がもううどん(2)@坂出市(讃岐うどん)
何やら片田舎のローカル駅。
鴨川駅とあるが、千葉ではない。
駅を出て、散りかけた桜の咲く川の土手沿いの道を進み、脇道に入りさらに進むとやがてうどん屋。
並んでる。
がもううどんだ。
いつのことだったかすっかり忘れたが、2007年4月7日の午前9時半、私は香川県坂出市の「がもううどん」でうどんを待つ行列に加わっていた。(いつだったか、しっかり分かってるわけだが)
いゃ、まあ、前回の讃岐探訪のように気合いの入った讃岐うどんツアーというわけではなく、まぁ、なんとなくついでがあったので讃岐で讃岐うどんを喰ったったのである。(ついでに讃岐に行ける用事があるというのも意味不明なわけだが特に説明はしないのだ)
いずれにせよ、讃岐の地を再び踏むことが出来、真っ先に向かった場所はがもううどん」。思い返してみると、「がもううどん」が今のところマイベスト讃岐うどん店@香川県だったからである。
あの時感じた感想は今持って同じか、確かめてみたかった。
行列は出来ているが、列の進みは速い。
たちまち店に入り、大釜の横でうどんを茹でる店主に「あったかいの」を注文。
うどんを丼に受け取り先に進み、前回食べれなかった天ぷらのトッピングを含めた料金を支払い、天ぷらをとり、かけ出汁を鍋からすくってうどんにかけ、店の外に飛び出し、屋外でうどんを食す。うまー。
あぁ、やっぱり旨いぞ、がもう。
前回はもっとふわっと柔らかかった印象があったが、今回はふわっとはしておらず、しかし伸びやかなコシと適度な固さを併せ持つ、讃岐的讃岐うどんであった。
今日言いたかったのはここのところである。
がもうのうどんは、東京で食べる固コシ伸び無い系の東京的讃岐うどんとは違い、しなやかに伸びる感じのコシを持つうどんであったのだ。
再訪したがもうにて、あらためて東京の讃岐うどんと讃岐の讃岐の讃岐うどんの違いを実感したのであった。
そして「がもううどん」のうどんはやはり抜群に旨いのであった。さらに出汁もやはり抜群に旨かったのだ。
がもううどん
香川県坂出市加茂町420-3
TEL:0877-48-0409
この場所、前回訪れた時は田んぼ(か麦畑)だったのだが、駐車場となっていた。
駐車場を広くするよりも、屋外でいいから、座って食べれる席を充実させるべきだと思うのだが、こんな事思うのは自分だけだろうか。
まぁ、秘境的興味でもって、がもううどんの存在価値があるというのなら今のままでも良いだろうが、外で立って丼を片手で持ってうどんを食すのは、さすがに純粋にうどんを味わうという観点からするとどうかと思うが、どうだろうか。まぁ、いいか。
犬にうどんを投げてやる客がいて、それを食す犬がいる。
さすがにこんな光景は、香川でしか見たこと無い。
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