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2006年02月28日

とらや@坂出市(讃岐うどん)

@香川

1泊2日の香川うどん旅で坂出に泊まったわけだが、ホテルのすぐそばにある「明」といううどん屋をチェックしていた。ホテルそばとはいうものの、朝早くからは店を開けていないようだったので、実際その店に向かったのは昼を過ぎてからになったのだ。

さて事前にチェックしていた住所をナビに入れ店に向かうが、地図上の道の無いような海際の場所が表示された。まぁ、よくあることで、近くまで行けば分かるだろう、と思っていたがなかなか見つからない。

しばらく海のそばの道をうろうろ探していると、「とらや」という名前のうどん屋は見つかった。



ここのような、ここじゃないような。。
さらに近づいてよく見てみると、



ありゃ、建物の横には「明」の文字が。
店の正面は「とらや」だ。
何らかの事情により、「明」は「とらや」になってしまったのだろう。。

まぁ、いいか、とばかりに店に入る。

店内はコの字型のカウンター。
壁に貼られたメニューを見ると、「明うどん」というのがある。
「明」とはやはり関係があるのだろう。

→この時は一介の旅人である自分には事情は分からなかったが、さすがに地元民な方達のページは事情に詳しい。次のページなどをご参照下さい。(1) (2)

ということで、明うどんを注文。
うどん待つ。
うどん出てくる。



いわゆる、ぶっかけうどんですな。
ん?ひょっとして、香川でぶっかけを食すのは初めてかも知れない。
この現代讃岐うどんの代表格メニューであるぶっかけうどん、実は私、少々苦手なのである。。

うどんに少々のダシがかかっているのが「ぶっかけうどん」だ。
ふつうのダシよりも濃いめなことが多い。
盛りうどんの付けダシをうどんに「ぶっかけ」て食べたことからその名が付いたのだろう。
釜玉同様、そんなに昔からあるわけではない、新しめの讃岐うどんのメニューであるらしい。
しかし今ではすっかり讃岐うどんの定番なのだ。
東京の(最近の)讃岐うどん屋でもよく見かける。メインメニューにしている店も多い。
ということで、自分も東京では何度も口にしたことのある「ぶっかけ」であるが、正直あまりおいしいと思ったことはない。
ダシをゴクゴク味わえるわけではなく(甘すぎることも多いし、そもそも少ないし)、うどんを味わうなら、しょう油うどんの方が良いしで、何となく中途半端なのだ。
まぁ、定番メニューになっているのだから、自分の方が一般でないのだろう。。

すっかり、「ぶっかけ」の話に終始してしまった。
とらやの明うどんも、やはり「ぶっかけ」であることが自分にとってはマイナスではあるが、うどんとしては十二分においしい。
さすがは本場の讃岐うどん、外れなしなのだ。
「ぶっかけ」苦手な自分の意見などすっかり無視して構わないわけだし、そもそも、かけうどんなどもちゃんとメニューにある。

ところで、この「ぶっかけ」、讃岐うどんでは珍しくわさびを混ぜて食べる。
冷たいうどんに、少量の汁(ダシ)に「わさび」と来れば、これはもう夏のうどんの定番メニュー、「冷やしたぬきうどん」を彷彿とさせる。
ところがこの「冷やしたぬきうどん」、驚いたことに西日本では存在しないメニューらしい。
うひゃー。
「冷やしたぬきうどん」についてもっと掘り下げたいところだが、今回の話の本筋からは外れすぎだし、そもそも西日本にはない、ということについても調べが足りない。
この件については、また別の機会にじっくりやりたいと思うのである。

さてさて。。
この日うどんを食べ続けること9軒目。
ここに至って、あまりに腹一杯になる。
「とらや」を出たのち、しばしうどんから逃亡することにしたのだった。

(香川DEうどん旅、あと2軒)


とらや
香川県坂出市沖の浜1-4
TEL:0877-45-7366




2006年02月26日

小平ふるさと村@小平市(武蔵野うどん)

あうあうあー。

ヤバイ、ヤバイ。
ここ、ちょっと自分のツボにはまりすぎ。
あうあう。。

え、えと、落ち着きを取り戻しまして。。
小平にある「ふるさと村」。
小平の歴史を追った建物達が復元されている。
そしてそのうちの一軒の古民家で、土日祝日のみ限定50食で「武蔵野うどん」を食べることが出来る。

そして、うどんを作っているのが「武蔵野手打ちうどん保存普及会」のメンバーということなのだ。

「武蔵野手打ちうどん保存普及会」は、元・國學院大学教授の故・加藤有次氏が発足運営してきた、読んで字のごとく「武蔵野うどん」を保存し普及に努めている市民グループなのだ。
この加藤有次教授は、そもそも武蔵野うどんを武蔵野うどんと名付けた人物で、現代武蔵野うどん界における最重要人物なのだ。うどん博士とも呼ばれていたらしい。
(ちなみに専門は博物館学という学問で、うどんを大学で研究していたわけではない)

詳しくは「男のうどん学」という著書をご参照、と行きたいのだがこの武蔵野うどん唯一無二の名著は残念ながら絶版で手に入りにくい。
(今、Amazonを確認したら、古本で1点出品されている。結構な高値だが、うどんマニアは手に入れておくべき1冊といえる。当然自分は過去に高値を払って入手している。)

前置きが長くなった。
そんな加藤有次氏が会長を務めていた「武蔵野手打ちうどん保存普及会」が、氏が亡くなられた後も存続し、そしてこの「ふるさと村」でうどんを振る舞っているという。
これは是が非でも食べておかねば。

