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2010年08月14日

浅見製麺所@新井薬師前(その他のうどん)

西武新宿線、新井薬師前。近所。
もともと、そばうどんの製麺販売のみだったのを店内食もできるように改装してつい最近オープンのよう。
オープン前の改装中、なんだったかのテレビ番組で紹介されていた(もちろん蕎麦で)。それを見て開店したらぜひとも訪れようと思っていた。
とはいえぼんやり忘れていたのだが、このたびオープンしたとの情報をたまたま見つけてさっそく行ってみた。



なかなかいい感じの外観。
店先は若い男性店員二人、数種類のそば生麺を売っていた。
店内はカウンター5席くらい。調理担当は年配の男性。テレビでは若いお兄さん1人でしたが、今日は3人でやっていました。
メニューはかけ、もり、ぶっかけ、からみ大根、海老かき揚天とシンプル。今後増えるのでしょうか。それぞれ、そばうどん、それに大中小。
夏真っ盛り。きわめて暑いので、からみ大根の中(冷)、当然うどんを注文(開店直後はそばのみだったようだが、開店より遅れて訪問してよかった、この日はうどんがありました)
水を飲みつつしばし茹で上がりを待つ。



うどん登場。
結構太め、ほのかに褐色に色づく冷たいうどんの上に、からみ大根はじめ様々な具が乗り、冷たいつゆがあらかじめかかるぶっかけスタイルだ。
食す。
旨い。
やややっ、旨いっ。
もちろんそれなりに期待していたが、これは期待以上。
というかかなり衝撃的に旨い。
太麺は関東的ながっつり固い麺。
とはいえ武蔵野うどん、北関東うどん、吉田のうどんなどとはまた違った固さ。
なんだろうこれは、味わったことのない固麺だ。極めてみっちり密度があるのだが、でんぷん質でやさしいやわらかさも兼ね備えている。やさしいながらも噛み進めるのがたいへんなほど手強い麺でもある。麺の表面は適度に摩擦がありしっかりつゆが絡む。
多摩地区より早く宅地化してしまったが、それでもここは遺伝子は同じ武蔵野の地。都区部武蔵野地域のうどんを伝えているのだろうか。分かりません。(分かりませんが隣の沼袋にも秘密のうどん屋があったりする)

なにはともあれ、んー、これは旨いなぁ。
からみ大根はおしぼりうどんのねずみ大根ほどは辛くないが、しっかりピリリと辛い。具沢山なのもうれしい。



途中でそば湯が供された。
うどんが好きだがそばも好きなのだ。そしてそば湯はとっても好き。
そば屋でうどんを食べる最大のメリットはそば湯をもらえることなのだ(自分にとって)
そしてこのそば湯極めて濃厚。茹で湯ではなく別仕立てであろうか。粗挽きのそば粉が点々としている。
ぶっかけであるからそば湯をどう飲もうか迷ったが、そば湯側にのこった汁を少しずつ足して飲み干した。
大満足。
極めて近日中に再訪したい。

ところで近所にうまいうどんを供する店が増えるのはうれしいが、欲を言えば、願わくばジャスト地元に開店してはくれまいか。。





新井薬師。
8の付く日には八の日といって境内で縁日が開かれる。テキヤの屋台が集まってくる。
子供の頃、時折行っていた。
せっかくなので小学生時分以来久々に訪れる。
この日は残念ながら八の日ではなかった。
それでもなんだか懐かしい。



新井薬師って結構渋い商店街なのだなぁ、気付かなかった。

※うどんのジャンルをつけられない。どうしよう。。


浅見製麺所
東京都中野区新井1-22-5
TEL:03-3386-7750


2010年06月30日

狭山そば所沢店@所沢駅(路麺)

