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2008年06月18日

釜たけうどん@大阪市(讃岐うどん)

今なお慣用句のように「関西はうどん、関東はそば」と言われるわけだが、さんざん関東のうどん、その他各地のうどんを食べてきた自分の実感としては、少なくとも関東はそば(で、うどんはダメ)という部分は全く納得できない。言外に関東のうどんは関西のうどんより不味いということを言いたいのだと思うが、この言葉の真偽を確かめるべくこれまでに大阪のうどんをいくつか食べた限りでは、明らかにこれは間違いだと思っている。しかし、いかんせん大阪で食べ歩いたサンプル数が少なすぎる。もちろん関西のうどんがおいしくないとは言わないが、残念ながら今のところ大阪うどんの神髄を感じられる店にはほとんど出会っていない。今回ある程度まとまった数の大阪のうどんを食べることが出来たが、その中で一番良かった店が讃岐うどんの店だったことに大阪うどんの現状が伺える。決して(本来の)大阪のうどんがダメなわけではなく、大阪関西の人たちのうどんに対する認識が現状に至っていると思うのだが、まぁ、それはそれとしてまたいずれ。。

大阪うどんを食べたかったので、大阪讃岐うどんの人気店「釜たけうどん」は頭になかったのだが、たまたま当日見つけて泊まったホテルが「釜たけうどん」のすぐ近くだった。
それに気付いたため予定に加えて、翌朝早々初っ端に「釜たけうどん」に向かったのだ。



開店15分前くらい。こちらの写真は「釜たけ」のほぼ向かいにある、以前に取り上げた肉吸いで有名な「千とせ」
「千とせ」の記事の時には「釜たけ」に行列ができ「千とせ」は空いていたのだが、今回は開店前の「千とせ」に行列ができ「釜たけ」には誰も並んでいなかった。
開店前に1人並ぶのも寂しいので、道具屋筋をぐるっと回って店に戻った時には少し行列が出来ていた。



列の後尾につきやがて開店。
人気の「ちく玉天ぶっかけ」を注文して待つ間に、あっというまに店内はほぼ満員。
ほどなくしてうどん。



ぶっかけうどんは好きじゃないんですね。ぶっかけられたつけ汁がどうにも余計なお世話な気がして。。
でも店一番の人気メニューだから頼んでみた。
結論から言うと、はじめてぶっかけうどんを美味しいと思いました。
結局のところ麺と汁と具のバランスなのだなと。
麺は讃岐の本場ほどではないが適度な伸びがあり讃岐的。ガッツリしたデンプン系の食べ応えがある。
汁はこれまで食べてきたようなぶっかけの汁とは違い、麺との掛け合いが絶妙であった。
たいがいは甘すぎたり辛すぎたり主張が強すぎるのだが、甘さも辛さも控えめ、しかし麺と良くからみ成る程、良い塩梅であった。もしかすると私はたまたま旨いぶっかけうどんに出会っていなかっただけなのかも知れない。そう思わせるにたる「釜たけうどん」のぶっかけうどんであった。

ちくわ天も半熟卵天もうどんの邪魔をしない控えめなバランスで好印象。
美味しかったです。
今後はぶっかけうどんも毛嫌いせず、試してみたいと思います。

とは言え、自分が本当に食べたかった大阪うどんの神髄ではなく、大阪の讃岐うどんである。
んー。
大阪のうどんについても、讃岐のうどんについても言いたいことはいくつかあるので、ちょっとまた今後おいおい。。





釜たけうどん
大阪府大阪市中央区難波千日前4-20
TEL:06-6645-1330


2008年06月15日

藤店うどん@さいたま市(埼玉のうどん)

さいたまの人気店、「藤店うどん」である。
実のところ、私、初食です。
まぁ、なんだ、店の前は何度も通ったことあるのだが、休みだったり、混んでたりで、何となく初訪問だったわけです。
しかし「藤店うどん」のうどんのスタイルは、いわゆる「武蔵野うどん」の1つのスタンダードであるのは間違いない。
それにしても混んでる。
平日月曜11時台にもかかわらず、そこそこ広い駐車場はほぼ満杯。
私が食べ終わり店を出る頃は、停められない車で通路があふれかえる始末であった。人気店である。
埼玉も荒川を越えてこの辺まで来ると、いわゆる「武蔵野うどん」と呼ぶことに抵抗がある。。「藤店うどん」は「埼玉のうどん」に分類します。過去の「埼玉全般のうどん」とか「埼玉北部のうどん」も「埼玉のうどん」に分類しようと思います。)



