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2005年05月31日

とき@東村山市(武蔵野うどん)

Eg-Blog本店からの転載)

結論から言うと、この「とき」が自分の中でのベスト武蔵野うどん店だ。たぶん今後も変わらないと思う。

はじめに車で行って見つけることが出来なかった店だ。
武蔵野うどんの店にしては珍しく夜も8時くらいまでやっている(昼のみ営業の店が多い)。そこで会社帰りに電車で寄ってみることにした。

東村山の西口から歩いて数分の住宅地の中に「とき」はあった。車では、やはり見つけにくそうな場所である。これまでの店と同様、民家の一部を店にしているが、違うのは「OSHAREな民家および店」である点だ。



カウンター席とテーブル席で、結構広い。メニューはカウンターに一つあるのみだ。コワモテのオヤジが主人で、おそるおそる肉汁うどんをたのむ。

茹で上がるのに20分くらい待つ、というような情報もあったので本を読みながら待つが、実際には10分もかからない位で出来上がった。早速ざるに盛られたうどんを肉汁に付けて食す。


激ウマだ。

まず、肉汁がうまい。
ネギと豚肉と汁の付け汁だが、これがもう圧倒的にうまい。
説明できんが、とにかくうまい。

そして、当然うどんがうまい。
コツコツとしっかり固い武蔵野うどんだ。しかし絶妙な固さと太さだ。
他の武蔵野うどん店では、柔らかいのや、シコシコしてるうどんもあったが、この「とき」のうどんの様な、がっちり硬派なうどんが「武蔵野うどん」の基本形なんじゃないかと思う。(←注:その後色々食べ歩いた結果、「とき」の麺はオンリーワンですな。他店に多いのは、「きくや」や「小島屋」系のシコシコ系かな?12/25記)

またしても大盛りとか頼む余裕が無くて、普通盛りを頼んでしまったが、大盛りは100円増し、そして200円増しでバカ盛り、300円増しでバカ王と続く。
「とき」にすっかりはまった自分はその後何度も通い、今ではバカ王を選んでいる(写真がそうだが、その量の多さが写真では上手く表現できていない。たぶん一般的に言ったら相当に多いので、最初にバカ王を注文するのはオススメしない。)



さらに付け汁の種類も豊富で、特にカレー汁なんてのは珍しく、そしてとてもうまい。
まだまだ言いたいところは沢山あるのだが、すでに長文化しているのでこの辺にしておく。

自分が会社帰りに寄れる(夜も営業していて、ほぼ通勤沿線上にあり、かつ駅から歩いて近い)、そしてうどんは激ウマ。そんな店は他に現れないと思うので、自分の中での、武蔵野うどん最強店の座は今後も揺るがないと思うのである。


とき
東京都東村山市野口町1-7-10
TEL:042-394-9800

2005年05月29日

あづまや@所沢市(武蔵野うどん)

Eg-Blog本店からの転載)

「ますや」に味をしめ、次に行ったのが所沢の「あづまや」だ。
茹でたてが食べられるということで選んだ。再び車で向かうと、所沢の、やはり住宅街の中に「あづまや」はあった。



写真のように、味のある建物がぽつんと建っている。中に入ると、沢山の先客がいた。テーブル席と座敷の席が結構な数あるが、ようやく座敷の一番奥の席が(相席にはなるが)空いているのを見つけ、1人で座っていた客に断り、座敷に腰を下ろした。

メニューで「糧もりうどん」というのが目を引いた。「糧(かて)」=「茹でた野菜」を付け汁に付けてうどんと共に食べるらしい。おもしろい。迷わずこれにした。

落ち着いて周りを見回すと、みんな酒を飲んでるグループばかりだ。うどんは食べていない。うどん屋というのは、ささっとうどんを食べるだけのものかと思っていたが、ここにいる人達はどう見ても「酒>うどん」だ。うどんはだいぶ後になってから注文していた。酒席の締めとして「うどん」を食べるということなのだろう。いい感じだ。

注文後に茹で始めるために待ち時間は結構あったが、出てきたうどんは期待通りしっかりとして、実にうまいものだった。付け合わせの「糧」は茹でたほうれん草に茄子(他にもあったかも)で、うどんと共に付け汁に付けて食べると、とてもおいしい。武蔵野うどんとはこのように農家で食べられてきたものだ、ということを思わせる。

