2005/12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
携帯電話からはこちら

つぶやき

カテゴリー

最近のコメント

最近のトラックバック

mail >> udon@eg-page.com

« 2005年11月 | メイン | 2006年01月 »

2005年12月31日

自作うどんver.0.7.0

年末年始特別企画。

半年ほど前に何度か自分でうどんを打ってみたことがある。結果から言うと、固くてあまりおいしくは出来なかった。2005年うどん活動の締めくくりとして、うどん自作の過程を記録しておこうと思うのである。

んでは。。


1)こたつの上で打つことに。こね鉢ないので、代わりにボール。あんちょこは「わが家はうどん主義!:加藤有次著」


2)小麦粉は小平の「むぎきり」で売っていた群馬産の地粉


3)塩水を入れてこねる(塩も水も目分量。当然これが良くなかったかと)


4)なんとなくまとまる


5)そこらにあったビニール袋にくるんで、足で踏む


6)踏んでるシーンは見苦しいのでカット


7)袋から出して丸める

長くなりそうなので、続きは以下をクリック!


8)ひっくり返して、


9)また踏む


10)もう一回丸めて伸ばして踏んで、また丸めてこんな感じ


11)麺棒もないので、すりこぎ。。どうやって伸ばそうかと悩む


12)とりあえず、へそをまとめて小さくする


13)また袋に入れて、


14)袋に入れたまま伸ばすことに(強引!)


15)袋ごと麺棒ならぬ、すりこぎに巻き付ける


16)この辺で伸ばしきったことにする(厚すぎた)


17)まな板の上に畳んで切り始める


18)見た目は結構それっぽい(かなり太いが。。)


19)茹でる


20)水に晒す


21)できあがり


22)色が灰色がかっているのは地粉ゆえ


23)昨日の残りの豚汁を付け汁に仕立てて食べた。


結果は、最初にも書いたけど固かったね。味は悪くないんだけど。塩とか水とか目分量だったし。。次やる時はもうちょっとおいしく作りたい。

てなわけで、正月は暇なのでうどん打ち最チャレンジしたいと思っております。どうなることやら。

それでは皆さま、良いお年を。

2005年12月30日

水車うどん@仲南町(讃岐うどん)

すっかり年の瀬であります。

さて、香川DEうどん8軒目は「水車うどん」だ。自分でもよくこんなに食べられるものだと思うが、香川の讃岐うどんは消化がよいのか、量が少ないのか、とにかく沢山食べられる。吉田うどんでは3軒も食べたら限界だ。

「水車うどん」はいわゆる一般店で、これまでのような怪しい店達とは一線を画す。讃岐うどんブームの原動力は怪しい店達であったことは確かだが、実際香川にある多くの店は、他県同様こうした一般店がほとんどなのだ。では何故数多くある一般店の中から「水車うどん」を選んだかというと、ここは香川県の地粉を使っているということだったからなのだ。

ここでまた解説が必要だが、今回はあっさりとだけ。
讃岐うどんで使われる小麦粉はオーストラリア産の小麦粉、ASW(Australian Standard White)という小麦粉が主流。意外と思うかも知れない。これに対して最近香川県で開発された讃岐うどん用の小麦が「さぬきの夢2000」だ。生産量の少ないこの小麦の粉を使っているというのがうたい文句なのが「水車うどん」なのだ。

讃岐うどんの食感食味はオーストラリア産の小麦粉ASWに依るところが大きい。(ちなみに武蔵野うどんなどでは国産の地粉が主流:農林61号)
そんな現況にあって、「さぬきの夢2000」を使っている「水車うどん」に興味をひかれたと言うことだ。



外観はいかにも一般店で、特にどうということもない。

肉うどんが有名みたいだが、ここまで6軒でうどんを食べてきて、当然そんなのを食べるスペースは腹には残っていない。さっぱりしたものしか入りそうになかったので、冷たいうどん「だいこんうどん」を注文。



うどん出てくる。
見ての通り、大根おろしと醤油をかけて食べるスタイルだ。
食べる。
無難においしい。コシも味も水準以上だ。
香川の地粉で強烈に印象があるということもなかったが。。

地粉使用ということで、ひょっとするとASW流入以前の、昔の讃岐うどんが食べられるかも、きっとそれは武蔵野うどんみたいな素朴感のあるうどんなのかも、なんていうのを期待していた。よく考えると「さぬきの夢2000」はASW使用の現在の讃岐うどんに合わせて作られた小麦だから、素朴感を期待するのはそもそもが間違えた期待だった。

「ASW」や「さぬきの夢2000」の話はあちこちで語られているが、ASW以前の讃岐うどんについてはほとんど語られていない。昔すぎて詳しく知っている人があまりいないのだと思うが、きっと今の讃岐うどんとは全然違ったものだったんではないかと思う。どこかで、昔ながらの讃岐うどんを食べられないものだろうか。。


水車うどん
香川県仲多度郡仲南町買田547-1
TEL:0877-73-2531

2005年12月29日

おふくろうどん@富士吉田市(吉田うどん)

期待のホープ、吉田うどん。

前回の吉田うどん記事は「白須うどん」であった。民家そのものの店舗で、吉田うどんの中でももっとも有名な店だ。しかし前回、吉田うどんの中では「白須うどん」の民家度はまだまだ序の口だと書いた。
そして今回の「おふくろうどん」が(自分の知る限りでは)民家度マックスのうどん店だ。いきなりマックスを出してはもったいない気もしないでもないが、吉田うどんは、「民家DE店舗」であることが最重要というわけでも無いのである。(それよりも吉田うどんの持ちネタが残り少ない方が問題だ。。正月ではネタ補給に行くわけにも行かないし。。)

でわ外観。



民家だ。
営業中はのぼりが立っているのでかろうじて「うどん屋」だと分かるが、のぼりがなければ絶対に分からない。
庭が駐車スペースになっているのだと思うが、広い割に構造上多くの車は停められない。

