメ。うまいですよ。
    「すりだね」が黒っぽいのでちょっとびっくりするが、黒の正体は黒ごまでした。
    この「すりだね」うまい。
    吉田のうどんには本当に「すりだね」がよく合う。

    そいではごちそうさま、おじゃましました〜、って感じの「ひがしうら」でした。


    手打ちうどん ひがしうら
    山梨県富士吉田市下吉田138-1
    TEL:0555-22-0123

    2005年11月20日

    きよちゃんうどん@富士吉田市(吉田うどん)

    吉田うどんに反応が多いので、調子に乗ってもう少し吉田うどんをやってみたりするのだ。

    で、今回は富士吉田市の「きよちゃんうどん」だ。
    うどん店の集中する市街地からは離れた場所にあり、周囲は田んぼが広がる。すぐ先は山だ。地図で見ると分かるが、ここの地区は富士吉田市の中心地から細長く伸びて続いている。このページで今知ったが、今は蓮の生い茂る池となっている小さな明見湖というのが近くにあり、しかしかつてはこの地区一帯が大きな湖だったらしい。が、4500年ほど前の富士山の噴火で湖は埋まり、現在の盆地が形成されたとのことだ。
    そんな話はうどんとは何の関係もないのだが、どうも最近いろいろな地域の歴史的な成り立ちみたいなものに関心があって仕方がないのだ。

    さて、肝心の「きよちゃんうどん」は吉田市中心部からの道が伸びて続いた先にある。



    駐車場も何台分かある。早く着きすぎて開店前だったので、すこしうろうろしていたら、のれんが下がり開店した。
    で、中にはいるが、見る間に客が次々入ってきた。人気店のようだ。

    座敷に上がり、注文したかけうどんを待つ。ここは「かけ」か「つけ」しかない。桜井うどんもそうだった。
    うどん出てくる。



    かけうどんだが、肉も入っている。揚げ玉はあらかじめ入っている。
    特徴は、ここのうどんは醤油ベースの汁であるところだろう。
    醤油とは言っても、東京など関東のうどんみたいに濃いコーヒー色の汁ではない。あっさりした薄い色の汁だ。しかし関西風ということでも無い。
    自分としては、どうやら味噌ベースのほうが好みに合うようだ。好みはともかく、味はおいしい。他のページでもおいしい、との評が高い。

    薬味に、すりだねの他に青唐辛子があって、これがウマ辛い。
    オススメ店です。

    このページ(郡内うどん散歩)がとくに「きよちゃんうどん」に詳しかったです。


    きよちゃんうどん
    山梨県富士吉田市小明見4140
    TEL:0555-24-1345

    2005年12月12日

    白須うどん@富士吉田市(吉田うどん)

    (前文:今週末まで(珍しく)忙しめなのでしばらく更新しないつもりだったのだが、結局書き始めてしまった。。)

    そんなわけで(どんなわけで?)、吉田うどん。
    もうね、以前も言いましたが讃岐うどんの次にうどんがブームになるとすれば、それは間違いなく吉田うどんだと思うわけです。この辺の話はおいおいやっていくとして、そう思っているからにはやはり外せない、吉田うどんのド定番「白須うどん」であります。
    テレビなどでもよく紹介されるらしいです。
    (が、自分は見たこと無いです。テレビでうどん屋を紹介しているところなんて、讃岐うどんブーム以来見ていないんだけどなあ・・・)

    で、どんなわけで有名かというと、こんなわけです↓



    テレビに本棚にピアノに、そしてこたつだ。
    人んちの居間の写真を載っけてどうするのか。
    しかしこれが「白須うどん」の客席である。
    見た目通り只の民家の居間だ。
    この奥に長く続く部屋にもテーブルが並べられ、縁側にも席がある。
    「ひがしうら」等も民家的店舗だったし、武蔵野うどんも全般的に民家的店舗が多い。しかしさすがにこたつは無いわな。白須うどんの民家度はぐんと高い。

    外観もごらんの通り民家そのもの↓



    看板ものれんも、吉田のうどん屋に良くある「うどん」ののぼりも無い。
    穴場的讃岐うどん店もびっくりの民家店舗だ。

    庭が駐車場になっているわけですが、前述の写真の通り車で一杯だ。この時、時刻は11時半。開店時間とされている時間だ。とにかく人気店なのだ(停まっている車は県外ナンバーがすごく多かった。みんなどの辺で聞きつけてきているのだろう。)

