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2008年05月27日

岡林うどん店@沼田市(上州うどん)



何でもない住宅地の中に昭和な雰囲気のうどん屋。



上州うどん、いかせて頂きます。
ここは群馬県は沼田市の岡林うどん店。
正直、遠いです。
吉田うどん食べに行った方がはるかに近いです。
なぜ群馬県北部の沼田を選んだかというと、はたして北関東の温つけ汁のうどん文化は北にどこまで広がっているのか、また、そこではどんなうどんが食されているのかを知りたかったからにほかならないです。



昭和なカウンター越しにおばちゃんに天ぷらうどんを注文。
あとで分かるが天ぷらうどんという名前だが、温つけ汁のもりうどんである。
「細いの?」と聞かれる。細うどん、太うどんが選べるのかー。太うどんをチョイス。
天ぷら何にする?と聞かれたが何があるか分からないので聞いてみた。
「春菊、こごみ、もみじ、etc・・・」
天ぷらの種類が豊富なのもこの店の特徴のよう。確か天ぷらうどんは2つ選べたんだったような。
って、こごみって何だ?つか、もみじって?!
季節の山菜の天ぷらもポイントだったっけ。「こごみ」も「もみじ」も山菜なのだろう。山菜大好き。
春菊とこごみを乗せてもらった。おっきい天ぷらを切ってくれる。



テーブルには穀物酢と書かれた瓶がどーんと置かれている。ネットの情報で興味を惹かれたのはまさにここ。この店のお客さんは、汁に酢を入れて食べるらしいです。すり下ろしの胡麻も七味も置いてます(一味だったっけ?)
(関係ないが、八重山のとある離島の食堂に、合成酢のおっきな瓶がテーブルの上に置いてあったっけ。(と、ふと思い出して調べてみたらば、沖縄では醸造酢よりも合成酢の方が好まれてるんですね。ほほう。))

うどんも汁も丼に盛られている。ちなみに大盛りである。食べ歩くつもりなのに、腹減りのため1店目で大盛りを注文してしまうのは、デフォルトバカである。



アップにしたのは、中程にある青唐辛子を特筆したかったからである。吉田の「きよちゃんうどん」や、讃岐の「谷川米穀店」などでも薬味として登場したそれである。カウンターに置いてあったので入れてみた。旨辛かったです。が強烈に辛いので入れすぎは禁物だと思いました。(えぇ、入れすぎましたですとも)

うどんは以外にもガッツリ硬コシでした。表面が水っぽくとろけてしまっているのが惜しいですが、茹で置きですが旨いです。温かいつけ汁も、具は刻みネギのみの上州らしいシンプルさですが、旨いです。恐らく武蔵野うどんも本来はこういったシンプルなつけ汁だったんじゃないかと思ってます。
例の酢も入れてみました。
んー、自分みたいな素人は入れなくても良いかも、ですがうどんに合います。
そういえば、先の谷川米穀店も酢をかけて食べるスタイルでした。

そして、あぁ、山菜「こごみ」の天ぷらはほろ苦くて旨かったです。春菊じゃなくて「もみじ」も試してみるべきだったかな。

店食だけでなく、うどんの玉売りもやってます。ガラスケースに天ぷらもずらりと並べてありました。

さて、次回の上州うどんの回でもう少し上州うどんに思うところを書きたいと思ってます。(これまで書いてきたことの繰り返しですが。。)


岡林うどん店
群馬県沼田市桜町1966-10
TEL:0278-22-5038


2008年05月19日

こせがわ@東村山市(武蔵野うどん)

えっとですね、うどんのブログを初めてから幾年か経ちますが、そこそこ知られてるのに行ったことのないうどん屋というのが私、結構あります。
ここ東村山の「こせがわ」もその一つでした。
(逆に何度も行ってるのに、ブログで紹介していないうどん屋というのも結構あります)

自分が武蔵野うどんを知った頃は、ここは持ち帰り専門の店だったようですが、いつの頃だったか食事も出来るようになった、と知ったものの、それでもなぜかなかなか足が向かなかったのです。理由はなんだろな。東村山の武蔵野うどん、という基本から興味の対象が別の方に向いていたからかな。
もともと東村山のうどんで武蔵野うどんを知った私ですが、最近になってまた原点復帰したという感じかも知れません。
そんなわけで、ようやく「こせがわ」に足を向けたわけです。