さて、てなことで西武新宿線は花小金井駅に降り立ち、小平方面に向けて歩き出す。
(小平駅からの方が近いようだが)




線路沿いに続く、狭山・境緑道(多摩湖自転車道)を進む。


緑豊かな道の脇には所々畑が広がる。
よく見れば麦畑ではないか。往年の武蔵野の姿か。
麦畑があり、武蔵野うどんがあったのだ。(実体験はないが)




車道で遊歩道が分断された少し先に「ふるさと村」はあった。
花小金井駅からは徒歩25分と書いてあったが、そんなにはかからなかった。


村に入ってすぐ、「小平糧うどん」ののぼりと看板が立っていた。
武蔵野うどんで言うところの「糧」とは茹でた野菜のことで、季節の野菜を茹でて、うどん・つけ汁とともに食すのだ。


この移築復元された建物で、うどんを食すことが出来る。
うひょー。古民家大好きーなのだ。
弥が上にも期待は高まる。

食券制になっていて、この古民家の隣にある建物の前で食券を販売していた。
食券を購入し、古民家の中へ。


大きなかまどがある。
武蔵野の農民はこうしたかまどでうどんを茹でていたのだろう。
さすがに実際に食べるうどんはこのかまどでは作られていない。


土間から座敷へ上がり、席に着く。
あひゃー。雰囲気たっぷりなのだ。
リアリティーありすぎ。まさにこんな雰囲気の中、武蔵野うどんは食べられていたのだろう。

手作り手打ちのため、うどんができあがるまで比較的時間がかかる。
しばし待つ。

うどん出てくる。


うどんはクリーム色。近くで取れた地粉とのこと。
糧(茹で野菜)はたっぷり。汁は肉汁ではない。
昔の農民食であることを考えると、この方が自然だ。

東村山の「とき」のうどんについてくるような、幅広のうどんの切れ端も入っていた。
自分でうどんを打って分かったが、これはうどん生地の切れ端だ。端っこの部分は長く切れないので、幅広くあまるのだ。
前述の「男のうどん学」の中で加藤有次氏は「みみ」と呼んでいた。
自分はこの部分が大好きだ。
たまたま当たりだったのか、他の人のにも入っているのか。。

さてさて、食す。

だーー。うまい。
下手な営業店のうどんよりはるかに旨い。
固からず柔らからず、適度な固さに、しっかり感じるコシ。
噛むと広がる小麦粉の味と香り。
こりゃー、うまーい。

いやはや、故・加藤有次教授伝承のうどんはこれほどのものだったのか。
まさに期待以上のものであった。
武蔵野うどんを改めて見直そう、と思った。
(というか、「武蔵野手打ちうどん保存普及会」に入れてはくれまいか)

はてさて、うどん食べ終わり「村見学」をする。


もっと古い開拓初期の建物があり、その前に麦畑が小さく広がる。
小平は玉川上水の開通に伴い開拓された新田地なのだ。
麦の生長を見に、また寄ろう。




そして水車。
粉は挽かれてはいなかった。
現代になって宅地開発が進む前、比較的最近までこうした水車が小平には沢山あったらしい。
まだこのブログでは紹介していないが、そういえば同じ小平の「指田屋」にも大きな水車が飾られている。




ここ「ふるさと村」はさほど広くないが、武蔵野のかつての空気に直に触れることが出来る。
タイムスリップしたという感じではなく、もっと現実的な生命感を感じるような雰囲気が漂う。
つい最近までこの地でこれらの建物がこうした姿で存在していたからだろう。


ふるさと村
東京都小平市天神町2-57
TEL:042-345-8155

営業日はココでチェックした↓
http://www.city.kodaira.tokyo.jp/job/gakusyuu/200510271634.html


さらに写真がありまして。
↓「続きを読む」から。。















2006年02月23日

兵郷@坂出市(讃岐うどん)

昨12月の香川旅で行ったうどん店紹介、今日を入れて残すところ後4店。
ようやっと、終わりが見えてきた。長いな。。

で、兵郷。
比較的最近まで知られざるだった製麺所型うどん店だと聞いている。



車道を一歩中に入った路地に店はある。



そして行列。
12時ちょっと過ぎの、まさに昼飯タイムだったのだ。
地元っぽい人達が並んでいる。

それでも回転は速いので、そんなに待たずともうどんを手に出来る。
並んでいる途中で、まず傍らのプラ箱に積んである丼を手にする。
そして列が進んで店に入りうどんを注文。
先ほど手にした丼にうどん玉を入れて貰う。
湯がいてもらったんだったけかな。
お金をはらい、うどんin丼を手に別室へ移動。
ダシタンクやら、ネギやら薬味やらがあるので、好きにトッピング&ダシがけをしてうどん完成!
20店近くも讃岐で讃岐うどんを食べ歩けば、もうすっかりセルフな段取りは慣れたもんですよ。



うまい。
し、しかしこの頃からそろそろ腹一杯の予感ですよ。
(そしてこのあともう一軒行った後、うどんから逃亡するわけである。。)


兵郷
香川県坂出市寿町3-2-9
0877-46-2869




2006年02月21日

虎ノ門砂場@虎ノ門(小田巻き蒸し)

