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2012年05月06日

とちぎや@羽生市(埼玉のうどん)

以前から「埼玉のうどん」というカテゴリーを作ってしまっているが、どうにもわかりづらいような。
武蔵野うどんと言ってしまえばよいのだろうが、荒川を北に越えた地域のうどんまで「武蔵野」うどんとしてしまうのはどうも抵抗がある。
しかし武蔵野うどんも、埼玉北部のうどんも、群馬のうどんもいずれも付けうどん主体、農家の主食といううどんで、同じ系譜である。



加須のとなり、羽生市の「とちぎや」
初めてではなく、2回目の訪問。とてもおいしかった記憶があるが、これもこちらでは書いてなかった。
内装が以前と変わった気がするが、どうだろう?いつ行ったかのか判然としないからこれは不明。

メニューが極めてシンプル。大きさしかない。並、大、特大、超特大。
並で250円、超特大でも450円という超リーズナブル価格だ。



これは盛り。かけと盛りがあるがメニューにはそんなことは書いてない。大きさだけ(写真撮らなかったので、今度再訪して再upします)。
かけ盛りという頼み方ではなく、冷たいのあったかいの、が正解なのだろうか?これも良く分からず。とりあえず、盛りでと言っても通じました。
掻き揚げはデフォルト。
前金という情報があったので先にお金を払って受け取って貰いましたが、これも正否は不明。
わからんわからんですみません。店の人に聞けばいいのだろうが聞いてません!

そんなことより味!
これは旨い!記憶以上で、久しぶりに大ヒット。
ほんのり白く、ふわっと伸びやかな麺は群馬のうどんを彷彿させる。埼玉北部〜群馬にかけてのうどんは、武蔵野の茶褐色でごわっとしたうどんとはやはり一線を画す。肉汁とかなく単なる醤油のつけ汁なのもそう。しかし限りなく素朴なところは共通。
加須のうどんはいささか商業的になりすぎな面があり、おやっ?と感じる時もあるが、このお隣の羽生市「とちぎや」はいささかの迷いもなく、現地にしっかり根ざした最良のうどんだ。
この時に「かけ」を食べ逃したので、ぜひ近いうちに再々訪したいのだ。


とちぎや
埼玉県羽生市中央1-6-14
TEL:048-561-1432


2012年05月05日

宅部うどん@東村山市(武蔵野うどん)

私の武蔵野うどんの原点は東村山のうどんだ。
そんな東村山市の武蔵野うどん店「宅部うどん」である。
ブログ開設当初から訪れていて、いつも書こう書こうと思いながら書けなかった店だ。なぜだろう?決して東村山といったらここっ、という店ではないのだが、東村山のうどんはこうっ、という店でもある。きくや、小島屋、とき、といった東村山を代表する店たちのインパクトが強すぎたか。場所も東村山と言っても、最寄り駅は西武遊園地駅だ。中心部ではない。

そんな宅部うどんについて長らく書くことができないうちに、「とき」閉店(返す返すも残念)、(いまだ自分の目で確認していないのだが)「よし」閉店ですか。。失礼を承知で書きますが、むしろ真っ先に心配であった(私の武蔵野うどんファーストコンタクトであった)「ますや」がまだまだ元気。これは喜ばしい限り。





西武多摩湖線の高架脇。
そびえる高架橋が印象的だが、むしろ小平あたりの踏み切り地獄を高架化してもらえないものかと思ったり、思わなかったりしなかったりしますが、色々と事情があるのでしょう。
店先の丸ポストも印象的ですね。小平の指田屋のたぬきとか、富士吉田うどんですが、同じくたぬきの白須うどんとか、同じく吉田うどんのたかちゃんうどんの店主の人形とか、えぇ、お店のシンボルですね。こういうのがあると印象的。



このね、店内の壁にかけられた自転車とか、西武線の路線図とか実に気になるわけです。



そういえば、こちらでかけうどんは食べたことがない。今度食べてみよう。
間違いなく美味しいだろう。



天ぷらとか糧とかデフォルト。肉汁は醤油の汁に豚肉のみ。んー、これが実に武蔵野うどんだなー。
うどんはやや褐色、注文後茹でるうどんはがっしりしている。武蔵野うどんはこのようなクラシックタイプでも茹で立てはとてもがっしりしている麺なのだ。これを茹で置くととたんに万人に優しい、素朴で味わい深いのうどんとなる。不思議。