玄関にはのれんも下がっていないので、入って良いのか少し躊躇するが思い切って扉を開く。



目の前には大きな柱時計、ぼーんぼーん。(民家なので)靴を脱いで(家)店に上がる。

客席がどこにあるかも分からない。おばあちゃんがこっちと言ってくれたので、玄関入って左方向に客間があることが分かった。
で、廊下を進むとすぐ右手に小さな部屋、こたつ、そして先客。。
さすがに「こたつDE相席」は気がひけるので、さらに廊下を進むと広い座敷があってここには客席とおぼしき座卓が並んでいた。(ほっ)

席に着く。となりの部屋でおじさんがなにやらダンボール箱に詰め物の作業をしている。「テレビつけなよ」なんて声を掛けられる。なので自分でテレビを付ける。「ストーブつける?」なんて聞いてくる。えらい気さくだ。



座卓にはメニューがある。本当は自分で注文しに行くのかも知れないが、しばらく待っているとおばあちゃんが注文を取りに来てくれた。(肉うどんだったかな?)注文する。

うどん待つ。
待つあいだに、がやがやとおばあちゃん集団がやってきた。おばあちゃん達の会合のようだ。
わいわいがやがや隣室の席についた。楽しそうに会話をしている。方言だ。ここらは何弁と言うのだろう、よく知らない。富士吉田市には何度も来ているが、方言は初めて聞いた。しかし何ともあったかい感じの方言だった。こんなのが聞けるのも、おふくろうどんならではだろうと感心した。

さて、うどん出てくる。



麺は柔らかい。一般的な吉田うどんとはちょっと違う。おばあちゃん向けなのかも知れない。全体的に優しい味だ。
漬け物は大皿に盛られていたので、自分で小皿に取って持ってきた。

食べ終わり、勘定はどこかと先ほどのおじさんに尋ねた。「さっきのおばあちゃんに払ってきて」と言われて、おばあちゃんを捜す。
玄関をまっすぐ行って右手が厨房ならぬ台所だった。そこでおばあちゃんがうどんを茹でていた。会計をすまし(家)店を出た。ほのぼのした一時であった。
「白須うどん」との民家度の違いは、実際に行き比べた方がよく分かるかも。。


おふくろうどん
山梨県富士吉田市大明見95(?←調査中)
TEL:0555-22-2868

2005年12月28日

宮武うどん店@琴平町(讃岐うどん)

香川に戻りまして、今回は「宮武うどん店」です。



今回もっとも行きたかった店です。
ここは「恐るべきさぬきうどん」で言うところの、「宮武ファミリー」の本家本元であります。
宮武ファミリーとは何ぞやとなりますが、ここ宮武を筆頭とした親戚あるいは師弟関係にあるうどん店、「宮武」「やまうち」「あたりや」「松岡」の4店の総称が宮武ファミリーというわけです。さらには、それぞれの店で修行した人達が各地で店を開いているため、現在ではさらにファミリーは拡大しているはず。自分がこのブログで最初に紹介した川崎の「綾」の店主は、ファミリーの1つ「あたりや」で修行したとのことだし、まだ取り上げていないが、埼玉県は寄居町の「イーハトーボ」の店主は「やまうち」で修行したとのことだ。宮武ファミリーは遠く関東へもその勢力を拡大しているのだ。
そして、「綾」や「イーハトーボ」のうどんが自分の好みによく合っていた。しっかりとしたうどんの食感は、自分のイメージする讃岐うどんそのものだったし、イリコの効いた(※1)ダシがいかにも讃岐を感じさせた。今回の旅でその大元たる「宮武うどん店」に自ずと期待は高まるわけだ。

まぁ、そんなに期待しているわけだから本来は朝一のもっともうどんがおいしい時間帯に行くべきなのだが、1泊2日のうどん旅行では、店を回る順番をよく練る必要がある。どちらかというと、数をこなすことを念頭に置いた感のある今回の旅程の中で、「宮武」についたのは讃岐うどんとしては時間はずれの午後1時であった。
しかしコレが幸か不幸か、この人気店の「宮武」にあって、着いた時には駐車場はガラガラ。当然店にも並ばず、すんなりとカウンターの席に座ることが出来た。店員は天ぷらを薦めてくれたが、最後にうどんを食べてから1時間が過ぎたとはいえ、相変わらず腹はうどんで満たされていて、宮武ファミリーの目玉でもある巨大な「ゲソ天」を食べる余裕はちっとも無かったわけです。
とにかく席に着いて、頭上に記されたメニューの中から「ひやひや」を頼んだ。

ココで解説しよう!
宮武ファミリーの特徴の1つである独特のメニューの呼称。一般に以下の3種類。
「あつあつ」:あつい麺にあついダシ
「ひやあつ」:つめたい麺にあついダシ
「ひやひや」:つめたい麺につめたいダシ
これに「あつひや」:あつい麺につめたいダシというのもある。(正直「あつひや」というのもあるというのは知らなかった)
「あつあつ」は一般的なうどん。「ひやひや」も讃岐うどん以外では一般的ではないが想像は付くと思うし、うまい。「ひやあつ」というのは、冷たくしめられたうどんのコシも味わえるし、暖かいダシの風味も味わえるという一石二鳥の、これまた讃岐うどんならではの食べ方だ。上記の呼び方は、讃岐うどんの特徴みたいな感じで一般の人達も聞いたことがあるかも知れないが、本来は「宮武ファミリー」独特の呼称ということだ。

ちょっと説明が長くなってきたので、以下簡潔に。



うどん出てくる。
食べる

「優勝!」

一口食べてそう思った。(翌日、必ずしもそうでないことを思い知らされるわけだが。。)

