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白須うどん@富士吉田市(吉田のうどん)

そんなわけで(どんなわけで?)、吉田うどん。

もうね、以前も言いましたが讃岐うどんの次にうどんがブームになるとすれば、それは間違いなく吉田うどんだと思うわけです。この辺の話はおいおいやっていくとして、そう思っているからにはやはり外せない、吉田うどんのド定番「白須うどん」であります。

テレビなどでもよく紹介されるらしいです。

(が、自分は見たこと無いです。テレビでうどん屋を紹介しているところなんて、讃岐うどんブーム以来見ていないんだけどなあ・・・)

で、どんなわけで有名かというと、こんなわけです↓

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テレビに本棚にピアノに、そしてこたつだ。

人んちの居間の写真を載っけてどうするのか。

しかしこれが「白須うどん」の客席である。

見た目通り只の民家の居間だ。

この奥に長く続く部屋にもテーブルが並べられ、縁側にも席がある。

「ひがしうら」等も民家的店舗だったし、武蔵野うどんも全般的に民家的店舗が多い。しかしさすがにこたつは無いわな。白須うどんの民家度はぐんと高い。

外観もごらんの通り民家そのもの↓

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看板ものれんも、吉田のうどん屋に良くある「うどん」ののぼりも無い。

穴場的讃岐うどん店もびっくりの民家店舗だ。

庭が駐車場になっているわけですが、前述の写真の通り車で一杯だ。この時、時刻は11時半。開店時間とされている時間だ。とにかく人気店なのだ(停まっている車は県外ナンバーがすごく多かった。みんなどの辺で聞きつけてきているのだろう。)

さてさて、(民家なので)玄関で靴を脱いで居間に上がる。メニューは「かけ」か「つけ」しかないということだ。玄関を上がって左手のカウンターで注文するらしい。

うぉっつ。ちょっと想定の範囲外。たしかにカウンターがあるのだが、その奥はかなり広い厨房になっている。そこらのうどん屋の厨房よりもはるかに広い。

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軽い驚きを感じつつも「かけ」を頼み、水をコップに汲んで居間のテーブルに座る。

おっと違った、ここは席に着かずにカウンターでうどんが出てくるのを待つのがデフォだった。

カウンターに戻り少し待ち、うどんを受け取る。テーブルに「すりだね」が見あたらなかったのでキョロキョロ探すと、カウンターの先に小鉢に入った練り系のすりだねが何個も置いてあった。これは各自持っていって自由に入れて良いらしい。

うどんはごらんの醤油系。「きよちゃんうどん」に似ている。

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それもそのはず、「白須うどん」と「きよちゃんうどん」の店主は兄妹関係だと、どこかに書いてあった。

味もうまいが、とにかく民家deうどん屋であることが、この店のポイントであることは間違いない。こたつ越しに庭が見える。しかもその先には富士山が大きく迫る。富士山さいこー。どんなに頑張っていても、讃岐うどんの香川県からは富士山は見えないのだ。

はてさて、ところが、だがしかし、これほどまでに民家でありながら、実を言うと白須うどんは民家うどん屋としては吉田うどんに置いてはまだまだ序の口であったのだ。。(つづく)

※おまけ:国道に路駐をしてはいけません!!

(停めようとは思えない道なのだが、停める人が多いんだろうなぁ・・・)

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白須うどん

山梨県富士吉田市上吉田3296-1

TEL:0555-22-3555

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