[閉店]福助@御徒町(甘味処のうどん)
また武蔵野うどんからは大きく離れまして。
アメ横の喧噪から少し離れて、
上野松坂屋の裏通りに甘味処「福助」は静かに佇んでいた。
年を取ってきてこの頃、洋菓子よりも和菓子に惹かれる。
そして、今まで気付いてこなかったが、甘味処には軽い食事メニューも結構置いてあるんですね。
ここ上野(というか御徒町)の福助は甘味だけでなく、うどんも人気であるとのこと。
注文は食券制。入り口で購入する。
低めの机の席に着き、しばし待つ。
席は7割方埋まっているが、満席ではなく静かで落ち着いた雰囲気。
あとから入ってきた客と店主との会話を横耳で聞くに、昭和3年創業、以来ずっと同じ場所で営業しているとのこと。店内に漂う静かな空気は、歴史の賜だ。
人気メニュー「福助うどん」は蓋付きの小さめの丼に入って登場。
蓋を開けるとしかしぎっしりうどんが詰まっている。うずらの卵も可愛らしい。
小振りの焼き餅も2個入っていて、見た目以上のボリュームがある。
うどんは厚めの平麺。もっちりしていて、密度の濃いしっかりしたうどん。旨い。
汁はまさに東京のうどんの汁。少し甘め。緑も鮮やかな茹でたほうれん草も乗っている。天かすも乗っている。
やっぱり自分のうどんの原点は、こういった東京のうどんなんだなぁ。しみじみ旨い。(そば屋じゃなくて、甘味処で食べたのは初めてだけど。。)
「福助うどん」売り切れの節はお許し下さい、と書いてある。
「白玉冷やしあずき」
うどんを堪能したあとは、当然甘いものを。
子供の頃からあずきは大好きだが、最近になってからあずきは良さがさらに分かる。
冷やしあずきはさっぱりしてて、皮もほとんど感じないくらい柔らかくて、おいしかった。俵型の白玉もつるつるでもちもちでおいしかったです。
福助
東京都台東区上野3-28-5
TEL:03-3831-9385
さて、せっかくここまで来たからには、少しだけ歩いた近くにある「うさぎや」へ。
ここは何と言ってもどら焼き。はっきり言って、大好きです。
皮はもっちもちのふっわふわ、あんこはしっとりなめらかで、初めて食べた時は衝撃的な旨さであった。そして何度食べても感動的に旨い。間違いなくおすすめ。買ってからなるべく早めに食べましょう。買い立てに近いほど旨いです。
のれん分けの店が阿佐ヶ谷と日本橋にもあって、阿佐ヶ谷の店は家からも近い。はちみつの風味が上野のうさぎやよりあります。
日本橋店のどら焼きは上野店のどら焼きよりも旨いという人も多いようです。しかし、土日休み。残念ながら未訪。平日のハードルは高いがいつか食べたい。
では今日はこの辺で。
Eg-Blogどら焼き店でした。。
おすすめ記事
- PREV
- むぎ一@東大和市(武蔵野うどん)[閉店]
- NEXT
- 饂飩くろさわ@麻布十番(カレーうどん)
Comment
自分も不思議に思ってたんですよ
埼玉だと甘味屋さんのメニュー
多くのお店にきしめんがあるんです(何処でも同じかな)
ずっと前から食べてみたいと思ってました
きしめんがメニューにある甘味屋さんも多いようですね。また今度別の店でもうどんやきしめんを食べてみます。(甘いものを食べたいだけ、という噂も。。)