まず、麺。
これぞ讃岐うどん的な強烈なコシを感じる。
ついで、ダシ。
これも強烈。ガツンと香るイリコダシ(※1)。

「優勝。」
そう思わせるに十二分たる「宮武」のうどん。
腹一杯だったはずなのに、あっという間に平らげてしまい、「もっと食べたい」と後ろ髪を引かれる思いで店を後にする私だったのです。。




宮武の周囲は田畑が広がる。




麺聖の日記にも良く書かれている「宮武」。土日は、この広い駐車場、満車状態が常のようだ。


宮武うどん店
香川県仲多度郡琴平町上櫛梨1050-3
TEL:0877-75-0576


※1 06.08.31記  どうやら出汁にイリコは入ってないらしい(超麺通団3より)
じゃああの強烈な魚系の出汁はいったい何??
いつか再訪することがあったらば、確かめてきたいとは思います、が、いつになるやら。。

2005年12月27日

古奈屋@巣鴨(カレーうどん)



巣鴨のとげ抜き地蔵に並ぶ人達。
巣鴨には「古奈屋」の本店がある。「古奈屋」と言えばカレーうどん、そして六本木ヒルズやカレッタ汐留など、OSHAREな場所への積極的なチェーン展開で、(うどんマニア以外の)一般人に、もっとも良く知られたうどん屋のうちの1軒である。
とはいえ前述の通り、OSHARE処への出店攻勢ゆえに雑誌などへの露出が高く有名店となっている向きがあるため、(若者の)OSHAREとはほど遠い巣鴨の本店に行った人は少ないんではないの?という気持ちで、巣鴨本店へ行ってみた。
(さらに言うと、今後の展開のためにカレーうどんをカテゴリーに加えたいというのがあったり。。)

巣鴨を知らない人用に一応説明しておくと、巣鴨はおばあちゃんの銀座と呼ばれている。冒頭のとげ抜き地蔵というお地蔵様があるお寺があって、体の悪いところのお地蔵様のその部分を洗うことで具合が良くなるということ。てことで、巣鴨にはお年寄り達が集まってくる。そんなお年寄り達向けの洋服店や飲食店等が軒を連ねていると言うわけだ。

巣鴨に着きまずはとげ抜き地蔵を見学する。むかーし一度来た時は冒頭の写真のような柵やパラソルなどなく、とげ抜き地蔵にわらわらと人だかりが出来ていた気がするが、まあ、色々世の中は変化するということだ。
で、「古奈屋」本店を探しに通りに出るが見つからない。しばらくうろうろ探した後、とげ抜き地蔵のところに戻ってきたらば、あった。とげ抜き地蔵尊の地蔵の裏に裏口があるのだが、そこから出た裏道のすぐの所にあった。位置的には、とげ抜き地蔵と壁を隔てた、ちょうど向かいくらいの所だった。通りをうろうろするまでも無かったのだ。



店内はお客さんでいっぱいだったが、空席はあったのですぐ席に着き、定番のカレーうどんを注文し、しばし待つ。
うどん出てくる。



見ての通り「古奈屋」のカレーうどんは一般的なカレーうどんとはちょっと違う。かなりミルキーでスパイシーな「古奈屋」的と言って良いカレーうどんだ。何年か前に二子玉川の高島屋で初めて「古奈屋」でカレーうどんを食べたが、その時は結構カルチャーショックだった。そんなわけで、今回「古奈屋」は2回目なので驚きはなく、有名店の本店で食べれたことに満足だったのであります。麺は細麺。自分は正直それほど麺に特徴を感じなかったが、カレーはやはり美味しい。巣鴨の本店に行かなくても、各地に(本店含め)13店舗もあるようなのでどこかの「古奈屋」で一度食べてみて損はないかと思います。

食べ終わって外に出ると、こんな看板が。


「こちらより並んでお待ち下さい」とのこと。
何も考えず、すんなり店に入れてしまったが、やはりここは行列の出来る有名店だったようで、並ばず入れたのは運が良かっただけなのかも。。お気を付けあそばせ。


メニュー(値段は高い)


この日は縁日だったようだ。


古奈屋(巣鴨本店)
東京都豊島区巣鴨3-37-1
TEL:03-3940-6180

2005年12月25日

雑誌DEうどん特集

本はすっかりネットで買うようになってしまった。新宿紀伊国屋よりもAmazonの方が蔵書は多いし、取り寄せも出来る。絶版の本も、中古で購入することが出来る。なにより手軽だ。以前は、本を買わないのに本屋に何時間もいられるくらい本屋好きだったのに、今ではすっかり本屋に寄ることは少なくなっている。
ところが先日、何となく以前のように本屋を徘徊することがあった。1時間くらい徘徊してそろそろ飽きはじめた頃、ふと雑誌コーナーに引き寄せられた。
そこで目にしたのは「うどん」の文字。またどうせ、そばやラーメンの抱き合わせ記事で、うどんの情報はちょっとしか載っていないのだろう(そういうのが多い)と思ったが、どうも様子が違う。表紙の写真は一面うどんだ。「徹底的うどん町探訪」などと書かれている。美味しいうどん屋55軒、全国のうどん町12とも書かれている。間違いない、うどん専門特集だ。

ぁゎゎゎゎ。

最近の本屋探訪率を考えると、これは運命的に本屋に呼び出されたに違いない。
讃岐うどんブームが下火になってきた今、珍しく「うどん特集」を前面に組んだ雑誌は、「旅の手帖」であった。(「dancyu」とかじゃない)
ばんじゃーい。速攻で「旅の手帖1月号」を手にして、小躍りしながらレジに行き、購入した。