宅部うどんのうどんはですね、この地域におけるうどんとは何ぞや、という問いにストレート に答えてくれるうどんだと思うのですね。

というわけで、ようやく宅部うどんについて語ることができて、実に(自己)満足なのでした。
ではまた


宅部うどん
東京都東村山市多摩湖町3-3-20
TEL:042-394-3129


2012年05月04日

こめんこ屋@新中野(武蔵野うどん)

ご無沙汰しております。
うどんは相変わらず食べております。
都区内で武蔵野うどんも珍しくなくなってきました。
(一方で無くなる店も多いです。歌舞伎町で何年間か頑張っていた「大盛」もついに閉店してし まった。)
今回はその1つ新中野駅を出て青梅街道を新宿方面にしばらく歩いた場所にある「こめんこ屋 」です。



昨年11月開店とのこと。このあたりしばしば車で通りがかるのだが、気付かず。
んー、自分にはうどんセンサー付いてないのだなぁ。
幡ヶ谷めんこやの系列店ですか。なんで「こ」を付けたんだろ。
TBS王様のブランチで紹介されたようですね。



ブランチでも取り上げられたという、ぶっ玉うどん。
ゆで卵、豚バラ、もやしなど。つけ汁は付け麺的。ネオつけ汁(←初めて使ってみた)
こうした武蔵野うどんの変化形は、武蔵野うどんが進化していく様で楽しい。西の讃岐うどんは日々進化する進化系のうどんだと感じているが、こちら東の武蔵野うどんも進化系だ。この2つのうどんが今一番元気なうどん達だと考えている。
うどんは白色ぎゅっと固めで、こうした新し目の武蔵野うどん店に良くあるタイプ。良い意味で。こうしたがっしり系のうどんが若者に向くのだろう。素朴な田舎うどんタイプはやはり畑の中にあったほうが似合う。自分は古い人間なので、後者に目が向くのだが。
汁もうどんも十二分においしい。良いです。

※ところで、というかここからが個人的には本題であるのだが、このあたりを車で通過することが多い理由のひとつとして、数年前にこの近くに高円寺から移転してきた「四国屋」に食べにくる、というのがあった。
あった、という過去形であるのは少し前に食べに行ったら店が閉まっていたのだ。
えっ、と思ったが3月くらいに鍋屋横丁の交差点(新中野駅出口)に移転予定とのこと。



ということで、4月少し過ぎたくらいに鍋横の交差点を探したがそれらしき店は見つからず。
よもや閉店かとやきもきしていたが、別のある日!



おーー、開店準備中です。
いつ開店だろうか。やきもきして待っています。
自分の中でここに行けば間違いないといううどん屋がいくつかあります(というかほとんど無い。美味しい店はたくさんあるのだけれども、何度でも行きたい!という店は多くない)
そのうちの1つがこの「四国屋」さんなのです。開店待ってます。


こめんこ屋
東京都中野区本町3-32-17
TEL:03-3378-9292


2012年01月01日

肉汁うどん ふく助@谷保(武蔵野うどん)

賀正

ところで、ネオ武蔵野うどんなんて変なことを言ってしまって少々後悔している。時が経って改めると恥ずかしい。そもそものきっかけはこの店であったのだ。三段オチみたいな形で取り上げるつもりだったが間があきすぎた。

多摩地区も中央線より南へ行くと武蔵野うどんはぐっと少なくなる。うどんが食されてこなかったことはないと思うが、武蔵野うどんの南限なのだろうと思う。
そんな中、国立市の南方、路線や駅で言うと南武線の谷保、西府ということになるのか。そこに一風変わったニュータイプの武蔵野うどんの店。



店の前には田んぼが残る。のどかな環境。



外観。



天井がとても高い店内は洗練された空間。およそ武蔵野うどん店のそれではない。
ガラス張りのテーブルもおしゃれ。

つけ汁は、醤油・塩・カレーの3種類、麺も武蔵野の麺と、讃岐の麺がある。
つけ汁を2種類頼めるメニューもある、合い盛りもできる。
つけ麺以外にもいろいろなメニューがある。





何と言っても特徴はテーブルにずらりと並ぶ惣菜たち。なんと取り放題食べ放題。
実にさまざまな惣菜が並ぶ。惣菜というより一つ一つがメニューとして成り立つくらい。贅沢なサービスだ。



これは合い盛りの大盛り。とても大きなざるにどーんとうどんが盛られている。
麺はどちらも太麺、ワイルドな麺だがつややかで上品さもある。武蔵野の方は茶褐色で硬めのポキポキ系。讃岐の方はやや硬めで伸びは少ないガッツリ系。いずれも密度が高く食べ応えのあるしっかり麺。
汁は塩とカレー。やや塩辛いが丁寧で上品なつけ汁だ。