虎ノ門砂場。

名前から分かるとおり、そば屋の老舗だ。
この都心中の都心に、見ての通りの趣があり歴史を感じる建家。





しかし、うどんブログがそば屋に何用かといぶかる向きもあろう。
目的は、以下のメニュー中程にある「小田巻き蒸し」だ。



さて、小田巻き蒸しとは何か。
分かる人は分かるが、分からない人はまったく分からない。(そりゃそうか)
簡単に言うと、茶碗蒸しにうどんが入っている食べ物だ。
これを食べるために半年ほど前、残暑の中チャリンコをチャリチャリ1時間ほど漕いで探訪した。→またも、この時。。→「チャリンコ最強伝説(予)」

さてさて、この小田巻蒸し、歴史は古く、江戸時代からうどん屋そば屋のメニューにあったらしい。戦前までは、どこのうどん屋そば屋でも定番だったようだが、今では扱っている店はほとんど無いとのこと。
小田巻蒸しは作るのに手間と時間がかかり、店側客側ともに現代には合わないメニューになってしまったのだろう。
しかしさすがの老舗「虎ノ門砂場」には小田巻き蒸しがあると知り、参上した次第である。

チャリを歩道に停め(自転車で来る客もあまりいないだろう。。)、店に入る。
土曜日昼間の店内は賑わっている。
さっそく「小田巻き蒸し」を注文。少々戸惑われる。あまり注文する人もいないのだろう。

「お時間かかりますがよろしいですか?」

そら来た、当然。承知の注文なのだ。
ビールを頼んで、ちびちび飲みながら待つ。



待つことしばし、20分ほど。
小田巻、やって来た。



うひょー!うまーそう。茶碗蒸し大好きーなのだ。
しかし、ビールはとうに切れている。
小田巻き蒸しは本来酒の肴だと言う。
酒、酒。



うひょー!焼酎のそば湯割りだ。
うめー。
昼間からそば屋で、酒。
何という道楽。
この酒の飲み方は実にスバラシイ。

だー。すっかり小田巻を無視してるじゃないか。
肝心のうどんはドコだ?



写真がぶれてるじゃないか。酔ってる。。

しかし小田巻き蒸しをつまみながらの酒。酒に小田巻き、実に合う。
無茶苦茶旨い。
間違いなくオススメだ。
小田巻き蒸しは出てくるまでに時間がかかるので、それまで別のものをつまみながら酒を飲んで待つのがモアベターだ。

そして、〆はそば。



そば、うめー。

というか、ここのそば、まじ旨い。
自分はうどん好きだが、そばも好きなのだ。
さすがの老舗。
さっぱりとして、実に旨い。
酒席(1人だけど)の〆としても最高だ。
いやー良かった、良かった。
うー、自分で書いてて、また同じ様に飲み食いしたくなった。。

ほろ酔い気分で店を出て、すぐ近くにある江戸城見学をする。
優美だ。




虎ノ門砂場
東京都港区虎ノ門1-10-6
TEL:03-3501-9661




2006年02月20日

日の出製麺所@坂出市(讃岐うどん)

香川で御座います。

今回は「日の出製麺所」であります。
この店は、午前11時30分から午後12時30分までというすごく短い時間でしか、店頭で食べることは出来ないのです。(そもそも製麺所なのだ)

ということで、着いた時は人だかりが。。



行列だー。



正直、並んでいるとは予想していなかったのだが、昼時の1時間しか開店していなければ、そりゃそうか。
ここまで、行列らしい行列に逢わなかったので感覚がちょっと麻痺していた。
てことで、香川に来て始めて(進みの比較的遅い)行列に加わったのでした。

とはいうものの、そんなに待たないで店に入れた。
食べるスペースはかなり狭い。
そこに行列に並んでた人がびっしり入っているわけだから、隣の人と肩も触れんばかりだ。
ちょっと落ち着かない。
店に入ってすぐに注文していた冷たいうどんが、底の浅い器に入ってやって来た。



目の前にネギがはさみと共に置いてある。
ふむふむ、ネギをはさみで切るんだね。ちょきちょき。
香川にいると、こんなのが当たり前に思えてくる。

で、ダシは?
ダシタンクのようなものは見あたらない。麦茶の入れ物のようなものに何やら液体が入っている。たぶんこれなんだろうけど、本当に麦茶だったらかなわない(何せ、前後左右にびっしり人がいるものだから、まかり間違えたらかなりの大恥なのだ)
店員に聞いてみると、やはり麦茶の入れ物に入っているのがダシだった。
では、ダシをかけて食べるとするか(何せ、あんまり人で一杯で、早く食べて店を出たかったのだ)

自分の周囲には旅行人らしき若い男女グループがいる。
ふと見ると、そのうちの一人の男性が、うどんにネギもダシもかけずに食べようとしていた!
おいおいっ。
どうやら途中で、こりゃ変だと気付いたようで、何とかネギやダシをかけて食べ始めた。
こっちが冷や冷やするじゃないか!

そんなことはさておき、自分のうどんを食べ始める。
うまい。
ただ、人が一杯で、じっくり味わえるような雰囲気ではないので、ささっと食べて、ささっと店を出ましたです。
とはいうものの、うどんはうまい。
通販もやってるような製麺所なので、店で食べるより、お土産や通販で買うほうが良いのかもです。


日の出製麺所
香川県坂出市富士見町1-8-5
0877-46-3882

2006年02月19日

茂七@東大和市駅(小平市)(武蔵野うどん)

某巨大掲示板と表現される、いわゆる「2ちゃんねる」に、そば・うどん板というのがあって、そのうちのいくつかのスレを良くのぞいている。「2ちゃんねる」はとかく色々言われがちだが、口コミの情報交換の場として、現時点で非常に有用な場所だと思う。