まだ読み込んではいない。ざっと目を通した限りでは、うどんマニアは間違いなく買うべき1冊だと感じた。
やはり讃岐うどん記事が大きくスペースを取っているが、その次には上州うどんといきなりマニアックだ。 群馬全体のうどんのことをまとめて指しているようだが、「上州うどん」という呼び方はあまり聞き慣れない。(しかし群馬県は全体的にうどんが盛んとのこと)
そのほかにスペースを特に割いているのは「稲庭うどん」「伊勢うどん」と有名どころが続く。しかし、小記事で、北から南まで日本各地のうどん、水沢、加須、武蔵野、吉田、名古屋、氷見、京都、大阪、徳島、五島、博多、宮崎、はては白石温麺や耳うどんのことまで触れている。これらマニアックなうどん達について掘り下げた特集ではないのが残念だが、記事を組んだ編集者のうどんに対する熱意(マニアックぶり)が伝わってくる。

「旅の手帖」のホームページは↓
http://www.kotsu.co.jp/magazine/tabi/

うどん特集の06年1月号は12月10日発売とのことなので、店頭でまだ購入できるだろう。
うどん好きは早速書店へGO!!


※「旅の手帖」でうどんを特集してますよ、と書けば一言ですむ話を長々書いてしまいましたが、当ブログは、まー、そういうブログです。情報発信ブログというよりは管理者のうどん日記であります、すいません。。

2005年12月23日

花畑うどん@琴南町(讃岐うどん)

午前10時半に「山越」でうどんの食べ歩きをはじめて、前回の「三島製麺」でうどんを食べたのが12時ちょうど。ここまでで、4軒6玉を食べ歩いた。さすがに腹一杯で、食べるのを休みたくなった。「三島製麺」の近くには「花畑うどん」があるので、余裕があれば寄っていこうと思っていたが、予想よりハイペースで食べ進んでいるため、あんまり余裕は無くなっていた。それにカーナビに住所を入力しても場所が検索できなかった。
てなわけで、「花畑」はとばして、次に予定している「宮武」に行こうと車を進めた。「宮武」までは3〜40分はかかりそうなので、腹を減らすためにもちょうど良いと思った。

が、5分ほど車を走らせたのち、やっぱし「花畑」に行きたくなった。「花畑」は讃岐の中でも、いっそう変わった場所にあることで有名で、どんな所なのかどうしても見たくなったのだ。
腹には余裕は無いが、ままよとばかり道を戻る。
カーナビは目的地を示さないが、何となくどの辺にあるかは見当がつく。土器川沿いの国道を、ひょいっと入る道を進んだ先にあるはずなのだ。国道を戻りながら、目をこらしてそのような道を探す。
しばらくして、それっぽい道があった。道の先には「うどん」ののぼりも見える。ここだー。
しかし細い脇道の入り口は工事中で、入り口を更に狭くするようにコーンが並んでいた。なんとかコーントラップの入り口をクリアーするが、「花畑」へつづくであろうその道は車一台がやっとの道。右にそれれば田んぼに転落、左にそれれば側溝にはまる。


※進行方向逆側からの撮影

慎重に車を進めると、結構広い駐車場があった。車を停めて、はて?うどん屋はドコだ?


見渡すと山側に、小屋のような建物が。。どうやら、アレらしい。
しかしどうにも人の気配がしない。建物の周囲も草木がワイルドに生えている。(ひょっとしてつぶれてしまったか?)


それでも建物に近づけば、うどんの提灯や「花畑」と書かれた小さな看板が下がっていた。間違いない。よし、入ろう。



臨時休業でしたー。。

扉越しには切りかけの白菜なんかも見えるのだが、人はいない。
「花畑うどん」の特徴でもある店のロケーションは確認できたし、諦めて「宮武」に向かおう。(てか、腹一杯だしちょうど良かった。。)

春先には花畑が広がるのかな。
(はやりのワイルドガーデン?そんな雰囲気でした)


花畑うどん
仲多度郡琴南町中通506
TEL:0877-85-2137

2005年12月22日

[移転]四国屋@新高円寺(讃岐うどん)

今日はちょっと番外編。

少し前に、鍋横(新中野)の四国屋を紹介した。その記事中どうやら新高円寺にも、わりと最近オープンした別の四国屋があるらしいということを書いた。そしてネット上には情報が少ないので探しに行くとも書いた。
でまあ、予想どうりの場所にあったのであっさり見つかったです。

てことで、ちょこっと写真とか。





うどんは肉きざみうどんの大盛り。
愛想の良い若い主人(女性)は、鍋横の四国屋の娘さんとのこと。
味は、本家を引き継いだ四国屋的讃岐うどんだった。
おいしー。おしまい。

って、なんでこんなにあっさりした記事かというと、ここ高円寺は自分の地元。とても良い店だったので、ちょくちょく寄りたい。しかし、この新高円寺の四国屋はカウンター5席の小さな店だったのだ。自分のこんなブログで紹介したからと言って影響があるとも思えないが、けれども、あんまり広まってしまって並ばないといけない店になってしまっては(自分としては)困る、などというワガママ心なのである。

しかし記事にしておきながら場所を言わないなどというのも意地悪なので、地図を書いた。
いい加減な地図書きやがって、と思うかも知れないが、コレで十分たどり着けるはずだよー。
↑店舗移転の情報を頂いています(私、未確認)↓下記地図は現在地ではないです。
051222shikokuya_koenji_map.gif

看板には「たけるのママ 四国屋」と書いてあります。
保育園に通うお子さん(たけるくん?)がいるようです。(保育園のなんちゃらで某月某日は休みです、って書いてあった)
以上ー。

2005年12月21日

三島製麺@琴南町(讃岐うどん)

さて香川。

谷川米穀店を出て向かった先は、道を戻って少し行った場所にある三島製麺。
正直、いきなりディープです。
正直、行くまでこれ程ディープな所とは思っていなかたです。
もし行こうと思う人がいたら、それなりの心構えで行くように。

一般的な認識からすれば、これまでに紹介した「山越」「池内」「谷川米穀店」も十分ディープな店なのだ。しかし武蔵野うどんや吉田うどんのディープチックな店達をさんざん食べ歩いた末の讃岐なので、前述の店達は「ちょっとディープだなー」くらいで案外余裕しゃくしゃくであったのだ(「池内」は結構キテるか。。)
ところが今回の讃岐うどん(一人)ツアーで、店の入り口まで来て扉を開けるのをためらった店が2軒ある。
ここ「三島製麺」は、そのうちの一軒であったのだ(もう一軒はどこでしょー?)

