さくらごはん@武蔵野市(武蔵野うどん)
武蔵野市役所に来ました。かなり立派な庁舎。
武蔵野市民ではないです。うどん目的。
入口に武蔵野地粉うどんのノボリ。
武蔵野市はいつの頃からだったか、地場食としてのうどんを推している。
参加店は多いけどほとんどが蕎麦店。武蔵野うどんを薦めるようにになってあとから武蔵野うどんも作るようになった、というふうに感じたためそれらの店には自分は行ったことがない。(焼き鳥のいせやでうどん出してた時は行ったけど)
市役所の食堂が先春リニューアルし「さくらごはん」という名前でオープンしたらしい。
真新しい食堂は庁舎の最上階8階角地にあってさんさんと光が差し込み、広々と開放的。
種々のランチ定食メニューが並ぶが目的は肉汁、武蔵野地粉うどん。
こうした公共施設の食堂や社食によくあるシステム、盆を取りセルフでカウンターを進んでいく。
最初に「うどん」であることを伝えると、先に進みうどんを受け取る。
「うどん」には小鉢二品が付く。沢山の種類がある中から自由に二品をセレクトする。
煮付けやサラダやもろもろたくさんあって迷うが、ひじきとサラダをチョイス。
最後にお金を支払い水など汲みつつ席につく。
この窓際の展望席が自分的ベスト。
8階の広く開けたカウンター席沿いに広がる武蔵野の眺望。差し込む冬の日差しはほのかに暖かく心地よい。
まあそんなわけで。
盆の上はなかなか賑やかだ。これで600円はお得感がある。
小鉢のサラダにはドレッシングが別皿で付く。左の青菜の小鉢はうどんに付いてくるいわゆる「糧」(ゆで野菜)だ。
今回は菜の花にキャベツ。さわやかだ。
うどんは灰褐色でいかにもな武蔵野うどん。中太麺。つややかで良い見た目。
さらにはふすま入り。細かいつぶつぶがある。
そしてつけ汁に入る豚肉は分厚い。
見た目申し分なし。
食す。
うん、旨い。
市役所の食堂の一品ではなく、普通に武蔵野うどん屋のメニューであっても全く遜色ない、というか上級。
固からず柔らかからずの、しかししっかり噛みしめる系のうどんはジューシーな肉と共に咀嚼してさらに旨い。
早春を先取りする「糧」もつけ汁に加えればさらに旨さを増す。
市役所の食堂らしからぬなかなか気合の入った一品だった。
役所はじめ、公共施設の食堂は他にも公園とか競馬場とか色々面白そうなところがたくさんある。
今後もっとそういうところも抑えていけたらな、と思うのです。
市役所のトイメンにある体育館も相当に立派。陸上競技場含む総合的スポーツ施設。こんなのあるの知らなかったな。
足は自宅からチャリ。
道中に残る武蔵野の風景。
こうした光景には武蔵野の息吹がしっかりと伝わる。間違いなく武蔵野文化。だからこその武蔵野市の武蔵野うどん活動。
武蔵野市には他の武蔵野うどん地域のようには専門の武蔵野うどん店は見られない(自分の知らない店はあるのかも、だけど)。武蔵野うどんを推してはいるけどもしかし「そば屋」のうどん、ということで後回しにしてきた武蔵野市の武蔵野うどん。だけどもきっちり食べてきたほうが良いのかな、と思いました。
さくらごはん
東京都武蔵野市緑町2-2-28
TEL:0422-56-8191
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Comment
これはまたありがたい情報です。
市役所の食堂で旨いうどんが食べられるのは景色も含め良いですねえ。
実家に寄りがてら行ってみます。でも土日は休みですかね。
市内の蕎麦屋のうどん数件食べましたがなかなかでしたよ。
のぶぱさま、どもどもです。
さすがに市役所なので土日休のようですね。
平日の天気の良い日に是非。春には桜並木も一望できるよう。他のランチメニューも美味しそうです。
武蔵野市のそば屋さんでの武蔵野うどんもちゃんと行ってみたいと思います。