ともかくも席に着き「きんぴら」があったので注文。



「田舎っぺ」その他多数で一般的な、ぶっといきんぴらを想像してましたが、違いました。普通(?)の細いきんぴらでした。結構ボリュームがあります。



そして、肉汁うどん。
きのこ汁もメニューにあり、むしろこちらの方がスタンダードなのかも。きのこ汁も埼玉群馬系のつけ汁うどんの定番メニューではないでしょうか?



自分が「藤店うどん」が1つのスタンダードという理由が、こちらのつけ汁。
ネギのざく切りに、惜しげもなくたっぷり入った豚肉。
この満足感のあるつけ汁が「藤店うどん」の人気の理由の1つでしょう。
ざく切りネギ&肉どっさり系の「武蔵野うどん」→「温つけ汁うどん」は他の多くの店でも見かけるスタイルです。発祥がどこかはともかく、1つのスタンダードであることは間違いないでしょう。
そして「藤店うどん」のつけ汁はボリュームのみならず、味もバランスの取れた実に良い味。

さて、うどんはやはり白さが強く、しっかりした噛みごたえのあるガッツリ系の関東北方系のうどん。
安心できる旨さである。人気があるのも当然でしょう。揺るぎ難き定番店です。


藤店うどん
埼玉県さいたま市西区三橋6-14-7
TEL:048-624-2509


2008年06月11日

立花うどん@久留米市(福岡のうどん)

んー、いつまで経っても忙しくなくならん。
忙しさを理由に色々なことをサボっていると何も進まないので、(仕方なく)この程度の忙しさがデフォルトと思うことにした。
ということでいつか落ち着いた頃にやろうと考えていた、たまりにたまったうどんネタを順不同で放出していくことにする。

では。。

福岡のうどんを、博多うどんとジャンルづけてしまったことに今さらながらに後悔。
やはり、福岡のうどんについては今後博多うどんというジャンル分けでなく、福岡のうどんというジャンル分けで行こうと思う。
そう思わせるに十分たる静かなインパクトのある、福岡県は久留米市の立花うどんだった。
立花うどん、今のところ九州のうどんとしてかなり最強レベルに旨かったです。
(純然な最強は今は無き「せきやうどん」だが。。返す返すも残念。。)

福岡のうどんで私が参考にしているのは、「福岡うどんDB別館」さんだ。
そちらで大絶賛だったこの店。「ラピュタはほんとにあったんだ」とまで書かれている。
行かねば。



行ってみた。
久留米インターからすぐそばのこの店。
しかし私の足は電車だ。旅行カバンを抱え、久留米大学前という駅から歩いた。さほど遠くはない。
着いたこの店はかなりの台数が止めれる大きな駐車場を持つ大店舗。



店内も広く、沢山の女性従業員は明るく元気で好感が持てる。
広い店内はしかし、年数を感じられる昭和的な雰囲気。
昼時を過ぎているがお客さんは一杯で人気の程が伺える。
注文の品は当の然「ごぼ天うどん」。肉うどんも人気らしいが、余計なダシは加えない方がよい。
「ごはんはよかとですか?」と聞かれ「よかとです」と返せず、「ぃゃ、ぃぃです」と言ってしまう自分に軽く自己嫌悪。



ほどなくしてうどん。
福岡のうどんとしては、特に変哲はありません。
青ネギは既に入っています。自分では入れれません。
天かすは自分で入れれます。
ごぼ天は荒いささがき状のヤツです。
食します。

・・・あぁ、旨いねこりゃ。
旨さが食べ進むにつれ分かっていくタイプの旨さ。
前述の「福岡うどんDB別館」さんの記事では特に麺が褒められていた。
成る程、麺自体は伸びやかなコシのあるタイプ。
しかし、その麺表面はとろけるように柔らかく、まさに九州のうどんである。「すめ」(福岡での言い方:うどんの汁、ダシ)がよくからむ。店のHPによればこれは意図的とのこと。
御意。

