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2006年05月31日

さぬきや@上石神井(讃岐うどん)

青梅街道というのは「うどん街道」という別名で呼んでも良いんじゃないか?などと考えている今日この頃。今回は(眠いので)詳しい説明は今後に逃げるが、ちょっとだけ述べると、青梅街道の起点、新宿大ガードの交差点の近くに「東京麺通団」がまずあるわけだ。そしてそこから西に青梅街道を進んでゆくと、数多くのうどん店が存在することに気が付くわけだ。

今回の「さぬきや」(←高円寺のではない。高円寺の「さぬきや」も青梅街道の近くに立地している)は、やはり青梅街道沿いに立地する西荻窪の武蔵野うどん店「豚や」からさらに西に進み、井草八幡を通り過ぎ、善福寺公園の辺りにひょこっと建っている。青梅街道沿いにひょこっと建っているのは随分前から気付いていたのだが、気にはなっていたがなかなか探訪しないでいた。
で、最近ふと地図で確認してみたら、上石神井の駅から歩いて行けるトコだった。それならばということで、西武線に乗って訪れてみた。西武新宿線は通勤定期があるのでフリーパスなのだ。(ちなみに西武線というのがコレがまた、沿線にうどん屋が多いのだ)



道路沿いにひょっこり建っているのだ。

のれんをくぐり中に入ると、真新しいきれいなカウンター。ちょっと意外だった(失礼。外観から勝手にふるぽけた店をイメージしていたのだ)
カウンターの上段にはゆで卵が塩と共に皿に載っている。(サービスなのか、有料の品なのか聞きそびれた)

壁にメニューが貼られている。
結構普通な感じのメニューで、とりわけ讃岐うどんをイメージさせるようなメニューではない。
で、注文したのは「冷やし肉うどん」。
「かけ」とか「もり」とか頼めばもっとシンプルにどんなうどんなのか判断しやすいのだが、いかんせんこの日は腹減っていた(で、肉)、そして暑かった(で、冷やし)。単純なのだ。

うどん待つ。
うどん出てくる。



見た目はぶっかけうどんのようだ。讃岐っぽい。
食べる。
おお、冷やし中華の様な味だ。
旨い。
角が立ってて、やや固コシで、やはり讃岐うどんの麺だ。うまい。
あっというまに平らげる。

しかし、「冷やし肉うどん」は旨いがこの店を代表する味というわけでもなかろう。
近いうちにもう一度訪れて、こんどは「かけうどん」を食べてみたいと思うのである。


さぬきや
東京都練馬区関町南1-11-4
TEL:03-3920-6997






2006年05月29日

[閉店]讃岐うどん和田@阿佐ヶ谷(讃岐うどん)

阿佐ヶ谷、とは言っても駅からはかなり遠い。
それでもこの店は何とも、わざわざ行く価値があるうどん屋だ。
ここはあの「四国屋」直系のうどん屋なのだ。



てことで、さんざん「四国屋」のうどんが好きだ、などと言っておきながらこの「和田」を取り上げていなかったのはよろしくなかった。
関東の讃岐うどん店を取り上げるのを後回しにする傾向があったのだが、今後はちょこちょこやっていこうと思う。

でもって、ここ「和田」は元力士の主人がやっていて、「四国屋」の味に惚れ、店で修行をし、そしてここ「和田」でしっかり味を引き継いでいるとのことだ。
だから讃岐うどんとは言っても、これは四国屋的讃岐うどんであって、今風の讃岐うどんをイメージして行くと、これは大分違う。
「四国屋」のことは以前に紹介したし、元祖主人の娘さんが開いた高円寺の「四国屋」のことも取り上げた。)



一番始めにここに来た時に食べたうどんは、上の写真の「あつもりうどん」だったのだが、今、自分がここに来ると、どうしても「肉きざみうどん(大盛り)」を注文してしまう。