結局、普通盛りはあっという間に食べ終わってしまい、名残惜しくもそそくさと自分は店を後にしたが、店内は相変わらず大勢の客で賑わっており、住宅街ど真ん中のその立地といい、地域密着がよく分かる実に良い雰囲気のお店でした。

あづまや
埼玉県所沢市久米1637
TEL:042-922-7175

2005年05月28日

ますや@東村山市(武蔵野うどん)

Eg-Blog本店からの転載)

最初に行った武蔵野うどん店が東村山の「ますや」だ。



実をいうと、始めからこの店を目指したわけではない。「武蔵野うどん」に興味を持つきっかけとなった本「多摩の蕎麦、うどん名店77」を見て、最初に行こうと思った店は、有名店「小島屋」だ。実はこの時既に別のうどん本(日本全国絶品うどん図鑑 2005−06)も手に入れていて、その本にある「小島屋」の写真は古い木造の外観がいかにも、な感じで興味をそそられた。本には「武蔵野うどん」の老舗とも書いてある。兎にも角にも本に紹介される店舗の中で一番興味が惹かれたため、「武蔵野うどん」を食べに行こうと思い立ったとき、まずそこへ車で向かった。

東村山近辺の複雑な細い道を抜けた交差点に「小島屋」はあった。本の写真の通りの古ぼけた味のある建物だった。本には駐車場があると書いてあったので探すが、見あたらない。少しうろうろするが、どうやら建物裏のどう見ても民家の庭みたいなところがそうらしい。しかし、うろうろしている時に店をよく見ると暖簾も出ていなく、どうやら休みであるようだ。仕方がないので、別の店に向かうことにした。

次に向かう先も今回の「ますや」ではなく、次に興味を惹かれた店「とき」だ。ここは強面の頑固オヤジのような店主がやっている。その写真のうどんが実においしそうで、次の目的地に決めた。先ほどの「小島屋」に行く道よりもさらに複雑で細い道を進むが、店が見つけられない。自慢のカーナビをあてにして周囲とナビを見ながら注意深く進むが、結局見つけられなかった。一回違う道に出て別の方面から再度「とき」に向かおうと決めた。

とにかく東村山周辺は道が複雑だ。線路も複雑に絡み合い、踏切も多い。そんな踏切の一つにかかって踏切待ちをしている時にふと前方に、手打ちうどんの看板が見えた。「ますや」と書いてある。そう言えばそんな名前の店も前出の本に紹介されていたことを思い出し、入る店を「ますや」に決めた。
ちなみに「とき」へは後日行って食べることになり、今のところ(たぶん今後もずっと)ベストうどん店となっている。

ようやく「ますや」の話だ。なお当記事は「うどん店ガイド」ではなく、あくまで「うどんコラム」なので話が冗長でもお許し下さい(言い訳)

外観はこじんまりとした、民家のような店だ(武蔵野うどん店はどこもそうなのだが)。暖簾が下がっているのを確認して店に入ると、左手にあがりがまちがある座敷にテーブルが2つ3つ、右手に5、6席のカウンターだ。店内も民家チックであった。座敷に1組、カウンターには左右の端に1人ずつの先客がいた。
自分はカウンターの真ん中の席に座った。メニューは見あたらず、目の前の厨房ごしの壁に貼られた張り紙にそれらしきものが書いてある。いかにも常連然とした両隣の先客になめられないように、「肉汁うどんのあったかいの!」てな感じで注文した。店は本にもあったとおり、「おばあちゃん」が仕切ってやっている。他に「近所のおばちゃん」のような店員が1人か2人かいた。カウンターには何種類かの天ぷらがバットに載せられていた。「おばあちゃん」に「天ぷらはごにょごにょでいい?」なんて聞かれたが、ごにょごにょの部分が何て言ってたのかよく分からないので、てきとーに「それでお願いします」なんて返事した。