その良くのぞくスレに武蔵野うどんに関するものがある(【関東最強】武蔵野うどん)
そして、今日気になる書き込みがあった。
東大和市駅の近くに「茂七」といううどん屋があるということ。去年の9月のレスに対する返答なので、その時自分はスルーしていたようだ。
東大和市というのは西武拝島線にある駅で、自分が毎日通勤で通過している駅だ。少し前まで会社帰りTSUTAYAに寄りに、よくこの駅で途中下車していた。
場所的にこの辺にも武蔵野うどんの店はあるはずだと思っていたが、本格的に探索することは無かった。
で今日、前述の2ちゃんねるへの書き込みを見たのだ。ネット上ではノーマークの店らしい。確かに検索してもちっとも引っかからない。今日は日曜で休みの危険はあるが、ダメ元で探訪しようと思い立った。

普段うどん屋探訪をする時は車がほとんどなのだが、通勤経路なので電車で東大和市駅に向かった。(日曜だがたまたま出社する用事があったので、会社帰りの昼過ぎに)


東大和市駅(駅名に何故「市」まで入っているのだろうと思うのである)

2ちゃんの情報をもとに駅を南側に出てすぐの交差点を曲がって、南に進む。
右手には東京都薬用植物園というのがあった。始めて知った。(公園とか植物園とか大好きーなので、帰りに寄ることにした)

さて、駅からさほど遠くない500mほど進んだ時、左手にうどんののぼりが立っているのが見えた(ファミレスの向かいくらい)
間違いない。ここだろう。



はてさて、小さい看板も置いてあり「茂七」と書いてあった。ここだ。
日曜もやっててよかった、よかった。(うどん屋は日曜休みの店が多いのだ)

勇んで店に入る。
カウンター6、7席と言ったところか。
メニューが見あたらない。
よく見ると、壁にメニューが貼ってある。

「もりうどん」「肉汁うどん」

うどんのメニューはこれだけだ。潔い。
ここは当然「肉汁うどん」(大盛り)を注文する。
さて、どんなうどんだろう。(何せ2ちゃん以外に情報が無いのだ)

うどん待つ。
うどん出てくる。



うひょー!!
こりゃすげー。
麺がハンパなくぶっとい。
どんぶりにどーんと盛られている。
飴色のうどんは間違いなく地粉だろう。
盆上には薬味のネギに加え大根おろしまで添えられている。揚げ玉もサービスだ。
(最初、漬け物のように見えた丁寧に盛られた野菜は、茹で野菜だった。「糧」であった)


さらにうどんアップ。

これは間違いなくうまいだろう。

食す。

うまーー。
ハンパなく太い麺は、かなり「剛」な固いうどんだ。この辺りによく見られる「きくや」系ではない。(系は今思いついた。内容は今後解説する)
しかし味はやはり地粉の良い味のするうどんだった。
強いて言えば「とき」のような「剛」系のうどんだが、「とき」を上回る強面うどんだ。
(量はどんぶりの底にざるが敷いてあるので、見た目ほど大容量というわけでもない)

武蔵野うどんや吉田うどんなどの固い系うどんに慣れていないと、この固さは受け入れがたい固さかも知れない。茹で不足と感じるかも知れない。
しかし自分も地粉でうどんを打ったことがある
固いがしかし、味は白い軟弱なうどんとは比べものにならないくらい、深い味わいのあるものだった。
その時は自分も、上手く打てなくて固くなってしまったと考えていた(「豚や」などの超固めのうどんを食べていたにもかかわらず)
が、実はこの固さが本来の武蔵野うどんの1つの形なのかも知れない(固くない系のものもあっただろうが)。
味については言うに及ばず、地粉の味はASWなどの白い粉とは雲泥の差がある。
(泥臭い地粉系の味がしないのも、最近のうどんの味なのだろうが)

まったくもって「武蔵野うどん」の店として興味深い、そして実に美味しく、さらに良い雰囲気の店だった。
日曜もやっているのは助かる。会社帰りに寄るわけにはいかなそうだが、また1つ良い店を知ることが出来た。


で、寄ってみた薬用植物園。
結構広くて、沢山の植物が植えられている。冬なのでほとんど芽を出していなかった。
かなり良い雰囲気だ。春になったらまた来よう。








西武線沿線は武蔵野うどん地帯だと、今さらながら気付いた次第なのだ。


茂七
住所分からず、電話番号分からずなので、簡易地図。。
駅から歩いて5分くらいだ。
駅は「東大和市」なのだが、行政区分的には小平市小川町になる。東大和市駅は小平市との境界線上にあるのだ。(カテゴリー分けが難しいではないか!)

060219moshichi.gif

↑所在地情報追加(4/16)

東京都小平市小川町1-406-3
TEL:042-308-3737

2006年02月17日

上原製麺所@坂出市(讃岐うどん)

ぁゎゎゎ。

遂に来ました、「上原製麺所」。
前に「三島製麺」のときに、今回の香川うどん一人旅のうちで店の入り口まで来て扉を開けるのをためらった店が2軒あった、と書いた。
そのうちの一軒が「三島製麺」、そしてもう一軒が、今回の「上原製麺所」、と言うわけだ。

何故か。

写真を見たら、少しは伝わるだろうか。

写真(1) (砂利道だ。。)


写真(2)


写真(3)


この店の写真はネット上にたくさんある。
見ての通り、一度見たら絶対忘れない外観だ。
したがって、のれんも看板も何も無いが、ここが「上原製麺所」だということは、間違いない。
まったく疑う余地なしだ。
「三島製麺」のように、扉を開けたら単なる人んちかも、なんていう心配をかます必要はまるでない。

にもかかわらず、扉を開けるのをためらわす原因は、また違う所にあるのだ。
ここで本当にうどんを食べることができるのか?と言う、別の心配なわけだ。
もうね、どう見ても単なるちっちゃな工場なわけですよ。
こんな所にずかずか入っていって、本当に一般人にうどんを食べさせて貰えるのだろうか、と感じるわけですよ。

恥ずかしながら、何度か店の前を行きつ戻りつした。
何度目かの戻りつで、旅の恥はかき捨てとばかりに、思い切ってサッシを開けた。

ばっかん!ばっかん!

