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手打ちうどん 多寿満@狭山市(武蔵野うどん)

「らしい」武蔵野うどんを食べたくなって狭山の「ふみ」に行った話を前回いたしました。

で、そのまま帰れば良いのに欲が出てもう一軒行ってしまいました。

いやあ。最近まったく体重が減らないのです。増える一方です。過去最高を更新し続けてます。

なぜなら、代謝が減ったのに、食が細ったのに、よせばいいのにこのように食べてしまうからなのです。

うどんは別腹。でもカロリーは無情に蓄積します。

まあそれはそれとして。。

同じ狭山市の「多寿満」。

狭山市役所のすぐ近く。

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初訪問。

いやあ、ここはねえ、うどんを食べ歩くようになってすぐに店の存在は認知していたのだけれども、訪問するのが今更になってしまった。

立派な県道の細い脇道にありながらも、この外観ゆえ県道を車で進んでいてもよく目立つ。

しかし同時にこのなんというか実にワイルド&ディープな外観。

おせじにも美味しそうと感じることが出来ず、いつも後回しになってしまって今に至ってしまった。

単純に結論を言うと、まったくもって自分の誤解でした。

実にしっかりきっちり旨い武蔵野うどんでした。いやあ、今さらながらの反省。

店頭の極大ゴシック体で書かれた手打ちうどん「350円」。実に魅力的価格。

「農林61号で造る」のコピーは、いやあ、うどんマニアの自分は実にそそられる。が、一般的はなんのことかはわからない気もしないでもない。

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手打ちうどん「350円」は「もりうどん」の価格ですね。

すでに「ふみ」でたらふく食べてきた自分はこれでも良かったはずなんだけども、やっぱり武蔵野のうどんらしく「肉汁(きのこ)うどん」を注文。

ところで開店時間である12時を過ぎても一向に店が開く様子がなく。よもや臨時休業かと思ってたところに常連とおぼしき人達が構わず突入していったのを見て、続いて店に入った。

どうやら外注発注のうどんが大量に入っていて店を開けなかったらしい。「時間かかりますけど良いですか?」と聞かれて当然「良いです」と返答。

席は一階のカウンターと二階のテーブル席、カウンター席。

一階は数席しかなくて、先に入った常連でいっぱいになってたので二階に案内される。

壁際にぐるりとカウンター、中央にテーブル。なかなかおもしろい空間。不思議と落ち着く雰囲気。

店外の印象同様、一階も二階もごっちゃりしてて昭和な雰囲気ながらもきちんと整っています。

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そんなこんなで最初の言葉通りだいぶ時間がたったのちうどん到着。

白っぽいけども農林61号の地粉なのは間違いないのだろう。しっかり密度感のあるまったくもって武蔵野うどん。

つけ汁は甘め。椀にたっぷりと。きのこもたっぷり。武蔵野うどんでは少数派の玉ねぎもたっぷり。いやあ色々誤解していたこの店、しっかりと旨い武蔵野うどんでした。

1)蕎麦の切れ端が乗ってました。メニューにないけど蕎麦もやってるのかな??一切れだけだけどこれも密度感のあるいい感じの田舎蕎麦だった。

2)肉汁きのこうどんを食べたんだけど、きのこはたっぷりながらも肉が見当たらず。そういうつけ汁なのかな?いや間違えただけかなと思いつつ、まいっかおいしいし、と食べてました。そしたら途中で女将さんがあわててやってきて、「肉を入れ忘れましたっ」って。追加で肉の入った肉汁を持ってきてくれました。なんというか申し訳ない。忙しいところに無理やり入ってしまったので。。

3)女将さんと若い女性(娘さん?)で切り盛りしてました。年季の入った武蔵野うどんの店で若い女性も珍しい。この点も自分の先入観を覆されました。気さくで明るい女性達でした。

いやあ、武蔵野うどんらしくアットホームで良いお店であることを今さらながら知った次第です。おわり。

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隣はボクシングジム。同一の敷地内。こちらもディープ。

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左が県道、右が脇道。これを少し入ったところ。


手打ちうどん 多寿満

埼玉県狭山市入間川1-15-8

TEL:04-2953-6785


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