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心晴@神田(どきどきうどん)

遅ればせながら神田の九州肉うどんの店に行ってきた。

いわゆる北九州小倉のどきどきうどんだ。

※どきどきうどんが何だかさっぱりのかたは、以下のリンクの自分のどきどきうどんの記事をさらっと読んでいただきたいと思うのです。

http://udon.eg-page.com/?cat=17

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神田の駅近く、ビルの一階一角にこじんまりとあった。

厨房もカウンターもこじんまり。カウンターは数人でいっぱいになりそう。表に小さなテーブルもある。

形態としては路麺店だが、ここでのジャンルは「どきどきうどん」としておく。

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店が出来た当初は肉うどん(並)250円だったらしいが、自分が行った2014年5月末時では350円。それにしても十二分に安い。

とろろ芋うどんがあるところはさらっと九州うどんっぽい。

トッピングに高菜があるけど九州でも高菜をうどんに入れるところは見たことないなあ。分かりやすい九州的トッピングというところだろか。

自分の注文はなにはともあれ肉うどん。

やっぱりここはどきどきうどんの店だろうからこれを食べなければ。


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肉はほほ肉ではなくて牛すじでいいのかな?店主に聞いてはいません。

肉は小さめ、量も本場よりは少ないけど、神田のこの地でこの値段で出すには妥当かと。

すりおろしショウガは最初から入っている。どきどきうどんに付き物の旨辛い惣菜類がないのはやや残念。

しかし見た目はこのとおりきっちりどきどきうどんだ。

食す。

うどんはゆで麺だけれどもやや小麦がみっちりしてるタイプ。路麺の麺としては自分の好み。

色黒いどきどきうどんらしい汁はしっかり肉の出汁が聞いて、醤油もほんのり甘くてきっちりどきどきうどんしてる。

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粗切りの唐辛子はたっぷり入れ放題。これも実にらしい。入れすぎ注意!!の文字の通りもちろんたっぷり入れたらものすごく辛い。辛党の自分はたっぷり入れるんだけれども。

ということで東京神田のどきどきうどんは、しっかり小倉の肉うどんでした。

と、ここまで自分は「どきどきうどん」の名前を使ってきたけれども、お店的にはまったく「どきどきうどん」とは呼称していません。小倉肉うどんとさえ言わない。それもまた好感。商業主義でどきどきうどんとか小倉肉うどんを声高に語って小倉の肉うどんをいたずらに弄ぶ系とはまったく違ううどん屋さんでした。それは確か。

近隣のビジネスマンたちが店には入らないものの、入れ替わり立ち代りやってきて、しきりに店主に話しかけていた。すっかりこのビジネス街に溶け込み馴染んでいるのだろう。良いお店です。


心晴

東京都千代田区神田紺屋町29

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