製麺のかなり大きな機械が動いている。
大きな緊張感を感じる。救いの先客もいない。
製麺機(というか製麺ライン)、そばで機械を動かすおじさん、立ちすくむ俺。
「た、食べられますか?」

「はい、はい」とばかりに、うどんを貰うことが出来た(ほっ。。)
おばあちゃんが汁を注いでくれた。
讃岐うどんには珍しく、色の濃いつゆだった。

「三島製麺」同様、製麺所(というか製麺工場)の隅にちょこんと置かれた、小さな机と丸椅子。
ぽつんと座る。
おじさん、こっちを何となく見ている。ちょっと怪しまれている。
しかし、うどんを貰えればこっちのもんだ。
うどん食す。



もうね、機械製麺だとか、店の外観だとかそんなのは関係ない。
うまい。
そゆことです。

そんなこんなな「上原製麺所」。
今回の讃岐うどん旅行の中で、最ディープな店(てか、製麺所、あるいは製麺工場)だったのでした。


上原製麺所
香川県坂出市室町2-1-31
0877-46-2658

2006年02月16日

登治うどん@加須市(加須うどん)

そして、加須な予感。。

東京のうどんがうどん原体験の自分は、讃岐や吉田に浮気をしても、結局は東京そば屋系うどんに回帰してしまうのだ(何度も同じこと言ってるが。。)
「加須うどん」は東京の(そば屋の)うどんが好きな人なら、間違いなく好きになるうどんなのだ。

そして今回は「登治うどん」。国道沿いで、分かりやすい場所にある。





店内は広く、和風だ。
加須うどんはこうした入りやすい雰囲気の店(言い換えると店らしい店?)が多いので、マニアではないうどん好きにもまったく抵抗は無い。



メニューを開くとうどんをつけ汁で食べている写真が大きく載っている。
加須うどんは東京うどんのグレードアップ版かと考えていたが、加須も北関東であり、やはり北関東土着うどん特有の、つけ汁うどん文化が原点にあるのかも知れない。

しかしやはりメニューに多く並ぶのは、天ぷらうどんなどの、東京そば屋系のうどんメニューなのだ。となれば、私が思わず頼んでしまううどんは只1つ。

「たぬきうどん」だ。

関東関西の「たぬき」の意味の違いについてはここでは触れないが、ココで言うたぬきうどんは、天かすの載ったうどんだ。もちろんつゆは真っ黒、しょう油汁だ。



どっかーん!
もしかすると今回私は、「たぬきうどん」をクローズアップしたかっただけなのかも知れない。
前にも書いたが、私の生涯に食べたうどんのほとんどは「たぬきうどん」だったのだ。
(うどんマニアになってからは状況は変わったが)
「たぬきうどん」の魅力については今後、じっくりと検証していきたい。
とりあえず、今回は「登治うどん」のたぬきうどんの写真を載せるにとどめておく。

しかし、これぞまさに私の原点オブうどん「たぬきうどん」のゴールデンスタンダード外見なのだ。
かまぼこ(あるいは、なると)、茹でほうれん草、別皿の刻みネギ(もちろん白いネギ)、黒いつゆ。
そしてうどんそのものの味も加須のうどんなら最早間違いない。加須のうどんはどこの店に入っても美味しいのだ。
真っ黒つゆの「たぬきうどん」うめー。
(たぬきうどん、今後続く)


登治うどん
埼玉県加須市大門町19-27
TEL:0480-61-0615

2006年02月12日

中村@丸亀市(讃岐うどん)

はたまた香川に戻りまして。
「なかむら」の次は「中村」。
漢字のこちらは、本家「なかむら」の主人の弟がやっているらしい。
本家とは違い、こちらは町中にある。マンション?テナントビル?の1階にあり、店内も小綺麗でOSHAREだ。



話によると、この「中村」のうどんも「なかむら」のあの特色のある、もにもに食感のうどんとのこと。であれば、つい先ほど「なかむら」で食べたばかりのかけうどんを食べるのも芸がない。
てことで、何となく食べたなった釜玉を注文。席でうどん待つ。

しばし待つ。
うどん出てくる。
この店は、ほぼ一般店だがネギやダシやショウガなどは自分の好きなものを、大きなカウンターにあるものを自分で好きなように入れることが出来る。さすがに「なかむら」のように自分でネギを刻んだりすることはないが、様々なものを自由にトッピング出来る当たり、究極のセルフ「なかむら」を継承していると言える。

さて釜玉。


つやつやてかてかしていて、実にうまーそう。
ダシを加えることも出来るが、ここはシンプルにダシしょう油をたらりとたらす。

食す。

どひゃー!
これは、うまーい!

