和食ななかまど@東大和市(武蔵野うどん)
数年前の話かな。
仕事帰りにCDを借りたいのだが、残念ながら我が地元駅にはレンタルCD屋が存在しない。仕方なく通勤電車である西武拝島線で途中下車し、東大和市駅にあるTSUTAYAに通い出した。
そのTSUTAYAは駅から数十mの、西武が運営する複合施設BIGBOX内にある(おそらく高田馬場にあるやつの方が有名だ)
その1階に「ななかまど」という酒処の飲食店があって、ショーウィンドウに和食を中心とした沢山の蝋細工の見本が並べられている。
その店の前を通るたびに、とある食見本がいつも気になっていた。
それが今思うと「武蔵野うどん」だった。
「武蔵野うどん」という存在を具体的に知る、ずっと前の話だ。
TSUTAYAに行くためしばしば東大和に寄るようになったある日に腹が減っていて、ついにこの「ななかまど」に立ち寄ることにした。
注文したのは、もちろん気になっていた「武蔵野うどん」だ。
出てきたそれは、皿に盛られたうどん玉に天ぷらが乗り、野菜や肉の具の入った汁が付け汁として、椀に入って添えられていた。
今まで見たことも無いようなうどんだった。
賢明な読者諸氏はお気づきの通り、まさにこれが武蔵野うどんだ。
元々がうどん好きだったので、この後も何度かこの店でうどんを食べるようになった。
(まあ、実際は一杯目サービスの200円そこそこのビール目当てだったのだが)
さらにその後もTSUTAYAには通っていたが、なんとなく「ななかまど」には寄らなくなった。
そんなとき、TSUTAYA内の書店で「多摩の蕎麦、うどん名店77」という本に出会ったのだ。この本のことは、当ブログの第1回目にも書いた。そもそも、うどん目当てで買ったこの本の後半部分に武蔵野うどん店が多数紹介されていたのだ。で、武蔵野うどんを意識するようになるのだが、実際にうどん店に足を向けたのは更にしばらく経ってからのことであった。
それから、うどん(マイ)ブームが続いている訳だ。
さてさて(マイ)ブームが続くある日、かつて無意識的に「武蔵野うどん」を「ななかまど」で食べていたことを思い出し、「ななかまど」の「武蔵野うどん」を改めて食べてきました(結構前の話だけど・・)
うどん店ではないので、まー、写真だけの紹介です。
麺は結構しっかりしています
今見てみれば、見た目は「きくや」のうどんを参考に作られているのが明らかです。
和食ななかまど
東京都東大和市桜が丘1-1330-19
TEL:042-566-6892
※別の所でも書いたのだが、なぜ「東大和市駅」なんて、駅名に「市」まで入れているのだろうか。
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