    さてさて、(民家なので)玄関で靴を脱いで居間に上がる。メニューは「かけ」か「つけ」しかないということだ。玄関を上がって左手のカウンターで注文するらしい。
    うぉっつ。ちょっと想定の範囲外。たしかにカウンターがあるのだが、その奥はかなり広い厨房になっている。そこらのうどん屋の厨房よりもはるかに広い。



    軽い驚きを感じつつも「かけ」を頼み、水をコップに汲んで居間のテーブルに座る。
    おっと違った、ここは席に着かずにカウンターでうどんが出てくるのを待つのがデフォだった。
    カウンターに戻り少し待ち、うどんを受け取る。テーブルに「すりだね」が見あたらなかったのでキョロキョロ探すと、カウンターの先に小鉢に入った練り系のすりだねが何個も置いてあった。これは各自持っていって自由に入れて良いらしい。

    うどんはごらんの醤油系。「きよちゃんうどん」に似ている。



    それもそのはず、「白須うどん」と「きよちゃんうどん」の店主は兄妹関係だと、どこかに書いてあった。

    味もうまいが、とにかく民家deうどん屋であることが、この店のポイントであることは間違いない。こたつ越しに庭が見える。しかもその先には富士山が大きく迫る。富士山さいこー。どんなに頑張っていても、讃岐うどんの香川県からは富士山は見えないのだ。

    はてさて、ところが、だがしかし、これほどまでに民家でありながら、実を言うと白須うどんは民家うどん屋としては吉田うどんに置いてはまだまだ序の口であったのだ。。(つづく)

    ※おまけ:国道に路駐をしてはいけません!!
    (停めようとは思えない道なのだが、停める人が多いんだろうなぁ・・・)




    白須うどん
    山梨県富士吉田市上吉田3296-1
    TEL:0555-22-3555

    2005年12月29日

    おふくろうどん@富士吉田市(吉田うどん)

    期待のホープ、吉田うどん。

    前回の吉田うどん記事は「白須うどん」であった。民家そのものの店舗で、吉田うどんの中でももっとも有名な店だ。しかし前回、吉田うどんの中では「白須うどん」の民家度はまだまだ序の口だと書いた。
    そして今回の「おふくろうどん」が(自分の知る限りでは)民家度マックスのうどん店だ。いきなりマックスを出してはもったいない気もしないでもないが、吉田うどんは、「民家DE店舗」であることが最重要というわけでも無いのである。(それよりも吉田うどんの持ちネタが残り少ない方が問題だ。。正月ではネタ補給に行くわけにも行かないし。。)

    でわ外観。



    民家だ。
    営業中はのぼりが立っているのでかろうじて「うどん屋」だと分かるが、のぼりがなければ絶対に分からない。
    庭が駐車スペースになっているのだと思うが、広い割に構造上多くの車は停められない。

    玄関にはのれんも下がっていないので、入って良いのか少し躊躇するが思い切って扉を開く。



    目の前には大きな柱時計、ぼーんぼーん。(民家なので)靴を脱いで(家)店に上がる。

    客席がどこにあるかも分からない。おばあちゃんがこっちと言ってくれたので、玄関入って左方向に客間があることが分かった。
    で、廊下を進むとすぐ右手に小さな部屋、こたつ、そして先客。。
    さすがに「こたつDE相席」は気がひけるので、さらに廊下を進むと広い座敷があってここには客席とおぼしき座卓が並んでいた。(ほっ)

    席に着く。となりの部屋でおじさんがなにやらダンボール箱に詰め物の作業をしている。「テレビつけなよ」なんて声を掛けられる。なので自分でテレビを付ける。「ストーブつける?」なんて聞いてくる。えらい気さくだ。



    座卓にはメニューがある。本当は自分で注文しに行くのかも知れないが、しばらく待っているとおばあちゃんが注文を取りに来てくれた。(肉うどんだったかな?)注文する。

    うどん待つ。
    待つあいだに、がやがやとおばあちゃん集団がやってきた。おばあちゃん達の会合のようだ。
    わいわいがやがや隣室の席についた。楽しそうに会話をしている。方言だ。ここらは何弁と言うのだろう、よく知らない。富士吉田市には何度も来ているが、方言は初めて聞いた。しかし何ともあったかい感じの方言だった。こんなのが聞けるのも、おふくろうどんならではだろうと感心した。

