うどん付麺屋@西国立(武蔵野うどん)
場所柄とメインメニューが肉汁うどんであることから武蔵野うどんとジャンルしてしまったが、おそらくそれだけではないだろうお店。お店のホームページにも「さぬきでも武蔵野でもない、理想のうどんとつゆを目指して。」と書いてある。自分的に勝手に武蔵野うどんにしてしまって申し訳ない。
ちなみにこの店での肉汁うどんの呼称は「つけ肉うどん」。
最寄り駅は西国立。
都立多摩図書館に行く用事があったのでその期に行ってきた。図書館からは500mほど。多摩図書館は「東京マガジンバンク」と言う名前で雑誌が大変充実している図書館。
車道沿いにお店。
「和食出身の店主が創るうどんの専門店」とある。
店内は明るくきれいでいくつかのカウンター席と、いくつかのテーブル席。
カウンターに座ると目の前に小さな水槽に熱帯魚が泳いでいて心和む。
トップメニューのつけ肉うどん以外にも色々ある。裏面にもなおメニューがある。
讃岐的なぶっかけもあるし、大阪肉うどんもある。釜あげうどんに冷たいつけ汁は珍しいかも。夏季限定の冷したぬきうどんも関東出身者としてはとても心惹かれる。
多種多様。
とはいえやはり注文の品は「つけ肉うどん」
しっかり茹でられしばし待つ。
うどん出てくる。
写真で見ると盛りが小さく見えるけれどもそうじゃない。
つけ汁の器がでかい。丼サイズ。大泉学園の大助うどん並みの丼のでかさだ。
なので対照的にざるに盛られたうどんが小さく見えるけれども、並で頼んだこのうどんは決して少なくない。むしろ標準よりちょい多めかも。
丼になみなみのつけ汁は澄んでいて玉ねぎ・ニラたっぷり、豚バラ肉は小さくカットされているが厚みがあってたくさん入っている。
うどんは白くてつややか、やや縮れ系。
食す。
純白に近いうどんはもにもにとしたコシがあってむっちりしている。剛で無骨な武蔵野うどん的ではなく上品だが、噛みごたえ食べごたえのあるしっかりうまいうどんだ。
つけ汁はそのまま飲んでも大丈夫なあっさりした汁。こちらも典型的な色黒で甘しょっぱい武蔵野うどん的な汁とは対照的。しかし白くつややかなうどんにバッチリ合うつけ汁だと思う。
つけ汁の丼は大きくそして熱々、注がれるつけ汁も熱々なので最後まで汁が熱々なのが嬉しい。
単に食べ進めるだけではつけ汁は減らないので、しばしば汁を飲みながら食べ進められるのも自分的に嬉しい。
ということで武蔵野うどんの地域からは外れかけている立川圏のうどん屋さんだけれども、実に良い肉汁うどんを提供するお店であった。
ところで西国立にあったらしい「どん亭」や、立川にあったらしい「仁」は閉店してしまっているようだ。これらの店はより武蔵野うどんらしいうどんだったようだ。立川方面には縁があっただけに店を閉める前に行っておきたかったなあ。。
うどん付麺屋
東京都立川市錦町4-4-1
TEL:042-523-8001
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