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2006年10月30日

むぎきり@一橋学園(武蔵野うどん)

過去訪問うどん店シリーズ。



「むぎきり」は、西武多摩湖線、一橋学園駅から住宅街の方へ少し入ったところにある武蔵野うどん店だ。
この店も昨年早い時期に訪問して以来、再訪していなかった。
が、たまたまであるが、JR国分寺駅からふらふらと無目的に散歩をしていたら、一橋学園駅に着いた。
なにゆえ、国分寺から散歩などしていたかというと、まぁ、たまたまなのである。。
そんなわけだから、一年以上ぶりに「むぎきり」を再訪してみた。

こちらの店、ジャンル分けすれば「武蔵野うどん」ということで問題ないかと思う。
従って、武蔵野うどんの代表メニューと言ってもいい「肉汁うどん」は当然あるのだが、メニューの名称からはイマイチわかりにくいのだ。
肉汁という名称ではメニューに載って無く、正しくは「あったかつけめん(温肉汁・豚肉)」という手書きのメニューで載っている。これがなかなか見つけにくい。
そして、つけ麺の肉汁うどんとは別に「肉うどん」という、かけ汁の肉うどんメニューがあるのだ。
「肉汁うどん」を食べたい時は気を付けなければいけない。
というか、自分が以前間違えたわけだが。。(→こちらにその時の様子を書いてます)

そんなわけだが、昨年、一番始めに訪れた時は何とか間違えず「肉汁うどん」を注文することが出来たのだ。



うどんのこね鉢(朱塗りの椀)に盛られた細めのうどんは、「きくや」の影響を感じさせるが、初めて訪れたこの時はそんなことは全く分からなかった。東村山周辺地域の武蔵野うどん店は「きくや」の影響を大なり小なり受けている店が多い。

こね鉢に盛るよりも、丼や普通の皿に盛られた方が自分的には食をそそられるのだが、(こね鉢だと思うが)朱塗りの浅い椀に盛る「きくや」のスタイルは多くの店で見られる。
また、やや細めな麺も「きくや」のスタイルなのだが、これも自分的には、本当は、太いごっつい麺がワイルドで好きなのだ。
さらには、わさびも付け汁うどんにはあまりいらないし(冷やしたぬきうどんには必須だが(冷やしたぬきうどんについてはいずれ熱く語らねばならない))、うどんに載せられるかき揚げもあんまり上等ではない。
これら「きくや」「きくや」たらしめている特徴は、ぶっちゃけ個人的にはあまり好みではないのである。
肝心の味そのものも「きくや」については自分はそれほど高評価ではない。

ところがしかし、この今回の「むぎきり」のうどんは、そうした(主に外見上の)きくや系のスタイルに対する、自分の低評価な偏見を軽く跳ね返す、十二分な旨さを持っている。
きくやが一種ワイルドな庶民的なうどんであるのに対し、「むぎきり」のうどんはかなり洗練されたうどんだ。
それでいて、武蔵野うどんのワイルドな部分も兼ね備えている。ワイルド感があるのは、地粉を使用に依るところが大きいだろう。

こうした感想を、この度、再訪したにあたって、強く再認識したのである。



注文したのは「おろし」うどん。
出てきたうどんは予想を覆すものだった。
レンコンやら、にんじんやら、ししとうの天ぷらやら、とにかく盛りだくさん。
旨い。野菜もうどんも付け汁も、とにかく上品で、しかし野性的で、そして、旨い。
西武多摩湖線などという(少なくとも自分にとっては)ローカルな路線上に位置しているため、めったには訪問できないのが残念である。


むぎきり
東京都小平市学園西町1-26-26
TEL:042-344-5151




客席からうどんを打っているところが見える。
また、椎茸や、自家製のこんにゃくや味噌などを売っている。
そして、群馬の地粉も売っている。
ちなみに、私が初めてうどんを打った時に使用した小麦粉はココの小麦粉である。(蛇足)

2006年10月25日

田中屋@前橋市(上州うどん)