しかしながら、私が感動的だったのはそれ以上に「すめ」。
せきやうどんのあの汁を思い出しました。旨いです。(せきやうどんを思うと涙が出ます。あぁ。。)
あっさりと。しかし余計な物は一切加えられておらず、純粋にダシの旨みが遠くの方で凝縮されている感じ。しみじみ旨いです。
ともかくも、すべからく九州うどんはこの系で突き進んでいって欲しいのですが、以前にも書いたとおり、残念ながら九州うどんは讃岐うどんの侵略を受けつつあります。。

なんにせよ結論的には、最初に語ったとおり九州最強レベルに旨い店だった。


立花うどん
福岡県久留米市東合川5-6-1
TEL:0942-44-3939


2008年06月02日

はるばん@新大久保(カルグクス)

かなり以前にちょっとだけ韓国のうどんに触れたことがある
でもって今になって個人的に韓流ブームがやってきたので、ちょっと取り上げてみたい。

韓国では讃岐うどんの店もあったりして、日本式のうどん(우동)も結構ポピュラーなようです。
しかし、もとより韓国でも当然麺類は食文化としてあって、なかでもカルグクス(あるいはカルクッス、カルグッス)(칼국수)は韓国式のうどんと言えるくらい、日本のうどんに近いもののようです。
小麦粉を塩水でこねて、生地を寝かして伸して、包丁で太めに切って麺にする、ということだから、まさにうどんである。(時には大豆粉も練り込んだりするらしいが)
ただし麺だけ茹でて後から汁をかけたりするのではなく、スープで直接煮込んでしまうらしいから、「ほうとう」や「おきりこみ」という感じだ。汁は野菜や海鮮がたくさん入ったものとのことだから、これもやはり「ほうとう」「おきりこみ」に近い。

韓国でもやはり小麦の栽培が盛んな南部地域、特に慶尚道という地域でこのカルグクスは良く食べられるとのこと。蕎麦の栽培が盛んな北部、北朝鮮の麺料理が「冷麺」ということです。

鶏肉や海鮮でとった白いあっさりしたスープのものがカルグクスなのかと思ってたが、それに限らず色々な出汁や具や見た目を持つものらしい。
http://www.ajinomoto.co.jp/cookdo/korea/m01/08before/04.htm
いずれにしても共通しているのは麺をスープで煮るというところのようです。

そんなわけで、本当は韓国に行ってカルグクス専門店に行って、本物のカルグクスを食べてみたいのだが、そうも簡単に行けないのである。
とりあえずは今やコリアタウンとなった新大久保に(自分より先に韓流ブームが来ていた)友人と出かけました。



さすがに新大久保でもカルグクスの専門店は無さそう。
カルグクスとは無関係に「あるもの」に惹かれた「はるばん」という店へ(「あるもの」は後述)
いわゆる韓国家庭料理の店で、様々な韓国料理が食べられます。
新大久保〜職安通り界隈にはこんな店がたくさんあって、昼からランチをやってそのまま夜中まで営業しているという形態の店が多いですね。中には24時間営業の店まであったり。

でまぁ韓国料理をさんざん飲み食いした挙げ句に、ようやくカルグクスを注文。



この店にあったのはキムチカルグクスというヤツです。
といっても、この店は別にカルグクスが有名な店というわけじゃないんで。。
麺はもっちり感が強くて普通のうどんとはちょっと違う風なので、うどんの麺を流用した訳じゃなくてカルグクスの麺として作られたものを使用している感じはありました。しかし、私カルグクスの本物を知ってる訳じゃないので、何とも分かりません。旨いんだけども。
ちょっとしばらく他の韓国料理店にも行ってカルグクス経験値を上げてからこの辺は判断したいと思っております。
何とも半端なレポートですみません。。
汁もしっかり韓流で旨かったです。




そもそも、この店に惹かれた理由はこのマッコリです。(半分くらい飲んでしまったあと。ホントはもっとなみなみと入っている)
なんとこの店では自家製の生マッコリが飲めると言うことなのですね。
で、やっぱりこれが旨かった。
少し酸味があって旨みがあって、醗酵して微炭酸のような感じになってて舌に軽い刺激があって、度数もそんなに高くないのでたくさん飲んでも悪酔いしない。
すっかり生マッコリ好きになりました。


はるばん
東京都新宿区大久保1-7-19
TEL:03-3205-3231