何でか?
「三島製麺」については、店の前まで来てもそこが店だと確信を持てなかったからだ。
↓写真参照。



看板もなければのれんもない。もちろん店名なんてドコにも書いちゃいない。
吉田うどんの「白須うどん」も看板ものれんもないが、店(家)の前にはたくさん車が停まっているし、「たぬきの置物」という目印だってある。自信を持って、玄関の扉を開けれたわけだ。
しかし、「三島製麺」に至っては、なーんの目印もない。駐車場らしきところにも1台車が止まっていたのみだ(12月初旬、平日、天気雨模様)。ネット上の小さな写真の記憶だけを頼りに、ここだろうなぁとは思うわけだ。しかし、仮に玄関を開けて思い違いだったら。。ぶるぶる。

それでも、ココまで来て(ある意味、谷川米穀店以上の山の中)引き返すのもしゃくだ。おもむろにアルミサッシの扉を開く。
簡単なテーブルがあって、先客が2人うどんをすすっていた。(「ほっ」)
しかし、「ほっ」とできるのは0.2秒ほどだ。
店内はおよそ「うどん店」のそれではない。
中央にどーんと大きな麺打ち台があって、傍らではなにやら製麺用の機械がおいてある。客席と思われるそれは、家内的製麺所の隅っこに、所在なげに置かれているだけなのだ。

製麺所でうどんを喰えるというのが讃岐うどんの大きな特徴であるのだが、「三島製麺」はそれを突き詰めた、製麺所型店舗の究極のスタイルの1つと言えるでしょう。そんなディープさを求める向きには行っとくべき店でしょう。(しかし、デートで行くべきでは無いな。。)

まー、ごたくはともかく、「うどん食べられますか?」なんて思わず聞いたりして、「あったかいの」なんぞを頼んだりして、何とか席についたわけだ。ダシはない。テーブル上にはしょう油やネギや卵なんかが無造作に置かれている。いわゆる「しょう油うどん」で食べるわけだ。今思えば卵を入れて釜玉で食べれば実にうまーそうなのだが、もちろんそんな余裕は無かったわけだ。
うどんが茹で上がるのを待つ間に常連とおぼしき先客は帰ってしまい、気付けば四国の山の中の家内的手工業的製麺所の中に、男一匹ぽつねんとしている状況となっておりました。
そんなわけですから、今後さらに食べ歩く予定なのに、うどん大(2玉分:頼んでいない)が出てきても、持ってきてくれたおばあちゃんに「小でいいです」なんて言えるわけもなく、そのまま大を静かに平らげたのでした。



しかし、うまかった。
製麺所とは言っても、ほとんど手作業で製麺していた。うどんを食べる目の前でうどんを製麺しているのだ。(というか製麺している脇でうどんを食べさせてもらっているのだ。。)
テーブルには味の素が置かれていた。事前情報によれば、讃岐ではうどんに味の素を振りかけて食べる人も多いようなのだ。試しにかけて食べてみた。ちょっぴり讃岐人になった気分だった。
すこし「幸せ度」がアップした。

では、また次回。。


三島製麺所
香川県仲多度郡琴南町川東276
TEL:0877-84-2266

2005年12月20日

松の木@加須市(加須うどん)

本日、Eg-Blog本店より「加須うどん」の記事を3つ一度に転載致しました。
興味ある方は、左のカテゴリー欄からリンクしているので見てやってください。

目下、一押しのうどんは「吉田うどん」
しかし、吉田うどんとは別の意味で推したいうどんが「加須のうどん」だったりするのだ。
(ただし、東日本人限定、理由は以下)
うどんを見てもらえば分かると思うが、黒いつゆだ(これはダシとは呼ばないのだ)
東京関東人の私にしてみればまさに原点オブうどん。
そしてそんな原点うどんが「そば屋のおまけ」的なうどんではなく、しっかりした手打ちの「ちゃんとしたうどん」で食べられるわけだ。
(こういう黒いつゆのうどんを食べられない西日本人はかわいそうだ、ふふ。)

というわけで、関東東北における「普通」のうどんをおいしく食べられる店がぎっちり集まっているところが「加須」である、というのが現在私の認識である。

さてさて、今回の「松の木」でありますが、どんなところにあるかと言いますと。。



田んぼです。
香川の田んぼの中の穴場店に通じるものがあります。
あるいは吉田うどんの町はずれの店にも通じるものがあります。
しかしながら、関東平野の田んぼは広大です。
開放感(や田舎度)は実は関東のほうが讃岐な香川を上回っていたりして。。
(香川で食べ歩いた今だからこそ言える)

そんな加須の町はずれにある「松の木」です。



中に入ってもおばあちゃんたちが談笑していて、ほのぼのでした。



座敷に上がって頼んだうどんは「天ぷらうどん(上)」です。



ほいきた、エビ天。黒いつゆ、うまーそう(ふふ)。

とにかくね、前にも書いたけど東京出身の自分としては、讃岐だ、吉田だ、と言ってはいても、最後にはこんなスタイルのうどんに回帰するわけです。

かなしきかな、東京では「うどん」は「そば」に完敗している(全国的にそうか。。)
そば屋のおまけでメニューにやっとこさ載っている、そんなうどんはどっかの製麺所で大量生産した、味も腰もない、ふにゃふにゃしたうどんばかり。
探せば東京でも手打ちでしっかりした(関東スタイルの)うどんを出すような店もあるのだろうが、わざわざ探さずとも加須に行けば、おいしい関東うどんを出す店が沢山集まっているのだ。

