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長田in香の香@善通寺市(讃岐うどん)の旅(25:最終回)

香川旅うどん店シリーズ、いよいよ今回をもって最終回である。

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日が暮れかけている。
レンタカーの返却時間まであと1時間あまり、そもそも飛行機の出発まであまり時間がない。
もう一軒うどん屋に行くにはギリギリだ。
しかし、ここまで来たからにはままよとばかりに車をうどん屋に向けて走らす。
向かう先は「長田in香の香」。釜あげうどんの専門店だ。

にしても、「~in香の香」なんて何だかOSHAREな名前だ。
名前の由来は店のHPに書かれていた。
http://www.geocities.jp/nagata_in_kanoka/

さてカーナビの案内通りに車を進めたが、ココと示された場所は着いてみると田んぼの真ん中だった。
またしてもカーナビにだまされたか!
車を降りて歩いて探してみたものの店らしきものは見つからない。
諦めて帰途につこうかとも考えたがココまで来ての撤退はあまりに悲しく、結局種々の手段を使って店を探索、なんとかたどり着いたのでした。

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しかーし、このタイムロスの結果、本当にあまり残り時間が無くなってしまった。
カラータイマーがピコピコ鳴っている。
急いで店に入り、急いで釜あげうどんを注文。
そわそわしながらうどん待つ。

待望のうどん出てくる。

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うまーそう。
だが時間がない。
例によって巨大なとっくりに、あっつい出汁が入っている。
讃岐で釜あげ、というとこのとっくりは付き物なのだろうか。
しかめっ面しながら、熱い思いしながら、とっくりを無理矢理つかんで出汁を注いだ。(※)
あまりしかめっ面なもんだから、店のおばちゃんが慌ててこっちに飛んできた。
だが何とかおばちゃんの手は借りずに出汁を猪口に注いだ。
時間がないのだ。
急いで、うどんをかっこむ。
うまい。
うまいが、時間がない。
熱い釜あげうどんをばかすか胃に流し込んで、急いで会計、急いで店をあとにする。

てなわけで、何とか時間通り空港に着きましたー。

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いろいろな事がありました、讃岐deうどん旅。
名残惜しいが、高松空港をあとに香川を去る。

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羽田に帰ってくる。
夢のうどんの国での生活は終わり、明日からはまた東京で現実生活なのだ。

讃岐うどん旅シリーズ 第一章 =完=

長田in香の香
香川県善通寺市金蔵寺町1180
TEL:0877-63-5921

※とっくりはほんと熱いので手で持つのはやめましょう。これはとっくりの口についてるひもを持って、テーブル上でそっと傾けながら注ぐのがコツ。つけ汁用の器をテーブルの縁より外側に構えて注ぐとなおよし。もひとつ書いておくと、つけ汁用の器とお茶用の湯のみと混同しやすいので注意。

 

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Comment

  1. ta20n より:

    いやーよくやった。
    あんたほんとにすごいよ
    讃岐うどん旅シリーズ・・第2章・・・楽しみにしてるよ

  2. eg より:

    すごくはなくてただのバカだとおもいます。
    第2章。。やるのかな。。

  3. Mastech より:

    初めまして。

    いつも楽しく拝読させて頂いております。
    最初あまりにすごいアーカイブの量に驚きました(笑)

     私は高松の出身で、讃岐うどんで育ったのですが、地元民だからなのか、あまり遠出してまではうどんに食べに行った事がありませんでした。しかし、Eg-Blogうどん店を見て触発されたので、次に実家に帰る事があればうどん屋を巡ってみたいと思います。

     もし、讃岐うどん旅シリーズ第2章があれば私の知る限りではありますが、お勧めの店を紹介させて下さいね。

    あと、勝手ながら私の生まれたてのブログにリンクさせて頂きました。

    これからもよろしくお願いします。

  4. eg より:

    初めましてどもどもです。
    リンクありがとうございます。

    >最初あまりにすごいアーカイブの量に驚きました(笑)

    これはですね、完全に収集がつかなくなってきてます(>_<)
    どうしたもんだか・・・

    高松出身の方に讃岐うどん記事を読まれてるかと思うと、何とも恥ずい感じです。あれはですね、実を言うと敵前視察なのですね。
    第2章がいつになるかは分からないのですが、その折りには是非とも地元民ならではの店舗の紹介を頂きたく、よろしくお願いいたします。

    さらに語ると、関東出身のうどん好きとしては関東のうどんが西日本の方々に評判が悪いのが非常に残念なので、是非とも関東にもおいしいうどんがあることを分かって貰いたいと願う今日この頃なのです。。

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