ごんべえ@早稲田(東京のうどん)
自分のうどん人生は武蔵野うどんから始まっているので、地域性のあるうどんが特に好き。次いで、カレーうどんやたぬきうどんなど特定のジャンルのうどんについて考えるのが好き。
なので明確に区分できないうどん(創作うどん)はこれまで扱ってこなかった。
しかし今後はそういううどん屋に行く機会も増えていくと思われます。
「その他のうどん」カテゴリーに。
東京のうどんカテゴリーがあったからそちらに移動。分類は難しいなあ。。(2014/8/10)
早稲田大学キャンパスのすぐ隣にある特に「何うどん」というわけではないうどん屋さん。
しかし早稲田の学生を中心に人気店となっている様子。
食欲旺盛な大学生にとって手軽な飲食店はとっても重宝される。
そして実際自分が行ったこの時も、男女問わず学生たちで大賑わいであった。
おっさんであるところの自分はいささか浮いていてカウンター席の隅で縮こまってました。
店は半地下になっていて結構おしゃれな内観。カウンター席はガラス越しに通りに面している。ちょっとしたカフェのよう。道行く人々はやはり学生さん達ばかり。
一般的なうどんメニュー+やや創作系。学生にとってはうどん付きの丼メニューが人気なのかもしれない。
かけ・もり以外はワンコインとはいかないまでもなかなかリーズナブルな価格帯。うどんにはかやくご飯がつくのがデフォルト、ご飯がいらない場合は50円引きになるというから半分くらいはワンコインになる。
うどん付きの丼メニューは550円ないし650円だからやはり学生に嬉しい。
早大広告研究会とのコラボ企画というメニューの一つ、「もつ煮ごんもり」を注文。
こうした学生コラボのメニューがあるところからも学生たちに慕われている店であることが良く分かる。
なんだかほほえましい。
「もつ煮ごんもり」は味噌ベースのもつ煮をつけ汁に仕立てて、つけ麺スタイルで食べるうどんだった。
これにもかやくご飯がデフォで付く。
食す。
うどんは小麦がぎゅっとしていながら伸びやかで、かつ表面はふわっと柔らかい感じ。
リーズナブルながら予想外にバランスの良い旨いうどん。
つけ汁のもつ煮はなかなかおもしろおいしい。ラーメンのつけ麺でもつ煮つけ麺を出す旨い店はあったけれども、しかしこうした柔軟な発想はやはり学生らしい。すっかりおっさんになった今、若者にすこし嫉妬するところである。
さらにこうしたつけ麺タイプのメニューは、うどん二杯目無料とのこと。これはさすがだ。これは学生の心をぐっとつかむだろう。
自分も学生の頃、学校のそばにラーメン3人前が並み盛りと同じ価格というラーメン屋があって非常に重宝していたのを思い出す。牛丼は特盛り食っても腹一杯にならないので、おやつ感覚だったのを思い出す。コージーコーナーのジャンボシュークリームが100円と知って常食連食してたのを思い出す。バブルがはじけてマックが劇的に安くなって歓喜しダブルチーズバーガーを3つも4つも食べたのを思い出す・・・
余談が過ぎました。。
意外と盛りは多くはなかったので今の自分もまだまだ食べられる、ということで2杯目のうどんを注文。
1杯目よりも盛りが減った気はするが、一反木綿のように幅広い麺も混じっていて間違いなく手打ち手切りであるようだ。
このリーズナブル価格を考えるとなかなかなものだと思う。
結局、もつ煮のつけ汁で盛り2枚+かやくご飯を食らってすっかり満足ご満悦でした。
ごんべえ
東京都新宿区馬場下町18
TEL:03-3202-3550
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