「四国屋」や「和田」のうどんが食べたくなった時の激腹ぺこ時の自分は、この圧倒的存在感のある「四国屋的」肉きざみうどん(大盛り)が食べたくなっているのだ。
とにかくボリューム感がすごい。
「四国屋」のそれもすごいのだが、この「和田」の肉きざみうどん(大盛り)はとんでもなく圧倒的だ。
食べ始めてしばらくは、肉肉ネギネギ肉ネギネギ、と言う感じで、なかなかうどんに辿り着かない。
ようやくうどんに辿り着いた頃には一息入れないとうどんを食べられないくらいだ。
で、肝心のうどんが、これがまた実に豪傑なうどんだ。
実に男気があって存在感のあるうどんは、まさに「四国屋」のうどんの醍醐味である。
そしてやはり汁が圧倒的に旨い。
この汁の味は他にはないよなぁ。。

(そんな「和田」であるが、近頃訪問した時はちょっと内装が変わっていた。
主人も違っていたのだが、その時だけだったのか?その後行っていないから分からないけど。味はきっぱり「和田」のうどんだった。)


讃岐うどん和田
東京都杉並区成田東5-15-24
TEL:03-3398-5778

2006年05月27日

石丸製麺(乾麺)

家でうどんを作って食べる時は自分の場合、たいてい乾麺を茹でて食べる。
で、ずっと以前から好きで食べてるのが今回の石丸製麺株式会社の「讃岐うどん」なのだ。



今みたいにうどんマニアになるはるか昔から、家でうどんといえばコレ、と決めて食べていた。
色々なメーカーのものや、半生麺なども試してみたりしたこともあったけど、結局のところ石丸製麺の乾麺が一番おいしかったのだ。

讃岐うどんがなんぞや、何て事も気にせずにずっと食べていたのだが、本社や工場が香川県高松市にあるれっきとした本場の讃岐うどんであったようだ。
で、このうどん、とてもコシがあって味があって美味しい。



こんな風に「かけ」で食べてももちろん美味しいのだが、自分がもっとも好んで食べる食べ方が「釜あげ」だ。
乾麺を釜あげなんてって思うかも知れないが、これが旨い。
今は書いてないのだが、昔のこの製品のパッケージの裏には釜あげうどんとしての食べ方、みたいのが書いてあった。当時の自分はうどんのそんな食べ方があるなんて全く知らなかったから、非常にカルチャーショックだった。
で、さっそく書いてあるように、茹でたうどんをそのまま茹で汁ごと器に盛って汁を付けて食べたら、これが実に旨かったのだ。讃岐のひとは面白い食べ方をするもんだなーと思った記憶がある(←多分この時讃岐がどこだか分かっていない)

そして、今の自分の最も好きな食べ方がこうだ。



うどん茹でる。



その間、椀に鰹節やネギや梅干し、時には卵を溶いて、めんつゆをかけておく。



で、茹で汁でつゆをすこし伸ばして付け汁にし、茹で上がったうどんを鍋からそのまま箸で取って、付け汁でいただく。
見た目は悪いが、これが実に旨い。

って、よく考えたらこれは「ずり出しうどん」の食べ方と一緒じゃないか。
期せずして自分の家での一番好きなうどんの食べ方が、「ずり出しうどん」であった。。
なんともこの食べ方は簡単だし旨いし、一石二鳥なのだ。

ちなみにこのうどん、太麺タイプのもあるのだがなかなか売ってないので、基本的にはオレンジの袋の上記の写真のやつをたくさん買い置きしているのだ。


石丸製麺株式会社
HP:http://www.isimaru.co.jp/top/index.htm
(WEB店長のブログもあったです。→http://blog.livedoor.jp/isimaru_udon/

2006年05月22日

初後亭@あきる野市(引きずり出しうどん)