住宅街の、それも何だか複雑な細い道の脇に店、というか農家改造タイプの店舗があります。
元持ち帰り専門店なので、左側ののれんが下がっている方が持ち帰りの売り場で、右側ののれんが下がっている方が食事の出来る店の入り口です。



ざるうどんが基本で、つけ汁を肉汁に+いくらかで(いくらだっけ?)任意変更できるようです。
そういう店も多いですよ。
当然、ざるうどんに肉汁で注文。天ぷらも注文。
何より自分が目をひいたのは、「糧」の文字。どうやら「糧」も任意追加出来るよう。
当然「糧」も注文。
さらには「きんぴら」も目に入り、これも追加注文。何だかゴージャスではないか。



そしてやがて注文の品々が。
うっひょう、やっぱりゴージャス。そして素朴。素朴でゴージャス。何ともイカしてる。
かつて家庭で武蔵野うどんが食されていた頃は、このような食卓だったのでは?と思わせられた。
何だか嬉しい。

うどん食す。
ひゃー、旨いです。
どうやらここももっと早くに訪れるべきだった店のようです。
ツルツルシコシコなタイプではない。少しぼそっとしたところのある、柔らかめの優しい感じの、素朴系武蔵野うどんである。
どうも、自分の行き着くところのタイプのうどんは、このタイプのようである。
(そもそも武蔵野うどんに開眼したのが「ますや」だったし。)

「糧」もこれまで見たこと無いくらい具沢山。
なす、いんげん、大根、たっぷりだ。
うどんと一緒に食すも良し、それだけ汁に付けて食すも良し、そのまま食すのも良し。
まさにおかず。きんぴらや天ぷらと共に、糧を糧にしながら食す武蔵野うどんは実に旨かった。
あぁ、どうやら「こせがわ」の武蔵野うどんは、自分の理想型の武蔵野うどんであったのだ。


こせがわ
東京都東村山市諏訪町1-23-5
TEL:042-391-3440


2008年05月18日

柳原うどん@忍野村(吉田うどん)

(行ってから少し日が経ってしまったが)実に久方ぶりに吉田のうどんを食べに行くことが出来た。
そして順不同になるが、3店目に訪れたこの柳原うどんがかなりの良店だったのである。





富士吉田市ではなく、隣の忍野村である。
うっそうと茂る森の脇に大きな駐車場と共に店はある。
忍野村の吉田うどんと言えば渡辺うどんが有名だが、旨い吉田のうどんは吉田市以外にもたくさんあるのです。

昼時を少し過ぎていたが店内はほぼ満杯。観光客もいるようだが、地元民も多い。かなりの人気店の様子。
わずかにあいていたカウンターの席に着き、肉つけうどんを注文。
吉田うどんはかけ汁とつけ汁の人気が拮抗している。武蔵野うどんなら圧倒的につけ汁が主流、そもそもつけ汁じゃないと武蔵野うどんという認識すらされないかも知れない。
全国的には珍しい温つけ汁に冷たい麺を付けて食べるというスタイルに、うどん文化の共通が見られる。
がしかし自分は吉田のうどんはガッツリ食べれる、かけ汁→肉うどんの方が好きなんだよなぁ。。
が、なぜこの店ではつけ汁をチョイスしたかと言えば、この店で3軒目で腹九分目だったからである。
かけ汁吉田うどんは腹にたまるので、食べ歩きには向かないのだ。



うどんは濃いクリーム色、角が立って艶やかでまったくもって見た目から期待できる。
食す。
やぁ、旨い。
文句なし。人気なのもまったく頷ける。
がしっと硬くてみっちり詰まった食味は吉田うどんそのもの、そして粉の味も感じられる。
つけ汁はやや薄めだが味噌たっぷりで自分好み。
うどんも汁も実に旨い。
あぁ、これはつけ汁ではなくかけ汁で食べたい。
もう一杯追加で頼もうかとひとしきり逡巡したが、何とか思いとどまった。腹は既に十二分目だったからである。
次、吉田うどんを食べに行く機会があれば、真っ先にこの店に行ってかけ汁のうどんを食すつもりである。


柳原うどん
山梨県南都留郡忍野村忍草1192-1
TEL:0555-84-7166




辛味(すりだね)が売ってたので、お土産に買って帰りました。
すりだねも辛くて香ばしくて旨いです。