(これも前に書いたが)讃岐うどんなどに飽きて、おいしい関東うどんを食べたくなったら、加須に行くのが早道だ。




松の木
埼玉県加須市志多見806-2
TEL:0480-61-5626

2005年12月18日

谷川米穀店@琴南町(讃岐うどん)

さてさて、香川に戻りまして。。
(注※デジカメを車の中に置いたまま店に行ってしまい携帯電話で撮影したので、写真の画質が悪いです)

振り返れば山。
見下ろせば川。



池内を出て車を走らせること30分あまり、ここは谷川米穀店。
山の中というロケーション、さらには「米穀店=米屋」でうどんを食べられるという香川でしかあり得ないシチュエーション。これこそまさに、今に至る讃岐うどんブームのきっかけとなった穴場的讃岐うどん店の代表格。



そんなわけで、ネット上にはこの店のインプレ記事は数限りなく存在している。どのページを見ても谷川(土器川)沿いの店の前から延々続く行列の写真が載っている。谷川米穀店は香川県における観光名所なのだ。香川に「はとバス」があれば必ずやコースに組み入れられるでしょう。
とにかく行列は回避したい自分。時は12月の平日午前11時半、無事に並ばず店に入れました。とは言っても店内のカウンターでは数組注文待ちをしていて、中はやはり賑わっておりました。

ここはダシ(東京で言うところの「つゆ」または「汁」)はありません。ゆでたうどんを丼にもらい(温・冷は選べる)しょう油をかけて食べる、いわゆる「しょう油うどん」のみです。
なにせここは「米穀店」。うどんが本業だったわけではないのです。



珍しいのは、しょう油の他に「酢」が置いてあることです。意外な感じがするが、これがうどんに良く合う。さらに面白いのが青唐辛子を漬けたものが薬味としてあるところだ(吉田うどんの「きよちゃんうどん」にもあった)。丼のうどん玉に、しょう油や酢やネギやら唐辛子やらを各自好みで入れたりかけたりして、割り箸でがーっと混ぜたりして食べると、これは旨ーい。
(唐辛子が特に旨かった)。

簡単ではありますが、今回はこの辺で失礼致します。ではまた。


谷川米穀店
香川県仲多度郡琴南町川東1490
TEL:0877-84-2409

2005年12月12日

白須うどん@富士吉田市(吉田うどん)

(前文:今週末まで(珍しく)忙しめなのでしばらく更新しないつもりだったのだが、結局書き始めてしまった。。)

そんなわけで(どんなわけで?)、吉田うどん。
もうね、以前も言いましたが讃岐うどんの次にうどんがブームになるとすれば、それは間違いなく吉田うどんだと思うわけです。この辺の話はおいおいやっていくとして、そう思っているからにはやはり外せない、吉田うどんのド定番「白須うどん」であります。
テレビなどでもよく紹介されるらしいです。
(が、自分は見たこと無いです。テレビでうどん屋を紹介しているところなんて、讃岐うどんブーム以来見ていないんだけどなあ・・・)

で、どんなわけで有名かというと、こんなわけです↓



テレビに本棚にピアノに、そしてこたつだ。
人んちの居間の写真を載っけてどうするのか。
しかしこれが「白須うどん」の客席である。
見た目通り只の民家の居間だ。
この奥に長く続く部屋にもテーブルが並べられ、縁側にも席がある。
「ひがしうら」等も民家的店舗だったし、武蔵野うどんも全般的に民家的店舗が多い。しかしさすがにこたつは無いわな。白須うどんの民家度はぐんと高い。

外観もごらんの通り民家そのもの↓



看板ものれんも、吉田のうどん屋に良くある「うどん」ののぼりも無い。
穴場的讃岐うどん店もびっくりの民家店舗だ。

庭が駐車場になっているわけですが、前述の写真の通り車で一杯だ。この時、時刻は11時半。開店時間とされている時間だ。とにかく人気店なのだ(停まっている車は県外ナンバーがすごく多かった。みんなどの辺で聞きつけてきているのだろう。)

さてさて、(民家なので)玄関で靴を脱いで居間に上がる。メニューは「かけ」か「つけ」しかないということだ。玄関を上がって左手のカウンターで注文するらしい。
うぉっつ。ちょっと想定の範囲外。たしかにカウンターがあるのだが、その奥はかなり広い厨房になっている。そこらのうどん屋の厨房よりもはるかに広い。



軽い驚きを感じつつも「かけ」を頼み、水をコップに汲んで居間のテーブルに座る。
おっと違った、ここは席に着かずにカウンターでうどんが出てくるのを待つのがデフォだった。
カウンターに戻り少し待ち、うどんを受け取る。テーブルに「すりだね」が見あたらなかったのでキョロキョロ探すと、カウンターの先に小鉢に入った練り系のすりだねが何個も置いてあった。これは各自持っていって自由に入れて良いらしい。

うどんはごらんの醤油系。「きよちゃんうどん」に似ている。



それもそのはず、「白須うどん」と「きよちゃんうどん」の店主は兄妹関係だと、どこかに書いてあった。

味もうまいが、とにかく民家deうどん屋であることが、この店のポイントであることは間違いない。こたつ越しに庭が見える。しかもその先には富士山が大きく迫る。富士山さいこー。どんなに頑張っていても、讃岐うどんの香川県からは富士山は見えないのだ。

はてさて、ところが、だがしかし、これほどまでに民家でありながら、実を言うと白須うどんは民家うどん屋としては吉田うどんに置いてはまだまだ序の口であったのだ。。(つづく)