前回から随分間があいてしまった。
で、前回の「母屋」に行った日、実はさらに続けてもう一店「ずり出しうどん」を出す店に行っていた。今回はその店「初後亭」。
(ここも前回参考にしたブログ「東京ウエスト」さんで紹介されている。)
「母屋」のある、日の出町の隣、あきる野市の武蔵五日市駅に移動。距離2〜3kmと言ったところか。かなり近い。
例によって事前に場所を十分確認せず行ったため駅周辺をぐるぐると迷う。
なんとか見つけた店は思っていた以上に駅のすぐ近くだった。
(HPがあって、地図も載っているので確認しておけば何のことはないのだが。。→http://www.gws.ne.jp/home/shogotei/





この店では、ずり出しうどんは「引きずり出しうどん」という呼び方をしていた。
「引きずり出しうどん温野菜載せ」というのがあったのでそれを注文。
うどん待つ。
うどん出てくる。



んー、野菜たっぷりだ。
野菜とうどんを引きずり出して椀に盛り、しょう油と薬味で食す。
旨い。
食べ方を書いた紙も置いてあるので、初めてでも戸惑わない。
それによると、椀に鰹節を盛ってしょう油をかけて置いて、うどんをそこに盛って、塩味を茹で汁で調節して薬味や野菜を載せて食すとある。
成る程、茹で汁を注ぐためにお玉が付いているのか。(「母屋」のずり出しうどんにもお玉が付いていた。)
さらに、茹で野菜を「まし」と表記していた。
武蔵野うどんで言うところの「糧」であろうが、「まし」という言い方はここで初耳であった。この呼び方は一般的なのであろうか。非常に興味深い。

こちらのお店、あきる野市で小麦や蕎麦を栽培している方が近頃開いた店とのこと。
小麦蕎麦栽培の様子はこちらの「多摩農園」というHPで紹介されている。


初後亭
東京都あきる野市三内字初後233
TEL:042-596-0541

2006年05月14日

母屋@日の出町(ずり出しうどん)

前回のあらすじ) 八王子に吉田うどんを食べに行くが、しかし目指すうどん店は休業。
腹を減らし失意のまま、次に候補にしていた別のうどん店を目指すことに。
さて、その顛末はいかに?!

てなわけで、八王子を離れて目指すは、あきる野市を経由して日の出町。
こちらのブログ、「東京ウエスト」さんの記事を見てピックアップしていた、「母屋」といううどん屋だ。
八王子とあきる野市を結ぶ都道61号線を進む。
山を1つ越え2つ越え、延々山中を行き、最後に長めのトンネルを抜けると里が開けてようやくあきる野市に抜けた。
さらに北に向かいあきる野市を突っ切って日の出町へ。
道脇に案内の小看板があり、案内に従いそちらへ入るとすぐ目指す店はあった。



うーむ、いかにも田舎の民家だ。
東久留米の「たかはし」を思い出すが、周囲の田舎度はこちらの方がはるかに高い。



中の感じも「たかはし」を思い起こさせる。
席から庭を眺めることも出来る。山が見える。

さて、ここに来た目的は「ずり出しうどん」だ。
武蔵野よりさらに奥の、五日市や奥多摩、秩父の辺りの農家で食べられてきたうどんだという。
「引きずり出し」とか秩父では「ずり上げ」とか呼ばれたりもするらしい。
(「ずり出しうどん」を出す店として、奥多摩の「鴨足草(ゆきのした)」という店が比較的有名だったのだが、どうやらこの3月で閉店した模様。。)

さっそく「ずり出しうどん」を注文。
うどん待つ。
うどん出てくる。





見た目は釜あげうどんですな。
しかし、付け汁がない。
どうするかというと、、



鍋からうどんをずるずる引きずり出して、、



椀にうどんを盛って、かつぶしやネギやしょう油でもって食す。
実にシンプルうまーな食べ方だ。
うどんも手打ちで実にうまい。

武蔵野うどんよりもさらにシンプルな食べ方。
東京埼玉の山中では武蔵野とはまた別のうどん文化があった。
ここにまた関東うどんの奥深さを知るのであった。


母家
東京都西多摩郡日の出町大久野990-4
TEL:042-597-1870






2006年05月08日

東京de吉田うどん:残念の巻

(たまにはこういうのも。。)

