きよたうどん@久留米市(福岡のうどん)
過去記事を元に戻してるところですが新規記事も。
・・・・・・・・・・キリトリ・・・・・・・・・・
昨年末、大阪から車で九州へうどん探訪へ行っていた。
福岡は久留米市。
自分のツボにはまった立花うどんがある地。
今回、立花うどんも再訪してその旨さはきっちり再確認してきた。
やわらかいけどただやわらかいだけではないしっかりしたうどんに、旨い汁(すめ)。
繰り返し述べてきたが福岡九州はラーメンだけではなく、きっちりうどんの国。立花うどんはその一つの完成系。
そして今回の「きよたうどん」
こちらもまた相当に旨い店であった。
このどでかい看板。
上の税理士事務所の看板も負けじとどでかい。
久留米人の気骨を感じる。
そして福岡うどんの定番、ごぼ天うどんを注文。
福岡うどんにおいてごぼう天と並ぶ定番、丸天はほとんど食べてないな・・・
おー、実にみごとなごぼう天。
福岡のうどんにごぼう天はなくてはならないもので、しかしそのかたちは店によってさまざま。
ささがきだったり、千切りだったり。
こちらは薄切りだったが、こんなに見事なごぼう天は初めて。
平たく大きい薄切りごぼうがきれいに並べられて円を描いている。
そのままの形状で揚げられている。美しい。
天ぷらから食べ始めるなんてあまりないが、ごぼう天を一口。
一つの薄切りごぼうがきれいにはがれる。
実に程よく揚げられている。香ばしくうまみがあって、衣もほろ軽く。
うどんに期待が膨らむ。
うどん。
やや。
ややや。
これは旨い。
九州うどんらしく柔らかいんだけど、細めのうどんなんだけど、すばらしく伸びがある。
これはすごいなあ。
香川讃岐の中村みたいに伸びのある麺なんだけど、讃岐うどんじゃない。しっかり福岡のうどん。
白くほろ柔らかく、それなのにどこまでも伸びがある。なんだこれは。すごい。
そして汁(すめ)もめっちゃうまい。優しいけど香る出汁。具、うどん、汁の三位一体。
これは稀有なうどんだ。それぞれが旨いし一体になってさらにうまい、こういううどんは実はあまりない。
かまぼこのワンポイントも効いてて彩りもあざやか、見た目も美しい。
薬味のゆず胡椒。福岡九州のうどんにはなくてはならないもの。
少し入れてさらに味わい深い味に。
ごぼ天に乗せて食べても旨い。旨辛い。
いやー、こんなうどん屋がしれっと存在してる久留米はやはりただものではない。
他にも自分の知らぬ良いうどん屋がきっとたくさんあるのだろう。いいなあ。
九州のうどん屋の平均値の高さにびっくりさせられる。
しかし、いかんせん九州はやっぱり遠い。それが残念。
きよたうどん
福岡県久留米市長門石4-2-9
TEL:0942-35-1450
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Comment
自己レスだけど、過去にコメントで久留米のうどん屋さんを紹介してくれてる方がいました。残念ながらすっかり失念していたため、今回は訪問できず。次の機会があればきっと行くためにここに移しておこう。
「三九郎うどん」「たけ屋」「あづみうどん」を紹介していただいておりました。
「きよたうどん」おいしそうですね。
久留米といえば、西鉄久留米駅東口の「久留米荘」のうどんも独特で面白いですよ。
ダシでうどんを煮込みます。
昭和23年創業だそうです。
どもども、コメントありがとうございます。
久留米の久留米荘、実ははじめて久留米を訪れたときに行ってはいたのですが、ここでずっと記事にしていませんでした。特に出汁が濁るほどこってりでオンリーワンのうどんだったのを覚えています。あれは出汁で煮込まれていたのですね。記憶をたよりになってしまいますが、いずれ記事にしたいと思います。