夢吟坊@世田谷三宿(京都のうどん)
武蔵野うどんから始まった「うどん(マイ)ブーム」である。
しかし武蔵野うどん以外のうどんにも目を向けてしまったため、訪ねるべきうどん店が星の数ほどもあることを知ることとなってしまった。
世の中にこれ程の数のうどん専門店があるということは、今までまるで知らずに生きてきた。そのまま知らずに過ごしていても自分の人生において何ら問題は無かっただろうが、ひとたび知ってしまったがためにこの2005年の春に始まった「うどん探訪の旅」は自分にとって「終わりなき旅」となってしまったのだ。
またくだらないことを書いてますが、何というかまあ、「行ったうどん屋の数>>ブログで紹介しているうどん屋の数」という状況になってしまって、収集がつかなくなって来た訳である。
何が「である」かワカランが、とにかく記事に出来そうな「うどん屋」はどんどんブログ記事にしていこう、と思う次第です。
YES。
だから唐突だが、世田谷は三宿にある京うどんの「夢吟坊」なのだ。
そもそもここが世田谷の三宿という地名の場所にあるということは、今知ったのだ。
中央線沿線に生まれ育った自分は、東京の南半分にはとんと疎いのだ。
世田谷だとか目黒だとか品川だとか、OSHAREそうな地域とは無縁の人生だったのだ。
そんな自分がうどんに惹かれてやって来ました、三宿(というどうやらOSHAREスポット)にある「夢吟坊」。
行ったのは4ヶ月も前のことだが、憶えていますよ。うろ覚えだけど。
会社帰りどうしてもうどんを食べたくなり、夜中までやっていると「うどんガイドブック」に載っていたこの店に、雨の降りしきる中、車を走らせやって来たのだ。
ひゃー、こんな時間(結構な夜)なのに満員だ。
しかもOSHAREな店内&今時の若者達だ。
なんとなく場違いな自分を感じる訳だが、そんなことにひるむ年ではないのだ。
落ち着いたそぶりで一人、案内された席につく。
(心の中→よかった、ワカモノ達と相席にならなかった。。)
頼んだうどんはこいつです。「かき揚げうどん」
写真がうまく撮れてないので伝わりづらいですが、巨大なかき揚げです。
これに惹かれてやって来たのです。
実際もでかかった。
ただ、期待したえびはあまり多くなく、あとの部分はゴボウを薄切りにしたやつなので、見た目のボリュームほど実際の量は無いかもです。
それはそうとうどんですが、さすがに京都。上品なお出汁ですな。
前に書いたかもしれませんが、本当は東京ではうどんの汁を「だし」などとは言いません。
「つゆ」です。ここ、試験に出ます。
この先のブログ記事にて次第に明らかになっていくと思いますが、関東関西その他地域のうどん文化は、麺重視か、汁重視か、はたまた具重視か、その他重視か。。とにかくうどん文化というのは多様な展開を見せている訳です。
今後の学術的検証に期待していてください(嘘)
ここのうどんはー?
YES。
あっさり、しっとり、京美人なうどんでした。
抹茶の入った塩があったり、七味だけでなく一味があったり、なんと言ってもとろろ昆布取り放題だったり。そんな所も自分的にはグーでした。
うどんを待つ間、いなり寿司を食べたりして。
しかし、回りはみんな酒を飲んでます。どうやらそういう場所です。
今度くる時は人を連れてやって来ます。
※席待ちの人が出るほど人気店のようでした。どこぞで紹介されているのだろう・・・
夢吟坊
東京都世田谷区池尻3-30-2
TEL :03-3487-4811
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Comment
京うどんはどこかで買えますか?都内の百貨店とか。
一度食してみたいです。
なんとも説明がむつかしいわけだが、京うどんという確立したジャンルがある訳ではないのですね。
簡単に言うと京都のうどんが、京うどんという訳で。(そのまま)
したがって「京うどん」と銘打ったうどんが、もしかしたらデパ地下などで売ってるやもしれないが、それはたぶん京都のイメージで勝手に作ったものでしょう。
だからまあ、この夢吟坊のうどんが京都を代表するようなうどんなのかどうかも、よく分からない訳でして・・・
良くワカランもんを記事にすな、とも言えます。。
はっきりしているのは、京都のうどんは基本的には関西・大阪系に準ずるものだということ。よりハッキリしている京都のみの特徴は、「たぬき」というのは京都では、油揚げを載せたものの上に、さらにあんかけをかけたもの、ということ。これは京都独特。
大阪のうどんについてとか、「たぬき」「きつね」についてとか、その辺はいずれ詳しく記事にします(もっと勉強してからにします)