香川の旅、2日目は完全に当たり日だ。
初日の「山越」では(もちろん美味しいのだが)ひっくり返るほどではなかった釜玉であったが、この「中村」の釜玉はまさにひっくり返るほどの旨さであった。
卵が良い卵なのかも知れない。あるいは卵に加わった熱が絶妙なのかも知れない。
とにかく卵がうまー。コクと香りと味が、かつて食べたことのある釜玉と比べて、レベルが完全に違っていた。
独特のもにもに食感のうどんもまた、釜玉によく似合う。
何となく注文した釜玉であったが、後で調べると、「中村」では釜玉が一番人気らしい。この味であればそりゃそうだ。下調べ不十分だったのに、釜玉にありつけたのはまさに幸運。結果オーライではあるが、よかったよかった。

釜玉の底力を知った「中村」でありました。。


中村
香川県丸亀市土器町東9-283
TEL:0877-21-6477



駐車スペースはいくつかあるが、停められる場所は限られているので注意が必要だ。

2006年02月08日

ふたばや@八王子(武蔵野うどん)

今回は武蔵野うどん。
しかし、武蔵野うどんと言い切ってしまって良いのかちょっと微妙。
今回の「ふたばや」は八王子にある。武蔵野の範囲として、八王子が含まれると考えることはあまりないと思う(感覚的な問題だが)。
そして、実際この「ふたばや」のうどん、分類すれば「武蔵野うどん」が一番近いと思うが、一般的な「武蔵野うどん」(何をもって一般的とするかも無いわけだが)とはちょっと違う感じもあった。



ところで、この店、地元ではかなりの人気店のようで、11時ちょい過ぎに訪れたにもかかわらず、広めの店内は満員状態。家族連れ、カプール、独り者など、様々な人達で賑わっていた。

さてさて、まず気を付けなくてはいけないこの店独特のシステムがある。
席につく前に、店内入ってすぐのカウンターに置いてあるメモ用紙に、注文する品と名前を書いて店員に渡してうどんを注文するのだ。

吉田うどんの注文システムだ。八王子と山梨は近いし、何か関係があるのかも知れない(今後の研究課題)。しかし、いくら吉田うどんでも名前までは書くことはない。(もしかしたら名前は店員が書くのかも知れないが、どこかのホームページで名前を書く、と書いてあったのでそのようにした。)
いずれにしても、うどんが出来た時に名前を呼ばれるのだ。これは珍しい。

カウンターの上にメニューが貼ってある。
「うどん 1、1.5、2、・・・」とうどんの後に数字が書いてある。
1玉、1.5玉、2玉・・・と言うことだろう。
「鍋焼きうどん」や「カレーうどん」などもあるようだが、ここは普通に「うどん2」と書いて、名前も書いて店員に手渡した。
「あったかいの?冷たいの」と聞かれた。意表を付かれたが「冷たいの」を注文。「冷たいの」は盛りうどんだった。「あったかいの」はかけうどんか?未確認。しかしこれも吉田うどん的。

で、空いていた席についた。
ふとメニュー表に目をやると、「天ぷら」や「たぬき」などのトッピングとおぼしき品々が書かれている。その最後くらいに「肉」とある。
「肉?」
そういやどこぞのページに「肉」が別皿で用意されているとあった。これは確認せねば。あわてて「肉」を追加注文する(名前を告げながら。。)

うどん待つ。
「○○さまー」
名前呼ばれる。
何だか恥ずかしー。
うどん屋で名前を呼ばれるなんて、ちょっと不思議な感じだ。

うどん出てくる。



うどんは灰色がかっているし、ほうれん草が乗っているし、やっぱしこれは「武蔵野うどん」になるのだろう。
しかし、「肉」が汁に入って無くて、別皿で出されるところは何とも変わってる。
武蔵野うどん中心地(東京北西部〜埼玉南部あたり?)の武蔵野うどんとは、やはりちょっと違う感じもする。
名前を呼ばれるのは唯一無二だ。

さて食す。
うまーい。
人気の理由がよく分かる。
不揃いの手打ちうどんは粉の味がぷんぷんする。
武蔵野うどん的コシがしっかりある。
実に旨いです。

ところで、「肉」をどうやって喰うか少し迷った。
肉だけ食べてみたりもしたが、結局は汁に全部入れて、うどんと共に食した。まあこれは好きずきだろう。

いやはや、八王子に「武蔵野うどん」の旨い店があるとは少し意外な感じであった。
武蔵野うどんの分布はどこまでだろうか。ここより南や西には武蔵野うどん店は存在するだろうか。これも今後の課題としておこう。。


ふたばや
東京都八王子市子安町1-44-5
0426-42-6030

2006年02月06日

なかむら@飯山町(讃岐うどん)

さて、今回の讃岐は伝説の有名店「なかむら」だ。
古くは村上春樹がその著「辺境・近境」で詳細にレポートしたりもしている。

では、何をもって有名なのかと言いますと、ここはとにかく究極のセルフ店なのだ。
ネギを自分で切る、ショウガを自分でする、この辺は当たり前、何とネギが切れると客が裏の畑に行って自分でネギを抜いてくる、という驚愕のセルフなのだ。(但しそれは過去の話で、今はネギを自分で取ってくることは無くなったらしい)

さらには車で行くと切り返し必死な超狭い曲がり角があることでも有名。
しかしそれも過去の話で、川の土手沿いにあるこの店に、今では土手から降りる広い道が造られて、細い曲がり角をわざわざ通らなくてもすむようになったという。

さてさて、そんな「なかむら」に行くため土手上の道を進んでいると、前方に警備員がいるのが見えた。
そういえば、今の「なかむら」には誘導のための警備員がいると聞いたことがある。
警備員の誘導に従い土手を降りると、さてそこは「なかむら」であった。



