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浅見製麺所@新井薬師前(東京のうどん)

西武新宿線、新井薬師前。近所。

もともと、そばうどんの製麺販売のみだったのを店内食もできるように改装してつい最近オープンのよう。

オープン前の改装中、なんだったかのテレビ番組で紹介されていた(もちろん蕎麦で)。それを見て開店したらぜひとも訪れようと思っていた。

とはいえぼんやり忘れていたのだが、このたびオープンしたとの情報をたまたま見つけてさっそく行ってみた。

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なかなかいい感じの外観。

店先は若い男性店員二人、数種類のそば生麺を売っていた。

店内はカウンター5席くらい。調理担当は年配の男性。テレビでは若いお兄さん1人でしたが、今日は3人でやっていました。

メニューはかけ、もり、ぶっかけ、からみ大根、海老かき揚天とシンプル。今後増えるのでしょうか。それぞれ、そばうどん、それに大中小。

夏真っ盛り。きわめて暑いので、からみ大根の中(冷)、当然うどんを注文(開店直後はそばのみだったようだが、開店より遅れて訪問してよかった、この日はうどんがありました)

水を飲みつつしばし茹で上がりを待つ。

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うどん登場。

結構太め、ほのかに褐色に色づく冷たいうどんの上に、からみ大根はじめ様々な具が乗り、冷たいつゆがあらかじめかかるぶっかけスタイルだ。

食す。

旨い。

やややっ、旨いっ。

もちろんそれなりに期待していたが、これは期待以上。

というかかなり衝撃的に旨い。

太麺は関東的ながっつり固い麺。

とはいえ武蔵野うどん、北関東うどん、吉田のうどんなどとはまた違った固さ。

なんだろうこれは、味わったことのない固麺だ。極めてみっちり密度があるのだが、でんぷん質でやさしいやわらかさも兼ね備えている。やさしいながらも噛み進めるのがたいへんなほど手強い麺でもある。麺の表面は適度に摩擦がありしっかりつゆが絡む。

多摩地区より早く宅地化してしまったが、それでもここは遺伝子は同じ武蔵野の地。都区部武蔵野地域のうどんを伝えているのだろうか。分かりません。(分かりませんが隣の沼袋にも秘密のうどん屋があったりする)

なにはともあれ、んー、これは旨いなぁ。

からみ大根はおしぼりうどんのねずみ大根ほどは辛くないが、しっかりピリリと辛い。具沢山なのもうれしい。

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途中でそば湯が供された。

うどんが好きだがそばも好きなのだ。そしてそば湯はとっても好き。

そば屋でうどんを食べる最大のメリットはそば湯をもらえることなのだ(自分にとって)

そしてこのそば湯極めて濃厚。茹で湯ではなく別仕立てであろうか。粗挽きのそば粉が点々としている。

ぶっかけであるからそば湯をどう飲もうか迷ったが、そば湯側にのこった汁を少しずつ足して飲み干した。

大満足。

極めて近日中に再訪したい。

ところで近所にうまいうどんを供する店が増えるのはうれしいが、欲を言えば、願わくばジャスト地元に開店してはくれまいか。。

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新井薬師。

8の付く日には八の日といって境内で縁日が開かれる。テキヤの屋台が集まってくる。

子供の頃、時折行っていた。

せっかくなので小学生時分以来久々に訪れる。

この日は残念ながら八の日ではなかった。

それでもなんだか懐かしい。

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新井薬師って結構渋い商店街なのだなぁ、気付かなかった。


浅見製麺所

東京都中野区新井1-22-5

TEL:03-3386-7750


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