あづまや@所沢市(武蔵野うどん)[閉店→代替わり・移転]
「ますや」に味をしめ、次に行ったのが所沢の「あづまや」だ。
茹でたてが食べられるということで選んだ。再び車で向かうと、所沢の、やはり住宅街の中に「あづまや」はあった。
写真のように、味のある建物がぽつんと建っている。中に入ると、沢山の先客がいた。テーブル席と座敷の席が結構な数あるが、ようやく座敷の一番奥の席が(相席にはなるが)空いているのを見つけ、1人で座っていた客に断り、座敷に腰を下ろした。
メニューで「糧もりうどん」というのが目を引いた。「糧(かて)」=「茹でた野菜」を付け汁に付けてうどんと共に食べるらしい。おもしろい。迷わずこれにした。
落ち着いて周りを見回すと、みんな酒を飲んでるグループばかりだ。うどんは食べていない。うどん屋というのは、ささっとうどんを食べるだけのものかと思っていたが、ここにいる人達はどう見ても「酒>うどん」だ。うどんはだいぶ後になってから注文していた。酒席の締めとして「うどん」を食べるということなのだろう。いい感じだ。
注文後に茹で始めるために待ち時間は結構あったが、出てきたうどんは期待通りしっかりとして、実にうまいものだった。付け合わせの「糧」は茹でたほうれん草に茄子(他にもあったかも)で、うどんと共に付け汁に付けて食べると、とてもおいしい。武蔵野うどんとはこのように農家で食べられてきたものだ、ということを思わせる。
結局、普通盛りはあっという間に食べ終わってしまい、名残惜しくもそそくさと自分は店を後にしたが、店内は相変わらず大勢の客で賑わっており、住宅街ど真ん中のその立地といい、地域密着がよく分かる実に良い雰囲気のお店でした。
あづまや
埼玉県所沢市久米1637
TEL:042-922-7175
代替わり・移転先:
天王前 友季亭
埼玉県所沢市久米1636-3
TEL:04-2928-8752
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Comment
カテなるものが気になるところです。どんな感じなのだろうか。味とか。
文章読んでいる人はほかにもいると思うので、ちょうどよい長さの人もいるかもしれないですね。←だからなおさら難しいか。では。
カテなるものの説明がどうやら足りなかったようなので、今度改めて記事にしようかとは思います。少なくとも自分が食べた糧(かて、カテ)は野菜(ほうれん草、茄子、また大根、にんじん等)を茹でただけのものです。味つけも無しです。
“糧”とは「おかず」の事である、との情報も得ました。この辺、地元民の情報が欲しいところですが、いかんせん、このブログの読者はほとんどいないでしょう・・・
今度はルーツが欲しいです。
どもです。
ん??ルーツって何だろ?
糧うどんのルーツ?あづまやのルーツかな?
始めまして
ここ最近良く見させてもらっています。私たち夫婦もうどんマニア!?です。たぶん。うどんのはしごをしたほどですから。。。
このあづまやさんはおそばも結構美味しいですよ。たまにうどんが食べたい時に夕方までやっているのでここに食べに来た覚えがあります。すごく美味しいというわけではないけども 満足できる味でした。
そうそう 話はぜんぜん変わりますが はしごした時の話ですが、確かここに書かれているどこかに行って次に小島屋に行ってそれでも なんとなく満足出来なくて最後にときに行ったかと思います。
私たち夫婦もとき暦5年ですが ダントツ1位ですね
それでこのブログが目にとまりました
ちなみにますやは行く時間によって味が違います。ねらい目は4時から5時。この時間は茹で上げを食べれるので結構美味しいです。それ以外の時間のますやのは私たちはあまり好みではありませんでした。
返信遅くなりました。。
あづまやさんは、再訪できてないのです。武蔵野うどんにはまりはじめたばっかりの頃で、懐かしいなぁ。
ときは会社帰りに寄れる位置にあるので、時々行ってます。やっぱり旨い。マイフェイバリットメニューは、カレー汁あつもりです。
ますやは茹でたてが旨いということを、そう言えば旧ブログでも教えてもらったことがあります。朝一を狙っていったのですが、早すぎて開店してなかった。。店の前はちょくちょく通るので、またチャレンジしてみよう。
ではまた。
あずまや、昔から知っていたのに、ついつい行けないうちに代替わりしてしまいました。
こちらのブログの愛読者です(*´・ω・`)b
2020年5月、コロナ禍のただ中に記す(笑)
ぽぽさま
コメントありがとうございます。
ブログの愛読者と言っていただきとてもうれしいです。
更新滞っており申し訳ありません。
できるだけ早いうちに再開したいと思いながら今に至ってます。。
あづまやさんは自分がうどんを食べ歩き始めたほんとに最初期に訪れたお店。
地元の人たちでいっぱいで所沢に根付いたうどん文化をひしひしと感じることができたお店でした。
代替わりして移転した天王前 友季亭さんには未だに行けていないので、いつか行かねば(コロナ禍が収まった頃に・・)