会社帰りに東村山へ「とき」に行ってみるも、玉切れ終了。「とき」に振られたのはいったい何度目だろう。8時過ぎてもやってるときもあるが、7時そこそこで閉まってるときも多い。んー。
こんなときはとぼとぼ帰るか、何にしろ腹が減っているので東村山駅構内の狭山そばでたぬきうどんを食べるかする。
立ち食いかよ、と言うなかれ。時折ここに書くように、私のうどん暦はそもそもが立ち食いなうどんが出発点のひとつである。最近は冷凍麺だったり、関西風の汁だったり、あじさいだったりの、古きよき立ち食いとは異なる立ち食い屋も多い中で、狭山そばは昔ながらの立ち食いな良店であるのである(個人的に。。)
本来は拝島の狭山そばが行きつけであったのだが、駅舎改修とともに閉店となってしまった。西武線の駅そばである狭山そばは拝島駅以外の各駅店舗もかなり閉店しているらしい。この辺、ウィキペディアが詳しい。



前置きが長くなったが、この日はふと思い立ち、東村山の狭山そばではなく更にひと駅電車に乗って所沢へ。所沢駅内にも狭山そばがある。そしてここの狭山そばはいつも人だかりがある。人だかっているのは以前より知っていたが、食したことはなかった。東村山の狭山そばも悪くないが、記憶にある拝島の狭山そばと比べるとやや不満があった。そんなわけで、この日はふと思い立ち所沢の狭山そばまでわざわざ行ってみたのだ。(写真は駅の外に出ているが、店は駅構内であるので改札を出る必要はない)





そしてこの日もごらんの混雑ぶり。店のカウンターに入りきれてない。カウンターをはずれ、丼を宙に手に持ち、うどんかそばを食してるサラリーマンなどたち。まったく人気だ。



そして私は例によってたぬきうどんだ。たぬきうどん大好き…

あぁ、そしてなるほどこれは旨い。
汁は少し甘めでしょうゆの濃い黒い汁。昔ながらな味で旨い。
けれどもうどんの麺。かなり好み。
表面が少し荒れて適度にがさつ。つるつる過ぎる上品な麺は関東の黒い汁にはあまりあわないと思う。がさつで野暮な麺が関東うどんに良く似合う。そして適度にもっちりして、適度に密度が濃いしっかりしている。噛み応えも感じられる。麺で言ったら思い出の拝島狭山そばよりもむしろ良いほど。なるほどー。
例によって立ち食いの客たちはうどんよりもそば目当てな人のほうが多いんだろう。そばもきっと立ち食いのツボを心得た麺なのだろう。人気の理由が良く分かった。これからも機会があればここでうどんを食そう、そう 思ったのでした。


狭山そば所沢店
埼玉県所沢市日吉町1-11(所沢駅構内)
TEL:04-2925-8552


2010年06月15日

かねいし@福岡市(福岡のうどん)

またまた古い記憶です。
2年前の今頃。やはりうどん。しかし博多。
やはり博多のうどんは旨い。だいぶしばらく行けてない。行きたいなぁ。うどんのみならず九州の食は、穀菜肉魚問わずに何も全般に旨い。



夕暮れに行ったからか。なんともわびさびを感じる佇まいが今も記憶に残る。



いや、やはり年季を感じる店内はしみじみと郷愁を誘う。
九州とは縁もゆかりもない自分でさえ、こんなうどん屋にはなぜか懐かしみを覚える。



博多うどん定番のごぼ天ではなく、山かけうどんを注文。博多うどんは何となくとろろうどんが一般な気がしてる。

そしてうどん。
えぇ、これですとも、博多のうどん、九州のうどんというものは。
ふんわりとしてやさしくやわらかく、ほろほろとおぼろげで儚い麺。
すめ(福岡で言うところの汁、つゆ)はどこまでも純粋に透んでいる、どこまでもしっとりと、しかしどこか野暮ったい海洋系の出汁。
どんくさく青臭く、地味に存在はアピールするが、だけども白ねぎほどには際立って自己主張するほどに強くはない青ねぎ、おとなしくも根の座ったおいしさの博多うどんにはこんな青ねぎがやはり合う。どっさり。これは自分でとり放題、入れ放題である。
こんないつもでもやさしい九州のうどんに、とろろが合うのも良く分かる。
そして夕暮れの昭和な佇まいの侘しくも心落ち着く店内の雰囲気。
あぁ、うどんって本当にいいもんですね。(なんてね)