    さて、うどん出てくる。



    麺は柔らかい。一般的な吉田うどんとはちょっと違う。おばあちゃん向けなのかも知れない。全体的に優しい味だ。
    漬け物は大皿に盛られていたので、自分で小皿に取って持ってきた。

    食べ終わり、勘定はどこかと先ほどのおじさんに尋ねた。「さっきのおばあちゃんに払ってきて」と言われて、おばあちゃんを捜す。
    玄関をまっすぐ行って右手が厨房ならぬ台所だった。そこでおばあちゃんがうどんを茹でていた。会計をすまし(家)店を出た。ほのぼのした一時であった。
    「白須うどん」との民家度の違いは、実際に行き比べた方がよく分かるかも。。


    おふくろうどん
    山梨県富士吉田市大明見95(?←調査中)
    TEL:0555-22-2868

    2006年01月19日

    麺許皆伝@富士吉田市(吉田うどん)

    吉田うどんが食べたいよー。
    あまりに個性的な吉田うどんは、ハマるととてもクセになる。
    しかし、今すぐ食べられるものでもない。うーむ。仕方ないので、ブログでまた「吉田うどん」をやって気を紛らわせよう。

    ということで今回は「麺許皆伝」。
    ネットで非常に評判がよろしい。しかし評判がよろしい故に昼前から混雑しているようだ。並ぶのは嫌いだから、早めに行ってみよう。で、着いたのは午前11時。すでに広い駐車場が混雑している。うひゃー。



    幸い並ばずに店に入れたし、席も空いていた。しかし、店内は人で一杯だ。これが12時過ぎたらどうなっているのだろう。

    ともかくも席に着けたので注文。
    テーブルの上には伝票の綴りが置かれている。



    自分で伝票に注文の品を書いて店員に渡しに行って注文するのだ。
    吉田うどんの店はこの方式の店が多い。吉田独特のセルフサービス方式だ。
    席で待っていても(観光客然としていれば)大抵は店員は来てくれるが、テーブルに伝票が置いてあるような店なら書いて渡した方が早い。

    で、頼んだうどんは、ちく天うどん。
    うどん待つ。
    混んでるから結構待つ。
    うどん出てくる。



    なんか勝手にしょう油系の汁を想像していたが、結構味噌系な吉田うどんだった。やはり吉田うどんは味噌系の方が好きだ。
    人気店だけあって、汁もうどんもどちらも旨い。(自分のような県外人までやって来て)混雑しているが、やはり食べて損は無い店でした。

    しっかし、それにしても吉田うどんの人気店はどこも開店時から賑わっている。それも観光客ではなく多くは地元民なのだ。まったく富士吉田市民はどんだけうどん好きなんだ(コノヤロー)と思うのである。


    麺許皆伝
    ※本当は住所を載せたいのだが、困ったことに移転をしたことがあるようで、正確な住所が今わからない。今度行くことがあったら聞いておきます。とりあえず電話番号は記載↓
    TEL:0555-23-8806




    2006年12月25日

    はなや@富士吉田市(吉田うどん)

    うどんログさんのところで、吉田うどんの「ゆもりうどん」を自作した記事が載ってたのに影響を受けまして、はなやの「湯もりうどん(ゆもりうどん)」を書いてみます。
    (唐突に連日記事を書いた後、唐突に記事を書かなくなったりしてすみません。。)

    吉田うどんを取り上げるのは久しぶりであろうか。
    キャベツがトッピングされていたり、馬肉が乗っていたり、汁に味噌が入っていたり、そもそもうどんの麺が他のうどんとは全く異なる食感であったり、、その他多々の特徴をもつ吉田うどんであるが、その食べ方としては、温かい汁にうどんが浸かった、いわゆる「かけ」と、北関東で主流である冷たい麺を熱い付け汁に付けて食べる付け麺「もり」での食べ方が一般である(どちらかで言うと地元な方は「もり」で食べる方が多いように見える。この辺、関東的である)
    がしかし、「かけ」「もり」以外に(メニューにある店はそんなに多くないが)「ゆもり」という食べ方が、吉田うどんにはある。(全く吉田うどんは奥深い。。)



