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仲南町



2005年12月30日

水車うどん@仲南町(讃岐うどん)

すっかり年の瀬であります。

さて、香川DEうどん8軒目は「水車うどん」だ。自分でもよくこんなに食べられるものだと思うが、香川の讃岐うどんは消化がよいのか、量が少ないのか、とにかく沢山食べられる。吉田うどんでは3軒も食べたら限界だ。

「水車うどん」はいわゆる一般店で、これまでのような怪しい店達とは一線を画す。讃岐うどんブームの原動力は怪しい店達であったことは確かだが、実際香川にある多くの店は、他県同様こうした一般店がほとんどなのだ。では何故数多くある一般店の中から「水車うどん」を選んだかというと、ここは香川県の地粉を使っているということだったからなのだ。

ここでまた解説が必要だが、今回はあっさりとだけ。
讃岐うどんで使われる小麦粉はオーストラリア産の小麦粉、ASW(Australian Standard White)という小麦粉が主流。意外と思うかも知れない。これに対して最近香川県で開発された讃岐うどん用の小麦が「さぬきの夢2000」だ。生産量の少ないこの小麦の粉を使っているというのがうたい文句なのが「水車うどん」なのだ。

讃岐うどんの食感食味はオーストラリア産の小麦粉ASWに依るところが大きい。(ちなみに武蔵野うどんなどでは国産の地粉が主流:農林61号)
そんな現況にあって、「さぬきの夢2000」を使っている「水車うどん」に興味をひかれたと言うことだ。



外観はいかにも一般店で、特にどうということもない。

肉うどんが有名みたいだが、ここまで6軒でうどんを食べてきて、当然そんなのを食べるスペースは腹には残っていない。さっぱりしたものしか入りそうになかったので、冷たいうどん「だいこんうどん」を注文。



うどん出てくる。
見ての通り、大根おろしと醤油をかけて食べるスタイルだ。
食べる。
無難においしい。コシも味も水準以上だ。
香川の地粉で強烈に印象があるということもなかったが。。

地粉使用ということで、ひょっとするとASW流入以前の、昔の讃岐うどんが食べられるかも、きっとそれは武蔵野うどんみたいな素朴感のあるうどんなのかも、なんていうのを期待していた。よく考えると「さぬきの夢2000」はASW使用の現在の讃岐うどんに合わせて作られた小麦だから、素朴感を期待するのはそもそもが間違えた期待だった。

「ASW」や「さぬきの夢2000」の話はあちこちで語られているが、ASW以前の讃岐うどんについてはほとんど語られていない。昔すぎて詳しく知っている人があまりいないのだと思うが、きっと今の讃岐うどんとは全然違ったものだったんではないかと思う。どこかで、昔ながらの讃岐うどんを食べられないものだろうか。。


水車うどん
香川県仲多度郡仲南町買田547-1
TEL:0877-73-2531

2006年01月01日

やまうちうどん@仲南町(讃岐うどん)

新年あけおめ、ことよろお願い致します。

間違った挨拶の仕方(↑)はともかく、新年に持ち越した部屋の掃除が片づかず、今日は手打ちうどんを打つことが出来なかった。
てことで、2006年1回目の今回は香川の旅に戻る。「宮武ファミリー」の1つ、超有名店「やまうち」である。


「やまうち」に行くため、野を越え山越え谷越えて(ちょっとオーバー)、


とにかくまたも山中に車を進めると、小高い丘の上に「うどん」の看板が。
ここを左に曲がり、急な坂を登るとそこが「やまうち」。


古びた看板と辺りの景色が、別世界に迷い込んだような錯覚を起こさせる。
雨降る中急いで店内に入る。時間は14時ちょっと前。客はほとんどいない。外の山中の景色同様、静かな時間が店内に流れる。
カウンターには天ぷら、「宮武ファミリー」の特徴、巨大なゲソ天が存在を主張している。実にうまそう。しかし「やまうち」でうどん店巡回8軒目(1軒は休業)。もはや天ぷらを腹に収めるすき間はない。ここでも泣く泣く天ぷらをゲットすることは諦める。
見上げれば「あつあつ」「ひやひや」などの宮武式のメニューが掲示されていた。こうも腹に余裕が無いと、熱いのも、冷たいのもつらく感じる。ここで頼んだのは「ひやあつ」、すなわち冷たい麺に熱い出汁のかけうどんだ。汁はぬるくなって腹に優しいし、麺は水で締められて本来のコシが楽しめる。一石二鳥だ。


店内にいる先客は地元の常連のようだ。店員のおばちゃんとの会話で讃岐弁が飛び交う。香川に来て初めて地元の言葉をじっくり聞けた。「あんなー」「そうなー」。関西弁系に感じたが、ずっと優しい感じがする。ここの山中の雰囲気に良く似合う。聞いていると自分も優しい気持ちになれる。(何を隠そう、私は方言大好きーなのだ。東京にいる人もみんな自分の出身地の言葉で話せばいいのにといつも思うし、友人知人にいつもそう言う。でも、そう出来るものでもないらしいし。。)



うどん出てくる。
讃岐弁聞けて、もうすっかりここの雰囲気に酔ってしまっている。
それに腹が一杯で、おいしかったのは確かだけど正直味はあんまり記憶に残っていません。すんません

味では「宮武」ほどの強烈な印象は残らなかったが、雰囲気だけでそれを十二分にカバーしてあまりある。。
人気店なので普段はもっと沢山客がいるだろうし、こんな雰囲気を味わえたのはたまたま運が良かっただけなのかも知れない。。


軒下にみかんなどが売られていたが、なぜかゴルフボールまでも並んで売られていた。。


やまうちうどん
香川県仲多度郡仲南町十郷大口1010
TEL:0877-77-2916