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2008年11月09日

丸金手打うどん店@志木市(埼玉のうどん)

ご無沙汰しております。皆様、いかがお過ごしでしょうか。。
私目はややもっていそがしい(振りをしてます)ですが、相変わらずうどん店探訪は機を見て行っておりますです。
特筆したいうどん店も結構貯まってる次第ですので、ようやく更新致しますです。

ということで、今回特筆したいうどん店ナンバーワンがこちら埼玉県は志木市の「丸金手打うどん店」だ。
今頃になって志木市もまた武蔵野〜埼玉系のうどんが盛んな地域であることに気付いて訪れたわけである。

志木市がどういった歴史を持つ町なのかちっとも知らずに行ったわけだが、古く立派な民家が多く建ち並んでいた。古くから栄えた街道町なのであろう。
そしてそんな武蔵野ラインの街道沿いにはやはりうどん文化が花開いていたのである。



車道の大通りを一歩脇に入った住宅地の一角にうどん屋が佇む。(駐車場がないなぁ、と苦労したが、店の前の駐車場に停められるようだ)



店内はテーブル卓2卓、座敷卓2卓のみで正直狭い。
そして12時前から既に地元の老齢客でいっぱい。
この時点で期待大である。



注文の品は「肉もりうどん」。薬味が充実している。
ちなみに地元客たちは主に汁物のうどんであった。寒かったこともあるが、北関東一般うどん系のつけ汁系が主体というわけでもなさそうだ。
少なくとも肉汁うどんがメインメニューでは、けしてない。

そして&「団子」である。
こちらの店は団子も人気のよう。
うどんを食べずに団子を持ち帰りで買って帰る客にも遭遇した。
「団子」は広く武蔵野地域で盛んである。
武蔵野うどんと言えば、米作に適さない地域で発展したという説が一般的だ。
しかし現実には武蔵野うどんの地域には、米を原料とする「団子」もまた同時に非常に根付いている。
これについては今後深く検討すべきテーマであるが、今回は浅くも考えないのである。
何はともあれ「丸金うどん」の団子はひっじょうに旨かったのである。これまで食べてきた武蔵野の「団子」の中では最も旨かったと断言して差し支えない。
もちもちして、米の味がして、醤油の香りがして、焼きたてで、こりゃ旨い。旨きゃ理屈などどうでも良いのだ。

そして肝心のうどん。
あぁ、旨いですよ、これは。
まったくノーマークであったが、極めて本質的な武蔵野埼玉系のうどんであると感じた。
もちろん地粉の小麦粉の風味が十分。
食味はガシガシごわごわの(良い意味で)野暮な食感。「とき」に通ずる、かなり硬派な硬さ。「コシ」という表現は似合わないだろう。
「肉汁」は本来の地元の食べ方ではないのかも知れない。冷たい汁であった。これは初めて。
注文すればあっためてもらえるかも知れないが、いずれにしても「うどん」を「肉汁」につけて食べるのが一般ではないのではないだろうか。

食し方はともかく、うどんは紛れもない武蔵野埼玉系の原石的なうどんであった。
地元客の賑わいからしても、本来の武蔵野埼玉うどんのあり方を今に伝える、とても貴重なうどん店であると感じた訳である。


丸金手打うどん
埼玉県志木市本町1-5-6
TEL:048-471-0302


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