    そんな「ゆもり」で有名なのがこの「はなや」である。創業明治30年とのことだから、吉田うどんでなくとも、うどん屋としてはかなりの老舗だ。



    メニューはシンプル、かつ他の一般的な吉田うどんとはちょっと違う。
    湯もり以外には、「ざる」と「皿」とある。「ざる」は麺も汁も冷たく、「皿」は麺も汁も温かいそうだ。
    吉田うどんの付け麺は、武蔵野うどんを含む北関東でのそれと同じように、麺は冷たく汁が温かい場合が一般なので、この食べ方(&「ざる」とか「皿」とかの呼び名)は珍しい。
    そうは言え、注文したのはともかくも「湯もり」



    うっすら白く濁った茹で汁と共に丼に並々と盛られたうどんには、かつお節と、茹でたほうれん草がトッピングされている。薬味の刻みネギと、漬け物も添えられている。
    で、これをどう食べるかというと、このまま食べたら味気ないし、かといって付け汁があるわけでもない。
    醤油や、(吉田うどんの一方の特徴である)「すりだね(辛し味噌)」で自分で味を付けて食べるのだ。

    食す。
    あぁ、旨い。(吉田うどんは本当に旨いなぁ。。)
    吉田うどんはやっぱり麺が旨い。
    (って、湯もりの記事だったのではないんかい)
    唐突だが、私はちくわぶ大好きだ(関東only食材であるところの、ちくわぶの説明はここでは省く)
    最近思うところ、吉田うどんはちくわぶのうどん版だと思う。
    ちくわぶをうどんのように麺にすると、吉田うどんになる感じなのだ。

    閑話休題。
    讃岐うどんで言うところの釜あげうどんのように、茹で汁ごと丼に盛られたうどんであるが、感覚的には讃岐の釜あげと言うより、「ずり出しうどん」に近い。「ずり出しうどん」はうどんは茹で汁から引き上げられ、別皿で醤油やかつお節で味つけされるが、「湯もりうどん」では茹で汁ごと、やはり醤油やかつお節で味つけされる。こんな「ずり出しうどん」は「ゆもりうどん」と非常に近しいものを感じるが、「釜あげうどん」とは根本的に異なる何かを感じる。
    吉田うどんはうどん文化的には間違いなく北関東の文化と連続的である。
    (うどん文化は完全に東日本、西日本で断絶されていると感じる今日この頃)

    ・・・
    「湯もりうどん」でこんなに長々語るつもりは無かったのだが、とにかくも、「ゆもりうどん」は吉田うどんのまた1つの重要な特徴的な食べ方である。
    ほんっとうに吉田うどんって、面白奥深いうどんですね〜(吉田うどん大好きなのです。。)


    はなや
    山梨県富士吉田市上吉田6-9-1
    TEL:0555-22-2507


    この「はなや」障子に囲まれた座敷が客席。障子を開けて客席に着く。こんなところも他では見られない吉田うどん的で嬉しくなる。





    2006年12月26日

    あんめうどん@富士吉田市(吉田うどん)



    行列が出来ている。人気店の様子。
    昨日に引き続き、吉田うどんは「ゆもりうどん」。
    今回は「あんめうどん」。実は自分の初ゆもりうどんである。



    この富士吉田市の辺りにはこういったスタイルの店が多いのだが、スナックなどが並ぶ平屋建ての一続きの建物の一角にこの店がある。
    特にゆもりうどんが看板メニューというわけではないのだが、メニューに湯もりうどんがあるのをめざとく見つけ、これはとばかり「ゆもりうどん」を注文。自分の後ろに並んでいた観光客らしき壮年夫婦の奥さんも(つられたのか)ゆもりうどんを注文していた。

    混雑する店内の座敷の隅に座り、うどんを待つ。
    うどん出てくる。



    初ゆもりです。
    吉田うどんらしく、キャベツが乗っている。
    しかし汁は釜揚げの茹で汁である。乳白色だ。
    かつお節がひとつかみ分乗っている。
    もちろんこのまま喰っても味がないので、テーブル上の醤油やら味の素やらすりだねやらを手元に引き寄せ、それらにて茹で汁に軽く味つけをする。
    初ゆもり食す。
    旨い。
    まったく素朴な味わいで、もともと素朴な吉田うどんの良さが引き立つ、際だつ。
    吉田うどんはマニアなら行き着くところ、ゆもりで食すべきではないかとすら思える。