群馬。
(自分が思うに)ここ上州は、うどん界最後の秘境。
そして、讃岐をも凌ぐ最大のうどん地帯だと密かに思いつつある今日この頃。





事実今回の田中屋も、開店直後と思われる時間帯から、既に地元客が続々押しかけていた。
ネット上にもレポは多い。
にもかかわらず、全体としての群馬のうどんはマイナーだ。
確かにこの田中屋は地元評判の店らしいが、群馬のうどん屋はここに限らず、どこも地元客で一杯なのだ。
讃岐の有名うどん店は(時間帯にもよるだろうが)言うに及ばず観光客が多いし、吉田うどんでも観光客割合は結構高い。武蔵野うどんですら(観光客はいないが)地元外の客は多い。
がしかし、群馬(〜埼玉)のうどんは違う。
観光客や地元外の客はほぼ皆無だ。(水沢除く)

それで、このうどん屋の繁盛ぶり。
群馬うどんの奥深さを感じさせる。



「日本一うまいうどんをめざす」by田中屋。

素晴らしい。



壁にメニューが貼られる。
基本的につけ麺だ。
「しんせきセット」という、うどん2枚+小天丼のセットをチョイス。
食べ歩く予定なのに、後先考えないお馬鹿な注文だ。(いつもそうだけど。。)



甘辛い醤油の汁にどっぷり浸かったえび天は、しっとり甘じょっぱい。
海老好きな私は、しっぽも残さず食べる。(頭があればそれも全部喰う)
うどんは太麺。
がつんと強烈な硬コシ系では無く、伸びやかでしっとり、しっかり、つややかなコシ。
評判通り旨い。
そして汁は丼になみなみよそわれる肉汁だ。醤油たっぷり、天かすまで入っていて何ともお得で、しかもかなり旨い。

評判通りの、かなり納得の旨いうどん屋であった。


田中屋
群馬県前橋市総社町総社3600-11
027-251-9480




2006年10月24日

指田屋@小平市(武蔵野うどん)



そしてこちらがもう一軒の指田屋。
前回の妹店からは、歩いてほど近い距離にある。
青梅街道沿いにあって、大きな看板を出しているので結構目立つ。
駐車場も広い。
でっかいたぬきの置物と水車も特徴的だ。

初めて行ったのは、写真によると2005年5月21日となっている。
この時は糧うどんを食べた。
糧うどんとは、さっと茹でた野菜が付け合わせに出てくる、武蔵野うどん特有の付け汁うどん。武蔵野地方のかつての農民食とのことなのだが、メニューにある店は意外と少ない。
この頃の私は店で写真を撮るのに慣れていなかったので、このときの写真は残っていない。



てことで、それから約半年後に訪れた時の写真。
比較的夜までやっている(武蔵野うどん店では)貴重な店なのだ。



店内はしっとり落ち着いた雰囲気。
武蔵野の農家の雰囲気を再現しているのだろうか。



で、この時頼んだのはご覧の肉汁うどん。
現在の武蔵野うどんのゴールデンスタンダードだ。
妹店の指田屋のうどんとも結構違う。
しかし、素朴な武蔵野うどんであることには変わりはない。
素朴旨い。

ところで、こちらの「指田屋」にも団子がある。
団子もまた、武蔵野の名物。



さっそく、団子を注文。
うどん同様、非常に素朴だ。
醤油で焼いただけの、もそもそっとした懐かしい団子。
うどんも団子も、武蔵野は素朴がキーワードなのだ。


指田屋
東京都小平市天神町2-325
TEL:042-343-0836


2006年10月22日

指田屋(水道通店)@小平市(武蔵野うどん)

ごぶさたしております。
記事は書いてませんが、うどんは食べてます。
ここらでちょっと更新頻度を上げていきたいと思っております(どうなることやら。。)

さて、テレ東のアド街で武蔵野うどんが取り上げられたようです。
私、残念ながら(気付かなくて)見れなかったです。
でもって、改めてこのブログでの武蔵野うどんの記事を見てみると、取り上げた店数がちょっと少ないな、と感じた次第です。
てことで、過去をさかのぼり、行ったけど記事にしてなかった店を改めて(古い記憶を頼りに)記事化していこうと思ってます。