かねいし
福岡県福岡市博多区博多駅東3-9-20
TEL:092-451-7003


2010年06月13日

羽だ(2)@田無(吉田うどん)

少し前、かなり久しぶりの何年かぶりに田無の吉田うどん「羽だ」に行った。
あの頃は結構しょっちゅう会社帰りに途中下車して「羽だ」に行っていた。酒が飲めるうどん屋というのが自分とって魅惑的だったからだ。その頃はよく一人で酒を飲んでいた。
最後に羽だに行ったとき、いつも座るカウンターの端の席、巨人戦のAM中継が流れるラジオの前で瓶ビールを何本かあおり、そして結構酔っていた。いつもは一人で酒を飲みに行っても文庫本なんかをただぼんやり読んだりしてるクラい飲み方をしているわけだが、酔ったこの日は普段になく饒舌になりマスターと会話などしていた。
他に何を話していたか覚えていないが、うどんについても話をしだして、ついには自分はうどんが好きで吉田のうどんも好きでよく食べに行ってる、などと話をしたのは覚えている。そこでマスターに対ししょうゆベースの汁だけでなく、味噌ベースの吉田うどんも出して欲しいなどと出すぎたセリフをはいた。
マスターは少し困った顔をして、「最初の頃は出してたけど、あんまり受けなくて」みたいな事を言っていた。そう言われてなるほど、東京でうどんを味噌ベースで出されてもまぁ一般受けはしないだろうな、と納得した。
理由はないが、その日以来ずいぶん長いことこの店を訪れていなかった。



そして少し前、かなり久しぶりに訪ねてみた。以前と変わらぬ店の雰囲気がうれしかった。
メニューはいくらか変わっていた。そして味噌の汁もやってます、のようなことが書かれた紙が壁に貼られていた。
自分がかつてあんなことを言ったから、というわけではないだろうがこれは頼まないと。



今ではしょうゆベースの吉田うどんも好きだが、やっぱり味噌ベースの吉田うどんは好きだ。無骨な吉田の麺に実に良く絡む。しょうゆも味噌も、いずれも選択できるというのも良いではないか。

かつて店主はうどんよりも呑み目当てで来る客ばかりと笑っていた。(以前は違う場所で呑み屋さんをやっていたと言っていた。そこのなじみの客がよくやってくるとのことだった)
店内の雰囲気は今も前と同じくうどん屋さんという感じではあまりなく、自分みたいに吉田うどん目当てで、しかも味噌ベースが追加されたことを喜ばしく感じる客はここにはあんまりいないかもしれない。

相当に久しぶりだったにもかかわらず、店主が自分のことを何となく覚えていてくれたのがうれしかった。
ビールを1本2本と飲む自分に、「お酒もそんなに飲むんだっけ?」って聞かれたけども。えぇ、前から酒ばかり飲んでまして。。


羽だ(はだ)
東京都西東京市田無町3-10-16
TEL:0424-51-2656


2010年06月10日

野口製麺所@東村山市(讃岐うどん)



いまさら紹介な感は否めないが、東村山の讃岐うどん屋さん、野口製麺所。
東村山のうどん屋で紹介できてない店がいまだあるわけで。。

武蔵野うどんのメッカ、東村山にあってなにゆえか讃岐うどん。天ぷらやおでんがセルフサービスの本格的な讃岐うどん店。



物珍しさから紅しょうがの天ぷらをチョイス。
私が、牛丼の牛肉は紅しょうがを食べるための薬味であると考えているような紅しょうが好きというのもある。その際の牛丼はさながら紅しょうが丼に牛肉が乗っていると言うようなさまである。