うどんは既に茹でられていて、せいろのようなもので蒸されてざるに載せられ、豚肉の入った付け汁と、何種類かの天ぷらとともに出された。さっそく箸を手に取り、付け汁を付けてうどんを食べる。
素朴だ。茹で置きなので麺は適度に柔らかく、もにもにしてて、とてもおいしい。表現はやっぱり「素朴」というのが一番しっくりくる。そんな優しい感じのうどんに自分は、あーうまいなぁ、と思ったのでした。ということで、この時以降、武蔵野うどんをもっと知りたいと思うようになった。

壁のメニューには麺のおかわり出来ます、と書いてある。そこで、うどんを食べ終わると間髪入れず、おかわりを注文する。おかわりを食べている時、左隣の客が会計となった。すると「おばあちゃん」は「おかわりは?」なんてその客に促す。客はちょっと慌てた感じで、「そうか、そんなのがあるのか、、じゃあおかわり」。って自分は、「なんだこの客は常連じゃなかったのか」って思い、客に身構えた自分が馬鹿らしかった。自分も食べ終わり会計をしようとすると、右の客が「本に載ってたので来てみた」なんて「おばあちゃん」に話している。げっ、どっちの客も自分と同じ一見さんではないか。なんだ馬鹿馬鹿しい。

まあ、そんなことは全くの余談で、主人の「おばあちゃん」といい、優しい味わいのうどんといい、「武蔵野うどん」にはまるきっかけとなった「ますや」でした。

後でもっと調べると、最初に行こうと思った「小島屋」はテレビなどでもかなり紹介されている有名店なので、最初に行った店が「ますや」だったのはミーハーチックでなくて良かったと思う。また、次に行こうと思った「とき」が最初に行く店だったら、次以降に行く店のうどんがみんなチープに思えてしまっただろうから、「とき」も最初の店でなくて良かったと思うのである。

なお、武蔵野うどん店は「小島屋」と、さらに行列が出来るほどの「きくや」の2店が、良くメディアに紹介される有名店であるようだ。

ではまた。


ますや
東京都東村山市久米川町4-33-10
TEL:042-393-9481

2005年05月01日

うどん

Eg-Blog本店からの転載)

元々うどん好きだと自認していたのだが、ずいぶん昔に「多摩の蕎麦、うどん名店77」という本を買っていた。この本は3対1で蕎麦の店の紹介の方が多いのだが、興味を引いたのはうどんの方だった。多摩のうどんは「武蔵野うどん」として紹介されている。

聞き慣れない言葉である。本には「武蔵野の土地は保水が悪く、水田には向かない地層だったために、アワ、ヒエ、小麦といった穀類の栽培が盛んであった。(中略)そんな土地柄なので、小麦は主食扱いされ、うどんは当たり前のように食べられる日常食であり」うんぬんとある。

なるほど、以前所沢の駅前で手打ちうどんの店なるものに入ったことがあった。あれはこれであったか。所沢が多摩地区なのかどうかはよく分からないが、武蔵野うどんの店として、東村山市、東大和市、小平市などの他に、所沢の店も載っていた(行った店ではない)

この「武蔵野うどん」なるもの、見ればみるほど自分好みのうどんだ。(底の浅い)うどんファンである私は、香川に讃岐うどんを食べに行ったりもしたが、麺はともかく醤油の効かないだし(関西ではつゆとは言わない(らしい))が、根っからの関東人である自分には何とも物足りない感想であった。(この辺も調べると奥が深そうだ(大阪うどん うす味の謎)

しかしこの武蔵野うどんは、醤油の強い汁であることはもちろん、もりうどん、肉汁うどん、荒っぽい麺と、何ともそそられる特徴を持っているようだ。
多摩地区に勤め先があることから、「多摩の〜」なんて本を買ったわけだ。多摩には縁も近くなったことだし、これは行かねば、と思ったまま、似非うどん好きなので行かないでほったらかしていた。(武蔵野うどん好きの真性ファンのホームページがちらほらあることはチェックしていた)

しかし、最近になって行く気になり2店だけ行ってみた。

うまい。

わざわざ、四国くんだりまで行ってうどんなんか食べに行くこたなかった。(いや、讃岐は讃岐でもちろん行く価値、食べ歩く価値はあると思う)

まー、自分のことだからホントのマニアにはなれないと思うが、ぼちぼち感想など、この場で述べれればと思うのである。