若いカプールが現れた!
究極のセルフ店と恐れられた「なかむら」は、今やカプールが手をつないで店に向かう、香川のデートスポットとなっていた!オドロキ!!
店の背景にはもっこりした讃岐富士(飯野山)を望むことが出来る。香川県にはなんだか、もっこりした山が多かった。

店も家もネット上で見かける写真よりも随分こぎれいだ。
ここまで有名になると、うどん屋も儲かるのだろう。

そんなことはさておき、店には軽く行列が出来ていたが、全体に若い人が多い。しかもカプールだ。どうやら本当にデートスポットらしい(たまたまかも知れないが)。
男独り身一人旅、軽くやっかみを感じながら、うどんを注文。
かつては、そこらに置いてあるうどん玉を自分で丼に取って、ネギを刻んで汁を注ぎ、そこらにいる店の人に自己申告で金を払うという、まさに究極のセルフ店だったらしいが、現在ではうどんは店の人が丼に入れてくれる。お金もレジがあって、そこで払うようになっている。ただし、ネギを自分で刻んだり、ショウガを自分ですったりするシステムは健在だった。大きなテーブルがあって、そこで、自分勝手に薬味を調合する。

村上春樹にディープと言わしめた、知られざる秘境店の風情は今は最早感じることは出来ない。いささか拍子抜けではあったが、うどんの味は一級品であった。



例のごとく、店内に食べるスペースはほとんど無いので、外に飛び出す。
庭先のような所に腰を下ろし、うどんを食す。

激ウマー。
他には無い、唯一無二の食感だ。
もにー、としている。
もにもにうどんだ。

外見こそ、秘境的なイメージは無くなってはいたが、うどんの味は間違いないものだった。自分も再訪する時はカプールとして訪れたいと思う。
そんな、デートスポット(ほんとかよ)「なかむら」でしたー。


なかむら
香川県丸亀市飯山町西坂元1373-3
TEL:0877-98-4818



土手の上にちいさーく警備員の姿が見える。


伝説のネギ畑は想像していたより狭く、家庭菜園のようだった。


伝説の曲がり角(ミラーのある所を左に曲がる)は、やはり究極的に狭い曲がり角であった。

2006年02月05日

鬼うどん金勝@小川町(埼玉のうどん)

前回の流れは、有名讃岐うどん店「イーハトーボ」のある埼玉県寄居町周辺には、うどん店が沢山あるということだったわけです。で、またそんな埼玉県うどん地帯事情についてです。

今回の「鬼うどん金勝」は結構有名なようで、ネット上にも沢山の情報がある。
場所は寄居町の南隣、小川町だ。
「イーハトーボ」からは数kmの距離にある。



金勝山という低山の麓を囲むように進む国道254号沿いに、この店はある。
山の中に佇む様は、讃岐うどんの山中の店さながらだ。(この辺、もはや秩父なのだ)

なんで「鬼うどん」なんだろう、色物か?などと猜疑心を持っていたのだが、どうやらそういうことではなく、この店では太麺と細麺を選ぶことが出来、太麺を「鬼うどん」、細麺を「姫うどん」と呼んでいるようだ(メニューには書いてない)。

メニューには温かいうどんも多く載っているが、天ざるうどんが冒頭に載っているので、メインは冷たいつけうどんなのだろう。
ということで、いか天ざるうどん(1,260円、鬼)を注文する。
少々高いのが気になるが、どんなものか。
うどん待つ。
うどん出てくる。



どっかーん!!

まず、巨大ないか天に圧倒される(写真では分かりづらいか。。)
そして、ざるに乗った存在感十分の鬼うどんに、さらに圧倒される。

色物などでは全くなかった。
武蔵野うどんでは全くないが、つけ麺系であるところはやはり、北関東土着うどんの系譜か。

うどん食す。
激うまー!!
つややかでエッジの効いたうどんは、素朴系のうどん(武蔵野うどんや吉田うどん)ではない。
水沢うどんや館林のうどんのような、洗練系のうどんだ。(素朴とか洗練とかいう例えが適当か分からないが)
鬼うどんはハンパなく太いので、太麺が苦手な人は姫うどんにしておいた方が無難かも(それでも結構太いらしいが)

しかし、うどんうまー。
天ぷらはどうか。

天ぷら食す。
うひょー!!激うまー!!
衣がなんともサクサクだ。そしてホロホロしている。
他のうどん店では、うどんの付け合わせ的なテキトーな天ぷらが多い中、この天ぷらは明らかに別次元だ。
今のところ自分は、他のうどん屋で、ここの天ぷら以上においしい天ぷらに出会っていない。
抜群に旨い。

てことで、自分はこの「鬼うどん金勝」についてはべた褒めであります。
高めの値段設定など、まったくもって納得なのだ。
最初に行った時は夜で客もほとんどおらず、山中の静かな雰囲気に包まれながら、まったりと食べることが出来た。
後日再訪した時は昼時で店内満員。店員もあくせく動いて大忙しで、昼と夜ではだいぶ雰囲気が違っていた。

ところで(1)
店の大きな看板には「牛めし、もつ煮、天ぷら」とある。

牛めしはメニューにあったか定かじゃないが、もつ煮は確かにあった。
今度訪れる機会があれば、それらも頼んでみたいところだ。

ところで(2)
この店ホームページがあることを今、知った。↓
http://www.geocities.jp/akinaom/oni.htm
検索しても引っかからない。
ナンデだろうと思ったが、ホームページにタイトルは無くて、画像で「鬼うどん金勝」と載っている。テキストでは「金勝」の名は書かれていない。これじゃー検索ページのロボットには拾われないよー。だれか教えてあげてー(>_<)


