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小縣屋@まんのう町(讃岐うどん)の旅(10)

では香川。(これだけやってもまだ1日目も終わらない。ちょっと息切れ状態。。)

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再び一般店は「小縣屋」。しかし讃岐うどんも元々はこうした一般店が普通だったということなのだ。

そしてこの「小縣屋」はあることで有名。

そのあることとは、今や讃岐うどんの代名詞ともいうべきメニュー「しょうゆうどん」の元祖であると言うことが1つ。うどんに詳しくない人も「讃岐うどんは、うどんにしょう油だけをかけて食べることがある」ということは知っているようだ。(自分も始めはそうだったが、今時点では、基本は「かけ」だと思っているが。)

しかし、よりインパクトのあるもう一つの「小縣屋」の特徴がこれだ。

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「しょうゆうどん」を頼むといきなり出てくる大根おろしと大根。つまりはうどんが出てくるまでの間、自分で大根をおろすと言うことだ。このことを知らない人を連れて行けば、びっくりさせられること請け合いだ。うわさでは大根一本まるまる出てくるとのことだったが、この時は切った大根だった。大人数で行くと1本出てくるのだろうか。

(にしてもコレまでに紹介してきたようなマニアック系の店に先に行ってしまうと、ショウガなんかは自分でするのが当たり前なので、小縣屋のインパクトが下がってしまうので注意が必要だ(>_<)。。)

しかしショウガをするのに比べて大根をおろすのは、けっこうな作業量だ。

↓ここまですって疲れたので、作業終了。ちょっと残った大根の切れ端をかじってお茶をすすり、うどんを待つ。

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うどん出てくる。

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丼の底に水がたまっているが、大根のせてしょう油かけてかき混ぜて食べる際に、ちょうど良い味で食べられるようにするためらしい(と書いてあるのをどこかのサイトで見たことがある)

うん。コシもしっかり、とてもおいしいです。

しょう油だけかけて食べる。そばやラーメンではとても真似できない。

「しょうゆうどん=讃岐うどんの代表メニュー」と考えるのは明らかに間違いなのだが、一般的な認識ではそう捉えられることも多い。そうした意外性に興味をひかれるのだ。小縣屋の「しょうゆうどん」は、大根を自分でおろすそのスタイルも含め、「うどん」の楽しさを一般にアピールできる貴重な存在だと思う。


小縣屋

香川県仲多度郡まんのう町吉野1298-2

TEL:0877-79-2262


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