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宅部うどん@東村山市(武蔵野うどん)

私の武蔵野うどんの原点は東村山のうどんだ。

そんな東村山市の武蔵野うどん店「宅部うどん」である。

ブログ開設当初から訪れていて、いつも書こう書こうと思いながら書けなかった店だ。なぜだろう?決して東村山といったらここっ、という店ではないのだが、東村山のうどんはこうっ、という店でもある。きくや、小島屋、とき、といった東村山を代表する店たちのインパクトが強すぎたか。場所も東村山と言っても、最寄り駅は西武遊園地駅だ。中心部ではない。

そんな宅部うどんについて長らく書くことができないうちに、「とき」閉店(返す返すも残念)、(いまだ自分の目で確認していないのだが)「よし」閉店ですか。。失礼を承知で書きますが、むしろ真っ先に心配であった(私の武蔵野うどんファーストコンタクトであった)「ますや」がまだまだ元気。これは喜ばしい限り。

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西武多摩湖線の高架脇。

そびえる高架橋が印象的だが、むしろ小平あたりの踏み切り地獄を高架化してもらえないものかと思ったり、思わなかったりしなかったりしますが、色々と事情があるのでしょう。

店先の丸ポストも印象的ですね。小平の指田屋のたぬきとか、富士吉田うどんですが、同じくたぬきの白須うどんとか、同じく吉田うどんのたかちゃんうどんの店主の人形とか、えぇ、お店のシンボルですね。こういうのがあると印象的。

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このね、店内の壁にかけられた自転車とか、西武線の路線図とか実に気になるわけです。

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そういえば、こちらでかけうどんは食べたことがない。今度食べてみよう。

間違いなく美味しいだろう。

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天ぷらとか糧とかデフォルト。肉汁は醤油の汁に豚肉のみ。んー、これが実に武蔵野うどんだなー。

うどんはやや褐色、注文後茹でるうどんはがっしりしている。武蔵野うどんはこのようなクラシックタイプでも茹で立てはとてもがっしりしている麺なのだ。これを茹で置くととたんに万人に優しい、素朴で味わい深いのうどんとなる。不思議。

宅部うどんのうどんはですね、この地域におけるうどんとは何ぞや、という問いにストレート

に答えてくれるうどんだと思うのですね。

というわけで、ようやく宅部うどんについて語ることができて、実に(自己)満足なのでした。

ではまた


宅部うどん

東京都東村山市多摩湖町3-3-20

TEL:042-394-3129


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Comment

  1. 桃猫 より:

    おぉ~ひさびさ更新してますね。此処は、のんびりムード漂う好い店ですネ。公園も近いし景色も好い。ところで、わたしも念願のおしぼりうどん=元祖というか本家本元を長野にて攻めに攻めたので、読んでみてください。力作です。

  2. eg より:

    桃猫さま、ご無沙汰しております。
    コメントありがとうございます。
    おしぼりうどんの古炉奈いいですねぇ!
    最近はなかなか遠征できていないのですが、いつか行ってみたいです。
    ねずみ大根の汁の辛さとその奥にある甘み、味噌を加えた時のうまみ、んー、食べてみないとそのおいしさは分からないですよねー。

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