肝心のうどんは肉汁うどん。
以前はメニューになかったように思うのだが、さすがに武蔵野うどんの地にあってメニューに肉汁うどんは必須だったのか。他のメニューは釜卵やぶっかけなど讃岐うどんのそれが並ぶ中である。
肉汁の肉は猪肉らしい。さすがのこだわり。

猪肉の印象は正直よく分からなかったのだが、汁は繊細で実に旨い。さて、讃岐なつるしこの麺との相性は、んー、やっぱり付け麺スタイルには、がさつで荒っぽい武蔵野うどんのほうがしっくりくる。
もちろんしかし讃岐うどんで武蔵野スタイルで武蔵野うどんに勝負するのは不利すぎる。
素直にうどんそのものを考えれば実に旨い。東村山という地に流されず、讃岐なメニューを食すのが吉かと。
その実力ぶりは今日までの繁盛ぶりから何をか言わんや。








そして周囲は武蔵野の風景を今に残す。
こんな風景を見ると何とも胸がどきどきします。武蔵野の農村景色に農耕人としての遺伝子が反応するのだなと感じるのです。



都下唯一の国宝建築、正福寺。
神社仏閣にもドキムネ反応するこのごろです。日本人としてのアイデンティティを年をとるほどに感じる次第。


野口製麺所
東京都東村山市野口町4-46-1
TEL:042-392-0856





2010年06月06日

ますや(3)@東村山市(武蔵野うどん)

日曜日、昼前まで何もする気力が起きず。。
ようやく昼過ぎて、やがてやっぱりうどんを食べたくなる(結局うどんかい、とも思う)
そして、こんなときは「ますや」が頼りになる。日曜もやってるし、昼過ぎの遅い時間もやってくれてる。
新情報を伝えられないのにますや3回目の登場であるが、ますやは自分にとってファースト武蔵野うどん店であり特別であるので、当ブログで特別扱いしても私的には問題ないのである。。



車で一時間ほどぼんやり走りいざ店に着き店内に入ると非常に賑わっている。ますやで自分がいつも座るカウンターは満席。前客の器の残る座卓に何とか座る。
時間はずれにもかかわらないこの人気ぶり。なんかあったかな。

お客さんで一杯で、なんだか店内混乱中。
ますばあさんは品出しをしているのだが、どこの客から出していいか困惑気味。
ひとしきり先客のうどんが供されたところで注文する。
ますやで注文したことのないカレーうどんを注文する。
肉汁うどんを薦められるが、そもそも家を出たときから頭の中はカレーうどんだったので仕方がない。自分も強硬的にカレーうどんを注文する。

時間かかるけどいい?と言われるけど良いですよと返答。
途中ますばあさんからは「兄ちゃん、大盛りにする?」と言われたので素直に大盛りにする(大盛りサービスと言うわけではないよ)



はい。初カレーうどん。
豚バラ少々に、玉ねぎが多めに入っている。少し酸味のある懐かしいカレーうどんだ。まぁ、特別なところはなかったかな。。
正直なところ、ときのカレーうどんのような感動はないため、ますやではやっぱり肉汁が一番か?と思うのだが、ここにきてようやくますやでカレーうどんを食べれたことに私的には満足。

さて、肉汁うどんを薦められた理由はうどんが茹でたてであったから。ますやのうどんを茹で置きでしか食べたことがない人は、ぜひなんとか茹でたてを食べてみてもらいたい。個人的には、武蔵野うどんは茹で置きには茹で置きの良さがあると考えているのだが、ますやの茹で立てのうどんは茹で置きのうどんとはまた別で、そのインパクトはきわめて高い。これはぜひとも体験してもらいたいと思うのである。

ところで「ますや」のますばあちゃんは讃岐うどんは香川の「池上」で有名なルミばあちゃんと同格のうどんばあちゃんである。今後も末永く元気にがんばって欲しいと切に感じるのである。


ますや
東京都東村山市久米川町4-33-10
TEL:042-393-9481


2010年06月05日

【うどんニュース】NHKでうどん打ち講座が始まるようです

まれにやってくる【うどんニュース】の時間です。

NHK教育テレビで気になる講座があったのでテキストを買おうと本屋に行ったら、NHK講座テキストの棚に「うどん」の文字が。
はにゃ?