※おまけ:国道に路駐をしてはいけません!!
(停めようとは思えない道なのだが、停める人が多いんだろうなぁ・・・)




白須うどん
山梨県富士吉田市上吉田3296-1
TEL:0555-22-3555

2005年12月08日

池内@綾上町(讃岐うどん)

ふたたび、香川de讃岐うどん。
山越を後にした私が、次に向かったのは池内。山越からほど近い。
が、この店なんとも見つけづらい。見通しの良い直線道路沿いにあり場所的には分かりやすいのだが、見つけづらい。
なんでか。
というのも下の写真の通り、民家な建物にうどんの看板が立てかけてあるだけなのだ。



事前に情報をインプットしてきたにもかかわらず、最初は通り過ぎてしまった。道を戻ってやっと見つけました。行かれる方は、くれぐれもこの写真の建物を良く覚えておくように。。

が、覚えておかなければいけないのは建物だけではない。
それは、入り口だ。
どっから入ると思う?
扉がいくつか見えるから、そのどれかだと思うだろうけど、実際はココです。↓

051208ikeuchi-2.jpg

はい。これも事前に知らなければ絶対分かりませーん。
建物のすき間が入り口でしたー。
分かっていても入るのに勇気がいるが、讃岐ではこれはまだまだ序の口の方なのだ(今後の記事参照)
ここは、えいやっとばかりにすき間に突入してください。

店に着いたのは平日の午前11時前。先客はいなかったです。かろうじてテーブルは置いてあるが、いわゆるうどん店の風体では全くありません。(そもそも製麺が主体なのだ)



閉まったアルミサッシの向こうに厨房、というか製麺所。おばちゃん達がせっせとうどんを作っている。再び勇気を出してアルミサッシをオモムロに開けて、「うどんくださいぃ」と頼みました。
ラーメンどんぶりにうどん玉を入れてダシをぶっかけてくれます。



もっちりとした麺。なんとも素朴な感じでうまーです。
食べ終わり、再びサッシを開けて、丼はどこへ返すの?おばちゃんに聞いて、流しに丼を返して、100円だか150円だかそんくらいのお金を払って、ごちそうさまであります。安っ。

さてこの店、鯉がいる池があることで有名です。
塀の向こうをぐっとのぞいてみたらば、ありましたよ、池。地元の常連はうどんの切れ端を箸で池に投げ入れて鯉にやるそうです。




池内
香川県綾歌郡綾上町牛川470
TEL:087-878-0139

2005年12月07日

きくや@東村山市(武蔵野うどん)

武蔵野うどんである。
って、讃岐うどん@香川のレポはどうしたー?
いやだってね、約20店も讃岐うどん記事続けたら飽きてしまうのだ(自分が)。それに讃岐うどん記事は巷にあふれかえってて面白みに欠けるだろう、というのもある。
ということで讃岐うどん@香川と交代交替で、ネタが余りまくっている関東うどん記事をやることにしたので、よろしこお願いします。

思えば私のうどんマニアへの道は武蔵野うどんによって開かれたのだ。(前ブログ「Eg-Blog本店」ご参照)
そのくせにかなり長いこと武蔵野うどんについて書いていない。そしてだ。何にでもここは押さえておかないと、というポイント(うどん店)があるわけだ。讃岐うどんで言えば前日の「山越」や「谷川米穀店」などだ。
今回の武蔵野うどんで言えば、かなり以前にやった「小島屋」がある。しかしもう一つのポイント店「きくや」については記事にしていなかった。これはいかんだろう。そういうことで、前日の讃岐うどん代表格「山越」に対抗しまして、武蔵野うどん代表格「きくや」なのだ。

「きくや」は武蔵野うどんの聖地、東村山市に2店あり、さらに隣の所沢市にも1店ある。そして超有名店だ。正直、どこぞで紹介されていて有名なのか知らないのだが、行列の出来る人気店なのだ。今回は(消防署のそばと良く表現される)廻田町店だ。



行列嫌いなのでピークの時間帯をはずしたが、それでも店内は満員。おばちゃんがたくさん働いていて活気がある。そして特に有名なのが独特のメニューだ。基本的に肉汁うどんなのだが、うどんの玉数で注文することになっている。LとかLLとかあって、その上は3L、4L・・・となっていく。この3L以上の注文は「スリー」とか「フォー」とか英語で読んで注文する、という初めての人にはちょっとどきどきする注文の仕方なのだ。慣れない客に対するこの敷居の高さは、讃岐うどんのセルフに通ずるものがある。

ところがだ、ネットや本の記事に上記のように「スリー」だ「フォー」だと書いてあるので、初めて「きくや」に行った時にどきどきしながら「天付き肉汁のスリー」なんて具合で注文したらばだ。店のおばちゃん曰く、「さんえるね(3L)」だって。つまりは、かっこつけて英語で注文する必要特に無しなのだ。←ココ重要。初めて「きくや」に行く方、上記のメニューは普通に日本語読みの注文で、特に問題ないです。

そんなこんなで、天ぷらの乗った肉汁うどん。



武蔵野うどんの超絶スタンダード。薬味にわさびはちょっと変わっている。茹でたほうれん草は武蔵野うどんの特徴だ。うどんはつるつるしこしこ、クリーム色で地粉だろう。つるつるっと食べれる「きくや」のうどん、武蔵野うどんフリークになるなら、押さえておかなければの店なのです。


きくや
東京都東村山市廻田町2-12-13
TEL:0423-94-9141

2005年12月06日

山越@綾上町(讃岐うどん)

