きくや@東村山市(武蔵野うどん)
武蔵野うどんである。
って、讃岐うどん@香川のレポはどうしたー?
いやだってね、約20店も讃岐うどん記事続けたら飽きてしまうのだ(自分が)。それに讃岐うどん記事は巷にあふれかえってて面白みに欠けるだろう、というのもある。
ということで讃岐うどん@香川と交代交替で、ネタが余りまくっている関東うどん記事をやることにしたので、よろしこお願いします。
思えば私のうどんマニアへの道は武蔵野うどんによって開かれたのだ。
そのくせにかなり長いこと武蔵野うどんについて書いていない。そしてだ。何にでもここは押さえておかないと、というポイント(うどん店)があるわけだ。讃岐うどんで言えば前日の「山越」や「谷川米穀店」などだ。
今回の武蔵野うどんで言えば、かなり以前にやった「小島屋」がある。しかしもう一つのポイント店「きくや」については記事にしていなかった。これはいかんだろう。そういうことで、前日の讃岐うどん代表格「山越」に対抗しまして、武蔵野うどん代表格「きくや」なのだ。
「きくや」は武蔵野うどんの聖地、東村山市に2店あり、さらに隣の所沢市にも1店ある。そして超有名店だ。正直、どこぞで紹介されていて有名なのか知らないのだが、行列の出来る人気店なのだ。今回は(消防署のそばと良く表現される)廻田町店だ。
行列嫌いなのでピークの時間帯をはずしたが、それでも店内は満員。おばちゃんがたくさん働いていて活気がある。そして特に有名なのが独特のメニューだ。基本的に肉汁うどんなのだが、うどんの玉数で注文することになっている。LとかLLとかあって、その上は3L、4L・・・となっていく。この3L以上の注文は「スリー」とか「フォー」とか英語で読んで注文する、という初めての人にはちょっとどきどきする注文の仕方なのだ。慣れない客に対するこの敷居の高さは、讃岐うどんのセルフに通ずるものがある。
ところがだ、ネットや本の記事に上記のように「スリー」だ「フォー」だと書いてあるので、初めて「きくや」に行った時にどきどきしながら「天付き肉汁のスリー」なんて具合で注文したらばだ。店のおばちゃん曰く、「さんえるね(3L)」だって。つまりは、かっこつけて英語で注文する必要特に無しなのだ。←ココ重要。初めて「きくや」に行く方、上記のメニューは普通に日本語読みの注文で、特に問題ないです。
そんなこんなで、天ぷらの乗った肉汁うどん。
武蔵野うどんの超絶スタンダード。薬味にわさびはちょっと変わっている。茹でたほうれん草は武蔵野うどんの特徴だ。うどんはつるつるしこしこ、クリーム色で地粉だろう。つるつるっと食べれる「きくや」のうどん、武蔵野うどんフリークになるなら、押さえておかなければの店なのです。
きくや
東京都東村山市廻田町2-12-13
TEL:0423-94-9141
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Comment
こんばんは。吉田のうどんレポで
お世話になったルックです。
実は!今、時間があるので、知る人ぞ知る武蔵野うどんとやつを食べに行きました。
千葉から、埼玉まで一般道で3時間。。きくやを目指して。
私が言ったのは東村山駅前のきくやでした。最後の麺だったのでラッキーというか、危なかった・・・
美味しくいただきました!ここは、噂に聞くほど硬い麺ではなかったかな?
どもどもです。
吉田のうどん、武蔵野うどんに限らず、世のうどん屋は昼のみ営業、それも早い時間に店じまいという店が大多数なのですね。。
武蔵野うどんは「硬い」というのとはちょっと違うかな?
デンプン質のしっかりしたうどんと言う感じかと。
これからもよろしくお願いします。