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丸亀市

  • なかむら@飯山町(讃岐うどん)     2006年02月06日
  • 中村@丸亀市(讃岐うどん)     2006年02月12日


  • 2006年02月06日

    なかむら@飯山町(讃岐うどん)

    さて、今回の讃岐は伝説の有名店「なかむら」だ。
    古くは村上春樹がその著「辺境・近境」で詳細にレポートしたりもしている。

    では、何をもって有名なのかと言いますと、ここはとにかく究極のセルフ店なのだ。
    ネギを自分で切る、ショウガを自分でする、この辺は当たり前、何とネギが切れると客が裏の畑に行って自分でネギを抜いてくる、という驚愕のセルフなのだ。(但しそれは過去の話で、今はネギを自分で取ってくることは無くなったらしい)

    さらには車で行くと切り返し必死な超狭い曲がり角があることでも有名。
    しかしそれも過去の話で、川の土手沿いにあるこの店に、今では土手から降りる広い道が造られて、細い曲がり角をわざわざ通らなくてもすむようになったという。

    さてさて、そんな「なかむら」に行くため土手上の道を進んでいると、前方に警備員がいるのが見えた。
    そういえば、今の「なかむら」には誘導のための警備員がいると聞いたことがある。
    警備員の誘導に従い土手を降りると、さてそこは「なかむら」であった。



    若いカプールが現れた!
    究極のセルフ店と恐れられた「なかむら」は、今やカプールが手をつないで店に向かう、香川のデートスポットとなっていた!オドロキ!!
    店の背景にはもっこりした讃岐富士(飯野山)を望むことが出来る。香川県にはなんだか、もっこりした山が多かった。

    店も家もネット上で見かける写真よりも随分こぎれいだ。
    ここまで有名になると、うどん屋も儲かるのだろう。

    そんなことはさておき、店には軽く行列が出来ていたが、全体に若い人が多い。しかもカプールだ。どうやら本当にデートスポットらしい(たまたまかも知れないが)。
    男独り身一人旅、軽くやっかみを感じながら、うどんを注文。
    かつては、そこらに置いてあるうどん玉を自分で丼に取って、ネギを刻んで汁を注ぎ、そこらにいる店の人に自己申告で金を払うという、まさに究極のセルフ店だったらしいが、現在ではうどんは店の人が丼に入れてくれる。お金もレジがあって、そこで払うようになっている。ただし、ネギを自分で刻んだり、ショウガを自分ですったりするシステムは健在だった。大きなテーブルがあって、そこで、自分勝手に薬味を調合する。

    村上春樹にディープと言わしめた、知られざる秘境店の風情は今は最早感じることは出来ない。いささか拍子抜けではあったが、うどんの味は一級品であった。



    例のごとく、店内に食べるスペースはほとんど無いので、外に飛び出す。
    庭先のような所に腰を下ろし、うどんを食す。

    激ウマー。
    他には無い、唯一無二の食感だ。
    もにー、としている。
    もにもにうどんだ。

    外見こそ、秘境的なイメージは無くなってはいたが、うどんの味は間違いないものだった。自分も再訪する時はカプールとして訪れたいと思う。
    そんな、デートスポット(ほんとかよ)「なかむら」でしたー。


    なかむら
    香川県丸亀市飯山町西坂元1373-3
    TEL:0877-98-4818



    土手の上にちいさーく警備員の姿が見える。


    伝説のネギ畑は想像していたより狭く、家庭菜園のようだった。


    伝説の曲がり角(ミラーのある所を左に曲がる)は、やはり究極的に狭い曲がり角であった。

    2006年02月12日

    中村@丸亀市(讃岐うどん)

    はたまた香川に戻りまして。
    「なかむら」の次は「中村」。
    漢字のこちらは、本家「なかむら」の主人の弟がやっているらしい。
    本家とは違い、こちらは町中にある。マンション?テナントビル?の1階にあり、店内も小綺麗でOSHAREだ。



    話によると、この「中村」のうどんも「なかむら」のあの特色のある、もにもに食感のうどんとのこと。であれば、つい先ほど「なかむら」で食べたばかりのかけうどんを食べるのも芸がない。
    てことで、何となく食べたなった釜玉を注文。席でうどん待つ。

    しばし待つ。
    うどん出てくる。
    この店は、ほぼ一般店だがネギやダシやショウガなどは自分の好きなものを、大きなカウンターにあるものを自分で好きなように入れることが出来る。さすがに「なかむら」のように自分でネギを刻んだりすることはないが、様々なものを自由にトッピング出来る当たり、究極のセルフ「なかむら」を継承していると言える。

    さて釜玉。


    つやつやてかてかしていて、実にうまーそう。
    ダシを加えることも出来るが、ここはシンプルにダシしょう油をたらりとたらす。

    食す。

    どひゃー!
    これは、うまーい!

    香川の旅、2日目は完全に当たり日だ。
    初日の「山越」では(もちろん美味しいのだが)ひっくり返るほどではなかった釜玉であったが、この「中村」の釜玉はまさにひっくり返るほどの旨さであった。
    卵が良い卵なのかも知れない。あるいは卵に加わった熱が絶妙なのかも知れない。
    とにかく卵がうまー。コクと香りと味が、かつて食べたことのある釜玉と比べて、レベルが完全に違っていた。
    独特のもにもに食感のうどんもまた、釜玉によく似合う。
    何となく注文した釜玉であったが、後で調べると、「中村」では釜玉が一番人気らしい。この味であればそりゃそうだ。下調べ不十分だったのに、釜玉にありつけたのはまさに幸運。結果オーライではあるが、よかったよかった。

    釜玉の底力を知った「中村」でありました。。


    中村
    香川県丸亀市土器町東9-283
    TEL:0877-21-6477



    駐車スペースはいくつかあるが、停められる場所は限られているので注意が必要だ。