吉見うどん@富士見台(東京のうどん)
このところバカみたいに連日更新してます。さすがに今日はやめとこうと思ったけどまだまだストックもあるし書いてみるかなと思いました。
練馬区富士見台の吉見うどん。
武蔵野を期待する場所だし、きっとうどん文化もあった場所だろうけど、武蔵野うどんの店というにはやっぱり違うかな。肉汁うどんとかないし、つけ麺推し、ということでもない。でもここにうどん屋があるというのは武蔵野うどんの流れなのだとは思う。とすれば最も都心に近い昔からの武蔵野うどん店という事にはなるだろう。
例によって炎天下をチャリ。
車を捨てて人力でうどん屋を巡るのはしかし新たな楽しみ。道中見える景色は車の比ではないし。
ちなみに真ん中の赤いのがマイチャリンコ。
壁にかかるメニューは都内の昔ながらのそば屋のメニュー表的。
今回初訪問ではなくて、前回はかけ系のメニューを頼んでしまったので、今回は「武蔵野」らしく、もりうどんを注文。初老の夫婦が店内を元気に切り盛りしてて、注文取りはおかみさん。うどんを打つのと茹でるのはご主人かな。
単なる盛りうどんだけど賑やかだ。
夏らしくさわやかなガラスの陽気にワカメ、ほうれん草、大根おろし、切り胡麻。これにとっくりのつけ汁を投入するのかな。別皿で薬味の刻みネギ、それから天かす。漬け物も付いてて、たくあんときゅうり。そしてざるにででーんとうどんが盛られている。
うどんはほんのりクリーム色、ほぼ白色。中太麺はワイルドな切り口でいかにも手打ちうどん。
食す。
小麦が密なガッツリ噛みごたえのあるうどん。キリリと締められたうどんはしかし適度な弾力があって冷たいつけ汁に付けて食べると実に旨い。賑やかな薬味たちもうどんの味を引き立てる。なるほど、これはうまいうどんだ。冬に食べたかけ系のうどんも旨かったけど、武蔵野うどんに慣れたこの身には、このつけ麺うどんがやっぱり身にしみて旨い。
武蔵野うどんかどうとかどうでも構わない。地元に根ざした旨いうどん屋だ。
つけ汁を割って飲むようにそば湯(?)も持ってきてくれた。そば湯って聞いた気がするけど今思うとそばはメニューにはない。
ともかくも満足の完食後、つけ汁を割って飲んでさらに満足。
今度は釜揚げとか食べてみたいな。
↓以下、前回訪問時の写真、2012年1月。
とり南蛮。
店入ってすぐ左に麺打ち所があります。
これは今回の写真。
富士見台の商店街をちょっと脇に入ったとこにある。
このね、手前の隣の「肴家まこと」っていう居酒屋も何気なく調べてみたら実に旨そうだな。。
吉見うどん
東京都練馬区富士見台2-17-19
TEL:03-3926-7633
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