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2008年07月10日

うどん処 陣屋@川島町(冷汁うどん)

冷や汁(冷汁)というと宮崎のが知事のおかげで少し有名になっているようだが、埼玉も同じような冷汁がうどんのつけ汁として、郷土料理としてあるわけです。
特に加須では子亀をはじめ、うどん屋のメニューとして普通に存在しているのですが、これまた私これまでに食べたことありませんでした。
冷汁とは。胡麻やら味噌やらを擂って、ミョウガやら紫蘇やらを刻んで入れて、スライスきゅうりを入れてされにそれらを擂り合わせたりして、水でのばして冷たい味噌汁状にした物、それをつけ汁としてうどんを食べるわけですね。家によってはタマネギやコーンやその他なども入れたりするようです。
夏季の農作業時に食す農村家庭料理で、現在でもかなり当たり前の家庭料理とのこと。
したがってうどん屋のメニューとして登場するのは近年になってからのことらしい。

私、子供の頃から上記の他の薬味を全部省いた、具はキュウリのみの冷たい味噌汁が、夏になると良く食卓に上っていました。この冷汁に良く似ています。
祖母が良く作っていたようですが、祖母は埼玉武蔵野の出では無いのでどこからか伝え聞いたのだと思います。
が、胡麻も紫蘇もミョウガもないキュウリの味噌汁はなんだか味気なくあまり好きでは無かったんですね。これが頭にあったため、つい冷汁うどんは敬遠していました。

そんなうどん食わず嫌いも良くないだろうと思い、冷汁目的でうどんを食べに行きました。
加須では今さら芸がない(冷水うどんは別段加須の専売特許ではない)
埼玉の川島町と言うところでは、冷汁うどんのことを「すったて」と呼んで、これを郷土料理としてアピールしているらしい。(すったては「すりたて」のことでしょう)
すったてを食べに行ってみた。



「うどん処 陣屋」
あまり期待していなかったのだが良い意味で期待を裏切られた。
陣屋のうどん旨かったです。そして「すったて」=「冷汁」かなり旨かったです。また冷汁うどん食べ巡ってみたいです。



夏季メニューです。通常メニューとは別シートでした。
もちろん温つけ汁系のうどんもあるわけですが、とにかく「すったて」目的です。



結構時間かかりましたので、しっかり茹でたてのようです。
プラスチックのざるに盛られているのは賛否両論ありそうですが、家庭料理の雰囲気で私は悪くないと思います。
うどんは(メニューにも説明がありましたが)蕎麦粉で言うところの、挽きぐるみの小麦粉を使っていて、胚芽の粒々が見えます。
食します。
やっ、旨いですよこれは。。
「武蔵野うどん&田舎うどん」さんの記事では表面がざらざらしていてツルツル感が無い、とありましたが、その後改良されたのでしょうか?私の食したのは見た目とは裏腹ツルツルしていて、さらにもにもにしていてシコシコしていてかなーり旨かったです。
そして肝心の冷汁、だー、旨い。
味噌と胡麻とミョウガと紫蘇とキュウリ、それにコーンも少し入っていました。他にも何か入っているのでしょうか?
とにかく(我が家で食していたキュウリの味噌汁とは違い)絶妙なコクがあり、風味のバランスが良く旨い。
ミョウガと紫蘇の爽やかさ、田舎らしさも是非とも良い。
うどんをつけて食べてこれがまた旨い。
成る程。
完全に食わず嫌いでした。
川島町商工会で作られた川島町の「すったてマップ」が置いてあったのでありがたく頂いて帰りました。川島町にはすったてを出す店が他にもたくさんあるようです。
間違いなくまた食べに来ます。夏来たりなば冷汁で。
すっかりはまりました。。


うどん処 陣屋
埼玉県川島町大字曲師16
TEL:049-297-5270






韓国料理がメニューに並びます。
どうやら店主の奥さんが韓国の人なのかな??
キムチをお土産に買って帰りました。
少し酸味がありましたが、これも旨かったです。
いい店だなぁ。