*

[閉店]はなや@富士吉田市(吉田のうどん)

うどんログさんのところで、吉田うどんの「ゆもりうどん」を自作した記事が載ってたのに影響を受けまして、はなやの「湯もりうどん(ゆもりうどん)」を書いてみます。
(唐突に連日記事を書いた後、唐突に記事を書かなくなったりしてすみません。。)

吉田うどんを取り上げるのは久しぶりであろうか。
キャベツがトッピングされていたり、馬肉が乗っていたり、汁に味噌が入っていたり、そもそもうどんの麺が他のうどんとは全く異なる食感であったり、、その他多々の特徴をもつ吉田うどんであるが、その食べ方としては、温かい汁にうどんが浸かった、いわゆる「かけ」と、北関東で主流である冷たい麺を熱い付け汁に付けて食べる付け麺「もり」での食べ方が一般である(どちらかで言うと地元な方は「もり」で食べる方が多いように見える。この辺、関東的である)
がしかし、「かけ」「もり」以外に(メニューにある店はそんなに多くないが)「ゆもり」という食べ方が、吉田うどんにはある。(全く吉田うどんは奥深い。。)

061225-01

そんな「ゆもり」で有名なのがこの「はなや」である。創業明治30年とのことだから、吉田うどんでなくとも、うどん屋としてはかなりの老舗だ。

061225-02

メニューはシンプル、かつ他の一般的な吉田うどんとはちょっと違う。
湯もり以外には、「ざる」と「皿」とある。「ざる」は麺も汁も冷たく、「皿」は麺も汁も温かいそうだ。
吉田うどんの付け麺は、武蔵野うどんを含む北関東でのそれと同じように、麺は冷たく汁が温かい場合が一般なので、この食べ方(&「ざる」とか「皿」とかの呼び名)は珍しい。
そうは言え、注文したのはともかくも「湯もり」

061225-03

うっすら白く濁った茹で汁と共に丼に並々と盛られたうどんには、かつお節と、茹でたほうれん草がトッピングされている。薬味の刻みネギと、漬け物も添えられている。
で、これをどう食べるかというと、このまま食べたら味気ないし、かといって付け汁があるわけでもない。
醤油や、(吉田うどんの一方の特徴である)「すりだね(辛し味噌)」で自分で味を付けて食べるのだ。

食す。
あぁ、旨い。(吉田うどんは本当に旨いなぁ。。)
吉田うどんはやっぱり麺が旨い。
(って、湯もりの記事だったのではないんかい)
唐突だが、私はちくわぶ大好きだ(関東only食材であるところの、ちくわぶの説明はここでは省く)
最近思うところ、吉田うどんはちくわぶのうどん版だと思う。
ちくわぶをうどんのように麺にすると、吉田うどんになる感じなのだ。

閑話休題。
讃岐うどんで言うところの釜あげうどんのように、茹で汁ごと丼に盛られたうどんであるが、感覚的には讃岐の釜あげと言うより、「ずり出しうどん」に近い。「ずり出しうどん」<はうどんは茹で汁から引き上げられ、別皿で醤油やかつお節で味つけされるが、「湯もりうどん」では茹で汁ごと、やはり醤油やかつお節で味つけされる。こんな「ずり出しうどん」は「ゆもりうどん」と非常に近しいものを感じるが、「釜あげうどん」とは根本的に異なる何かを感じる。
吉田うどんはうどん文化的には間違いなく北関東の文化と連続的である。
(うどん文化は完全に東日本、西日本で断絶されていると感じる今日この頃)

・・・
「湯もりうどん」でこんなに長々語るつもりは無かったのだが、とにかくも、「ゆもりうどん」は吉田うどんのまた1つの重要な特徴的な食べ方である。
ほんっとうに吉田うどんって、面白奥深いうどんですね~(吉田うどん大好きなのです。。)


はなや
山梨県富士吉田市上吉田6-9-1
TEL:0555-22-2507


この「はなや」障子に囲まれた座敷が客席。障子を開けて客席に着く。こんなところも他では見られない吉田うどん的で嬉しくなる。

061225-04

061225-05

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket


Message

メールアドレスが公開されることはありません。

  •