自ずと知れた吉田うどん好きなわけですが、なにぶん山梨県は富士吉田市とその周辺以外にはほとんど吉田うどんの店はない。
そんな中、何とか東京都内都下で2軒の吉田うどんをキャッチしている。(「ゆやま@神田」「羽だ@田無(西東京市)」

でもって、新たに八王子に吉田うどんの店があると知り探訪を試みる。
しかし正直なところ、八王子は距離的にも、意識的にも遠いです。
東京都とは言っても、都内〜武蔵野・多摩〜青梅のラインが近しい文化圏であるのに対し、八王子は何となくそれとは異なる文化を持つ感じがする。
八王子出身の知り合いに訊ねたところ、八王子は文化圏的には多摩青梅よりも山梨のほうが近いという。
なるほど、八王子に吉田うどんの店があるというのもうなずける。

ということでやって来ました八王子、三星というディスカウンチーなスーパーの駐車場の一角に、この店はあった。



ん?あった、のだが。。
看板もどーんと大きく掲げてあって、期待は高まっていたのだが。。



はい!残念!
休業ですか、そうですか。
もうすっかり腹ぺこだったので、残念度も3倍満なのである。
しかしながらうどん屋探訪にはこんなのは付き物なのだ。
転んでもただでは起きず、しっかりこんな場合も想定して次なる2軒目、3軒目を候補として用意しているのだ。
そんな模様は次回、次々回頃で。。

ところでこちら、休業とはいえ「暫らくの間」と表現されている。
暫くがどのくらいか見当もつかないが、再開したらば是非とも探訪するのだ。
しかしながら偶然にでもこの辺を立ち寄ることはまずないので、再開しててもちっとも気付かない可能性大なのだ。
再開したら、誰か連絡してくれないかなー。。


富士山銘水うどん 三星
東京都八王子市椚田町72-1

2006年05月03日

温井製麺@前橋市(上州うどん)

群馬のうどん=上州うどんをもっとやっていきたいのだが、残念ながらあまり手持ちネタがない。今後、より探索探訪を進めていきたい次第である。

でもって、今回は「温井製麺」



行く前はそうとは知らなかったのだが、ここは工場規模で麺の製造販売を行っていて、その一方で食事もできるようになっているスタイルの店だ。



ちなみに食事処と麺販売所は別になっている。

さて、関東うどんの基本にのっとり、肉汁(肉汁つけ麺)を注文。
うどん待つ。
うどん出てくる。



上州うどんは武蔵野うどんに比べて色が白いと思う。(自分が行った範囲では)
かといって、讃岐うどんとも大いに違う。
温井製麺のHPによれば「北海道産・上州産のブレンド」とある。北海道産の粉が色の白さに起因しているのかも知れないが、この辺今後の研究課題である。

で、肝心の味であるが、おいしいですよ。
さすがに機械打ちという感じのする麺ではあったが、それでも上州のうどんはこうなのだ、というのが分かる。麺は白く武蔵野うどんより洗練されてる感じがあるのに対し、付け汁はシンプルで、武蔵野うどんよりも田舎っぽい感じがある。
スタイルは上州うどん、武蔵野うどん共に近いものがあるが、明らかに差を感じる。
んが、上州うどんのリサーチが足りてないので、何とも断言できないのである。
今後、今後。

なお、この時自分は麺は買って帰らなかったのだが、普通の麺とは別に板うどんと言うのが売っていて、これは平たく伸したうどん生地をそのまま販売しているもので、自分の好みの幅で切ったり、あるいは更に麺棒で伸ばして薄くしたりできるということで、これはなかなか珍しく面白いと思った(買ってはいないんだけれどもね。。)


温井製麺
群馬県前橋市大渡町1-11-12
TEL:027-251-3046




「上州」の名が看板に記されている。