行った古い順で、今回は小平の「指田屋」(水道通店)
(水道通店)←コレは何かというと、小平にもう一軒「指田屋」があるのです。(兄妹だったかな?今回の店は妹店、水道道路(多摩湖自転車道)沿いにある)



写真の日付は2005年5月14日とある。昔だなぁ。。
うどんマニアになりかけの頃だ。
マニアになるきっかけになった本、「多摩の蕎麦、うどん名店77 」を見ながら、うどん屋を巡っていたのだ。



肉汁うどんもあるのだが、どうやらこの時は「もりうどん」を頼んだようで。
さっぱりしたものが食べたかったのかなぁ。覚えてないや。。
味は、この辺りの武蔵野うどんに典型的な、コシはそんなに強くないが、うまみのあるうどんだ。
この後も何度か食べに行ったが、すっかり最近は行っていない。
そろそろ、再訪してみるかな。


指田屋(水道通店)
東京都小平市天神町2-334
TEL:042-343-3791




持ち帰りのうどんを買った。(写真見て思い出したのだが)
武蔵野うどん屋は、持ち帰りのできる店は多い。
持ち帰り専門店もいくつかある。
また、指田屋もそうだが、団子を食べれる店も多い。

2006年10月05日

牧のうどん空港店@福岡市博多区(福岡のうどん)

すでに遠い昔の記憶になりつつある、うどん@福岡シリーズでありますが、まだ福岡うどんネタいくつも残っているのです。

今回の「牧のうどん」、福岡ではかなり有名なうどんチェーン店らしく、ネット上には数多くの情報がある。
固さが選べたりとか、食べてるうちにうどんが汁(福岡的には「すめ」)を吸ってしまうので追加の汁が薬缶で供されるとか、おいしいとか、まずいとか、そんな感じだ。味については地元民の間でも評価が分かれるらしい。

さて、数ある「牧のうどん」の中から私がチョイスしたのは空港店。
福岡空港内にあるのかと思いきや、地図で調べると、空港を出て空港沿いの道をかなり進んだ先にある。確かに目の前は空港の滑走路なのだけれども。

さて、福岡空港の地下鉄駅に降り立った私は、他の交通手段も無いため、結構な距離を歩くことにする。
交通手段に行き詰まると、後先考えず徒歩を選択してしまうのが自分の悪い癖である。
案の定、空港に平行して進む道を、行けども行けども店は見えてこない。
いい加減、歩き出した自分のお馬鹿さを反省しだした頃、ようやく店の看板が目に入った。



ふう。
ようやっと到着。
駐車場が広いところを見ても、ココへは車でやってくるのが通常だと思われます。



そして目の前は店名に偽り無し。飛行機が飛び立つココはまさに空港前。



(店には滑走路を望める展望台が併設してあると聞いていたのだが、すっかり寄るのを忘れてしまった。。後悔)

ともかくも、うどんを注文。
伝票に記入式のようだ。
確かに「軟めん・中めん・堅めん」の中から麺の固さを選択できる。
福岡うどんは柔麺だろうという意識が強いので、躊躇無く軟めんを選択。
そして具はごぼう天だ。すっかりごぼう天のとりこになっている。
さて、そのうどんは?



なるほど、たしかに汁をどんどこ吸いそうな、ほろやわらかい麺だ。
とろけそうだ。
しかし、この麺、自分にはとてもうまい。
昔懐かしい、胃に優しい、うどん。そんな感じ。
そして、ごぼう天。
うひゃー、これまた全然コレまでとタイプの違うごぼ天だ。
棒のゴボウを包むような衣。
これもまたごぼう天の一形態なのか。。
ごぼ天、多種多様である。

そして噂の、薬缶での追加の汁。
うどんと同時に出された。
もちろん、ばかすか継ぎ足しながら頂く。
すっかり西日本風のうどん出汁にもなれているので、美味しく頂ける。
満足であった。


牧のうどん 空港店
福岡県福岡市博多区東平尾2-4-30
TEL:092-621-0071





奥の方に、例の展望台が写っている。。