「うまいうどんを打つ!」高田延彦うどん修行の旅

http://www.nhk.or.jp/shumi/hobby/

http://www.nhk-book.co.jp/ryouri/shop/main.jsp?trxID=C5010101&webCode=61897092010

どうやら6月7日(月)を第一回放送として、NHK教育テレビで全8回のうどん作り講座が始まるようです。
蕎麦打ち講座ではなく、うどん打ち講座というところが渋いよなぁ。やっぱNHKしかできない番組ってあるよなぁ、と思ったりします。。

まだ放送が始まってないのでどんな番組になるのかよく分かりませんが、とりあえずテキストは買いました。内容をじゃじゃっと見てみました。
讃岐うどん作りから始まって(宮武の出汁作り講座が気になる)、きつねうどん、水沢うどん、五島うどんと続くようです。
そして第7回がなんと東村山「とき」の御大登場!!カレーうどん講座とのこと。これは期待絶大!(武蔵野うどんの説明はあるでしょうか?カレーうどん屋さんと勘違いされちゃわないかな?)。とはいえこれでまた「とき」に行きづらくなるのは間違いない。。

さて、講座は本放送、再放送ともに月曜日。私、見れるんかな?ビデオ買おうかな。。


2010年06月03日

SAYAMA TERRACE(圏央道狭山PA外回り)@狭山市(武蔵野うどん)

なかなか新鮮なネタを提供できなくてもどかしいのですが、去年の夏に訪れたらしきこんなところを。



圏央道にいつの間にかパーキングエリアが出来ていた。狭山PAということだ。そしてその外回り側(中央道から関越方面)のPAに武蔵野うどんがあった。
道の駅には武蔵野うどんを供する店も見かけたことがあったが、高速道路のPA、SAでは初めて見た。他にもある??



天ぷらは穴子だったかな?
うどんはなかなかしっかりしたカタコシ武蔵野うどん。
注文している人も多く結構人気メニューになっていた。
新しいパーキングエリアなので、とても明るくきれいで良い感じだったのでした。



SAYAMA TERRACE(圏央道狭山PA外回り)
埼玉県狭山市大字笹井2363-2
TEL:04-2968-2751


2010年06月02日

かめや@新宿(路麺)

うどん原体験として武蔵野うどんを持っている人が素直に羨ましかったりするのであるが、じゃあそんな自分のうどん原体験は何かというと、そのへんの大衆的蕎麦屋のたぬきうどんであったり、そこらの立ち食いでのたぬきうどんであったりする。とにかくたぬきうどんが子供の頃から好きだった。そしてそれは今も相変わらずである。(蕎麦屋でも立ち食いでもそばは食べなかったなぁ。。)

だから全国いろいろなうどんを知った今でも、時折そこらの立ち食いでうどんを食べる。だけども一部の立ち食いチェーンは明らかに昔食べてた立ち食いでのうどんのそれとは違う。それはそれで悪くないこともあるし、あるいは明らかに悪いこともあるが今回はそれらについては述べない。
で、どんなのが自分にとってしっくりくる立ち食いうどんかというと、このかのやのような立ち食いうどんなのかなと思う。



ていうか、立ち食いじゃなくて椅子があるよね。。
(であるから、最近は路麺という言い方をするのだろうけど)





