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谷本うどん@高松市(讃岐うどん)

ちょっとジャブ的に過去本場讃岐訪問店から。

2013年12月の香川遠征時。

香川県中心地の高松にあって、古いスタイルの讃岐うどんを継承する店。高松に残る古き良き讃岐うどん。

讃岐うどん巡礼対象ではきっとない。

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国道11号をちょっと脇に入ったところに忽然としてある。

写真右のフィットは今は手元になき我が愛車。手放す記念に大阪から香川にうどん遠征したその時なのです。。晴れ渡る良き日でした。

店内は古きよき昭和感あふるる食堂風情。テーブル席。常連客。カウンターの向こうのおばちゃんたち。なぜだか懐かしいこの雰囲気。

そんななか、おもむろにかけうどんを注文。

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現れたるうどんはシンプルの極み。

やや茶色く色づく透明な汁。うどんは最先端のつるつる讃岐うどんとは違い、やや表面の荒れたタイプ。刻み青ネギ。

食せば、汁はなるほどイリコが深く香る良い意味で泥臭い味。洗練された近年の讃岐うどんとは一線を画す伝統の香り(と感じる)。よく伸びる讃岐のうどんの特徴はきちんと持っていて、それでいて最先端の讃岐うどんとは違う。総じてまったくもって原点的なて旨さ。もっとも、さらなる過去には武蔵野うどん同様に、挽きぐるみ系の野趣あふるるうどんだったのだろうと推測してるのだけれども。

ほっとする味。現代的讃岐うどんよりもこうした地元に根ざした本来的な讃岐うどんに惹かれる今日このごろ。


谷本うどん

香川県高松市国分寺町新名418

087-874-0329

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