店内外の雰囲気といい、うどんのタイプといい、サービスといい、新鮮さを感じる。
ネオ武蔵野うどんなんて言い方はやっぱり止めようと思うのだが、新しくできるうどん店は趣向を凝らした店が多く、なんとも楽しい。
農民の家庭食から始まった武蔵野うどんは時代が過ぎて店舗で供されるようになり、存在が知られてきた今ではさらに新しい形と変化して人々を楽しませてくれている。

うどんに携わっている方々に感謝しつつ、今年もうどんを楽しみたいと思います。

(大盛りはめっきり量を食べれなくなってきた自分にはきつかった。。あまりたくさん食べられない方は普通盛りか中盛りが無難であろうことを付け加えておきます)


肉汁うどん ふく助
東京都国立市谷保79-2
TEL:042-501-1170


2011年08月20日

きりしま@鷺ノ宮(ネオ武蔵野うどん)

うどんに呼ばれるということが時折ある。
松屋で豚焼肉定食でも食べようかと思って店の前まで来たが、何か違うと思い直し道を戻る。
すると程なくして「うどん」の看板。
あれ?いつの間にかこんなところにうどん屋ができてたのか。



うどんの文字はあるものの、外装はうどん屋のそれではない。カフェでもあるようだ。
おしゃれうどんカフェ。先日記事にしたばかりの「新しいタイプのうどん屋」だ。「ネオうどん」。(※ネオで行くことにした)
「もっと近くにネオうどん屋あるよ」とうどんの神様に呼ばれたに違いない。



店に入ってもどこに座っていいか一瞬戸惑う。小さなカウンターと、小さなテーブルと椅子。その奥が調理場。どうやら2階もあるらしい。



写真つきのかわいらしいメニュー。おしゃれな店内がそもそもなのだが、自分にはまったく似合わずいささか恥ずかしい。。
つけ麺タイプが多くつけ汁はバリエーション豊か。かけ汁系も非常に創作的なメニューたちだ。種類が豊富。
注文したのはトップメニューの「きりしま」。いわゆる肉汁。店側としては武蔵野うどん屋ではないのだろうが、肉汁つけ汁であれば、やはり武蔵野うどんにくくらざるを得ない。



ゆずこしょう。ガラスの小瓶にはいった唐辛子。澄んだ肉汁。
うどんは白く中太(注文時に太麺と細麺を選べる)。
そして食べて意外。かわいらしい雰囲気とは異なるがっつりみっちりの硬派なうどん。
これは良いものだ。
正直たいしたうどんではないだろう、とたかをくくっていたからうれしい誤算。
つけ汁もほどよく麺に絡む。適度な表面状態(つるつるではない)のだ。
うまい。そして個人的な話だが、近い。
少なくとも春には店はあったようだ。うーむ。
メニューは豊富だし、しばらく通うことにする。
(おしゃれな雰囲気はいささか恥ずかしいのだが。。)


きりしま
東京都中野区鷺宮4-3-19
TEL:03-5356-7325


2011年08月13日

うどん てんどん 航 WATARU@一橋学園(ネオ武蔵野うどん)

食べログとかでめぼしい店を探す。
よさげな店をピックアップして出かける。
独自の情報網があるわけでもないので、基本そんな感じ。

出かけた先は、最近オープンの店とのこと。



スタイルは武蔵野うどん。でも、うどんも汁も昔ながらのそれとはだいぶ違う。
アレンジを加えた新しいタイプの武蔵野うどん。「エン座」とか「肉汁や」とかいろいろ。そういう店が増えるのは好ましい。
「ネオ武蔵野うどん」と呼ぼうかと思ったが、某所で似たようなこと提唱しているのね。同時期にみんな同じようなことを思いつくのは常だ。違う名前を考えることとする。

上記の品は「総州三元豚の肉汁うどん 辛口」(大盛り)
豚肉たっぷりの濃厚な汁は魚介出汁。新しいタイプの武蔵野うどん的なところ。つけ麺の影響もあるだろう。つけ汁の多様化にも「うどん」はしっかりついて来れる。「うどん」は高いポテンシャルをもつと感じいる。
しかし、うどん自体の工夫なしで旨くなるわけではない。
真っ白なうどんは讃岐的ではあるが、武蔵野うどんの密度の濃さも持ち合わせている。濃厚な汁をしっかり引き連れてくる。
というわけでとても旨かった。
場所は一橋学園。「むぎきり」が程近い。考えてみると「むぎきり」も新しいタイプの武蔵野うどんだ。近い場所に良店が並ぶ傾向がある。そんな環境に住んでいる人がうらやましい。




