中村@丸亀市(讃岐うどん)の旅(18)
はたまた香川に戻りまして。
「なかむら」の次は「中村」。
漢字のこちらは、本家「なかむら」の主人の弟がやっているらしい。
本家とは違い、こちらは町中にある。マンション?テナントビル?の1階にあり、店内も小綺麗でOSHAREだ。
話によると、この「中村」のうどんも「なかむら」のあの特色のある、もにもに食感のうどんとのこと。であれば、つい先ほど「なかむら」で食べたばかりのかけうどんを食べるのも芸がない。
てことで、何となく食べたなった釜玉を注文。席でうどん待つ。
しばし待つ。
うどん出てくる。
この店は、ほぼ一般店だがネギやダシやショウガなどは自分の好きなものを、大きなカウンターにあるものを自分で好きなように入れることが出来る。さすがに「なかむら」のように自分でネギを刻んだりすることはないが、様々なものを自由にトッピング出来る当たり、究極のセルフ「なかむら」を継承していると言える。
さて釜玉。
つやつやてかてかしていて、実にうまーそう。
ダシを加えることも出来るが、ここはシンプルにダシしょう油をたらりとたらす。
食す。
どひゃー!
これは、うまーい!
香川の旅、2日目は完全に当たり日だ。
初日の「山越」では(もちろん美味しいのだが)ひっくり返るほどではなかった釜玉であったが、この「中村」の釜玉はまさにひっくり返るほどの旨さであった。
卵が良い卵なのかも知れない。あるいは卵に加わった熱が絶妙なのかも知れない。
とにかく卵がうまー。コクと香りと味が、かつて食べたことのある釜玉と比べて、レベルが完全に違っていた。
独特のもにもに食感のうどんもまた、釜玉によく似合う。
何となく注文した釜玉であったが、後で調べると、「中村」では釜玉が一番人気らしい。この味であればそりゃそうだ。下調べ不十分だったのに、釜玉にありつけたのはまさに幸運。結果オーライではあるが、よかったよかった。
釜玉の底力を知った「中村」でありました。。
中村
香川県丸亀市土器町東9-283
TEL:0877-21-6477
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Comment
ここの釜玉を知らずして讃岐うどんを語る事なかれ。ちなみにおいしさの秘密は「麺」と「おっちゃんの仕切り」です。
返信遅くなりました。
「やお」の釜玉また食べたいなぁ。。
香川は遠いなぁ。。
2年も前のことか、月日の経つのは早いなぁ。。