とんがらし@水道橋(路麺(関東))
前回からほぼひと月くらい開いてしまった。年も明けてしばらく経ってしまった。あけましておめでとうは遅すぎるか。
でもって2015年、まだうどん食べてないのです。
しばらくうどん食べに行く頻度は減る見込み。
記事の更新頻度はも少し上げていきたいけど、過去訪問店からの内容が続くかもです。
そんなわけで新年一回目は軽くジャブ的に。
路麺の有名店、水道橋の「とんがらし」。
自分はだいぶ前に一度行ったきり、しばらくぶりの二回目。行ったのは2014年11月かな。
前回は昼ど真ん中に行ってしまってなんとも慌ただしく食べてしまって印象薄になってしまっていた。
今回は昼を少し過ぎた小雨降る晩秋の訪問。
それでも店内の注文口から店外まで続く行列。
路麺店なので蕎麦もあるが、もちろん自分はうどん。なんだけどここには「ひもかわ」もある。ひもかわとは埼玉の桐生における幅広で薄い一反木綿のようなぺろぺろーっとしたうどんの一種なのだが、東京路麺店におけるひもかわはどちらかと言うと「きしめん」にちかい印象。幅は本来のひもかわほどは広くなく厚さもそこそこあるという印象。今回はその「ひもかわ」を注文するわけだが、果たしてその印象通りきしめん的な肉厚の平麺であった。
で、これ。
「玉ねぎ天ひもかわ」
「ひもかわ」はこの写真では確認できない。
丼の表面全面をハラリと揚がった肉厚のたまねぎ天が覆い尽くす。
(しいたけは注文口のカウンターに置かれている無料トッピング)
ひもかわにはたどり着けないので玉ねぎ天から一口。
旨い。
それもそのはず。
行列の先頭の一人が注文すると、その都度に天ぷらを揚げる。
つまり注文ごとに天ぷらを揚げているのだ。
初老の旦那が天ぷらを揚げる、女将は注文取り&注文品の仕上げ&品出し。
このやりとりが心地よい。
品出しまで時間がかかるのはしかしこのシステムゆえに覚悟。そのおかげで旨い天ぷらが堪能できる。
さて。
揚げたてアツアツの玉ねぎ天はファサーっとパラっとカラッと。肉厚ジューシーで実に旨い。
そして、ひと通り玉ねぎ天を堪能した後にようやくたどりついた「ひもかわ」ももっちりと小麦の密度感のあるタイプ。十分うまい。
路麺店ではあるが「天ぷら」にかなり特化している。しかしもちろんベースの「路麺」もしっかり東京旧来のものであって満足。
と、再訪にして確認できた。
とんがらし
東京都千代田区三崎町3-2-10
03-3234-1610
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