うどん てんどん 航 WATARU
東京都小平市学園東町1-3-18
TEL:042-313-6055


2011年05月15日

十勝屋@足利市(栃木のうどん)

栃木県はあまりうどん県ではない。 もちろんうどんを食べる習慣はあるのだろうが、佐野の耳うどん以外には目立ったうどんは聞かない。米が豊富に取れるところではうどんは主役にはなれないのだろうか。



足利市もそばの方が有名とのこと。
山に入って峠を越えたところにある松田町は山間の村といった感じでとてものどか。蕎麦屋が何件も立ち並び、蕎麦通にはちょっと知られたそばストリートになっている。
十勝屋はそんな蕎麦屋の一軒。



であるがしかし、この店のきのこ汁うどんやおっきり込みが気になる。





こちらはおっきり込み。
麺はとても幅広く、とても薄い。ぷるっとした弾力があって、かつ適度に汁も吸っておいしい。
しかし、なんといっても具がたっぷり。
なす、ねぎ、その他野菜、それにきのこたち。
鉄鍋は熱々で巨大だ。
汁はあっさりしょうゆ味。
煮込んだきのこ汁に、具材としておきりこみが脇役として入っているといった印象だ。食べ応え実に十分。大満足。

それにしてもおっきり込みは群馬や埼玉のものと思っていたが、足利でも一般なのだろうか?このあたりは今のところ不明。



こちらは昨夏に訪れたときのもの。天然きのこ汁うどん。
巨大なざるに敷き詰められている麺は平べったく細い。



同じく巨大な鍋たっぷりのきのこ汁。とてもつけ汁とは思えない迫力。
つけうどんというよりかは、やはりきのこ汁にうどんを少々混ぜながら頂くという感じだ。

ところでここはやはり蕎麦屋。
周りの客はそばメインである。
それに、山菜の天ぷらがとてもおいしそうなのだが、またまたたっぷり盛りだくさんなので、またの機会にしようと思っている。




十勝屋
栃木県足利市松田町2021
TEL:0284-61-1385

2011年05月06日

松屋@桶川市(武蔵野うどん)

GWは休みがいっぱいとれたので、久しぶりに連日投稿してみようと思いつつ、昼間から酒を飲んで寝てしまうことが毎日。おかげさまで疲れは取れたかなとは思っております。。

例によって武蔵野うどん&田舎うどんさんのブログを見て行ってみたお店、埼玉県は桶川の松屋。
結論から言うと、埼玉武蔵野うどんの中にあって自分の中では現在最好み。リピート必至というか短期間に3回行きました。自分の中で埼玉最強レベル。

最初に訪れたのは東日本大震災後間もないころ。ガソリンスタンドが並ばずに入れるかどうか、微妙だったころ。
申し訳なさを感じつつ車で移動(言い訳ですが、タンク残ガソリンでの移動ではありました)

店の近くに公共コインパーキング。
計画停電の影響で無料開放だった。これまた複雑な気持ち。偽善かも知れませんが。



うどん。
概観も歴史を感じるが内観はさらに昭和風情。
いくつかのテーブル席に、奥に一段上がったところにお座敷。
というか、満席。
手前のテーブルに勝手に相席ですわりました。すみません。



品書きに肉汁はない。
他の客は、もりが半分、かけ系のうどんを食べてる人が半分、相席の人はカレーうどんだった。
件のブログ情報にて、肉汁も頼めることを情報として得ていた自分は、愛想の良い店員に肉汁があることを確かめ、肉汁を注文。
それが↑。
旨い。
灰色がかったうどんは茹でたてではなさそうだったが、適度に表面が荒れていて、適度に硬く、適度に小麦がギュッとしている。なんというか自分にとって理想的な武蔵野うどん。コシの強さや麺の太さは埼玉的でもある。多摩のうどんともまた違う。実に絶妙。
裏メニュー(?)の肉汁は、肉たっぷり。表メニュー(?)の肉うどんの組み立てを流量しているのだろう。満点!

というわけで、このあと2回再訪する。
今後も再訪し続けるであろう。



まずの再訪は相席の客が食べていたカレーうどんがあまりにうまそうだったので、カレーうどん。
カレー自体は特筆すべきものではなかったが、まったく正しい日本のカレーうどん。とろーりして出汁も効いている。そしてこの麺は暖かいのが実に良く似合う。
さらにこの日、この店でもあつもりもできることを知る。



ということで、再再訪はあつもり、肉汁。
間違いない、旨い。
この前もチラッと書いたが、武蔵野のうどんにはあつもりがよく似合う。こうした典型的な素朴系武蔵野うどんにはあつもりである、というのが自分の今日この頃の考えだ。新規訪問店であってもこのところもっぱらあつもりだ。旨いし。
考えてみるとあつもりみたいな食べ方をするうどんは他にあっただろうか?