鬼うどん金勝
埼玉県比企郡小川町木呂子45
TEL:0493-72-1901







鬼、かわいー

2006年02月03日

たむら@綾川町(讃岐うどん)

香川、次の店は「田村」

「がもう」を出てずんずん南に行くと、家も田んぼも無くなってきて、そしていきなり「田村」はあった。



うどん、と看板は出ているものの、ここも外観はとてもうどん屋ではない。
営業しているかどうか、のれんも出ていないので分からない。というより、ぱっと見、入り口がどこだか分からない。正解は、建家からつきだしている、灰色のプレハブのような建物が店舗だ。
サッシをおそるおそる開けて中にはいると、壁際にカウンターがある。その奥の部屋が厨房になっている。厨房に入らないとうどんを注文できそうにないので、ずんずんと厨房に入り込んでうどんを頼む。つか、どう頼んで良いのか分からない。よく分からないが、気付いたら丼を手にして、うどんをゲットしていた。
讃岐うどんは注文の仕方が分からないことも多いが、まぁ、その辺何となくで、うどんをゲットすることは出来るのだ。過剰な心配は無用なのだ。

てことで、うどん。



見るからに旨そうだ。
そして、実際旨かった。
香川1泊2日の旅、2日目は当たり日だった。
朝から3軒連続で、文句なしのウマー店である。
しかも、この田村以降も当たり店は続くのであるのである。。

※食べ終わったら、丼を返しにまた厨房へずんがずんがと入り込むのだ。


田村
香川県綾歌郡綾南町陶1090-3
香川県綾歌郡綾川町陶1090-3
TEL:087-876-0922

2006年02月01日

粉家@花園町(埼玉のうどん)

イーハトーボという有名な讃岐うどん店が、埼玉県は寄居町にある。
香川県のあの「やまうち」で修行したと言うことだから、宮武ファミリーの一員と考えられる。
自分も数回行っている。
ここのうどんは実に旨い。
関東の讃岐うどんの中では、前に紹介した「綾」「すみた」に勝るとも劣らじだ。 だがしかし、今日はイーハトーボではないのだ。
この店については他のページでも詳しく紹介されているので、しばらくは他ページを参照して欲しい。

じゃあ何故名前を出したかというと、実はこのイーハトーボのある寄居町や、その周辺にはうどん店が実に多いことに気が付いたからなのだ。何度か車でこの周囲をうろついたところ、かなりの数のうどん店を発見している。そのうち何軒かにしか入っていないのだが、レベルの高い店が多い。イーハトーボのことしか触れられることのないこの地域だが、実はイーハがこの地に讃岐うどん店を開くよりも以前から、地場のうどん文化が深く根付いているような気がするのだ。今後この辺りを掘り下げていきたい所存なのだ。

ということで、今回は寄居町に隣接する(花園インターを先頭に・・・で有名な)花園町にある「粉家」だ。(花園町はつい最近深谷市と合併したらしいが)



国道沿いにばかでっかい看板が建っているのでとても分かりやすい。
午後の1時を過ぎているのに広い駐車場は満車状態で、人気の程が伺える。



のれんをくぐり店内へ。
店内も広く、多くあるテーブル席は満席だ。どうやら地元民達で大にぎわいだ。

入ってすぐのカウンターに座る。
まったくの飛び込みなので、どんなうどん屋なのかさっぱり分からない。
メニューは、と。





ここは「つけ汁」の大盛りにかき揚げを付けて頼む。

うどん待つ。
混んでいるし、打ち立て茹でたてなので、結構待つ。
うどん出てくる。



ぶっとい麺は存在感がある。
油揚げの添付された付け汁に付けて、うどん食す。
うまー。
こ、これはうまい。
かなり硬めの麺で、池袋の武蔵野うどん店「うちたて家」を思い出した。
そぼくな味わいは武蔵野うどんによく似ている。

メヌーをもう一度見返す。
「きのこ汁」「豚肉ごま汁」「つけ汁」に、裏っ返すと「ちゃんこ鍋」に「冷し汁」。。
表面は全部つけ汁系だろう。武蔵野うどんの様だが、豚肉の汁は単なる肉汁ではなく、ごま汁になっている。「冷し汁」もある。加須の冷汁と同義だとすれば、これもごま汁だろう。系は武蔵野うどんに近いが、ごま汁がある辺り、ちょっと違う。そもそも、この花園町の辺りまで武蔵野とはあまり呼ばないだろう。ごま汁文化は加須を始め、水沢や桐生もそうだった。ここに行った時点では知らなかったが前に紹介した「旅の手帖」に「上州うどん」として載っていた、一連の群馬のうどんに一番近い。しかし、上州うどんが群馬のうどんを指すならば、ここ花園は埼玉県なのだ。武蔵の国にあって、上州うどんとはなかなか言い難い。
ところで上州うどんも武蔵野うどんも、基本はつけ汁うどんだ。
全般に関東土着のうどん文化はつけ汁文化の様なのだ。(もっというと、吉田うどんの富士吉田市の辺りまでつけ汁文化だ)

この辺、色々と興味津々であるのだが、今回はこの辺にして、次回以降に続けて考察を深めていきたいと思うのである。。


粉家
埼玉県深谷市小前田289-1
埼玉県大里郡花園町大字小前田289-1(←花園町は今年初めに深谷市と合併したらしい。合併後の住所は不明)
TEL:048-584-5678