ちょっとの隙を見つけて記事を書かないと、1泊2日香川うどん一人旅、全21件+1の店舗記事はいつまでも終わらない(>_<)
自業自得である。。

てことで、山越。
この超絶有名店が今回の、記念すべき讃岐うどん巡り第1店目だ。

理由1)空港から近い
理由2)超絶有名店である
理由3)行列の恐れがあるため早めに行っておきたい

以上の理由より、1店目にここをチョイスした。
とにもかくにも、讃岐うどんをちょっと知れば、確実にこの店の名は出てくる。
今では讃岐うどんのメニューの代表格にすらなっている「釜玉※」発祥の店として、特に知られている。発祥とは行っても店の考案ではなく、客がそうやって食べたい!と(ワガママ)言って食べたのがはじまりらしいが。

そんなわけで超絶有名店なのであるが、今回の旅路は12月初頭、しかも平日、さらには午前10時40分ということで、さしもの山越も行列は出来ていなかった。行列嫌いの私の緻密な計算が見事に当たり、してやったりとほくそ笑む(←ただし一人で。。)



さて、のれんをくぐり記念すべき第一歩を踏み入れる。
頼んだ品はかけうどん。
釜玉じゃないんかい!

理由1)釜玉はうまいが、「かけ」じゃなきゃ出汁が味わえない。
理由2)つーか、寒かった。

以上の理由より、記念すべき第一杯はかけうどんだ。
丼にうどん玉を入れてもらい先に進み、(チョイスする人は天ぷらなどを取り、)先のレジで支払いをする。この辺慣れていないと戸惑うかも知れないが、最近は都内にもはなまるうどんなどセルフ式の讃岐うどん店も多いので、これらの店で慣れておけば香川へ行っても極端に戸惑うことは無いだろう。(当然本場香川の方がセルフ度は高いが)

金を支払った段階ではうどんにはまだ出汁(←一般に香川など西日本では汁のことをダシと呼ぶ)がかかっていない。更に先に進んだところにあるタンクから自分でダシを注ぐ(←香川でスタンダードなこのやり方は、新宿の東京麺通団で慣れておくと良い)

はい完成。(あれ、ネギはドコで入れたんだっけ?レジの前だったかな?)



かけうどんだ。
喰らう。
旨い。
固すぎないもっちりとした食感。確かに方々で香川県人に言われている固いだけの東京の讃岐うどんとは違う。出汁もすっきり旨い。
正直、感動でひっくり返るほどではないが、さすが本場有名店、と言う感じの味です。

さて、食べ終わると所定の場所で、汁が残っていれば汁を捨てて、丼を返して、割り箸を捨てて。この辺が香川のセルフたるゆえんだ。

さてさて、店を出て道を戻り、のれんをくぐり、釜玉を注文する。って結局喰うんかい!!
そりゃーねー、やっぱり発祥の地で釜玉喰わないと。
はい、今度は釜玉。出汁タンクの隣に置いてあるペットボトルに入った釜玉用つゆをかけて食す。



まいうー。
まー、やはりひっくり返るほどではないが、ともかく山越行ったら釜玉喰わないと。
(のちに中村の釜玉でひっくり返る)

今度は本当に店を出て、駐車場に戻る。
縁側の様な所にも席がある。ほのぼの系だ。



ところが、山越で一番驚いたのはコレだ。



店の奥に広大なオープンスペースがあった。混雑時にはここが一杯になるのだろう。
写真では伝わりにくいのだが、このスペースは本当に広い。最盛期の混雑が目に浮かぶ。恐るべし。


山越
香川県綾歌郡綾上町羽床上602-2
TEL:087-878-0420


※釜玉:釜あげ卵の略。丼に卵を溶いておき、そこへ釜からあげたうどんの湯を切り、水で締めずにそのまま丼に入れて卵とあえて醤油や出汁をかけて食べる。卵がスクランブルエッグ状になって旨い。

2005年12月04日

讃岐うどんの旅(1)



というわけで(どういうわけで?)突然ですが、一泊二日で香川一人旅に行って参りました。
目的は当然うどんです。
思い立ったが吉日、年末年始は仕事が佳境を迎えるため、今しかないとばかりに金曜日に休みをとって、後先考えず出掛けました。しかしまあ、うどんマニアになった時点でこの日が来るのは必然だったわけです。

2日で食べ歩いた店は全21店(+1店臨時休業)
(アホかと思われても仕方ありません。。)

数が多いので個別の店のレポートは今後少しずつやっていこうと思います。

とりあえず自分の備忘録も兼ねて、行った店を時系列で列挙します。
(讃岐うどんツアーをやる方の一助になれば幸いです)


12月2日(金)
(9:50 高松空港着、以降の移動はレンタカー)
 10:40 山越(かけ温、釜玉)
 10:55 池内(かけ)
 11:25 谷川米穀店(温)
 12:00 三島製麺(温、大)
 12:20 花畑(臨時休業)
 12:50 宮武(ひやひや)
 13:10 水車(しょうゆ)
 13:40 山内(ひやあつ)
 14:50 小縣家(しょうゆ)
 17:50 わら家(釜あげ)
 20:10 鶴丸(カレー)
(21:30 坂出プラザホテル着)

12月3日(土)
(9:00 坂出プラザホテル発)
  9:20 彦江製麺所(かけ温)
  9:45 がもう(かけ温)
 10:10 たむら(かけ)
 10:40 なかむら(かけ冷温)
 11:00 中村(釜玉)
 11:30 上原製麺所(かけ)
 11:45 日の出製麺所(かけ冷)
 12:10 兵郷(かけ温)
 12:40 とらや(明うどん)
 16:00 おか泉(ぶっかけ)
 17:00 長田in香の香(釜あげ)
(18:00 高松空港着〜帰路)


硬軟織り交ぜたなかなかの選択かと。。(笑)
(ちなみに行列らしい行列が出来ていたのは、日の出製麺所と兵郷だけでした。参考まで)

うどんコラム

個別のうどん店以外の記事を「うどんコラム」のカテゴリーにまとめることにしました。
日記や独り言を書く場所になると思います。。