    ふと、自分の後ろでゆもりを注文していた奥さんが気になりそちらを見やる。
    ちょうどゆもりが届けられたところであった。
    きょとんとしている。白い汁になんだこりゃといった風である。食べ方ももちろん分からなく、店員に聞いていた。
    気になって食べるところも見てみる。怪訝な顔をしている。。
    おそらく初吉田うどんであったのだろう。ただでさえマニアックな吉田うどんにあって、いきなり「ゆもりうどん」はマニア度が行きすぎている気がする。
    先にゆもりを頼んだ自分のせいかも?と思うが、こればかりは致し方ない。。


    あんめうどん
    山梨県富士吉田市上吉田3031-1
    TEL:0555-22-6676




    ゆもりうどんにしろ、ずり出しうどんにしろ、あるいは武蔵野うどんにしろ、いずれも農民が自家食としてなるたけ手軽にうどんを食そうとしたその究極の形態だと考える次第であるが、その辺の推察についてはまたいずれ。。
    各自、家で簡便に食べていたものであるから、うどん屋が商売するようなメニューでなかったのは、容易に想定できる範囲内である。

    2009年01月12日

    くれちうどん@吉田うどん(富士吉田市)



    富士山大好き。
    ということで、2009年は吉田のうどんからです。

    2008年年末、衝撃のニュースが。
    自分の吉田うどんデビューは「みうらうどん」と言って良いのだが、その「みうらうどん」、2008年11月末をもって閉店するというのだ。
    思い出の「みうらうどん」の閉店を前に、食しに行きたいという希望は残念ながら叶わず。
    しかし嬉しいことに、店主は替わり店名も変わるが、同じ場でうどん屋は引き継がれるとのこと。
    その引き継がれたのちの「くれちうどん」に行ってきました。



    「みうらうどん」をご存じの方はご覧の通り、このように外見は全く変わらずです。
    先日降ったばかりの雪が風流です。



    そしてうどんも(自分の知る限り)、ほぼ変わらず!
    いよっしゃーっ。
    私はやっぱり吉田のうどんは濃厚な味噌仕立てが大好き。
    もちろん馬肉、もちろんキャベツ。
    そしてこの極太のガシガシ麺。まったくもって硬派。
    これでこそ吉田うどん、自分にとって吉田うどんはこれ。
    いやー良かった、安心したです。
    すりだね?からみ?、例の「からいの」はもちろん、テーブルの山椒を振ってもこれまた美味。
    天かすも大きな容器にたっぷりです。
    いやはや、まったく安心して上手かった次第です。

    これ以前の吉田うどんネタも溜まってますので連発しますよ(ホント?)
    (武蔵野うどんもちょくちょく。どきどきうどんもやりたい。。)


    くれちうどん
    山梨県富士吉田市上暮地1-18-22
    TEL:0555-24-3461
    携帯用サイトがありますよ:http://kurechiudon.zashiki.com/





    2010年01月12日

    みうらうどん(新)@富士吉田市(吉田うどん)

    というわけで、再開した吉田のうどんはみうらうどんへ。
    吉田うどんさま、情報ありがとうございました。開店情報、店の場所の情報はもとより、住所電話番号も情報通り富士吉田市のHPからです。
    吉田うどんさま、四川さま、今回はニアミスで残念ですが、今後もよろしくお願いします。

    でもって、みうらうどん。
    元あった場所を撤退し、「くれちうどん」になってから1年過ぎ。
    しかし昨年末場所を新たに再開したとの情報を頂き、さっそく行って参りました。
    多くは語りません。



    富士山が美しいです。
    富士山良し、うどん旨し、水旨し。。
    水が旨い土地はうどんも旨い。
    富士の伏流水でこの地は水が実に旨い。



    うどんは実にみうらうどん。
    昼前なのに満席なのも当然か。
    地元の人はおいしい店を良く分かっている。
    情報も早い。
    観光客然とした人は見あたらない。



    山椒があるのもみうらうどんらしい。
    味は確か。間違いない。
    しっかり堅コシ、食べ応え、味わい十二分。
    みうらうどんは自分の吉田のうどんの原点なのです。




    みうらうどん
    山梨県富士吉田市下吉田1141-1
    TEL:0555-24-1141