新宿大ガードそばの、戦後の闇市の景色を未だに残すしょんべん横丁思い出横丁の中にある。



そばを食べる人のほうが圧倒的に多いが、自分はあくまでうどんである。それも大抵はたぬきうどんである。なんでか好きなんだなぁ。。
で、どんなのが自分にとってしっくりくる正しい原うどんかというと、うどんの麺は少しぽそぽそしている感じ。多少ふやけた感じでよい。その方が汁が良く絡む。つるつるはだめ。冷凍麺は時に旨いが飽きるんだな、自分には。絡まれるほうの汁も大事だと思うが、それなりでさえあれば実は麺より大事ではなかったり。とはいえかつおのだしがぷんぷんしていればとても良い。しょうゆの汁はどす黒い方がとても良い。かめやの汁は色はちょっと薄めだからもっとしょうゆが利いてるほうが好みではある。

いずれにしてもかめやのうどんは自分の原うどんにしっくりくるので、そして良くここを通るので時折食する。しかし人気であるので席につけず立って待ってる人がいることがよくある。正直自分の立ち食いうどん熱はそこまでではない。並んで待って立ち食いを食べるくらいなら他を探す。でも残念な気持ちになる。食べたくなったときに食せないとなんとももどかしい。立ち食いのうどん、蕎麦屋のうどんは自分の原うどんなのである。


かめや
東京都新宿区西新宿1-2-10
TEL:03-3344-3820


2010年05月30日

白龍@盛岡市(じゃじゃ麺)

訪れたのは去年のゴールデンウィークのことだから、いい加減いまさらな話なのだが、やっぱりじゃじゃ麺は取り上げておきたい。
じゃじゃ麺は冷麺、わんこそばと並ぶ盛岡三大麺のひとつ。それらの中のひとつというか、あるいは庶民性一般性ではもはやそれ以上とさえ感じた。
以前に三軒茶屋のじゃじゃ麺の店を訪問し当ブログで取り上げたが、この盛岡遠征時のじゃじゃ麺の印象がずっと残っていたからだ。



盛岡では複数のじゃじゃ麺店に行ったが、最初の店は元祖という「白龍」へ。
盛岡城跡の公園があり、車道をはさんで向かい側の細い路地の商店街に店はあった。
写真では手前と奥に2店の白龍が写っている。手前が本店で、奥が分店とのことだ(だったかな?)
昭和な雰囲気の店内はぎっしり満員。1席開いていたカウンターになんとか座る。
まわりは見るからに常連達。十分予習はしていたが、未知の麺、じゃじゃ麺を注文するのは緊張する。



そしてこれがじゃじゃ麺。
白く太くやや平たい麺には汁はない。その代わり肉味噌、きゅうり、刻みねぎが乗り、すりおろししょうがと紅しょうがが添えられている。
これらを良く混ぜて食すわけだが、さらには卓上に用意されているラー油やら酢やらおろしにんにくやらを好みで好きなだけ加えて混ぜるのだ。
ジャージャー麺インスパイア麺といったらその通りなのだが、もはやまったく別物である。
(↑コメント欄のdouryoさんのコメント参照。じゃじゃ麺は実はむしろ本場のジャージャー麺→炸醤麺を忠実に再現したものだったのです!)
うどんの範疇に入るかも微妙だが、麺そのものはうどんのそれである。



そしてさらには食後のこれ、チータン(タン)。
卓上にはさらに生卵が積んである。
食後にこの生卵を割り入れかき混ぜる。
お店の人に「チータン(タン)お願いします」と言って器ごと渡す。
するとこのように茹で汁を入れてくれる。肉味噌も追加してくれる。掻き玉のスープとして食すのだ。

実を言うと、食した印象は「ふーん」くらいのものだった。思ったよりも自分の反応は悪かった。
ところがだ。このあと2店3店と続けてじゃじゃ麺を食すうちに、じゃじゃ麺にすっかりとりことなってしまうこととなる。
なんとも不思議な吸引力のある魅惑の麺だったのだ。


白龍
岩手県盛岡市内丸5-15
TEL:019-624-2247