讃岐うどん 白庵@大阪市(讃岐うどん(関西))
データベースの更新失敗により再建中ですが、ちょっとその前に新規投稿。
それはそうとして、せっかくだからブログのベースを変えてみたら今風なすっきり外観にできて、すこし若返ったのではないだろうかと自己満足中。
でもって大阪のうどんに戻りまして、神崎川という駅ちかくにある白庵という大阪讃岐うどんのお店を。
実のところ、こうした大阪系讃岐うどんのお店はどこも旨い。間違いない。
そんな中でも頭一つ秀でてる店もあって、この店もそのうちの一つに入ると思う。
宮武系のメニューを引き継ぐ「ひやひや」「あつあつ」という中に「ひやあつ」があった。
冷たい麺に熱い汁、ということだが普段はまず食べない。そもそも本場讃岐以外ではまず見ない。
でも本場では割と通が食べている印象。すなわち麺は冷たく腰を楽しみ、汁はあったかく出汁のうまさを堪能するということだと思っている。
自分が食べない理由は、熱いなら熱々で、冷たいならキンキンに冷たく食べたいという思いからで、「ひやあつ」にするとどうしても全体が「ぬるく」なってしまうのが嫌だったからだが、今回はこの讃岐以外では珍しい「ひやあつ」をせっかくなので注文してみた。
(蛇足ながら「宮武」ではメニューに「あつひや」もあったが、さすがにこれは宮武系以外の店では見たことがない。麺が熱く汁が冷たい。んー、メリットはあまりかんじないよねー)
そしてこの店の「ひやあつ」はこれである。
正直びっくりした。
麺と汁が別々に盛られてこようとは。
うーむなるほど、これは「ひやあつ」の欠点である「ぬるい」感じをやわらげるためのアイデアではないだろうか。
冷たい麺を熱い汁に最初から混ぜるのではなく、食べる分だけ汁につけて食べることでなるべく汁のあったかさも維持するという。
確かに最初から汁がかけられているよりも汁の熱さは維持しているように感じられました。
さすが大阪、別の地の食文化をただ持ってくるだけではないところが大阪の良さの一つだと思います。
なんにせよ、うどん自体もさすがに旨い。
少しもっちりしてて麺の表面が軽く粘り気のある、食べごたえのあるタイプの讃岐うどん。
これまで「伸びる」系の大阪讃岐うどんには多く出会ってきたが、ここはそれらとはちょっと違う感じ。
大阪の讃岐うどんも本場にたがわず多様性があって、うーむとうなってしまう。
多分に漏れずおいしい大阪讃岐うどんでした。
讃岐うどん 白庵
大阪府大阪市淀川区新高6-12-7
TEL:06-7656-5292
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