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水車うどん@まんのう町(讃岐うどん)の旅(8)

すっかり年の瀬であります。

さて、香川DEうどん8軒目は「水車うどん」だ。自分でもよくこんなに食べられるものだと思うが、香川の讃岐うどんは消化がよいのか、量が少ないのか、とにかく沢山食べられる。吉田うどんでは3軒も食べたら限界だ。

「水車うどん」はいわゆる一般店で、これまでのような怪しい店達とは一線を画す。讃岐うどんブームの原動力は怪しい店達であったことは確かだが、実際香川にある多くの店は、他県同様こうした一般店がほとんどなのだ。では何故数多くある一般店の中から「水車うどん」を選んだかというと、ここは香川県の地粉を使っているということだったからなのだ。

ここでまた解説が必要だが、今回はあっさりとだけ。
讃岐うどんで使われる小麦粉はオーストラリア産の小麦粉、ASW(Australian Standard White)という小麦粉が主流。意外と思うかも知れない。これに対して最近香川県で開発された讃岐うどん用の小麦が「さぬきの夢2000」だ。生産量の少ないこの小麦の粉を使っているというのがうたい文句なのが「水車うどん」なのだ。

讃岐うどんの食感食味はオーストラリア産の小麦粉ASWに依るところが大きい。(ちなみに武蔵野うどんなどでは国産の地粉が主流:農林61号)
そんな現況にあって、「さぬきの夢2000」を使っている「水車うどん」に興味をひかれたと言うことだ。

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外観はいかにも一般店で、特にどうということもない。

肉うどんが有名みたいだが、ここまで6軒でうどんを食べてきて、当然そんなのを食べるスペースは腹には残っていない。さっぱりしたものしか入りそうになかったので、冷たいうどん「だいこんうどん」を注文。

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うどん出てくる。
見ての通り、大根おろしと醤油をかけて食べるスタイルだ。
食べる。
無難においしい。コシも味も水準以上だ。
香川の地粉で強烈に印象があるということもなかったが。。

地粉使用ということで、ひょっとするとASW流入以前の、昔の讃岐うどんが食べられるかも、きっとそれは武蔵野うどんみたいな素朴感のあるうどんなのかも、なんていうのを期待していた。よく考えると「さぬきの夢2000」はASW使用の現在の讃岐うどんに合わせて作られた小麦だから、素朴感を期待するのはそもそもが間違えた期待だった。

「ASW」や「さぬきの夢2000」の話はあちこちで語られているが、ASW以前の讃岐うどんについてはほとんど語られていない。昔すぎて詳しく知っている人があまりいないのだと思うが、きっと今の讃岐うどんとは全然違ったものだったんではないかと思う。どこかで、昔ながらの讃岐うどんを食べられないものだろうか。。


水車うどん
香川県仲多度郡まんのう町十郷字買田547-1
TEL:0877-73-2531

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