松屋
埼玉県桶川市寿1-11-18
TEL:048-771-1608

2011年05月05日

こむぎや@上尾市(吉田うどん)

ブログの更新はままならなかったのだが、うどん店探訪は変わらず続けている。新情報を提供してくれている他の方たちの情報を見て出かけている。だから自発信の新ネタはあまりないのですがご勘弁を。
埼玉方面で圧倒的なのが、武蔵野うどん&田舎うどんさんのブログだ。
そんな中、特に気になった情報が埼玉県は上尾市の吉田うどん店、こむぎやだ。
ではでは。



大通りから一歩入った住宅地に店はありました。
駐車場は隣の隣です。

店内には山梨の情報誌、テーブルの上にはラミネートされた最新の吉田うどんマップが。
ここ上尾市は埼玉武蔵野うどん地帯の真っ只中、そんなところに唐突に山梨、吉田のうどんなのである。



名前もそのまま、吉田うどん。
本場の吉田うどん以上にキャベツが主張している。
生キャベツだからか。
食す。
あぁ吉田うどん、吉田のうどんであった。
麺は言うことなし!まったくもって吉田うどんである。
暖かいうどんなのにこの硬さはおそらく日本一。
密度も当然半端ない。
これまで自分は吉田うどんと武蔵野うどんは近しいものと認識してきたが、武蔵野うどん地域である上尾で吉田うどんを食してよく分かった。固いという点や、小麦の密度がギュッとしているという点は、似てはいるが、両者はまったく別物であるということを。
その強情さにおいては吉田うどんの方がはるかに上である。
だからこそ、つけ麺だけでなく、はじめから汁に浸かったかけ系のうどんも発展しているのだろう。
対して武蔵野うどんは女性的なやわらかさを根底に持っている。つけ汁に浸けつつやさしく味わううどんなのである。
そんなことを思うのでした。

さて、こむぎやの吉田うどん、麺の再現性は完璧である。言うことなし、これぞ吉田うどん。
味噌をもう少し聞かせて欲しい、というのは個人の好みか。。
豚肉ではなく、やはりここは馬肉を使ってほしいと思うが、埼玉のこの地では難しいところか。
キャベツも茹でてもうすこし控えめに、とか、天かすの無料トッピングが欲しいとか、すりだねは唐辛子を焦がすだけでなく、もうふた工夫くらいはほしいとか色々あるわけですが、すべては麺の完璧さにおいてはないものねだりであると感じた次第。
吉田うどんの命はやはり麺だったのだなぁ。
(&今はなき、神田ゆやまの麺のみならずその他様々の完璧な再現度合いは半端なかったと、今さらながら感じ入ったりもするのでしたが、いやこれは十二分にあまりある吉田うどんです!)

ではまた



こむぎや
埼玉県上尾市緑丘3-4-34
TEL:048-774-0101

2011年05月04日

長嶋屋@武蔵村山市(武蔵野うどん)

前回訪問の一件前、武蔵村山うどん旅1件目はこちら。



長嶋屋さんです。

日産武蔵村山工場跡地の、ダイヤモンドシティ(イオンモールむさし村山ミュー)の反対側(東側)。



1L、2L…の表記は菊屋的。2件目も行く予定(前回のはらだ製麺)なので控えめに2Lをば。
とり汁。

待つ。



出てくる。
しゃれた容器。
上品な盛り。
つけ汁は実に具沢山。
麺は中太。薄いクリーム色。
なるほど、これは旨いだろう※
※最近、見ただけでもどんなうどんが分かってきた今日この頃。。

そして実際旨いです。
見た目はつるつるしこしこな新興うどん系だが、食すと中庸に武蔵野うどん的な朴訥さ。しっかり武蔵野している。
中太の麺はつややかであるが、しかしもっちりな粘度が適度にあり、そして適度に汁に絡む表面のざらつき。たくさんの野菜の入った汁も上品さと武蔵野的な無骨さを兼ね備えている。これはいいものだ。
まったくおいしいうどんでしたので、再訪必至店です。

ではまた。

長嶋屋
東京都武蔵村山市大南1-135-2
TEL:042-516-8669